オードリー若林さんが2023年7月29日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で東京ドームライブの看板を見に東京ドームまで行った際の模様を紹介。周辺にいたラジオリスナーたちと話をする中で気づいたことについて、話していました。
(若林正恭)まさかトークゾーン前にそんなことをやられると思わなかったけど……俺、もうびっくりしたよ。
(春日俊彰)いやいや、そこまで、別にさ、詰めてはいないじゃん? 「行ったの?」とかは言ってないわけじゃん? 「私は行った」っていうことを言っただけで。
(若林正恭)でも、その「行った」っていう話をしてるだけで、俺がトークゾーンで何も言わずにしゃべり始めたら「えっ、若林さんも行っていたのに……」っていう感じになるだろう? 東京ドームのコーナーのところでしゃべらなかったら。その結果、俺は本当恥ずかしいよ。東京ドームライブのロードトゥ東京ドームっていうコーナーでアンダーヘアの話だけして。そんなの本当に「腕がない」と思われるよ。舟崎に。
(春日俊彰)なるほど(笑)。
(若林正恭)「なんだ、このパーソナリティー。腕ねえな」って思われるだろう?(笑)。「大丈夫か、ドームライブ?」って。
(春日俊彰)もっとうまいことできただろうって。苦し紛れでアンダーヘアっていうね(笑)。もっとうまいこと、回避できたんじゃないかって。
(若林正恭)これはでもちょっと、これはアンダーヘアを書きに行きます。
(春日俊彰)「書きに行く」って、どういうこと?
(若林正恭)看板に書きに行きます(笑)。
(春日俊彰)どういうこと? 私のっていうこと? マジックとかで?(笑)。
(若林正恭)罰として(笑)。
(春日俊彰)それ、嫌だなー。ちょっと恥ずかしいな(笑)。
(若林正恭)そうだね。まあまあ、それで……だからもう「7月いっぱい(で掲出終了)」っていうのは聞いてたから。「東京ドームに看板を出してくれるなんて、人生でないぞ」と。
(春日俊彰)いや、本当よ。デカデカとね。
(若林正恭)「これはもう、絶対に見に行こう」と思っていたら、あれよあれよという間に日にちが過ぎていって。「この日に見に行こう」っていうことで、自転車でね、行ったんですけどね。で、YouTubeを栗ちゃんとハリヤマさんもいて。岡田もいて。でもなんか、感動したいからさ。なんかプロポーズパターンみたいなことで、下を向いて歩いて。一番いい見栄えのところで「ここです」って言って。そこで顔を上げますっていうことで。で、ずっと下を向いて歩いて。しばらく歩いて。「まだ?」「もうちょっとです。もうちょっとですね。ここがいいかな?」っていうことで。岡田が「ここです!」って言って顔をぱっと上げたら……看板がすごい遠くだったの。
(春日俊彰)ええっ?
(若林正恭)なんか橋みたいなの、あるじゃん? わかる? 上で。向こう岸みたいになっているじゃん? で、俺は看板の真下に連れていってもらって。見上げたらドン!っていうのを想像していたから。「顔を上げてください」っって言われたら、その橋を挟んで向こうに看板があったから。
(春日俊彰)ああ、だから若林さんは遊園地側にいたっていうこと?
(若林正恭)そうなんだよ。「ここ、遠くねえか? 看板の真下がよかったな」「いや、ここだと東京ドームも込みで見えるから、いいと思いまして」って言われちゃって。「まあ、そうか。俺が言ってないの、よくないよな。まあ、剃毛だな」っつって(笑)。
(春日俊彰)いや、厳しいな! えっ、じゃあ今、ないってこと? 剃されてよると? 岡田マネージャーは。
(若林正恭)その場でね(笑)。
(春日俊彰)その場でって……捕まるよ、その場だと。
(若林正恭)でも、グッズとして出しますから。ちゃんと、筆にして。
(春日俊彰)そんなさ、赤子のさ、はじめて切った髪じゃないんだからさ(笑)。岡田のはじめての剃毛筆?(笑)。いらないよ、そんなの(笑)。
(若林正恭)まあ、それでも感動して。「すごいことだな」と、実感が湧いてくるっていうか。ドームも見えてるからさ。で、真下に行ったら、やっぱり大きいね。真下に行くと。大きかったでしょう?
