星野源 ゼルダ・ティアーズ オブ ザ キングダム、マリオ映画、坂本屋のカツ丼を全て仕事で我慢した話

星野源 仕事の締切間際の『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』我慢を語る 星野源のオールナイトニッポン

星野源さんが2023年5月30日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中で仕事が引き続き終わらないため、まだ『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』を我慢している状態が継続していることを紹介。それだけではなく、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』や閉店してしまう西荻窪・坂本屋のカツ丼についても我慢せざるをえなかったことを話していました。

(星野源)ゼルダ、やれてない……(笑)。やってないよ、まだ。まだ、やってないのよ。『ティアーズ オブ ザ キングダム』、まだやってないのよ。もう先々週か。先々週からね、仕事がちょっと忙しくて。今週までにやらなければいけないことっていうのを抱えているんですわ。で、先々週、「ちょっとこの1週間、ゼルダを我慢するためにオラに元気をくれ」と言ってね、いろんなメッセージをいただいて。その1週間、我慢できたんです。

で、先週もですね、まだやってなくて。実は仕事がちょっと終わらなかったと。「またこの1週間、頑張ります」って。ただ、聞いてください。朗報なんです。1個、終わりました(笑)。仕事が1個、終わりました。はい。今日、終わりました(笑)。さっき、とある撮影がありまして。それでね、ちょっといろいろあったんですけど1個、終えたんです。

ただ、皆さん、聞いてください。あと3個、あります(笑)。増えました。その1個から3個に、時間がずれたことによって増えました。やらなきゃいけないことが。だから1個はクリアしたんです。だけども今、総合的には3つに増えたんで。引き続きちょっとゼルダをね、やりたいんですよ。でもね、やりたいんだけども、やれてなくてですね。そんな「ゼルダをやったよ」っていう人から、ちょっとメールが来まして。

新潟県の方。「星野さん、こんにちは。ティア禁……」。ねえ。『ティアーズ オブ ザ キングダム』を略して「ティアキン」っていうんですけど、僕の場合は「ティア禁」。「『ティアーズ オブ ザ キングダム』を禁止する」っていうことですね。「ティア禁されているとのことで、きっと大変な欲望と戦っていらっしゃるんだろうとお察しします。ティアキンは人によっては日常生活に支障をきたすレベルのクソ面白さです。

信じられないくらい面白かった前作以上の面白さです。ゲームで久しぶりに驚きと興奮を感じました。星野さんの仕事が一段落し、解禁の日を迎えたらぜひ(舞台となる)ハイラルでの大冒険を楽しんでください。できるだけ事前情報入れずにプレーすることを強く、おすすめします。いつか番組で星野さんの感想を聞かせてください」。ありがとうね。これ、たぶん「もう今週はさすがにやってるだろう」っていう算段で送ってくれていると思うんですけど……まだなんですよね。

みんな「もう始めただろう」という算段でメールを送ってくる

(星野源)東京都の方。「源さん、先週もお仕事、そしてティア禁、お疲れ様でした。無事、ハイラルへ旅立たれましたでしょうか?」。まだです。まだ1回も電源も入れてないし、押入れの奥底でね、眠っております。「私は夫が出張にSwitchを持って行ってしまい、数日のティア禁を余儀なくされていたんですが、その間ずっと先週の『ゼルダやりたい!』ジングルが頭から離れませんでした」。あったね。すごいかっこいいジングルでしたね。

「今日からまた、冒険を再開します。源さんも寝不足には気をつけてお楽しみください」。もうすごい、やっぱりやってる気で送ってくれてるんですけど、まだなんですよ。だからさっきのメールもあったようにさ、もうみんなやってさ。結構、クリアしてる人とかもいてさ。もう、とんでもなく面白いって話が届き始めているわけですよ。だから本当にもう「黙って」っていう(笑)。「絶対にストーリーとか謎解きのこととか言わないで」みたいな。

でも、なんかテレビを見ていると坂口のケンケンがさ、CMでなんか操作してるじゃん? 「やめろ!」って思って(笑)。いや、CMだからもう全然いいんだけど。「えっ、なに? ソードの先に何か、くっつけられるの?」みたいな。そういう情報を得て。いや、でもCMを見ても、楽しそうだな、みたいな。それでさ、思ったんですよ。「任天堂じゃん」と思って。当たり前ですけど。「任天堂じゃん……俺、マリオの映画、見てないわ」と思って。

