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AKLOとINSIDE OUTクルー『Outside the Frame』を語り合う

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AKLOさんがblock.fm『INSIDE OUT』にゲスト出演。自身の新作アルバム『Outside the Frame』についてDJ YANATAKEさん、渡辺志保さん、HIPHOP HYPE!の中の人と語り合っていました。



(AKLO)はい、みなさんどうも。始まりました、block.fm『INSIDE OUT』! 今日はですね、今週水曜日、6月22日にリリースされるニューアルバム『Outside the Frame』大特集!

(一同)イエーイ!(拍手)。

(AKLO)ということで、このスタジオに戻ってまいりました。I’m back, Motherfuckers!

(DJ YANATAKE)(笑)

(HIPHOP HYPE!の中の人)ピーッ!(笑)。

(AKLO)そんな感じでね、まあ、最近あれですよ。いろいろインタビューとかを受けて。リリース前っていうことでいろいろインタビューを受けるじゃないですか。いや、インタビューを受けたりすると、自分はなんかいろんな気持ちで書いているんですけど。とにかく、「あ、いい曲できたな」ぐらいにしか思っていないんですよ。

(DJ YANATAKE)ほう。

(AKLO)でも、それがまあ、作品集になってアルバムになるわけですけど、ライターの人たちってそれを「これって、こういうことですよね?」みたいな感じで毎回、心理カウンセラーにね、会うような気持ちで。俺も気づいていない俺の心の闇みたいなのをガンガンにディグってくるからね。もうね、インタビューで精神的にやられる……とか思いながら。

(DJ YANATAKE)(笑)

(AKLO)まあ、でもとにかくなんとかね。それとともに、でも自分のアルバムに対する考えがさらに固まっていくから。いろいろ質問されて答えていくみたいなので。そのへん、「なるほどな。そうかそうか」ということで、今日は俺のどういうアルバムなのか?って自分ではもうよくわかっている状況でありますので、今日はいいタイミングなんじゃないかなと思っておりますけども。あと、最近ライブの練習も始まっていまして。もうなんつったって始まりますから。アルバムが出たら、またすぐにいろいろライブとかするんで。周りもみんなすげえ……いろいろありますが。大丈夫ですよ。全然。まあまあ、とにかくそんな感じでスタジオに戻ってまいりましたよ。AKLO、6月22日リリース、ニューアルバム『Outside the Frame』ということで、まずはオープニングなんですけども。先週もオンエアーあったみたいですけどもね。ありがとうございます。今週もこの曲から行かせていただきます。「この曲」と言えば、そうです! AKLO『McLaren』!

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AKLO『McLaren』



(AKLO)はい。いま聞いてもらったのがですね、AKLOの新曲『McLaren』! という曲でございます。いかがだったでしょうか? これね、PVも出ているんでね。まだチェックしていないよという人がもしいるんだったら、ぜひチェックしてください。それではですね、本日も一緒にこの番組を盛り上げてくれる、この方! 登場です!

(渡辺志保)こんばんは。渡辺志保です。AKLOさん、おかえりなさい! Welcome back AKLO! うれしいですねー。

(AKLO)どうもありがとうございます。

(渡辺志保)もう本当久しぶりのこの感じ。初っ端から私を紹介してくださる時さえも、ちょっとね……(笑)。このヴァイブスね、すごくありがたいなという風に感じております。改めましてね、アルバム発売ということで。おめでとうございます。

(AKLO)そうなんですよ。まあ明日が一応フラゲ日で。発売日は22日の水曜日っていうテイね。

(渡辺志保)テイでね。というわけで、今日はもう発売直前スペシャルというわけで、今日はこの方もお招きしております。さっそくご紹介されていただきましょう。HIPHOP HYPE!の中の人でーす!

(HIPHOP HYPE!の中の人)タイーッス!

(渡辺志保)タイーッス!

(AKLO)やべー!(笑)。

(HIPHOP HYPE!の中の人)久々の、タイーッス!(笑)。

(渡辺志保)すごい久しぶりですけども。ちょっと最近になって『INSIDE OUT』を聞いてくださっている方もいるかもしれないですけども。もともとこのblock.fmでお送りしている『INSIDE OUT』なんですけども、スタートした当初はDJ YANATAKE、私渡辺志保、そしてAKLO、そしてHIPHOP HYPE!の中の人。まあ、ヒップホップの超人気アカウント。Twitterで活躍してらっしゃいますが。そのHIPHOP HYPE!の中の人の4名でね、始めた番組だったんですね。なんですけども、昨年の7月の放送をもって、AKLOくんと中の人が卒業ということで……

(HIPHOP HYPE!の中の人)「解雇」ということで……

(一同)(笑)

(渡辺志保)解雇じゃないでしょ! いやいや、みなさんそれぞれハスリン、忙しかったからね。というわけで1年間、私とヤナタケさんの2人だけでお送りしてきたんですけども。今日は『Outside the Frame』大特集ということで、このお二人にBack Againをお願いしたというわけで。

(HIPHOP HYPE!の中の人)いやー、呼んでもらえてうれしいですね。

(AKLO)いや、本当ですね。

(渡辺志保)超スーパーファッキン恐縮ですけども。

(AKLO)超スーパーファッキン恐縮(笑)。相変わらずやね(笑)。

(渡辺志保)Twitter上で「Ho!」ボタン、そしてハッシュタグは「#INSIDE_OUT」でどんどんご感想をつぶやいてください! そしてAKLOくん、なかなか生放送に来てくれることないから。この機会にAKLOさんにこんなことを聞いておきたいですという方がいらっしゃれば、ぜひ「#INSIDE_OUT」をつけてTwitterで参加してください。

(中略)

(渡辺志保)ちなみに『McLaren』(のビデオは)ゲームを下敷きにしているって言えばいいんですかね?

DJ YANATAKE AKLO『McLaren』MV元ネタ解説
DJ YANATAKEさんがblock.fm『INSIDE OUT』の中でAKLOのニューアルバム『Outside the Frame』からの先行シングル『McLaren』を紹介。...

