ランジャタイ国崎『ガキの使い』七変化・469万円美術品購入でガチで無一文になった話

ランジャタイ国崎『ガキの使い』七変化・469万円美術品購入でガチで無一文になった話 オールナイトニッポン

(国崎和也)その感じの空気? 僕は僕びっくりしたんですけど。あなた、鬼みたいな顔で僕のこと、見てなかったですか?

(伊藤幸司)いや、僕は唇を噛みしめて。血が出るぐらい耐えてましたから。

(国崎和也)なんで唇を血が出るまで?

(伊藤幸司)相方が最初に笑うって、なんか違うんですよ。空気づくりみたいな……。

(国崎和也)でも言ったら、相方の門出じゃない? 七変化の門出で、なにを唇を血が出るぐらい噛みしめて?

(伊藤幸司)「ガキメンバー、まだ笑ってないよ?(グググッ)」みたいな。俺が最初はちょっとおかしいから。

(国崎和也)「笑ってないよ?」って。で、あれは3回ぐらいやって切り上げて、みたいな。2回目やって、3回目やって。で、そこのオブジェのところがあって。その例のオブジェたちが出てきて。で、バーッてやっていくんだけど、すごいのがね、トラブルが起きて。本当はそこで、子供とまず遊ぶんですよ。ワーッて子供と会議室に入ってきて。そこで遊んでいたら、途中で美術商の人が「国崎さん、お待たせしました」って。来て。「オブジェを買います」ってなって、支払いでクレジットカードを通してね。で、スマホの画面で僕の全財産の額が映って。それでカードを通して「確定」って押したら、それがゼロになって購入完了っていうボケだったんですけど。そこがもうさ、カードが通らなくて。何かのトラブル、エラーで。

(伊藤幸司)なんかね、それはもう生もんですからね。

(国崎和也)そうよ。やっぱり笑いって生もんだから。「こんなもん、どうするんや?」と思いながら。「ええっ、どうしよう?」と思ったらさ、リハの段階でその子供たちがずっと親身に言ってくれていたんだよ。「やめなよ」「お兄ちゃん、やめた方がいいよ」って。オブジェを指さしてさ。「なに、これ?」みたいな。

(伊藤幸司)子供ですからね(笑)。

(国崎和也)「石に穴、空いてるじゃん。お兄ちゃん、こんなの欲しい? 石に穴が空いているよ?」って。

(伊藤幸司)全財産、使おうとしてるからね。

(国崎和也)「なんなの、お兄ちゃん。あと1個、見て。これ、ぺしゃんこ。ぺしゃんこで光ってるの、いらないじゃん。やめなよ、お兄ちゃんの全財産でしょう? やめて、なんか美味しいのとか食べた方がいいよ!」とかずっと言ってくれてて。「大丈夫。でもね、おじさん、これ使うから」「やめなよ……」って言っていて。で、その本番になって、そこでバーッてカードをやった時に、本当に通らない。「うわっ、終わった……」と思ったら、この左側にいた男の子、ユウタくんっていうんですけど。その子が本当に天然で「よかったじゃん!」って言って(笑)。

(伊藤幸司)フハハハハハハハハッ! あれでね、みんな笑って。

(国崎和也)あれでみんな、ドカン!ってなって。あんなハプニング笑い、あるんだなって。「よかったじゃん!」って言ってくれて(笑)。

(伊藤幸司)心からの一言ですよね。

ユウタくんの「よかったじゃん!」でハプニング笑い

(国崎和也)そうそう。むちゃくちゃ嬉しいですよね。本当はあの後、いろいろとあったんですけども。それはちょっと、私のmixiの方でやってますので。

(伊藤幸司)ああ、そこで全部書く?

(国崎和也)私、mixiやってます。

(伊藤幸司)それ、本当にやってるんですか? いつも言ってるけど。

(国崎和也)やってます。皆さん、mixiやってます。ごめんなさい。これ、告知です。mixiやってます。足跡だけ、お願いします。といったわけでね……。

(伊藤幸司)僕もね、浜ちゃんの横で見れましたから。

(国崎和也)ああ、どうでした?

(伊藤幸司):まず最初、だってダウンタウンに挟まれたじゃん? 「はー!」ってならなかった? ランジャタイが挟まれて。

(国崎和也)もう一生ないじゃない? 本当に。

(伊藤幸司)とにかく、ずっと幸せでしたね。

(国崎和也)松ちゃん、間近で見ました?

(伊藤幸司)見ましたよ。

(国崎和也)でっかいキン消しだった!

(伊藤幸司)そんなことはないです(笑)。

(国崎和也)本当に……でっかいキン消しでしたよ。

(伊藤幸司)後光がさしてましたよ。

(国崎和也)後光キン消しでした。

(伊藤幸司)後光キン消しではないです。

(国崎和也)だって見ました? 胸板。軽トラの前ぐらい、ありましたよ?