そうなんですよ。俺、マリオの映画、見たいんですよ。この間、山岸聖太さんに会ったんですよ。僕の映像をいつもね、CDの特典映像のDVDとか、『MUSIC VIDEO TOUR』の映像とかを監督してくれて。ずっともう、SAKEROCK時代からお世話になってる聖太さんですよ。で、会った時に「見た?」って言われて。「いや、見てないから。本当に何も言わないで」っていう(笑)。なんだけど、「すっごい良かったよ!」って言われて。

で、聖太さんって元々、ファミ通にいたんですよ。ファミ通の映像部門で働いていて。だからもう、根っからのゲーム好きで。で、もういろんなゲームをやってきて。それこそゼルダの歴史みたいなDVDとか、作っているんですよ。あれ、すごいいい出来なんだけど。ファミ通から出ていて。今はもう廃盤で全然、買えないと思うんだけど。あれ、ゼルダファンの人は絶対に見た方がいいっていうぐらい。宮本茂さんとかにインタビューしてるゼルダのDVDとか、作っていて。

それこそマリオもね、ずっと追いかけてる人で。だから、僕がそのマリオの……スーパーマリオブラザーズの記念の周年で僕が『創造』っていう曲を作ったじゃないですか。テーマソング。それのCMを聖太さんが監督したんですよ。それってすごい奇跡的なことだったんです。2人の歴史みたいなものが任天堂でブワーッと、しかもスーパーマリオっていうすごい場所で叶ったみたいな。で、そんな聖太さんが……もちろん、ある意味では厳しいファンというかね。ずっと追いかけてる人だから、たやすいことでは「面白い」とは言わない人ですよ。

そんな人が目をキラキラさせながら「すごい良かった!」って言っていて。だから私はもう、見に行きたくてしょうがないんですよ。ただ、締め切りが三つあります……(笑)。どれも差し迫っていて。さっきもエレベーターに乗る瞬間にね、僕のね、レコード会社のスタッフ。ビクターのスタッフの通称「もしピ」さんがね。「もしもしピエロ」さんが俺の肩を抱きながら「大丈夫、大丈夫」って言ってくれるぐらい(笑)。「できるよ。源さんなら、できるよ」って言ってくれるって慰めてくれるぐらい。ねえ。偉い人なんですよ。もしピさんは偉い人なんだけど。その偉い人が優しくしてくれるぐらい(笑)。ちょっと、いろいろと抱えてしまっているんですけど。だから、見に行けないんです。つらい。

あともう1個……この間、あれはね3週間ぐらい前かな? TV Bros.の連載で細野さんとやっている『地平線の相談』っていう2人の対談連載。もうすごい長いこと、やってるいて。10何年、やっているんですけども。それのライターさんの下井草さんという方がいるんです。元々はもうお亡くなりになってしまいましたけど。川勝正幸さんと下井草秀さんの2人体制でやってくれていたんですけど。川勝さんが亡くなってしまったんで、今は下井草さんだけでやられていて。

で、その下井草さんからメールが来て。で、その下井草さんはいわゆる出版業界では今、もうとんでもなく偉い人なんですよ。めっちゃ偉い人なんですけど。本名でそっちはやってるんですけど。下井草さんっていうのは芸名なんですけど。ペンネームっていうか。で、そっちでライター業みたいなことをしてて。で、その人からメールがありまして。「源くん、坂本屋が閉店するらしいですよ」って。「マジっすか……」って思って。で、坂本屋っていうのは西荻窪にあった中華料理屋さんなんですけど。

その横にね、UENっていう音楽スタジオがあるんですよ。僕はそこにもう20歳の頃から、ほぼ毎週の勢いでスタジオに入っているんです。で、そこはSAKEROCKのリハーサルを主にする場所だったんですよ。で、僕のソロもずっとやってたし。その音楽練習スタジオ、リハーサルスタジオにずっと通っていて。その数件隣に坂本屋っていうお店があるんですけど。そこのカツ丼が、世界一美味しいんですよ。で、そこのカツ丼は本当に日本中にファンがいて。日本中からお客さん来るんですよ。

で、一時期、ちょっと開店時間がランダムになったり。「大丈夫かな?」みたいな。でも、復活して。定期的に営業するようになったんですけど、ついに閉店されるっていうニュースを見て。それで「行きましょう」って言ってたんだけど……もう、この仕事のやらなきゃいけない感で、行けなかったんですよ。

行けないまま閉店を迎えてしまった西荻窪・坂本屋

(星野源)で、この間、閉店の日を迎えまして。それもあって、「もうあのカツ丼は俺の思い出の中にしかないんだ」って。あれを超えるカツ丼に僕は出会ったことがないんですよ。だから、たとえばなんだろう? テレビのさ、よくあるじゃないですか。たとえば番宣とかで出させていただくグルメ的なバラエティの企画で……それこそ、『ぴったんこカン・カン』とかで安住さんと行くような、いろんな場所で。