(DJ YANATAKE)そうですね。

(渡辺志保)AKLOさんはちなみに、撮られている時にやっぱりそこのネタ元まで意識して撮っていたんですか?

(AKLO)それはね、実は、そう。監督の大月壮さんと一緒に相談して。それこそ、元ネタだった『ジョジョ(の奇妙な冒険)』とかを見つつ、一緒にいろいろ相談して進めていったんですよ。だから結構実は俺、ネタわかっているっていう。

(渡辺志保)ああ、そうなんだ。(Twitter投稿を読む)「AKLOさんは鉄定規のあの使い方を知っていたのかな?」と。Twitterで質問が来ていますけども。

(HIPHOP HYPE!の中の人)『ハイパーオリンピック』の。

(AKLO)そうでしょう? いや、俺は正直知らなかった。

(渡辺志保)ああ、そうか。だってその頃に日本にいない?

(DJ YANATAKE)いや、ヤナタケが小学生ぐらいのことなので……

(渡辺志保)遡るシットですかね?

(DJ YANATAKE)全然知らないと思います。

(渡辺志保)そういうことか(笑)。

(AKLO)知らなくて。「これやって速くなるの。超ヤバいから」って言われて。「えっ、マジで? 俺、わかんないんだけど。本当?」みたいな(笑)。騙されているんじゃないかと思っていて(笑)。

(渡辺志保)「なんのカルチャーだ?」みたいなね、感じ(笑)。まあでも他にも、次のPVなんかもね、我々は楽しみにしていていいんでしょうか?

(AKLO)そうですね。

(HIPHOP HYPE!の中の人)楽しみにしたいですね。

(渡辺志保)はい。楽しみにしたいところでございますけども。というわけで、今日はですね、私とDJ YANATAKE、そしてHIPHOP HYPE!の中の人がそれぞれ、AKLOくんの最新アルバム『Outside the Frame』から1曲ずつ推薦曲をオンエアーするという形で。

(AKLO)いやー、それはヤバいでしょう? だってまだ、ねえ。出てないから。

(渡辺志保)そう。世に出ていない。我々だけ先にね、リークさせていただいたっていう形なんですけども。じゃあさっそく、みなさんのおすすめチューンをですね、かけようかなと思うんですが。まずはAKLOさんにせっかくなんで。さっきもライターにいろいろ聞かれるみたいなことをおっしゃっていましたけど。まあ、ざっくり『Outside the Frame』。約2年ぶり3枚目のオリジナルアルバムになるわけですけども。どんな作品か?っていうのをちょっと先にここで聞かせていただこうと思うんですが。

(AKLO)まあ、そうだね。たとえばまあ、たしかに僕、遅咲きラッパーなんですけど。

(渡辺志保)ああ、そう?

(AKLO)そうよ。いくつかわかんないんだけどね(笑)。

(渡辺志保)ああ、そうね。年齢不詳だから。

(AKLO)そう。年齢不詳なんですが、遅咲きラッパーなんですよ。で、俺って、ってことは普通に仕事をしていたわけですよ。

(渡辺志保)ああ、そうか。ラッパーでブレイクする前はっていうことね。

(AKLO)そうですね。まあ、みなさんも知っていると思いますけどね、『INSIDE OUT』を始めた頃なんてね、そうだったじゃないですか。まだ仕事してたじゃないですか。

(渡辺志保)いまだから言える……

(DJ YANATAKE)まだOne Year War(Music)とサインする前だね。

(AKLO)そうなんですよ。

(渡辺志保)まだ『RED PILL』以前ですからね。



(AKLO)そう。だからまあそんな感じで、自分の生活っていうか仕事っていうか、毎日のルーティーンみたいなものの中でヒップホップをやっている。でも、いつかラッパーになりたいみたいな。つまり、自分の生きている枠から飛び出したいみたいな気持ちってずっとあって。だけどそれは同僚の人にもいっぱい、そういうのあったんですよ。それぞれ、たとえばカメラマンになりたい奴とか、いろんな奴が会社の中にいて。で、そんな中で、「ああ、みんな一緒なんじゃん」っていうのは、もう俺は経験から知っていて。

(渡辺志保)うん。

(AKLO)で、そのフレームからでも、実際に飛び出てそれをやるっていう人はやっぱり少ない分――自分がそれをやっている分ね――なんか自分の枠からちょっとはみ出たことをして、自分の本当にやりたいかっこいいこととかをやりたい人のBGMになるようなアルバムを作りたいなっていうことがコンセプトで実はあって。

(渡辺志保)おお、なるほど。

(AKLO)そのためには、「I don’t give a fuck, man!」みたいな(笑)。

(渡辺志保)「気にしないぜ!」と。

(AKLO)そう。そういう強い気持ちも必要だったりするんで、そういう強い気持ちにもなれるようなアルバムであってほしいなと思って、今回は作りました。

(渡辺志保)なるほど。ありがとうございます。ちなみに結構さ、大きな違いになっているか知らないんですけど。全2作とちょっと違うところが、AKLOさん、なんとメジャーレーベルに移籍して作った1枚ということで。ぶっちゃけ、どうですか? あります? 「いやー、AKLOくん。もうちょっとこう、女の子が歌う派手な恋愛チューンを作ってくれよ……」とか。

(HIPHOP HYPE!の中の人)「カバー曲をやってくれないか? 我が社のMr.Childrenのカバー曲を……」とか。

(DJ YANATAKE)(笑)

(渡辺志保)トイズ・ファクトリーさんの……みたいな。どうっすか?

(AKLO)いや、それがね、全然なくて。やっぱり自分がいままでファースト、セカンド、ミックステープもそうなんだろうけど、やってきたことをすごい認めてくれてディールしているから。もうここに関してはね、「もう好きにやってくれ」みたいな。

(渡辺志保)そうなんだー!

