安住紳一郎さんがTBSラジオ『安住紳一郎の日曜天国』の中で、ワイドFMのクリアな音声によって生じた悩ましい問題について話していました。
(安住紳一郎)さて、今日番組冒頭でワイドFMの放送が始まりましたっていう話をいたしました。(メッセージを読む)『中澤さんだけをFMで聞くにはどうしたらいいですか?安住氏の陰気さと陶酔感がクリアに伝わってきて、命が削られそうです』。
(中澤有美子)(笑)
(安住紳一郎)わかる。わかるんですよ。たしかに。
(中澤有美子)うわー・・・
(安住紳一郎)本当の話をしましょうか?本当の話をしましょうね。
(中澤有美子)ええっ?(笑)。どうしよう。こわいよー(笑)。
(安住紳一郎)そうなのよ。AMラジオってあれなんですよね。どちらかって言うと、これまでもそうなんですけど。比較的こう、なんて言うんですか?本音感あふれるトークでお楽しみいただいている番組が多いものですから。これをクリアに聞きますとですね、居酒屋の隣の愚痴や騒ぎなどがクリアに私たちに聞こえてくるみたいな感じがありましてね。
(中澤有美子)はあ、はあ。
安住紳一郎流 問題への対処方法
(安住紳一郎)たしかに難しい問題があるんですよね。そういう時は、FMでお聞きのみなさんは、そのFMのラジオにサランラップなどを1枚、巻いていただきますと、音がアンクリアになりまして、これまで通りお楽しみいただけるということになりますね。
(中澤有美子)なるほど(笑)。
(安住紳一郎)私の話はクリアに聞く必要はありませんので。それで曲が始まったなと思ったら、そのアルミホイルなり、ラップなりを剥がしていただいて・・・ということになりますね。
(中澤有美子)(笑)
(安住紳一郎)半紙みたいなものでも結構でございますよ。
(中澤有美子)(笑)。1枚挟むわけですね。
(安住紳一郎)そうです!そうなんです。人の愚痴とかね、説教臭い話みたいなのはクリアに聞くととても憂鬱になりますからね。大音量で言われても、困っちゃうわけであってね。それは、よくわかるんです。それは私自身も悩んでいるところなんでございますよ。わかります。よくわかります。
(中澤有美子)(笑)
(安住紳一郎)それから、『FMが始まって少し高揚しているような感じが伝わってきますけども、これまでのAMファンを大事にしてください』というご意見、ごもっともでございます。もちろんでございます。
(中澤有美子)もちろんでございます。はい。
(安住紳一郎)本当のことを話しましょうか?
(中澤有美子)は、はい(笑)。
(安住紳一郎)ワイドFMで浮かれるのは今週だけです!
(中澤有美子)(笑)
(安住紳一郎)来週以降はワイドFMの聴取者に向けたサービスは一切ありませんっ!
(中澤有美子)かっこいい(笑)。
(安住紳一郎)どうぞよろしく。
(中澤有美子)はい(笑)。
(安住紳一郎)ワイドFMで聞いている皆さん、ちやほやされるのは今週だけです!
(中略)
(安住紳一郎)さて、日曜天国はワイドFM、初めての週ということになりました。いやー。本当に放送しながら、いろんなことを感じております。たしかにね、キレイなステレオ放送。サラウンドシステムで人の愚痴は聞きたくないものでございまして。これは難しいですね。FMの専門局っていうのはやはり、あまり人の心に引っかかりすぎるトークをしてはいけないという、そういうような指針もあるんですね。逆にね。
(中澤有美子)うんうん。
(安住紳一郎)ああ、悩ましい問題、ぶち当たりましたね。うーん・・・ワイドFM。やっぱりもう、アルミ箔を巻くしかありませんね!それでは、今週はこのへんで。
<書き起こしおわり>