ランジャタイ国崎さんが2022年2022年10月19日放送のニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』の中で東野幸治さんから「お前は俺に似ている」と言われた話を紹介していました。
（佐久間宣行）一応、メールが来てるんですけど。「国崎さんって普通に話せる人だったんですね」。
（国崎和也）そう。思われてるんです、僕。びっくりされますよ。街で最近よくあるんですけど。「ファンです！」って言われて「ああ、ありがとうね。本当にありがとう」「うわっ！ しゃべれるんだ！」って（笑）。
（佐久間・伊藤）フハハハハハハハハッ！
（国崎和也）たぶんしゃべれないとは思われてますよ。
（佐久間宣行）俺もね、あれだよ？ この間、CMを撮った時の撮影の合間。レアゾンでCMを撮るってなって。ランジャタイに作りを全部任せるってやつで。地獄の90分ぐらいのガチスポンサーとの打ち合わせがあって（笑）。
（伊藤幸司）自転車で登場してね（笑）。
（佐久間宣行）あのCM、でもあれ、いい出来だったよね？
（国崎和也）めちゃくちゃよかったですよ！
（伊藤幸司）最高でしたよ！
（佐久間宣行）あれ、めちゃくちゃいいよね？ なんか評判いいらしいよ？
（国崎和也）うわっ、嬉しいな！ 想像以上のことをやってくれましたよね（笑）。
（佐久間宣行）やってくれたよね。とにかく真面目なチームディレクターが俺に「1個も僕はわかりませんが、一生懸命作ります」って（笑）。
（国崎・伊藤）フハハハハハハハハッ！
（佐久間宣行）っていうのがあって。その時に……伊藤が撮ってる時。CM、国崎はほぼ出てこないから、待ち時間があって。その時にいろいろおしゃべりたんだよね。
（国崎和也）あの時、しゃべりましたね。
（佐久間宣行）その時に俺、びっくりしたの。「えっ、国崎って普通におすすめの漫画とか、言ってくれるやつなんだ？」って（笑）。
（国崎和也）言いますよ（笑）。
（佐久間宣行）「佐久間さん、相撲の漫画の『バチバチ』ってすごいですよ」「ああ、マジで？ そうか」って。そういう話を（笑）。
（国崎和也）そういう話ばっかりしましたよ（笑）。
（国崎和也）思い出してきました。ありましたね。結構、熱い話をしましたよね？
（佐久間宣行）したね。なんかね、そこでしたよね。その時に……これ、メールでも来てるけど。「2人のお笑いのルーツをたどると、誰に影響を受けていますか？」っていうのがあって。こんな話をしたよね？ 要は、なんであの芸風になったのか？って話をした時に、なんだっけ？ ガソリンスタンドで？
（国崎和也）ああ、しましたね。僕、セルフのガソリンスタンドのバイトをしていたんですけど。ボタンを押せば給油できるんです。だから、お客さんが来ない時はずっとひとつの部屋に閉じ込められている状態なんです。
（佐久間宣行）一晩中でしょう？
（国崎和也）一晩中です。一晩中、お客さんもほぼ来ないところで、何もしないから。でも人間って、何もしないと物に話しかけたりするんですよ。「満タンじゃん！」みたいな。
（佐久間宣行）フハハハハハハハハッ！ ああ、やってたのね？ 自分がおかしくならないように。
（国崎和也）もう、おかしいんですけどね（笑）。鏡張りだったので、鏡の自分に向かってずっとネタをするというか。そういうのばっかりをやっていて。それこそ、ちょっと「何を言ってるんだ？」っていう感じですけども。外にコーンがあって。で、その赤い三角コーンが向こう側の道路の電信柱のことを好きだって言っていて。でも、告白できないって言うから、僕は休憩中にあっちに行って「好きなんだって」って耳打ちして。取り持ってあげて（笑）。
（伊藤幸司）優しいね（笑）。
（佐久間宣行）っていうのを1人でやってたんでしょう？
1人で9年間、やり続ける
（国崎和也）1人でそれ、9年間やってました。ずっとやってました。鏡とかに向かって。だから、それでたぶん所作とかは、うまくなってるんですよ。で、それをたぶん何年目かからは自分で携帯でその姿を撮り出して。
（佐久間宣行）勝手に2、3年やってた1人の、誰にも見せてない妄想みたいなものを？
（国崎和也）それを自分の携帯で撮って。で、それを見て自分で笑って、「じゃあ、これならどうなるの？」っていうのをずっとやって。で、それがネタに繋がったりとか。所作もネタに繋がったりとかもしてました。
