ランジャタイ国崎『ガキの使い』七変化・469万円美術品購入でガチで無一文になった話

ランジャタイ国崎『ガキの使い』七変化・469万円美術品購入でガチで無一文になった話 オールナイトニッポン

ランジャタイ国崎さんが2023年9月14日放送のニッポン放送『ランジャタイのオールナイトニッポンX』の中で『ガキの使いやあらへんで』の七変化のネタで469万円分の美術品をガチで全財産をはたいて購入し、貯金ゼロの無一文になったため生活が困窮気味であることを話していました。

(国崎和也)だから最近で言うと、私は七変化の方に。

(伊藤幸司)素晴らしい。ガキの使い。ずっと見てた。

(国崎和也)子供の頃からずっと見ていた七変化。ここで松ちゃん、浜ちゃんですよ。ダウンタウンと呼ばせていただきます。ダウンタウンくんはやっぱり……。

(伊藤幸司)「ダウンタウンくん」? ダウンタウンくんはちょっとおかしいんじゃない? ダウンタウンの方がいいんじゃない?

(国崎和也)ダウンタウンさんか。ダウンタウンさんの番組に出れる!ってなって。たぶんね、1ヶ月前ぐらいに来たんですよ。「七変化、どうですか?」「絶対やります!」って。もう、すぐに返答ですよ。「やりますっ!」みたいな。

(伊藤幸司)すごい早さで。

(国崎和也)同時で。

(伊藤幸司)同時? 「やりますか?」。

(国崎和也)「やりますっ!」。

(伊藤幸司)「やりま……」。

(国崎和也)「やりますっ!」って。

(伊藤幸司)「七変化……」。

(国崎和也)「やりますっ!」。それぐらいで。芸人にとってさ、なんていうんでしょう? もうないじゃない? 一生。

(伊藤幸司)そうね。一生に一度、あるかないか。

(国崎和也)世界で一番面白かった瞬間が何回もあって。

(伊藤幸司)我々も何回も見ましたよ。

(国崎和也)あの松本さんね。発想、天才。

(伊藤幸司)ジム・キャリーとか、もう完全に倒してた瞬間が。

(国崎和也)発想。ムキムキ金髪発想。あと、くちびるお化けと。

(伊藤幸司)それは意味がわからないです。

(国崎和也)ムキムキ金髪発想と……。

(伊藤幸司)ムキムキ金髪発想?

(国崎和也)松ちゃんですよ。あと、くちびるお化けさん。

(伊藤幸司)くちびるお化けさん?

(国崎和也)くちびる、はみ出てますよ?

(伊藤幸司)誰ですか?

(国崎和也)くちびるがはみ出て、世界を牛耳っていた……。

(伊藤幸司)「はみ出て、世界を牛耳っていた」? 誰ですか? はみ出たことによって?

(国崎和也)はみ出るか、出ないかの時期、あったじゃない? 浜ちゃんは。

(伊藤幸司)ない。1回もないです。

(国崎和也)はみ出るか、出ないか?って。

(伊藤幸司)そんな時はないです。

(国崎和也)でも、そのダウンタウンさんの番組の七変化っていう、会議室で1人で……もう一変化、二変化、三変化……ってずっとコントっていうかね。笑ったら1000円払う。ダウンタウンさんたちが。ガキ使ファミリーがね。それに呼ばれて。で、会議の段階で「国崎さん、どうします?」って言われて。「何か、やりたいことありますか?」って。その時にね、一応作家さんたちが案みたいなのを持ってきてくれるの。「我々が考えた案です」って。結構分厚いんですよ。「こんなにですか?」って。

(伊藤幸司)熱量が。

(国崎和也)熱量が。でも正直、ダウンタウンさんにその自分のネタを7個見てもらうなんて、ないじゃん?

(伊藤幸司)もう一生に一度。夢の。

(国崎和也)一生に一度、あるかないかだから。「今回だけは、すまん! 本当に申し訳ない。自分のやつを7個、やらせてくれ」って。そしたら快く「いいですよ。どんなのをやりたいんですか?」って聞かれて「これをやりたい、あれをやりたい」って。でも、すごいのは限度がないんですよ。

(伊藤幸司)限度がない?