(AKLO)っていう感じではあって。だから、今回に関してはそういう「メジャーだから何か制限を感じたか?」って言われたら、「別に?」みたいな。むしろ、なんか打ち合わせするオフィスがすげー豪華になったなっていうぐらいな感じで。スタッフも実は一緒に今回、移籍してて。チームでだから、正直、俺1人でただ単に来たわけじゃなくて、チームごと移籍したから。そういう意味では、一緒に戦う人がいっぱいいて。すごいやりやすかったかもしれない。

(渡辺志保)おおー、素晴らしい。でも私もアルバムを聞かせていただいて、「どうしよう? すごいキラキラなサウンドでAKLOくんが女性ボーカルと絡んで、『明日に向かってがんばろう! ファンキーモンキーベイビー!』みたいな感じでラップしてたらどうしよう?」と思ったんですけどね、そんな心配は一切杞憂だったっていう。

(AKLO)うん。だけどこれね、今回はそれで行けたけど、みんなもし、いま聞いているみんなが買わなかったら、それやらされちゃうよ?

(渡辺志保)そうだね。本当だよ! ファンキーAKLO、出しちゃうからね。危ない、危ない。

(DJ YANATAKE)(笑)

(HIPHOP HYPE!の中の人)「SEKAI NO OWARIのカバーしろ」みたいなね、そういうことを言われちゃう……

(渡辺志保)ちょっと! お口にチャックをいいですか?(笑)。

(AKLO)(笑)

(渡辺志保)まあね、どんなレーベルメイトとの共演が待っているかわからない(笑)。というわけで、じゃあこのへんでみなさんも期待も高まったところだと思いますので。それぞれのAKLOくんの『Outside the Frame』、明日が店着日でございます。もう明日になったらね、お家の近くのTSUTAYAとかタワーレコードに駆け込めば手に入るんですが、ちょっとずつここから、エクスクルーシブでオンエアーしてまいりたいと思います。ではまずは、この方がレコメンする『Outside the Frame』チューン、紹介していただきましょう。

(DJ YANATAKE)はい! ディレクターのヤナタケでございます。僕がいちばん最初に紹介させていただく、結構大役ですけどね。

(AKLO)いやー、楽しみ。

(渡辺志保)なにが来るか……

(DJ YANATAKE)実はね、先々週の土曜日、TBSラジオ『ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル』の方に志保と一緒に行ってね、日本語ラップエクスクルーシブMIXというのをやらせていただいて。実はそこでもね、チラッとかけさせて……

(AKLO)俺も聞いた。聞いてた。リアルタイム。

(DJ YANATAKE)かけさせていただいたんですけど。これね、アルバムで俺がなんか気になっちゃって、頭から離れなくなっちゃったのはね、これで。そのトイズ・ファクトリーに一緒に行ったスタッフも、俺が「これにする」って言ったら、「えっ、それっすか?」ぐらいの。

(AKLO)アルバムの中でも、ニッチな。

(DJ YANATAKE)ニッチな。でもね、これ『INSIDE OUT』リスナーにとってはニッチじゃないかもしれない。このぐらいの感じは。もうだって、ドレイク(Drake)とか聞いている人は全然イケるっしょ。

(AKLO)ほう。

(DJ YANATAKE)っていう感じがすごくしたんですけども。まずね、アルバム全体のヤナタケの感想から言いますとですね、「まあ、攻めてるな!」と。さっきの志保の心配をよそに、おそらくこの前のアルバム2枚と比べてもいちばん突っ張っているアルバムっていう。

(AKLO)ああー。

(DJ YANATAKE)で、いまこの時代にここまでメジャーで突っ張れるのは本当にかっこいいなと。まずはそこに天晴れ! ですね。

(渡辺志保)天晴れ!(笑)。

(HIPHOP HYPE!の中の人)ハリさん(張本勲)みたいなね。

(AKLO)(笑)。天晴れですよ。

(DJ YANATAKE)まあ、天晴れ! なんですが。普通の人が一聴したら、ひょっとしたらちょっと暗いっていうかさ。

(渡辺志保)はいはい。ダークなね。

(DJ YANATAKE)これ、BPM52ですからね。

(HIPHOP HYPE!の中の人)この遅いのもね、また。

(渡辺志保)そうね。イケてる証拠ですよ。

(DJ YANATAKE)この曲をまず聞いてもらって、やっぱりね、本当にAKLOさんの今回ラップ力。ラップの進化ぶりがもう……宇多丸さんの言葉を借りて言いますけども、「日本語ラップの最高到達点をまた更新したかな」と。

(渡辺志保)おおー、更新した。

(AKLO)Again and again!

(渡辺志保)Again and again! You did it again!(笑)。

(DJ YANATAKE)なんかね、やっぱり全然単調なラップじゃなくて。ちょっと間が空くところとか、詰めるところとかがすごいこだわりぬいて凝っていて、すごく面白かったのと。あと、もう1個僕のアルバムの印象としては全体的に苦悩の見える感じがすごいしたんですよ。苦しみながら作っているっていうか。でも、それはただ陽気なパーティーラップとかもあるけど、キャリアを積んできて、また1個新しい壁にぶつかった時のそういう苦悩を歌った気持ちの方がすげーダイレクトに入ってくるっていうか。

(AKLO)うんうん。

(DJ YANATAKE)すげー自分に置き換えても考えさせられちゃうというか。みたいなのをいちばん感じたのがこの『Sometimes』っていう曲だったんですけど。

(AKLO)『Sometimes』ですね。

(DJ YANATAKE)はい。これ、表裏一体感何ですよね。時々、愛にも満ちあふれた自分もいるし。時々、またその反対に苦しくてしょうがないような自分がいて。それを上手く、1ラインごとに対比で歌っていくんですよね。

(AKLO)交互にですね。

(DJ YANATAKE)交互にしながら。で、これがすごくそういうのが面白い曲になっているんで。1回、まずちょっと聞いてもらって、また補足していこうかな?