（佐久間宣行）それ、伊藤ちゃんは知っていたの？
（伊藤幸司）いや、そんな知らなかったっすね。詳しくは。
（国崎和也）だからあんまり言ってなかったです。普通に。
（伊藤幸司）マツモトクラブさんだけに言っていました。
（佐久間宣行）マツモトクラブにだけ？ ああ、あいつは受け入れてくれそうだもんな。
（国崎和也）「そうだよね。あるよね、そういうの」って言ってくれましたけど。
（佐久間宣行）それがだから国崎が1人でわけがわからないことをやりながら、たしなめるというか、訂正していく今のスタイルにどこでどう繋がっていくの？
（国崎和也）もう最初から。
（佐久間宣行）ああ、最初からそうではあったんだ？
（国崎和也）それは、そうなんですよ。世界観とかはあんまり変わらないかもしれないです。
（伊藤幸司）そうですね。はじめから結構……。
（国崎和也）ただ、その所作とか声とかは小さかったんで、伝わらない部分とかはたぶん……。
（伊藤幸司）そういうのはだいぶ、そこで鍛えたんですね。
（国崎和也）そこでだいぶ変わりましたね。
（佐久間宣行）じゃあ、本当にあれだね。お前にとっての寄席だね？ ガソリンスタンドが。
（国崎和也）寄席ですよ。アナザースカイですよ。「ここが僕のアナザースカイ」みたいな。
深夜のガソリンスタンドがアナザースカイ
（佐久間宣行）フハハハハハハハハッ！ 1人でどんどんネタを……だから、ネタが大きくなっていったんでしょう？ 要は、動きとかが。
（国崎和也）動きとか所作とか、いろんな発想とかがそこで全部出てきて。
（佐久間宣行）あと、ちょっと待って？ 今の状態のネタの原型のまま、声がちっちゃかったんだ？（笑）。
（国崎和也）声、ちっちゃかったっす。
（佐久間宣行）それは伝わらないな。
（国崎和也）なんか地面からユーミンが出てきて……っていうやつも（小声で）「春よー……♪」って。めちゃくちゃ小声だった（笑）。
（伊藤幸司）ボソボソボソボソ。まず聞こえてなかったんですね。たぶん。
（国崎和也）お客さん、何を言ってるのか、わかんないみたいな。動きもね、「それ、何やってんの？」みたいなのがたぶん多くて。それで伝わらないのがあったんですよ。
（佐久間宣行）でもデビュー当時からそれってことはさ、どうやってそのネタが誕生したの？ どういうことなの？ 何でそもそも、芸人になろうと思ってそこのネタに最初にたどり着くの？
（国崎和也）でも元から僕の中であって。「これをやります」って（笑）。それはあったんですけども。で、伊藤さんとネタ合わせして、みたいな。でも不思議なもんで、伊藤も最初、ボケだったんです。
（伊藤幸司）そうそう。最初、僕はボケでしたね。
（佐久間宣行）2人で重ねるっていうやり方だったの？
（国崎和也）いや、どっちかがボケて、どっちかがツッコミみたいな。「じゃあ、僕にはじめ、ボケをやらしてくれ」っつって。そしたら、それがたぶんしっくりきて。そのままずっと。
（伊藤幸司）「これでいいな」ってなって。僕のターンは来ずにそのまま……。
（国崎和也）伊藤のターンは来てないです。まだ（笑）。
（伊藤幸司）不思議なもんで（笑）。
（佐久間宣行）「いつか、変わろう」ってなってから？ でも、よくそれで俺の俺のYouTubeの時の100ボケ100ツッコミの時とか、そうだけどさ。50分、いなくなった相方、待てるな？（笑）。
（伊藤幸司）アハハハハハハハハッ！ あれは長かったですね（笑）。
（佐久間宣行）本当に（笑）。
（国崎和也）そうでしたね。あれ、抑えられないんですよ。ああいうのを。
（佐久間宣行）思いついたらでしょう？
（国崎和也）思いついたら。面白いもんで、この間……ちょっと話が変わりますけども。東野さんとお話をする機会があって。ご飯をさせていただいて。「お前、俺に似とるな」って言われて。
（佐久間宣行）へー！
【佐久間宣行のオールナイトニッポン0 】お聴き頂きありがとうございました！
ランジャタイの2人が、コンビ解散の危機、尊敬する芸人、#お笑いの日 の裏側など、色々な話をしてくれました！
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— 佐久間宣行のオールナイトニッポン０【公式】 (@SakumaANN0) October 19, 2022
＜書き起こしおわり＞