デカい看板に感動
(春日俊彰)デカい! たしかに「見やすい」っていうと……すごいデカいから。見やすさでいうと、ちょっと離れた方がね、いいかもしれない。迫力はやっぱり真下の方がもちろんあるけど。
(若林正恭)そうだね。でも真下に行ったら行ったで「ドーム、見えるじゃねえか」みたいな。ちょっとなんか、嫌なムードになって(笑)。で、「これ、見に来てる人、いるのかな?」とか言って。で、「ちょっと歩いてみようか」みたいな話になったのよ。それなんかあれ、YouTubeのカメラを持ってるからなんだろうな。「なんかやってる」っていうことで、話しかけられるね。
で、「写真撮ってください」って。あれ、だいたい何だろうな? なんか、ラジオ聞いてる人の感じと聞いてない人の感じって、やっぱりなんか違いあるじゃん? わかるもんで。ラジオ聞いてない人は「若林だ(笑)」みたいな。なんかちょっとあれるよね。
(春日俊彰)はいはいはい。
(若林正恭)で、「写真撮ってください」とかっていうので写真を撮ったりしていたら、「正直、ラジオを聞いてない人と写真を撮るの、めんどくせえな」と思って。その、何の得もないからさ。それでドーム公演に来てくれるわけじゃないし。
(春日俊彰)まあ、そうだね。わかるよ。非常にわかるよ。
(若林正恭)でもなんか、言う人は言うよね。「顔を指されたくて芸能人になったんだから、文句言うな」みたいな。でも俺は、嫌で。写真を撮っていて……「これ、あれだな。ラジオを聞いてるかどうか、確認して。聞いてない人と写真を撮るのは、やめよう」ってなって。
(春日俊彰)フハハハハハハハハッ! ああ、そのチームでね? まあ、だから撮影もあるしね。やることもあるし。キリがないからね。
(若林正恭)だって、ドームライブに来てくれる、ラジオを聞いてますっていう人と写真を撮ったら、来てくれる率は高まると思うのよ。その人は。俺はそれが目標だから。その、困るわけよ。「『スクール革命!』だけ見てます」みたいな人と写真を撮るのは。
(春日俊彰)まあまあ、そうだね。ちょっと違いはあるよね。正直。
(若林正恭)こっちに得がないんだから。それで歩いていて。なんかね、10代の男の子が「若林さん! あの、写真を撮らせてもらえますか?」って。でも、そこはモードがあるから。「あれ、オールナイトニッポン……ラジオ、聞いてくれてる?」って聞いたの。そしたら、「あ、はぁい……」って。
(春日俊彰)聞いてないじゃん(笑)。
(若林正恭)あれ、俺は『警察24時』を見ていて、「よくあんな職質で怪しいって。いけないものを持ってるのがわかるな」って思っていたけど……わかるね。
(春日俊彰)ああ、やっぱりその瞬間的な?
(若林正恭)挙動不審。「ラジオ、聞いてる?」「あ、ええっ……はぁい」って。目も泳いじゃって。
(春日俊彰)ああ、聞いてないね。
(若林正恭)「うん?」って言って。俺。「聞いてないね?」「いや、聞いてます、聞いてます。本当に、聞いてます」「本当? 聞いてない人と写真、撮らないのよ。決めたのよ、さっき」って言ったの。そしたら「聞いてます! 本当に聞いてます」って言うから。「えっ?」「彼女! 彼女の方が、聞いてます」って。彼女と来ていて。「彼女の方が聞いてます」って言うんだよ。茨城の10代のカップルで。
「えっ、彼女、聞いてる?」って。ちょっと離れたところで、柱のところで恥ずかしそうにしていたんだけど。「聞いてる?」って。でも、距離を空けてのもおかしいのよ。聞いてる方なのに。そしたら「✕」を出されて。「聞いてないじゃん!」っつって。
(春日俊彰)あれ? なんでそっちに渡したわけ?
(若林正恭)「いや、まあまあ……毎週は聞いてないんですけど」みたいになって。「君は聞いてないよね?」「いや、聞いてます」「じゃあ、この間のスペシャルウィーク、何をやった?」って。そしたら「あの……ちょっと会えた衝撃で、飛んじゃいました」って言われて。「ああ、聞いてないね。谷口の会社からお送りしたのよ」って言ったら「ああ、『谷』までは出てたんすけど……」って(笑)。
(春日俊彰)そんなわけねえだろ? 「谷」まで出て「口」が出ないってことはないじゃない?(笑)。
(若林正恭)それで「まあいいわ。面白いから写真を撮ろう」ってなって。で、一緒に写真を撮って。「ラジオ、聞いてね。たぶん今週、君のことしゃべるから」っつって(笑)。「ちょっ、やった、嬉しい! マジっすか?」「うん。たぶんしゃべる」っつって。で、「ドームライブも来てよ。ラジオ聞いてさ」「はい、行きます!」「本当ね?」みたいな感じで。でも、そういう人がね、本当に茨城のあの子、もしこれを聞いてたら、ちょっとメールちょうだいよ。
(春日俊彰)ああ、「自分です」と。
(若林正恭)で、今週から聞き始めてドームライブに来てくれたら、それは嬉しいじゃない?
