安住紳一郎さんが2023年8月20日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で小学1年生だった頃の同級生タケシくんからのメールを紹介。お遊戯会で孫悟空をモチーフにした踊りをした際の思い出を話していました。
(安住紳一郎)メールです。品川区の「タケシ」さん。男性の方。ありがとうございます。
(中澤有美子)ありがとうございます。
(安住紳一郎)「僕の故郷、北海道美幌町に住んでいた小学校1年生の時の話です。当時、仲のよかったお腹がゆるい友達。とてもひょうきんで活発で、アズと呼ばれていた少年です。
(中澤有美子)フフフ(笑)。
(安住紳一郎)すごく仲が良く、いつも一緒にいました。ある時、1年3組の僕らは学習発表会という場でお遊戯をすることになりました。男の子だと最悪な選択です。人前で踊るという出し物です。しかも、その時の担任のショウジ先生が選んだのは孫悟空をモチーフにしたお遊戯でした。全身黒タイツ。木の棒で作った如意棒。頭には画用紙で作った金の輪っか。大人になってからアルバムを見返してみても、当時の自分は恥ずかしすぎて下を向いている写真ばかりです。ただ、その写真の中でもいたんです。自信を持って如意棒を空に向け、まっすぐ見つめる少年が。
今は東京ですっかり変わってしまったようですが、あの頃も全くブレていません。うちのおばあちゃんも『アズはやっぱりすごいね』とその写真を見て言うほどでした。いつも家にトイレを借りに来る時とは別人で、最高の踊りをしていました。大人になってあの写真を見ると、いつかまた全身タイツで2人で踊ってみてもいいかなと思う50歳の夏です。参考までにこのアズとは、最近風邪をひき、みんなを心配させた安住紳一郎です」。タカシくん、ありがとう!
(中澤有美子)ありがとうございます!(笑)。
(安住紳一郎)私の小学校1年生、美幌東陽小学校1年3組のクラスメイト。
(中澤有美子)タケシさん、50歳おめでとうございます(笑)。
(安住紳一郎)タケシくん、もう50か。そうですねー。うん。
(中澤有美子)まあ、そんな過去があったんですね(笑)。
(安住紳一郎)タケシくんとはね、実は1年しか一緒にいなかったんですけど。思い出豊富でしょう?
(中澤有美子)ねえ。濃いですね。
思い出が豊富なタケシくん
(安住紳一郎)いかに私がビビッドに生活していたかということが伝わるでしょう?
(中澤有美子)そうですね(笑)。如意棒を掲げていたんですね?
(安住紳一郎)そう。高々とね。
(中澤有美子)堂々と(笑)。
(安住紳一郎)いや、みんなね、恥ずかしがって。私も恥ずかしかったのよ。黒いタイツで、白いブリーフが見えちゃっていたからさ(笑)。さすがに1年生でもきついのよ。
(中澤有美子)タイツから透けて、なにが?
(安住紳一郎)タイツから透けて、ほら。白いブリーフがさ、見えちゃっててさ。さすがそれは、小学校1年生でもきついんだよね(笑)。なかなかほら、当時はまだ全身タイツとかもいいものがないからさ。もう本当にさ、普通にあれだよ? 母親の履くような黒いパンティーストッキングみたいなのを履かされたりとかしてさ。そして、上はなんかちょっと黒っぽいトレーナーみたいなのを着させられちゃってさ(笑)。頑張ったね(笑)。
(中澤有美子)頑張った(笑)。
(安住紳一郎)でもほら、みんな恥ずかしくて下を向いちゃっているけど、私は全くぶれていなかったから。
(中澤有美子)そうだね(笑)。
(安住紳一郎)高々と、如意棒をね。
(中澤有美子)「ここをやるべし!」って。
(安住紳一郎)「うりゃー!」ってやったのかな? ありがとうございます。嬉しいな、本当に。
(中澤有美子)本当ですね。
(安住紳一郎)タケシくんとは実はね、小学校1年生の時から会っていないのよ。だからね、もう実際には43年ぐらい会っていないんですけども。『日曜天国』のメッセージコーナーでのやり取りで再会っていうことで。嬉しいんだ。
(中澤有美子)本当ですね。
(安住紳一郎)嬉しいんだ。
(中澤有美子)またお待ちしています。
(安住紳一郎)ねえ。うん。なんかね、スタッフがすごい冷静な表情でね、「1年生の時の思い出が尽きないもんですね」なんて言うからさ。「馬鹿野郎」って言ってやったよ。
(中澤有美子)本当ですよ。
(安住紳一郎)「ナメんな」って言ってやったよ。うん。「東陽小学校、ナメんな」って。
(中澤有美子)アハハハハハハハハッ!
(安住紳一郎)うん。タケシくん、だってすごいでしょう? いろいろとね、エピソードを持っているもん。
(中澤有美子)タケシさん、よく覚えている。
「東陽小学校、ナメんな」(安住)
(安住紳一郎)そうでしょう? ほら。安住がさ、昔の話をいろいろとしてさ。なんか「ええっ? よくそんなことを覚えている」なんて言うけどさ。濃いんだから。過ごした時間が。だから、いろいろとあるのよ。東陽小学校、ナメんなっていうね。大事なことだから3回、言っちゃったけど。
(中澤有美子)わかりました。
(安住紳一郎)皆さんからのメッセージをお待ちしています。
<書き起こしおわり>