(AKLO)そうしましょう。

(DJ YANATAKE)まず聞いてください。AKLOの、いよいよ今週発売のニューアルバム『Outside the Frame』からのエクスクルーシブチューンです。『Sometimes』。

AKLO『Sometimes』


(AKLO)「Sometimes Sometimes♪」ということで聞いてもらったのが……

(渡辺志保)聞いていただきました。ヤナタケさんの推しチューンでございます。AKLOくんの最新アルバム『Outside the Frame』から『Sometimes』をお送りしました。

(DJ YANATAKE)はい。さっきもね、言ったんだけど。いろんな対比があってすごく面白いんですけど。いくつか気になるところがあったんですけど。メキシコのね、明るく陽気なAKLOさんがいて……

(AKLO)ああ、そうだね。そこヤバい(笑)。「そこヤバい」って言っちゃうみたいな(笑)。

(HIPHOP HYPE!の中の人)自分で言っちゃうみたいな(笑)。

(DJ YANATAKE)だからAKLOはさ、(日本人とメキシコ人の)ハーフじゃないですか。で、陽気なメキシコフレイバーの時はAKLOさんは「コロナがチェーサー」で「ショットがテキーラ」で。

(AKLO)「もう開いてやろうかポジティブセミナー」!っていう。もう、俺より明るい奴はいない。「お前ら、なに? 俺がポジティブセミナー開くけど?」みたいなね。

(HIPHOP HYPE!の中の人)たしかにね、AKLOさんの夜モードの時はね……

(渡辺志保)そうですよー! ビーストモードですから(笑)。

(DJ YANATAKE)ねえ。そのAKLOも俺ら、知ってるじゃないですか。で、その反対に急に「感謝したくなる和の心 落ち着く風情があるところ」みたいな。

(AKLO)「わきまえて進む役どころ」。ここね、「役どころ」っていう……

(渡辺志保)(笑)。まあね、舞台も経験してますからね。

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(DJ YANATAKE)そう。なんかね、それもちょっと聞きたかったんだけど。なんか、すごい日本っぽい言い回しに聞こえるっていうか。

(AKLO)いや、そこはね、やっぱり「和の心」って来たから、すごいそっちを意識して。で、「わきまえて進む役どころ」って、めっちゃ和やん!って思って。

(渡辺志保)めっちゃ和やん! 日蓮やん! みたいな?

(AKLO)もうなんか、そういうのをやっぱり……そういう感覚、ありますよ。しかも本当だし。たとえば、風情があるところ、落ち着くわ~っていう超日本人な自分がいたり。あと、みんなよりやたらハイテンションになっている陽気なメキシカンな自分がいたり。それは時々によって違うわけじゃないですか。だからそれは人間って、やっぱりいまの時代ってたとえばなんでも、「こいつはこういうキャラで」とかってカテゴライズしたがるけれども。人間ってそんなカテゴライズできるようなもんじゃないって俺は思っていて。

(渡辺志保)そうだね。

(AKLO)だから、『Sometimes』に関しては、「時にはこうで、時にはこうさ。時にはこうで、時にはこんな感じだよ」っていうことを表したい曲だったんだよね。

(渡辺志保)なるほどね。これこそなんか、ビートジャックとかが流行ったらいいのになって思いましたね。私。

(AKLO)まさに!

(DJ YANATAKE)ああ、自分なりのいろんな『Sometimes』がね。

(渡辺志保)そうそう。あるはずですから。

(DJ YANATAKE)たしかに。あとですね、いくつかあるんけど。玄米ライスをしまったままにしてて。まあ、ジャンクフードを食べたいって歌っているラインがあって。そのままマックに行ったり、スイーツは別腹で。そういうのも好きだぜっていうAKLOさんもいるんですけど、反対にオーガニックを選んでわざわざ農家にニンジン、セロリ、アップルジュースを買いに行くみたいなところもあるんですけど。これも、俺ら知っているAKLOさんのリアルなんで。

(渡辺志保)そうですよ。私、ファーマーズマーケットで1回、日曜の朝だかにAKLOさんに会って。切り干し大根をね、買う……

(HIPHOP HYPE!の中の人)切り干し大根!?

(渡辺志保)ということがございますね。はい。

(AKLO)だからまあ、すっごいヘルシーな気分の時もありますよ。だけど、なんか玄米買ったんだけど、しまったまんまで。っていうかどうやってこの玄米、作るの? みたいな(笑)。買ったはいいけど……

(渡辺志保)「普通の米と違うな?」みたいな(笑)。

(AKLO)そうそう。「やり方わかんねーから、とりあえずマック行こう!」みたいな(笑)。

(DJ YANATAKE)(笑)

(渡辺志保)ああー、なるほど。AKLOさんでもね、そういうことがあるんですね。

(AKLO)正反対。そういうこともあるみたいな。だからそういう不安定さの中で、だけどいろんなこと。たとえば前のアルバムでも『NOx3』っていう、自分が決めたルールは意外とルーズっていうのがあるんですけど。あんまり自分の持っている1回のフィーリングで流されて進み続けると、なんか全然違うことをしてるっていう。たとえば、すごいオーガニックにこだわろうと思ってたのにもかかわらず、マックなんて食っちゃったらまあ、普通病むでしょう?(笑)。

(渡辺志保)(笑)

(AKLO)だけど、そういうのもまあ全部、気楽に行こうよ。そんな難しく考えずに。

(HIPHOP HYPE!の中の人)Take it easy的な。

(AKLO)Take it easyっていうところで。

(渡辺志保)Take it easyっていうね。

(AKLO)そういうことです。

(DJ YANATAKE)で、まあそうですね。フックが「Sometimes I Love It Sometimes I Hate It」。ラブとヘイトでね。『ドゥ・ザ・ライト・シング』でね、ラジオ・ラヒーム先生が教えていただいた名言も入っているということで。すごくヒップホップ的に落とし込み方が面白いなと思ったんで、ヤナタケはこの曲を選ばせていただきました。

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(渡辺志保)おおー、素晴らしいですねー。

(DJ YANATAKE)でもこの曲、ほぼ最初から最後までずーっと面白いから。マジで。ずーっと面白いし、ビートチェンジするところとかも、トラックもすげーかっこいいし。というわけで、非常にヤナタケが気に入っている曲でございました。

(渡辺志保)はい。ありがとうございます。

(中略)

(渡辺志保)はい。というわけでヤナタケさんからのおすすめチューンは『Sometimes』でした。続いて、この方に聞いてみたいと思います。

(HIPHOP HYPE!の中の人)はい。私……っていうかですね、志保さまから振られると思ったんですけど。僕の近況、話してもいいですか?