(国崎和也)「これ、お金かかるぞ?」って。でもそれも「ああ、全然いいです」ってなって、全部やってくれて。

やりたいことを制限なくやらせてくれる

(伊藤幸司)愛の塊みたいな。

(国崎和也)今、なんて言った?

(伊藤幸司)愛の塊みたいな番組。

(国崎和也)なんて?

(伊藤幸司)えっ、愛の塊みたいな……。

(国崎和也)エコーで頼む。それ。

(伊藤幸司)エコー、どうやってやるか、ちょっと知らないけど……(エコーがかかって)愛の塊みたいな番組。

(国崎和也)なんつってんの?

(伊藤幸司)なんなんだよ!(笑)。どういうことだよ? もう、5回ぐらい言ったよ?(笑)。愛の塊ね。

(国崎和也)そう。愛の塊。だから愛ゆえに、みたいなので。「なんなら、あれだな。国崎さんのやりたいことはもう、ちょっとの会議室じゃできないな」とか言い出して。会議室まで作ってくれたんだよ。

(伊藤幸司)どういうこと?

(国崎和也)本当の会議室じゃなくて、ちょっと広く会議室を作り直してくれて。

(伊藤幸司)あなたのそれをやるには、ここだと狭いって?

(国崎和也)そう。「ちょっと無理ですね」ってなって、わざわざ作ってくれて。すごいですよ! それで「やりましょう」ってなって。で、そのボケの1個に……あ、僕、これ冒頭で言い忘れていたんですけども。僕は今、全財産をなくしたんですよ。こんだけ陽気にしゃべってましたけど。今、聞いてる人の誰よりも金、持ってないんですよ。

(伊藤幸司)はしゃいでましたけど?

(国崎和也)こんなはしゃいでましたけど。

(伊藤幸司)さっき、叫んでましたよ?

(国崎和也)叫んでました。「尾田っち! 減らして!」とか言っていたけど(笑)。一文無しが叫んでいて(笑)。

(伊藤幸司)それどころじゃないんだ。まあ「一文無し」って思ったらね、許してくれるかもね。

(国崎和也)そうですよ。一文無しが言ってることですから。

(伊藤幸司)みんな、そうですよ。今、一文無しがしゃべってますから。どうしようもないですよ?

(国崎和也)フフフ(笑)。一文無しが陽気にしゃべってるだけですから(笑)。

(伊藤幸司)「こいつ、なに言ってんだ?」って思ってね。

(国崎和也)「一文無しのバカがよ……」って(笑)。

(伊藤幸司)みんな、いい気分で寝てくださいね。

(国崎和也)皆さん、いい気分で心地よく。これからは、そう。「一文無しがしゃべっている」って思って。

(伊藤幸司)「俺/私は、ある」って。

(国崎和也)「こいつより金、持っている」って。今、本っ当にないのよ。で、だから言ったらあなたから今、ちょっと数万円だけ借りてるじゃないですか。

(伊藤幸司)そうですね。

(国崎和也)「暮らせない……」ってなって。

(伊藤幸司)あの頃のように。

(国崎和也)なかなかないですよ? 細長いパンを握りしめて、自分の部屋でもくもく食べて(笑)。

(伊藤幸司)前はでも、ずっとそうでしたよね?

(国崎和也)そうですよ。見たことない、紙パックのピンクのジュースを……。

(伊藤幸司)ああ、ある!

(国崎和也)あるでしょう? 今、それやってます!(笑)。

(伊藤幸司)量をね、とにかく取りたいからね。

(国崎和也)で、パンを食べた後に、そのピンクのジュースを飲んで腹を膨らますっていう作業を……。

(伊藤幸司)パンが膨らむからね。

(国崎和也)僕、それを今、やってます(笑)。

(伊藤幸司)でも、幸せですか?

