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安住紳一郎 第19回みうらじゅん賞授賞を語る

安住紳一郎 第19回みうらじゅん賞授賞を語る 安住紳一郎の日曜天国
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みうらじゅんさんがTBSラジオ『日曜天国』に出演。第19回みうらじゅん賞で安住紳一郎さんがボブ・ディランなどと並んで受賞した話をしていました。

(安住紳一郎)さて、真面目な話をひとつ。実は、不肖私、安住紳一郎が第19回みうらじゅん賞を昨年の年末、12月に授賞いたしまして……(笑)。

(みうら・中澤)おめでとうございます!

(安住紳一郎)その授賞式、実はインターネットの動画サイトGYAO! で生放送されていまして。私は出席はしていないんですが、その授賞式の録音がありますので、お聞きいただきたいと思います。司会は安齋肇さんです。

<授賞式音源スタート>

(安齋肇)それでは、まいりましょう。第19回みうらじゅん賞、1人目の授賞者は……安住紳一郎殿!

(みうらじゅん)やったー!(笑)。

(安齋肇)なんでですか?

(みうらじゅん)いや、俺ね、今年はじめにね、ある街でばったり安住さんに会ったんですよ。それがね、安住さん、家の近所だったんでしょう。もうほとんどノーガード。もう安住さんと気がつかないぐらいな、フェロモンゼロな感じで歩かれていて。トイレットペーパーを持っていたかな? 大きいやつ。「みうらさん!」って言われて、「おおっ?」っと。はじめ、気がつかないぐらい。

(安齋肇)えっ? それが授賞の理由ですか?

(みうらじゅん)まあ、そこも1個あって。この方ね、新人アナウンサーの時に……98年とかじゃないかな? TBSの『はなまるマーケット』で俺、この頃は崖ブームで。崖っぷちに立っていろいろ見るっていうのを、こんな「崖」って書いた和服を着て行っていたところのアシスタントっていうか、司会をやってくれて。

(安齋肇)はい。

(みうらじゅん)二泊三日で新潟から山口県まで、ロケバスで行ったんですよ。で、途中で山で脱輪したりして。もう2人でえらい目にあったりしたんですけど。まあ、ちっともこのスタンスを変えてらっしゃらないし。

(安齋肇)それと、やっぱり普段のトイレットペーパーを持っているというその姿。

(みうらじゅん)そのギャップですね。それがグッと今年、来ましたね。

<音源おわり>

(安住紳一郎)(笑)。という受賞理由で栄えある第19回みうらじゅん賞を私、授賞いたしました。

(中澤有美子)ねえ。すごいよろこんでらっしゃったですよね。

(みうらじゅん)同時受賞がボブ・ディランさんでしたね。

(中澤有美子)かの(笑)。

(安住紳一郎)そうなんですよ(笑)。

(みうらじゅん)あの方もノーベルと同時受賞でね、去年は。大喜びされてたと聞いております。ええ。

(安住紳一郎)(笑)。ボブ・ディランと同時に私、いただいたんですよ。

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ボブ・ディランと同期

(みうらじゅん)まあ、言わば同期ですよね。同期と言ってもいいわけですから。

(中澤有美子)本当だ!

(安住紳一郎)そうなんですよ(笑)。まだ私が本当に毛の生えたてのころにみうらさんと一緒に『いい崖だしてるツアー』っていう撮影に連れ出していただきまして。本当にあの時に吸収したものが私の放送人としての完全なる礎になっているんですよね。

(みうらじゅん)まあ、バスは脱輪するっていう戒めもありますよね。

(安住紳一郎)いや、本当に大変でしたよね。まだインターネットもカーナビもない時代に、東京から……クボマツさんっていうドライバーなんですけども、ハイエース。ワゴン車を運転してもらって行ったんですけど、あまりにも行程がぐちゃぐちゃで。道がわからなくて、もう大変で。夜中、乗っているマネージャーのウスイさんとかも熟睡している状態でクボマツさん1人で運転していて。で、田んぼ道みたいなところで脱輪したんですよ。その時に乗っている全員、8人ぐらいいたんですけど、関わりたくないと思って全員が狸寝入りを決め込むっていう(笑)。

(中澤有美子)(笑)

(みうらじゅん)そうなんですよ(笑)。やっぱりほら、なかったことにしたかったんですよね。そんなことは。

(安住紳一郎)その撮影自体もみんなやめたい、逃げ出したいっていう気持ちになって。で、脱輪したけど知らねえよっていうような気持ちになって。人間って怖いですね。全員が狸寝入りしたんですよ。で、ドライバーのクボマツさんが降りて1人でうんうんうんうんやったり、スコップでガサガサやっているのは聞こえるんだけど、みんなずーっと寝たふりをしていて(笑)。

(みうらじゅん)(笑)

(安住紳一郎)それでなんとか動き始めて、夜中の1時、2時ぐらいになってようやくホテルのある街の舗装道路に出始めた頃に、シーン……としている車内でみうらじゅんさんが一言、「脱輪した件にみんな、触れようか?」って(笑)。

(みうらじゅん)そうなんですよね。「もうそろそろ触れてもいい。話は熟した」と思ったんでしょうね。みんな、もう口火を切ったように脱輪の話をしましたよね。その後に。「怖かった」とか。

(安住紳一郎)そうそうそう!(笑)。

(中澤有美子)「怖かった」(笑)。

(安住紳一郎)みんな、贖罪のように、そっから急にしゃべりだして。「ですよね!」みたいな(笑)。

(みうらじゅん)それでなんか、焼肉みたいなのを食べたんですよね。みんなで美味しいご飯を食べて。ねえ。いい話しましたよね。

(安住紳一郎)(笑)

(みうらじゅん)やっぱり危険なことはなかったことにしたいっていう、やっぱり戒めがありましたよね。

(安住紳一郎)戒め、ありましたね(笑)。そんな感じでね、ぐちゃぐちゃになりながらも何かを作り出すっていうスタイルをみうらさんから教えていただきましたね。

(みうらじゅん)いやいや、俺がわざわざ脱輪までは仕込んだわけでないので。

(安住紳一郎)みうらさんも崖先生っていう体裁だから、背中に大きく「崖」って背番号を貼った、なんか白い……。

(みうらじゅん)演歌の人みたいなので「崖」って書いてあるのを自分が発案してしまったんですよ。で、真夏のロケだっていうのを僕、忘れていて。結構分厚い生地で、金襴緞子みたいな着物なんですよ、それ。で、俺背中に「崖」って書いたやつ。安住さんも蝶ネクタイでもうタキシードを着てるんですよ。めちゃくちゃ暑かったですよね?

(安住紳一郎)そうですよね。で、シャワーも入らず、着替えもないもんですから……。

(みうらじゅん)もう、本当ですよ。臭かったですよね?

(安住紳一郎)崖先生とか着物が汚くなっちゃって(笑)。

(みうらじゅん)汚かったです。白かったですからね。

(安住紳一郎)そうですよね。ドロとかついちゃって。すごい行く先々で嫌がられたりなんかして(笑)。

(みうらじゅん)そうですよね。で、行く先々の土産物屋さんで「どっかの映画研究会か?」まで言われて。TBSで行ってるんですけどね、大学の映画研究会がなんか来ているみたいな。

(安住紳一郎)そうです。嫌がられたんですよ。

(みうらじゅん)そうですよね。

(中澤有美子)素人感が出ていたわけですね。

(みうらじゅん)そうですね。

(安住紳一郎)(笑)

<書き起こしおわり>

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