(渡辺志保)お願いします(笑)。

(AKLO)お願いしますよ。

(HIPHOP HYPE!の中の人)いや、先週ね、ヤバい映画。『DOPE/ドープ!!』っていう映画を。


(渡辺志保)出ましたねー! あのエイサップ・ロッキー(A$AP Rocky)とか。

(HIPHOP HYPE!の中の人)そう。エイサップ・ロッキーとか出ていてね。ファレルとか。ディディ(P. Diddy)とかが監修しているっていう。あれがね、すっごい面白かったんで。

(渡辺志保)そうなんだ。7月末からね、日本でも公開されるっていう。

(AKLO)俺の好きなメキシコ系のラッパーも出ていますよね。

(HIPHOP HYPE!の中の人)ええとね、キャップ・ジー(Kap-G)も……

(渡辺志保)ああ、キャップ・ジーも出ている(笑)。

(AKLO)キャップ・ジーもね、いいキャラで出ているんですよ。あれはね、結構『スーパーバッド 童貞ウォーズ』と『スモーキング・ハイ(Pineapple Express)』と『ジュース(Juice)』をミックスしたみたいな感じで。

(渡辺志保)あ、『ジュース』もミックス。そうかそうか。すごいな。

(AKLO)マジかー。

(HIPHOP HYPE!の中の人)これね、結構傑作ですね。あれは。

(渡辺志保)じゃあクスリと笑っちゃう、あんな場面やこんな場面……

(HIPHOP HYPE!の中の人)「クスリ」どころか結構大爆笑。

(渡辺志保)そうなんだー! ちょっとね、今日集まった4名のうち、まだ中の人しか見ていなくて。ちょっと試写会、チャンスがあれば行きたいなと思っているんですけども。

(HIPHOP HYPE!の中の人)行った方がいいですよ。あれは。もう本当にね。

(渡辺志保)うん。まあ配給の方にご協力いただいて、『INSIDE OUT』であれやこれや……

(DJ YANATAKE)いいですよ。他のみんなもレコメンの映画の話。大丈夫ですか?

(渡辺志保)ああ、レコメンの映画。私、この間『ズートピア』を見に行ってまいりまして。「It’s Called A Hustle, Sweetheart」みたいな。すごいハスラー役のキツネちゃんが出てくるんで。それだけなんですけど(笑)。すごいハスリングにスポットライトが当たっていてよかったですね。



(AKLO)なるほどね。映画ですか。

(渡辺志保)AKLOさん、見てらっしゃいますか? AKLOさん、どうっすか? でも制作してる時って映画とかそういう他のエンタメってどう接してルンですか?

(HIPHOP HYPE!の中の人)インスパイアされたりね。映画から。

(AKLO)うんとねー、まあそうね。話すと長くなっちゃうからあれなんだけど。あんまりインターネットできなくて。

(渡辺志保)そっかそっか。それは意図的にインターネットと距離を置いていたっていうことですか?

(AKLO)そういうことなんですよね。だからちょっとずつ見てたりはしていたんですよね。ちょっとしかインターネットできない設定にしてあって。家のを。11時間に15分とか(笑)。ペアレンタルコントロールみたいな。

(渡辺志保)ああー、なるほど。

(AKLO)それで、Netflixとかね、Huluとか好きなんで。案外最近はそういうシリーズもののドラマというか。Netflix限定のやつとか、超面白くて。すげーハマッちゃって。あと、すぐ終わるじゃないですか。映画はちょっと長いけど。

(渡辺志保)60分でね、終わるからね。

(AKLO)そうそうそう。

(HIPHOP HYPE!の中の人)やっぱり映画もね、インスパイア元になりますからね。

(AKLO)なります、なります。

(渡辺志保)そういうのがリリックの節々にね、もしかしたら出てくることがあるかもしれない。

(HIPHOP HYPE!の中の人)まあ、『DOPE/ドープ!!』は結構下ネタもありますんで。初デートとかの人はあんまり行かない方が。

(渡辺志保)なるほど。フレッシュな初デートにはおすすめしませんと。

(HIPHOP HYPE!の中の人)そうなると、ちょっと気まずくなっちゃうかなと。

(渡辺志保)まあ、熟練カップルが行くなら良しという感じですかね。

(HIPHOP HYPE!の中の人)僕ももう1回、劇場に行こうかなと思っているぐらいのおすすめ映画でした。

(渡辺志保)はい。じゃあ中の人もおすすめしている『DOPE/ドープ!!』。7月末から東京をはじめ順次公開というわけで。楽しみにしています。というわけで、HIPHOP HYPE!の中の人が選ぶAKLOくんの推し曲はどれでしょうか?

(HIPHOP HYPE!の中の人)はい。僕がレコメンするのは……っていうか、普通にトラックリストをバーッと見たら、いちばん「ええっ?」みたいに思ったのが『Bob Dylan』っていう曲があったんですよね。

(渡辺志保)『Bob Dylan』。AKLOがボブ・ディラン?っていうね。

(HIPHOP HYPE!の中の人)これね、なんでボブ・ディランなんだろうかな?っていう。まあ、僕なりに「なんでボブ・ディランなんだろう?」って推測してみたんですよ。

(AKLO)おおー、いいですね。そういうの、聞きたいです。

(HIPHOP HYPE!の中の人)そしたら、ケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)が結構ね、「いまの時代のボブ・ディラン」みたいな。それはファレル(Pharrell Williams)が言っていたんですけど。ケンドリック・ラマーのことに対して。やっぱり詩人としてのセンスというか……

(AKLO)うんうん。

(渡辺志保)まあ、ちょっと社会的風刺も込めてっていう。

(HIPHOP HYPE!の中の人)あと、本当に存在としての偉人レベルみたいなのが。そこぐらいなんじゃないかな?っていうところでAKLOさんも実はそういうところを狙って……なのかな? とかも思ったり。

(AKLO)うん。「とかも思ったり」?