(国崎和也)幸せっていうか、ガキの使いの七変化のひとボケで。なんか意味わかんないオブジェ、あるじゃないですか。外国のオブジェみたいな。それを購入するという。「外国のオブジェみたいなやつを全財産分、買いたいんですけど。いいですか?」って会議で言ったら「いいっすね!」って言ってくれて。「おおっ!」ってなるじゃない? 正直、今まで提案しても全部断られてきたんだよ。「どこかのボケで全財産を使いたい」って言ってきたのを。

(伊藤幸司)ああ、いろんな番組でそんなこと、言っていたんだ。

今まで断られ続けてきた全財産を使い果たすボケ

(国崎和也)いろんな番組で言っていたんですよ。「全財産、使いたい!」みたいな。

(伊藤幸司)やばいよ。あなた、ちょっとおかしいんじゃない?

(国崎和也)お前じゃ!(笑)。

(伊藤幸司)いや、僕はすごくまともな人間ですよ?

(国崎和也)あなたですよ。ペットボトルにしょんべんを入れて……(笑)。

(伊藤幸司)もういいんですよ。やめてください?

(国崎和也)ペットボトルにしょんべん入れて生活して!(笑)。

(伊藤幸司)やめてください……(笑)。

(国崎和也)ペットボトル5本分にしょんべん入れて生活して。

(伊藤幸司)ほっといたら中で綺麗な結晶化するから。キラキラ光って、お星さまみたいな。

(国崎和也)そいつが今、聞いてますよ? 聞き手が……皆さん、いいですか? そいつが聞き手で聞いてます。一文無しと、ペットボトルにしょんべんためて生活してるやつが……。

(伊藤幸司)結晶おしっこがね。

(国崎和也)結晶おしっこ(笑)。一文無しと結晶おしっこが(笑)。

(伊藤幸司)どうしようもないラジオです。みんな、大丈夫?(笑)。

(国崎和也)みんなは大丈夫! みんな、ちゃんとトイレにしょんべんして。

(伊藤幸司)それだけで、大丈夫。で、なんですか?

(国崎和也)それで、だから全部の番組で「それはダメです」「ダメです。もう手に負えません。番組が責任持てません」ってなって。「これ、もうダメなんだな」と思っていたら、ガキ使さんの七変化だけが「いいっすね! それもやりましょう!」ってなって。

(伊藤幸司)究極のお笑い番組だ。

(国崎和也)いや、そうですよ。「やったー! じゃあ、これもいいですか? あれも?」「やります。全部やります」ってなって。

(伊藤幸司)わくわくするね!

(国崎和也)だから、全部の案を通してくれるのよ。だから、お金に限度がないんですよ。「ファッ? アアアアアーーーーッ!」って。

(伊藤幸司)それはおかしいけど。なんで叫んだのよ?(笑)。それで?

(国崎和也)だから、限度額がなくて。全部、やってくれて。そのオブジェも……だからね、スタッフさんが持ってきて。海外のサイトから。でも、それもちゃんと許可を取っていて。芸術家さんに「こういう番組で、これをやりたいんですけど、いいですか?」みたいに許可を取って。ちゃんと。それで前日にリハがあったんですよ。全部、通しリハみたいな。7回やるみたいなリハ。そこに行くじゃないですか。で、行ったらガキ使のスタッフがバタバタしてるんですよ。「どうしました?」「あの、国崎さん。ちょっと信じられないんですけど……オブジェたちを見てほしいんです」って言われて。で、オブジェたち。僕が購入したのがUの石に、いっぱい穴を開けました、みたいなやつ(笑)。

(伊藤幸司)ねえ。素晴らしい芸術作品で。

(国崎和也)わからんですよ? 「Uの石、いっぱい貫通させました。136万円です!」みたいなやつ(笑)。136万4000円みたいな。「136万、4000円?」って。

(伊藤幸司)なんか、いっぱいありましたよね?

(国崎和也)いっぱいありました。それがUの石。もう1個のやつがプラスチックの円みたいな。編み編みの円みたいなやつ。それは下にね、なんかボタンがいっぱいついてるんだよ。そこにスイッチをポンって押すと青いライトがパッてなる。それ、112万7000円みたいな。そして、なんていうんですか? 「石をくっつけました。でっかい石たちをくっつけまして、1個のやつにしました。220万5000円!」みたいな。

(伊藤幸司)それ、すごい高いですね。

(国崎和也)高いです。あと、その時に思ったんですよね。「5000円とかって何だ?」って。136万4000円とか……ちょっとよくわかんないんですよ。「4000円、そんなにほしいか?」って(笑)。

(伊藤幸司)そういえば220万のやつ、なんか俺にちょっと似てなかった? これ、聞きたかったのよ。俺に似てるやつ、選んだのかなと思って。

(国崎和也)220万のオブジェが、あなたに似ている?