「なにか、やりたいことありますか?」って聞かれた時は必ず……もちろん、坂本屋のカツ丼は食いたいんだけど。「美味しいカツ丼屋さんを知りたい」みたいなのでいつも出すんだけど、なぜか必ずそれは叶わないんですよ。なんか知らないけど。それがベタなのか、何なのかわかんないんだけど。カツ丼……もう本当に、でも記憶にありありとあるぐらい美味しいカツ丼なんですよ。

もう10何年、食べてないんですけど。全然行けてないんですけど。でも、本当に閉店しますっていうお知らせでもう全国から、「残念だけど閉店までに行きます」みたいな。なんかそういうのも読んだりして。「行こう」って思っていたんだけど、行けなくてさ。だからそれ以上のカツ丼をどこかで探さなきゃと思いつつも、とはいえあの味はなかなかないよなっていう感じなんですよ。本当に美味しくて。

(星野源)それこそ、SAKEROCKのみんなと行った思い出のお店なんですよ。それも行けなかったんですよ。SAKEROCKのみんなとか誘って行こうかなって思ってたんですけど、行けなかった。で、だからね、そんな思いを抱えたまま今日、来たんですよ。で、今日ね、実はさっきも言いましたけども。前ディレクターのね、野上くんが卒業の日なんですよ。あ、さっき言ったっけ? 俺。ニセさんが言ったのかな? ちょっとごっちゃになっちゃった(笑)。

もう当番組で数々の伝説を残した、全ての種類のミスをする男。ミスをするディレクターこと野上くんが、卒業なんですよ。で、すごい面白かったっていうか、「やめてよ」って思ったんだけど。いわゆるマネジメントチームと共有してるカレンダーがあるのね。「この日はこの仕事です」っていう。もうそのカレンダーを見るだけで、全体のスケジュールが把握できるっていう。

で、今日の日に「星野源のオールナイトニッポン」じゃなくて「野上さん卒業公演」ってそこに書いてあって(笑)。「いや、これは共有すること?」って思って(笑)。そんなに……そんなにでかいことなの?って思って(笑)。で、いろいろ思い出しちゃうわけ。野上くんが最初にね、ADとして入ってきた頃。本当にいっぱいミスをして。CDがかからないとか、CDが途中で飛んじゃうとか。あとはもう、ミスをしていく姿勢みたいなものに……なんていうか、ミスに対して前のめりっていうか。「すいませんっ!」みたいな感じなんだけど、あんまり反省が見えないっていう(笑)。

で、笑えない種類のミスもあったから「これは困ったな」と思って。前にね、『日経エンタテインメント!』で取材を受けた時にも話したんだけど。「ちょっとこれ、どうしてもかなと思ったけど、もう面白がる方向に舵を切ろう」っていうことで。で、元々芸人さんを目指していた。コンビで学生芸人としてやっていて、それをやめてラジオのディレクターなりたいってことで今、ディレクターを目指しているってことだったんで。そもそも表に出ることに慣れてる人だから、もうキャラクターを前面に押し出して。いつもだったらミスを言わないようにするじゃん? 基本的には。だけど、この人のミスは言っていった方が俺も笑えるし、リスナーも「困った人だな」って思いながらネタにしてくれるだろうなと思って、それを出す方向にしたんですよ。

そしたら、メキメキ面白いミスを連発し。かつ、元々やっぱり芸人さんを目指していたってこともあって、何に対しても一生懸命なんですよね。なので、どんどん面白い存在になっていって。で、なんかさ、今日来て会議室で聞いたら、とにかくなんかみんな、野上くんの卒業を惜しんでいるらしいのよ。リスナーのみんながね。らしいね。メールでもさ、いろいろ来ててさ。でも、そんなこと、ある? (紙の束の音を出して)こんなに? こんなに大事なこと? アハハハハハハハハッ!