(春日俊彰)まあ、そうか。新規というか。
(若林正恭)あ、ラジオネームは「茨城の嘘つき」にしてよ?
(春日俊彰)ちょっとだから、もうちょっと細かい情報をさ、書いてもらって。今ね、話した以上のことをね。
(若林正恭)ああ、合っているかどうか。
(春日俊彰)若林さんとのやり取りでもいいし、自分の服装とかさ。わかるようにさ。
(若林正恭)で、それを撮ってさ。「逆にありがとうね。トークになるから」みたいな。で、「これ、いい感じだからクイズを出していこう。『この間、スペシャルウィークで何をやった?』は一番いいかもしれない」っつって。
(春日俊彰)なるへそ。声をかけてくれた人に。
クイズ「スペシャルウィークで何をやった?」
(若林正恭)で、「なんか焼きそばとか、食べたいな。売ってないかな?」っつって歩いていて。そしたら遠くに黒のリトルトゥースシャツの2人が見えたの。「あれ? Tシャツじゃん?」「ああ、そうだ、そうだ」って。近づいていったら、向こうも「おおっ!」ってびっくりしていて。
あれ、最初は「この人、リトルトゥースかな?」と思って俺の顔を見てびっくりしてくれる感じね。そしたらね、中学生の男の子とお父さん。親子で聞いているっていう。で、「福岡から今日、息子の夏休みで東京に来て。『そういえば看板があるね。あれを見て帰ろうか』ってたまたま来たら……いやー、縁がありますね」とか言って。「なんで聞き始めてくれたんですか?」って聞いたら「キューバの本で」って。で、息子さんもキューバの本を読んでくれていて。「ありがとうございます」って。写真を撮って。
それで、やっぱり聞いたよね。「この間のスペシャルウィーク、何やったかわかりますか?」って。「えっと……あの、若林さんのトークで好きなのはいっぱいあるんですけど」って。で、たぶんなんだけど、あれはネットで聞いてるね。結構。だから「今週」っていうか、曜日とかもアトランダムに聞いてるから。で、本当に全然ね、スペシャルウィークを答えられない!
(春日俊彰)フハハハハハハハハッ! ああ、そんな、リトルトゥースTシャツを着ていても?
(若林正恭)着ていても。それでお父さんが「ついに」っていうことを言ったね。「あの、通常回の方が好きで……」って。
(春日俊彰)スペシャルウィークじゃなくて? ああ、そう?(笑)。
(若林正恭)「これ、スペシャルの意味あるのか?」って岡ちゃんとなっちゃって。「俺たちだけが『谷口の会社からお送り!』とか言っているけれども、『通常回の方がいいんだけどな』の連続なのかもしれない……」って。これ、ねえ。あれは『マネー・ショート』っていう映画だったっけな? ブラッド・ピットの映画。リーマン・ショックを映画化したやつで、俺がすごい好きな映画なんだけど。
それで、リーマンショックが起こる直前。まだ起こってない時に「あれ? なんかおかしいぞ?」みたいになって。「サブプライムローンで家を買った人たちの現地にちょっと見に行こうぜ」ってなるの。ブラッド・ピットとかが。で、家を買った人たちのところへ行くのよ。そしたらさ、4人が歩いていて、家に住んでいる人がいないの。なんか、リビングが荒れていて。夜逃げしたみたいな家の連続を現地に行って、目の当たりにして。「これはリーマンショック、起きるな」って確信をするシーンがあるんだよ。俺、そのシーンがすごい好きで。足を運んでみるっていう。
(春日俊彰)なるへそ。実際にね。
(若林正恭)それで俺も今回、看板を見に行っていろんなリトルトゥースをしゃべったけど、スペシャルウィークショック、起きるぞ。これ。
(春日俊彰)あれ? いなかった? 「いや、スペシャルウィークがもう毎回、待ち遠しくて!」みたいなのは。