(伊藤幸司)石のやつ、あったじゃん? 「あっ、俺にちょっと似てる?」って思って。

(国崎和也)いや、そんな結晶しょんべんに似てるわけないじゃん(笑)。結晶しょんべんが思っただけですよ。オブジェを見て「俺に似てる?」みたいな。

(伊藤幸司)「相方思いの罪なやつ」みたいな感じで?

(国崎和也)いや、全然思わなかった。それ、言われるまで気がつかなかったもん。「えっ、そうなの?」みたいな。

(国崎和也)あれね、理由とかめっちゃ書いてあるんですよ。そのオブジェを作った理由みたい。「◯◯の鉱石で」とか。あのオブジェ、すごいよ。「自然に触発されて」ってだけしか書いてなくて。

(伊藤幸司)フハハハハハハハハッ! 究極のインスピレーションだったんだね。パパンッ!って考えたんだね。

(国崎和也)「自然に触発されて。220万5000円です」って(笑)。

(伊藤幸司)石を見てパパパンッ!って浮かんだんだろうね。

(国崎和也)そうよ。ジャキン、ジャキン、ジャキン!って。計469万6000円みたいな。で、それが正直、僕の全財産だったんです。「これをようやく使える!」っていう。「全財産をゼロにする」っていうボケだったんすけども。モニターで映して。で、さっきの話に戻すと、リハに行ったらスタッフさんがバタバタしていて。「国崎さん、オブジェを見てほしい」って言われて。「どうしたんですか?」って言ったら、円のプラスチックのオブジェ、あるじゃないですか。「これ、届いたんですけど……」って見たら、なんかぺしゃんこなんですよ(笑)。

(伊藤幸司)えっ? やばいじゃん!

(国崎和也)オブジェがぺしゃんこで。なにがすごいって、そこにラップを巻いてあるんですよ。っていうことは、郵送途中とかじゃないのよ。郵送途中でぺしゃんこになったなら、わかるじゃんか? もう、わかんない。わかんない。なんかわかんないけど、作者がオブジェをぺしゃんこにして、ラップを巻いて(笑)。だからもう、いかに小さくするか。ゆうパックみたいなので送ってきているんですよ。500円のゆうパックみたいなので(笑)。

(伊藤幸司)ええっ? 作者が?

112万7000円のオブジェがぺしゃんこで届く

(国崎和也)わからない。作者かどうかはわからない。送り主が送る過程でバーン!ってしたかもしれんけど。だからさ、それがバキバキに折れてるのよ。バキッ!って折れていて。だから円じゃないの。もう、ぺしゃんこ。ぺしゃんこになっていて。スタッフが「これ、どうしますか?」「これ、やばいじゃないですか」って言ったら「安心してください!」ってスタッフさんが言って。で、下のボタンをポチッと押したら、下のランプがパッと光って(笑)。

(伊藤幸司)フハハハハハハハハッ! えっ、なにが安心なの?

(国崎和也)小声で「これだけは……」って(笑)。「いや、もう無理ですよ?」「これ、もう緊急なんで。今から外国に送って作り直しはきかない。だから、美術制作でボンドかなんかでとめて、明日に臨むことになります」「これ、いくらでしたっけ?」「112万7000円です」「マジか……」みたいに思いながら。で、そこでガキの使い、七変化。バーン!ってやって。一変化目かな? あなた、一変化目、覚えてます?

(伊藤幸司)覚えてますよ。カレーのね。

(国崎和也)そう。なんか街が僕の目の前にあってね。そこのところに外国の方が来て。カレーのお店の方がそこにカレーをかけるだけっていう。ゼロ笑い。

(伊藤幸司)まあね。意外と早めに終わったなっていうのがあったから。もう1回、行っていたらあれはたぶん笑っていたかなって。その感じの空気はすごいありました。

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