(伊藤幸司)まあ、あったかもね。それぐらい……。

(国崎和也)「ブゥーンッ!」って言ってましたよ?

(伊藤幸司)「ブゥーンッ!」とは言ってないです!

(国崎和也)なんでそこで怒った? なんでそこでカチンと来るの? 「『ブゥーンッ!』とは言ってないです!」って。

(伊藤幸司)やめてください。僕の松ちゃんを……。

(国崎和也)お前の松ちゃんじゃないよ(笑)。

(伊藤幸司)僕、でも本とか渡しましたから。

(国崎和也)えっ、松ちゃんに?

(伊藤幸司)全員に渡しました。

(国崎和也)本当に? えっ、『激ヤバ』っていう本を? 書きましたよね?

(伊藤幸司)書いて、渡しまして。

(国崎和也)メンバーさんに?

(伊藤幸司)メンバーさんにも。浜ちゃん、松ちゃんにも。もう愛の告白みたいになっちゃいました。本当に。もうなんか、「大好きです!」みたいな。顔を赤らめてパパッと、ご挨拶してすぐ走って逃げるぐらいの。「これ、読んでください」みたいな。

(国崎和也)でも、いいですね。夢が叶って……でしょう? 七変化をやっていて、入った時は会話、ないじゃないですか。出た後にみんな、何回か笑ってるとかあったんですけども。あれ、なんて言ってたんだろう?って思って。あのオブジェの時は松ちゃん、なんて言ってました? そこらへん。

(伊藤幸司)ああ、でも買えなくて。で、一瞬「これ、どっちなんかな?」みたいな感じになっていて。

(国崎和也)ああ、全員が?

(伊藤幸司)「ここまで全部、狙い通りなんかな?」みたいになりかけた時に松ちゃんが「いや、これは本当に買うつもりやったんやろう」って。そこで一気にみんな「ああっ!」って。もうすぐ、全部作ってくれてましたもん。正しい流れというか。すぐ、全部をわかってくださっていて。

(国崎和也)早すぎない?

(伊藤幸司)早い! それしかないことを、すぐに言う! 全部、毎回。一瞬で。

瞬時に全てを理解した松本人志

(国崎和也)すごいよね。前、松本さんとあと、大悟さん。いるじゃないですか。千鳥さん。ピン芸人の。ピン芸人の千鳥さん。千鳥大悟さん。

(伊藤幸司)ピン芸人ではない。ノブさんと大悟さん。

(国崎和也)誰ですか?

(伊藤幸司)ノブさんっていう。

(国崎和也)知らんな……。

(伊藤幸司)知らないわけないでしょう? 散々お世話なってますからね。大悟さんとノブさんで。

(国崎和也)大悟さんに「ご飯、行こう」って。

(伊藤幸司)毎回……ノブさんにもそれ、やりますもんね? いい加減、ぶん殴られますよ? 今はまだね、優しく突っ込んでくださるけど。「オラァッ!」ってなりますよ? 最終的には。

(国崎和也)で、大悟さんにこの間、呼ばれて。で、ご飯に行ったら、個室のところだったんすけど。そこに松本さんがいて。「うわーっ!」ってなって。それが初対面ですよ。「いやっ、すごい。松ちゃん! いや、キン消し!」ってなったんですよ。

(伊藤幸司)それは、やめてください(笑)。

(国崎和也)でも、なんかね、わかんない。ちょっと見間違いかもしんないけど。松ちゃんの肘ついてるテーブル、汚れてたんですけど。ちょっと消えてたよ?

(伊藤幸司)腕で消してないから(笑)。キン消しじゃないから。

(国崎和也)「消してんねん」って言っていたよ?

(伊藤幸司)いや、言ってないでしょう? ちゃんと黒くなっていた? 消しカスも出てた?

(国崎和也)本当だよ? 本当なんだから。

(伊藤幸司)嘘です! やめてください。本当に。

(国崎和也)でもその時に、お寿司を取ってくれて。松ちゃん、むちゃくちゃ優しくて。「もう食べ、食べ」って言って。僕が「ありがとうございます」って。その時に、まあ悪い癖で。「松ちゃん、僕が一言もしゃべらず帰ったら、なんて思うんだろう?と思って(笑)。

