安住紳一郎 利根川水系9ダム・10月になると貯水率が大きく下がる理由を語る

安住紳一郎 利根川水系9ダム・10月になると貯水率が大きく下がる理由を語る 安住紳一郎の日曜天国

安住紳一郎さんが2023年10月8日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で利根川水系9ダムの貯水率についてトーク。10月に入ると貯水率の数字が大きく下がる理由について、話していました。

(安住紳一郎)ねえ。ちょっと雨が多くなりそうですね。そして……もうダムの貯水量などを発表してるところはどこもないと思いますが(笑)。

(中澤有美子)どうなんだろう?

(安住紳一郎)それで利根川水系9ダム、貯水率が49%ということで。「あら? 減っている」っていう風に心配になった方は「あらら、素人」ということになってしまいます。もう、この番組を聞いてらっしゃる方はダムの貯水率に関してはね、ちょっと一家言あるという方が多いですよね。10月に入りますと、ダムの貯水量自体が増えますよね。分母が増えるって話はしませんでした?

(中澤有美子)この辺で「満」とするっていう基準が上がるんでしたっけ?

夏の期間はダムに入れる貯水量をセーブしている

(安住紳一郎)そうです、そうです。ちょうど夏の時期は台風などが来て、一気に降水量が増えた時にはダムでしっかりとどめなくちゃいけないんで。元々、入れる量をセーブしてるんですよね。なので、貯水量は変わってないんだけれども、秋になりますと、たくさん入れることができるということで。その余分な分を全部普段の貯水量に使えるということになりますので、ぐんと下がるんですよね。「49%」と大きく減ったように見えますが、平均に比べると95%となっていて、状況が変わらないっていうことですよね。まあ夏の渇水、これで何とか乗り切ったということができるのではないでしょうか?

(中澤有美子)はい。

(安住紳一郎)で、神奈川の4ダムに関しましては、神奈川は本当にダム長者で。どんなに夏の渇水時期でも、なかなか水が枯れないことで有名ですが。現在の神奈川4ダムの貯水率は94%。「あら? えっ? ここに来て、どういうこと? 神奈川は洪水期が終わっても94って、どういうこと?」って思った方はまたこれ、素人。ねえ。神奈川4ダムの洪水期は10月15日までなので、10月15日を過ぎたデータから、グンと下がるっていうことですね。

(中澤有美子)そうなんだ!

神奈川4ダムは洪水期が違う

(安住紳一郎)いやー、難しい! なんかいろんなこと言われちゃった。うん。ねえ。いろいろありますね。

(中澤有美子)そうなんですね。覚えるべき、ですね? はい(笑)。

(安住紳一郎)いや、覚えなくてもいいかも。ねえ(笑)。そうね。でも、なんかこの洪水期のところは分母を減らすっていうね。元々、貯める量を減らすっていう。制限値を下に下げるっていうことは覚えておいてもいいかもしれませんね。

(中澤有美子)承知しました。

<書き起こしおわり>

安住紳一郎 2023年7月末の関東のダムの貯水率を語る
安住紳一郎さんが2023年7月30日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で2023年7月末時点の関東のダムの貯水率について話していました。
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