(HIPHOP HYPE!の中の人)あと、ボブ・ディランの孫は実はラッパーなんですよ。パブロ・ディラン(Pablo Dylan)っていう。

(渡辺志保)ああ、そうなんだ。パブロ! ヤバい名前じゃないですか(笑)。

(HIPHOP HYPE!の中の人)そう。パブロ・ディラン。しかもね、カニエの曲のビートジャックをOG・マコ(OG Maco)と一緒に作ったりとか。



(DJ YANATAKE)(笑)

(HIPHOP HYPE!の中の人)OGマコとね、何曲か曲を作ってるんですよ。パブロ・ディランは。だからね、割と本格的にやっていて。で、自分でミックステープとかも出したりしているんで。まあそういうところもあったりするのかな? とかも思いつつ。そのパブロ・ディランのお父さんっていうのがジェシー・ディラン(Jesse Dylan)っていうんですけど。実はジェシー・ディランっていう人は映画監督で。

(渡辺志保)ああ、そうなんだ!

(HIPHOP HYPE!の中の人)『How High(邦題:ビー・バッド・ボーイズ)』っていう映画、知ってます? メソッドマン&レッドマンの。あれを監督した人なんです。ジェシー・ディラン。

(渡辺志保)あらららら……マジ!?(笑)。

(DJ YANATAKE)ええーっ!

(渡辺志保)ちょっと! AKLOくん!

(HIPHOP HYPE!の中の人)ボブ・ディランの息子ね。長男。『How High』とか、あとね、『アメリカン・パイ3:ウェディング大作戦』っていうクラシックな、シリーズの中でいちばん素晴らしい。それとかを監督している人なんですよ。あと、ウィル・フェレルの映画『ペナルティ・パパ(Kicking & Screaming)』とかを作っていて。

(渡辺志保)ハンパねー! ウィル・フェレル(笑)。

(AKLO)俺がそこまでディグってボブ・ディランに……するか!(笑)。

(渡辺志保)えっ、偶然?

(HIPHOP HYPE!の中の人)だからこのウィル・フェレルからの……みたいな(笑)。からの、ボブ・ディランかな? とかね。いろいろ僕もディグって深読みしちゃいましたね。そこのボブ・ディランっていうところにね。

(AKLO)(笑)

(渡辺志保)じゃあAKLOさんもその『How High』を見ながら……

(HIPHOP HYPE!の中の人)ちょっとだけ、ストーンしながら(笑)。

(渡辺志保)ブレイズしながら。あら、まあ。いろいろ想像が膨らみますね。

(AKLO)そうかそうか。

(HIPHOP HYPE!の中の人)でも、実際どうなんですか? なんでボブ・ディランって?

(AKLO)なんか、誰かの名前の曲っていうのは作りたいなと思っていたんですよ。でも、そうなった時に結構みんな、もうすでに亡くなっている人だとかするパターンがすごく多いなと思っていて。で、たしかに人って亡くなったことによって美化される部分も……

(HIPHOP HYPE!の中の人)まあ、そうですね。レジェンドというか。そうなってしまう。

(AKLO)だけどボブ・ディランって現役だし。日本にも来たりとかしてるし。もうガンガンにカマしてるんだけど。でも、歴史的に見ると、いちばん最初にすごい社会的メッセージを。ある意味それも本当、ラップっていうかさ。それこそ、だからこそケンドリック・ラマーがボブ・ディランって呼ばれているみたいに。そういう意味で、曲の途中にJ・F・ケネディ(J.F.kennedy)とか2パック(2Pac)とか出てくるんだけども。自分が一生懸命生きているなかで、突然誰かのエゴによって殺されて、その物語がエンドする。そういうことよりも、俺がやっぱり名前を出してまで言いたいっていうのはいまのバリバリ現役のボブ・ディランのように、言いたいことも言って、なおかついまも生きていて、リビングレジェンドで。いい感じの歳の取り方をしている。で、すっごいかっこいいなとか思って。

(HIPHOP HYPE!の中の人)うんうん。

(AKLO)だから、いま生きている彼を俺の中の目標っていうか、そういうものにする。美化し続けていくみたいなのってフレッシュかなと思っていて。そういう事もあったりしたんですよ。でもね、お孫さんがラッパーみたいなのは……

(HIPHOP HYPE!の中の人)パブロ・ディラン。

(AKLO)それもね、調べて。

(渡辺志保)あ、そうなんだ。

(AKLO)でも、それは後から調べて。

(HIPHOP HYPE!の中の人)なるほど。息子のジェシー・ディランがウィル・フェレルの
映画を監督していたっていうのは?

(AKLO)それは知らなかったっす。

(HIPHOP HYPE!の中の人)じゃあこれ、インタビューで使っていただいて……

(渡辺・ヤナタケ)(笑)

(AKLO)これからちょっと使っていくか(笑)。

(渡辺志保)そのたびにちょっと、パーセンテージを……

(HIPHOP HYPE!の中の人)チャリン、チャリーン♪っていうね。

(渡辺志保)そうそう。中の人に。

(AKLO)はい。そういうあれなんですよね。

(HIPHOP HYPE!の中の人)でもね、ボブ・ディランっていう人は説明しなくてもいいとは思うんですけど。歌うっていうか、ちょっとフロウするみたいな感じの人じゃないですか。

(渡辺志保)うんうん。そうですね。結構だからボブ・ディランの声なんかをサンプリングしているラッパーなんかも多いしね。

(HIPHOP HYPE!の中の人)そう。ラッパーとかもだからカーティス・ブロウ(Kurtis Blow)とか、そういう人たちとのコラボとかもやったりとかしてるんで。まあ、近いところではあるというか。そのヒップホップのシーンでは。



(渡辺志保)はい。

(HIPHOP HYPE!の中の人)でも、がっつりそんなにやったりとかは近年はないですけど。だからこのトピックの選び方が面白いなと思ったので。私はこの曲をピックしました。ということで、ここらで一丁、行きますか?