(伊藤幸司)悪いの、出ましたね。あなた、いろいろモードがありますもんね。

(国崎和也)たぶん今まで、いろんな後輩さんを見てきたじゃない? いろんな後輩たちがたぶん……「ごっつとか、どうだったんですか?」とか、いろいろ聞きたいじゃない? こちらでむちゃくちゃ聞きたいことがある。それも全部我慢して。「最初から最後まで、ただただ寿司を食べて帰ったら、松ちゃんなんて思うんだろう?」と思っちゃって。で、それをやってた時に、醤油皿が僕の肘のところにあって。その醤油皿を肘でガーンッ!ってやっちゃったの。そしたら醤油皿がスコーン!って落ちるじゃないですか。その落ちた時、もうスローですよ? スローの時に松ちゃんがその醤油皿を指さして「俺は忘れへんで! お前が醤油皿をこぼしたことを一生!」って。これ、早すぎない?(笑)。

(伊藤幸司)もう、その瞬間に、醤油皿を指さして。

(国崎和也)その瞬間。落ちていく瞬間よ。「俺は一生忘れへんで。お前が醤油皿をこぼしたことを!」って。すごすぎるって!

(伊藤幸司)神!

(国崎和也)神(笑)。もう、あれはびっくりしちゃった。まっつーん!って。

(伊藤幸司)なっちゃうよね。松ちゃん、まっつん、浜ちゃんって。本当、そうね。

(国崎和也)ちょっとすごいですね。びっくりしました。でも、やっぱりあなたも夢のような時間だったでしょう?

(伊藤幸司)いや、もうずっと夢のような。

(国崎和也)どうでした?

(伊藤幸司)いや、あなたのでみんな、笑っていて。誇らしかったですよ。

(国崎和也)ありがたいですよ。もう田中さんが全部、笑ってくれたじゃないですか。田中さんだけ異常に高笑いしてくれてて。

(伊藤幸司)浜ちゃんもね、めっちゃ笑ってくださっていて。

(国崎和也)田中さん、スポンサーぐらい笑ってくれた。僕のスポンサーだったっけ?っていうぐらい(笑)。

(伊藤幸司)そんなことはないですよ。フラットにね、皆さん。

(国崎和也)フラットに見てくれて。

(伊藤幸司)で、あの1000円って皆さん、自腹なんですね。

(国崎和也)えっ、あれ、そうなの?

(伊藤幸司)そうそう。ちゃんとガチの。

(国崎和也)そうなんだ? じゃあ、本当にみんな、震える手でってこと?

(伊藤幸司)いや、皆さん、一緒ですから。

(国崎和也)ああ、そうか。持ってるか。

(伊藤幸司)いや、「持っている」とかではないんですけど。

(国崎和也)いや、もう上がりでしょう?

(伊藤幸司)お金は……もうお金とかじゃないから。

(国崎和也)誰が? 全員?

(伊藤幸司)お金でやってる芸人、いないでしょう? 誰もね。

(国崎和也)まあ、そうね。だから、お金がないんですよ。

(伊藤幸司)ああ、あなたね。

(国崎和也)勘弁してください。勘弁だけ、してください……。

(伊藤幸司)これからね、ガンガン。

(国崎和也)そうですね。いろいろ稼いでやろうと思います。ありがとうございます。うん。

(中略)

(国崎和也)先ほども言いましたけども。ガキ使さん、本当にお世話なりました。

(伊藤幸司)もう素晴らしい作品がね。

(国崎和也)なんか、聞いた話ですけど。僕のだけで1000万以上、使ったらしいですよ?

(伊藤幸司)ええっ? 1000万?

(国崎和也)大赤字です(笑)。

ランジャタイ国崎の七変化:1000万以上

(伊藤幸司)大赤字? あの回、あなたのせいで? まあ、わかんない。それ以上の収益、あるんですかね。ガキ使は。

(国崎和也)ないと思いますよ?

(伊藤幸司)あの回に限っては? じゃあ、M-1の賞金ぐらい、使ったっていうこと?

(国崎和也)使いました。

(伊藤幸司)優勝もしていないのに?

(国崎和也)スタッフさんが言ってました。「国崎さんね、1000万、使ってます」って(笑)。

(伊藤幸司)恐ろしい男ですね!(笑)。

(国崎和也)いや、僕もびっくりしました。本当にありがとうございますっていうことを伝えたくて。お世話になりました。本当にありがとうございます。

(伊藤幸司)今後とも、いろんなね。

(国崎和也)ガキ使さん、私もあなたの作品のひとつです。ありがとうございます。

(伊藤幸司)赤塚先生。

(国崎和也)赤塚先生(笑)。

<書き起こしおわり>

ナイツ塙と安藤なつ ランジャタイ国崎の『ガキの使い』七変化の衝撃を語る
ナイツ塙さんと安藤なつさんが2023年9月13日放送のニッポン放送『ナイツ ザ・ラジオショー』の中で『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』で放送されたランジャタイ国崎さんの七変化について話していました。
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