いやでもさ、すごいのよ。岡山県の方。「私は中学2年生の時からこの番組を聞き始めて、今では大学3年生になりました」。ありがとうね。すごい聞いてくれて。「リスナー歴7年にして初めて、メールを送らせていただきます」。初めてだよ? 7年も聞いてくれていて。「というのも、テレビ台のテレビを見る時に絶対に視界に入り込んでくる位置に野上さんのアクリルスタンドを置いているほど大好きな野上さんが今日で『星野源のオールナイトニッポン』を完全にご卒業されて、お昼(『ナイツ ザ・ラジオショー』)の偉い方になられるということで、お祝いの言葉を贈りたかったのです。野上さん、ご卒業、ご昇進、おめでとうございます。

ありうる全てのミスを犯したり、直近でも後継の後輩のミスを大爆笑したり。その後輩が急なアドリブで良い働きをしたことで褒められると、悔しそうに無表情になったりと、『あれ? なんで私はこの人のことが好きなんだろう』と思うこともありましたが、やはり結局は愛され上手なんだなと感じます。これからは心の中に野上さんをスタンドとして置き、『俺もたくさんミスしてるから、ええんやで』とささやいてもらい、どんなにミスしてもお偉いさんになれるんだと、野上さんモチベーションにしていきたいと思います。野上さん、最後の星野ブロードウェイ、楽しみです」っていう。

ねえ。だそうですね。野上さん。すごいね、愛を持って、メッセージをもらって。うん? 「僕のことを応援してくれる人、初めてです」って。ああ、そう? そういう感覚? いや、でもね、結構メールが来てるんですよ。熊本県の方。「今日で野上さんが本当に卒業ということで、なんだか寂しさが増しています。数々の怪演を見せていただいた星野ブロードウェイ卒業公演、どのような役で有終の美を飾るのか? めちゃくちゃ楽しみです。今夜、我が家の自立する野上のアクリルスタンドとともにラジオを聞かせていただきます」。そうなんだよね。いわゆる最初の頃はさ、それこそ……あれ? まだ実家にいたんだっけ? もう一人暮らし、してたんだっけ?

一人暮らしをしてたかもしれないけど、洋服を全部、ご両親に買ってもらったりとか。まだ仕送りをもらってたりとか、全然自立してなかったんだよね? で、ご両親がね、声で参加してくれたりとかもあったし。「とにかく自立してほしい」みたいな感じで、自立する野上のアクリルスタンドっていうね、名前でリリースして。それもまあ、ちょっとクレイジーですよね。なぜ、1人のスタッフのアクリルスタンドを、パーソナリティーではなく……まあ、自分のを作るのが恥ずかしいっていうのはあるんですけども。ニセさんのは全然作っていいんですけどね。ちょっと自分のは恥ずかしいので、野上くんのアクリルスタンドを作ったらすごい売れたというね。

だから、そういういろんな歴史がある『星野源のオールナイトニッポン』の中でね、やっぱり野上くんって一際、印象に残るスタッフさんだったのではないかなと。で、だから自分があの時ね、「もうこの人、めっちゃミスするから。ちょっと陰にいてもらって、早めに違う人に交代してもらおう」みたいなことは言わなくてよかったなと。本当に。だから本当に最初の頃は……「野上クイズ」だもんね。最初はね。野上クイズから、ブロマイドプレゼントにつながり。

「こんなに一生懸命、撮ってくれたの?」なんつって。そこからどんどん自力でね、自分の価値を上げていった男・野上くんの今日、卒業公演があるらしいんですよ。それはなんでかっていうと、星野ブロードウェイっていうラジオドラマなんですけど。ぶっつけ本番で練習なしでやるっていう。スタッフも含めてね、劇団員としてやってもらうみたいなコーナーがあるんですけど、今日は特別講演らしくて。

俺、内容は知らないんだけど。なにか、特別なことが起こるらしいんですよ。で、思ったんだよ。俺、この1月の中の唯一の娯楽って、野上の卒業公演なんですよ。だから、ゼルダ、マリオ、坂本屋のカツ丼……この全てを超える野上卒業公演を私は非常に楽しみにしております! ここで1曲、聞いてください。星野源で『創造』。

星野源『創造』

<書き起こしおわり>

星野源 仕事の締切間際の『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』我慢を語る
星野源さんが2023年5月16日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中で仕事の締切間際の忙しい状態であるのに、ゼルダの伝説最新作『ティアーズ オブ ザ キングダム』をダウンロードしてしまったことを話し、ゼルダの誘惑に負けそうであるためリスナーから我慢をする方法を募っていました。
星野源 1週間『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』を我慢しても仕事が終わらなかった話
星野源さんが2023年5月23日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中でゼルダの伝説の新作『ティアーズ オブ ザ キングダム』を買ったものの、仕事がたてこんでおりやるかどうか迷っていた話について、続報を紹介。前週、我慢するか、やるべきか迷っていたその結果を報告していました。
星野源『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』のネタバレを食らった話
星野源さんが2023年6月6日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中で仕事が多忙のためずっと手を付けずやるのを我慢していた『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』について、とある方からネタバレをされてしまった話をしていました。
タイトルとURLをコピーしました