(渡辺志保)お願いします。

(HIPHOP HYPE!の中の人)じゃあ、AKLOさんの曲で『Bob Dylan』。

AKLO『Bob Dylan』


(AKLO)はい。というわけでいま聞いてもらったのがAKLOで『Bob Dylan』!

(HIPHOP HYPE!の中の人)このね、フックでの乾いたトランペットが鳴るね、これがね。まあケンドリック・ラマーがテラス・マーティン(Terrace Martin)のサックスをフィーチャーするかのように。まあ、あんまりたとえるのもちょっと失礼なんですけど。そんなね、渋い感じがグッと来ましたね。

(渡辺志保)いいですね。アルバム一渋いトラックだなってちょっと思いましたけどもね。

(AKLO)たしかに。でもね、アルバムの中でも結構いい役割。すごい重要な役割をしている曲ですね。

(渡辺志保)ですね。まあぜひぜひ、明日にはフラゲしてみなさん、フルで聞いてほしいなと思いますね。

(AKLO)そうなんですよ。結局、アルバムをフルで聞かないと。こうやってちょっと聞いてもわかんないんだよね。やっぱり。

(渡辺志保)そうだね。はい(笑)。左様でございます。ということでHIPHOP HYPE!の中の人がおすすめするAKLOくんの最新アルバム『Outside the Frame』からの1曲は『Bob Dylan』をお届けしました!

(中略)

(渡辺志保)というわけでヤナタケさん、そして中の人、そして次は私、渡辺志保が選ぶAKLOくんの最新アルバム『Outside the Frame』からの1曲をお届けしたいと思うんですけども。私が選んだのはこれ! 『247365』!

(AKLO)いいねえ!

(HIPHOP HYPE!の中の人)いいですねー!

(渡辺志保)ああ、マジ? イエーイ(笑)。

(AKLO)3曲目だね。

(渡辺志保)そうです、そうです。アルバムの3曲目だから結構最初の方にみなさん、聞くことになると思うんですけども。で、最初から言っているけど、これ全部聞いてAKLOくんがすごいキラキラ女の子失恋ソングとかを歌っていたらどうしよう?って思ったんですけども。まあ、本当……(笑)。

(AKLO)いいじゃない? それはそれで(笑)。

(HIPHOP HYPE!の中の人)ちょっと聞いてみたい(笑)。

(渡辺志保)ちょっと聞きたいけどね(笑)。こう、砂浜を走って「キャーッ♪」みたいな。そういうPVみたいなのもね、聞いてみたいですけど。でも、どうしよう? と思って。聞くのがすっごい楽しみだったけど、その分ちょっと、これでもしガーンってなったら「AKLO、時間返せ!」みたいな感じになるなと思って聞いたんですけど。すっごい全編通して超ハードだし。で、これ先日私もAKLOさんに別の媒体で実はインタビューさせていただいたんですけど。その時にも言ったんだけど、これまでのどんなアルバムよりもAKLOさんの感情がすっごい伝わってくるアルバムだと思ったんですよ。

(AKLO)うんうん。

(渡辺志保)で、いままで、『The Package』『The Arrival』と続いて。2作とも、もちろんAKLOくん超クールなんだけど。なんかクールすぎて、ちょっと感情の熱・ヒートの部分が――それは別にいいとか悪いとかじゃなくて――まあ、とにかくクールだなっていう感じだったのね。

(AKLO)クールな野郎だなと。

(渡辺志保)クールなデュードだなという風に思っていて(笑)。なんだけど、今作はやっぱり聞いた瞬間から、AKLOくんの熱さが。Heat over here的な。ここ、ここ! みたいな。そういうのを感じて。特に私が、いちばんAKLOくんの感情の熱とかを感じたのが、この『247365』だったんですね。私が普段、日本語のラップでも英語のラップでも聞く時にクールだな、いいな、かっこいいなって思うポイントが、「いま自分がどれだけかっこいいか?」とか、「いま自分がこれだけ熱い気持ちでいます」っていう、その「いま」をね、歌っているラップがすごい好きで。

(AKLO)うんうん。

(渡辺志保)まあドレイクとか、その最たる例だと思うんですけど。KOHHくんとかもそうだしね。で、それに関してもこの曲はすごい熱いなと思った。あと、トラックもやっぱりさっきの『Sometimes』もそうだけど。この曲も途中からガラッと転調するんだけど。転調したビートがね、なんて言うんでしょう? ちょっとディスコブギーチックなビートで。それがまた、すごいかっこいいんですよね。

(AKLO)あそこ、なんかテンション上がるっすね。

(渡辺志保)テンション上がるっすね! すごく。でね、私がすごい好きなリリックもございまして。それをちょっとクオートしたいんですけども。「Time is Money」っていう有名なフレーズ。みなさん使うと思うんですけども。「時は金なり」ということですが……「皆がTime is Money って言うけれど ゆっくり過ぎちゃ価値ねぇよ」っていう。

(HIPHOP HYPE!の中の人)なるほど。

(渡辺志保)ワード! AKLO語録。ワード、みたいな。本当にそう。ダラダラしてたらね、せっかくの時間の価値もなくなりますから。

(AKLO)いや、そうなんですよ。なんか楽しい時って時間があっという間に過ぎるじゃないですか。それと逆で、つまらない時間はゆっくり過ぎる。だけど、みんな「Time is Money」って言うんだったら、ゆっくり過ぎた方が価値があるはずだけど、ゆっくり過ぎちゃ価値がなくて。あっという間に過ぎれば過ぎるほど、価値のある時間っていうか。そういうところなんですよね。

(渡辺志保)なるほどね。たしかに。いや、AKLO哲学やな! と思ったんですけどね。でも、その感情の込め方みたいなのは今回、全2作と比べて自分でも意識したところ、ありますか?

(AKLO)ありました。真空パック感。1回、湧いてきた気持ちを絶対にレコーディングするんだ、みたいな。いままではそれを上手いこと物語としてどう完結させるか? みたいなところだったんだけど、今回に関してはどちらかと言うとその熱を、熱が冷めないうちにとにかく真空パックしてレコーディングしたいっていう。だから今回はね、合宿なんかして作ったんですよね。

(渡辺志保)合宿! ちなみに今回トラックを作っているのは、今回もメインのプロデューサーはBACHLOGICさんとJIGGさん?

(AKLO)そう。で、今回は共作でね。だから全曲O.Y.W.M.名義。

(渡辺志保)おおー。チームみたいなね。

(AKLO)そうなんですよ。

(渡辺志保)じゃあ、3人で合宿してたんですか?

(AKLO)そうです。ひとつ屋根の下スタイル!

(渡辺志保)っていうかどういう風に作るの? 実際。鉄定規でパシパシ! みたいな? ケツ叩きみたいな?

(AKLO)鉄定規で?(笑)。違う違う(笑)。なんかとりあえずビートを組みだして、1ループできたら「AKLO、これ、どう?」みたいな感じで。「ああ、いいね。じゃあ俺、曲書き始めるわ」って言って書き出して。書いている間にちょっと展開とか。リリックに合わせて展開を作ってくれたりとかっていう感じで、リアルタイムで両方が進んでいくっていう。

(渡辺志保)すごーい。それはでも、いい成果が出たっていう感じ?

(AKLO)かなり。

(渡辺志保)そうなんだ。じゃあ、いまからかける『247365』もそういう風に合宿をしながら作った曲?

(AKLO)まさに。

(渡辺志保)なるほど。じゃあ熱のこもり方、入り方もまた違うというような感じでしょうか。じゃあ、もうここでみなさんにもね、聞いていただきたいなと思うんですけども。私、渡辺志保が推すAKLOくんの最新アルバム『Outside the Frame』からの1曲はこちらです。『247365』、聞いてください。

AKLO『247365』


(AKLO)はい。というわけでいま聞いてもらったのは志保さんのおすすめのAKLOで『247365』という曲です!

(渡辺志保)うわー、かっこいい! ちょっとこれを噛まずに言えるかな? というのがそもそも私の課題だったんですけどね。ちょっと長いっていう。で、数字はやっぱりちょっと噛みやすいですから。『247365』を聞いていただきました。でも、本当にどの曲どの曲も間違いないから!っていうね。

(AKLO)いやー、マジヤバいっす。

(渡辺志保)みんな、待ち続けていたと思うんですけど。いよいよ明日、フラゲ日ということで。今週水曜日、22日に発売でございますAKLOくんのニューアルバム『Outside the Frame』ですね。みなさんぜひぜひ、間違いなくゲトっていただきたいと思います。

(AKLO)フラゲB-Boyになってください。

(渡辺志保)フラゲB-Boy(笑)。いいですねー。

(中略)

(渡辺志保)では、ここで告知のコーナーを。

(AKLO)AKLO『Outside the Frame』ツアー。8月3日(水)、東京赤坂ブリッツ。18時オープンで19時スタート。6日(土)は大阪です。Shangri-La。18時半オープンで、これも19時スタート。それから今週の土曜日に水戸市Bubbleというところで『ROCK THE DEF vol.173』。DJ MASTERKEYさんと一緒に行きます。それであと、『908 FES』に今年も。もう俺、5年目なんですよ。

(渡辺志保)ヤバいね! そんなになるんだね。

(AKLO)僕がいちばん出ているんでね。8月21日(日)が大阪フェスティバルホールで9月3日(土)が東京武道館。ナーミーン!

(渡辺志保)ナーミーン! すごいね。武道館。

(AKLO)あと、6月22日(水)。22時から23時半までは『超・STREAM on タワレボ』! っていうことで、見れるんですよね?

AKLOとKEN THE 390『Outside the Frame』のフロウを語る
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(DJ YANATAKE)AbemaTV FRESH!で。

(AKLO)AbemaTV FRESH!で。それで見れるそうです。あと、6月24日は20時からInterFM『TOKYO SCENE』に出ます。6月25日は23時台からTBSラジオ『ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル』にてスタジオライブをやります。

(渡辺志保)ヤバいね! やっちまうねー!

(AKLO)ってな感じでいっぱいありましたが。気になることがあったらぜひチェックしてみてください!

(中略)

(DJ YANATAKE)で、ですね。明日フラゲでぜひAKLOさんの『Outside the Frame』を。

(AKLO)いやー、一刻も早く。とりあえず、お願いだから聞いてみ?っていうさ。

(DJ YANATAKE)あのね、『INSIDE OUT』リスナーは確実に満足できるドープなアルバムになっています。で、今日、特に俺らはさらにドープな曲を選んでいたかもしれない。もっとね、JAY’EDくんがフィーチャリングされている曲とかも……

(渡辺志保)ああ、そうだね(笑)。そういう曲かけろよ!っていう感じだよね(笑)。

(DJ YANATAKE)でも、そういうのもやっぱり歌詞的にすげー面白い曲がいっぱい。本当に、まずAKLOのラップと歌詞は本当にすごいところに到達しているんで。ぜひね、そこに注目しながら聞いてくださいっていう感じですね。

(AKLO)リアルシットオンリーですね。

(DJ YANATAKE)あと、これ僕的に(タワーレコード購入者限定の)特典でついてくるMummy-Dさんのね、ラップ(『サーフィン feat.JAY’ED & MUMMY-D』)がマジでちょっとすごかったんで。

[リンク]タワーレコード特典付き AKLO『Outside the Frame』
OUTSIDE THE FRAME [CD+DVD]<初回盤>

(渡辺志保)ああー、早く聞きたい! 私もまだ聞いてない。

(AKLO)すごいんですよ。本当にすごい。

(DJ YANATAKE)今日、実はね、時間が巻いたらかけようかと思ったんですけど、かけられなかったんでね。買って。特典でゲットして聞いてください。

<書き起こしおわり>

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