オードリー若林さんが2022年6月18日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で『あちこちオードリー』が始まるまでの自身の腐っていた時期について話していました。
8月5日(金)20時??#あちこちオードリー
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(若林正恭)あれ、もう5年前か。いや、早いよなー。本当、5年前っていうことは武道館の前か。
(春日俊彰)前だね。ちょっと前ぐらいじゃないですか?
(若林正恭)2017年とかが一番、俺が頭の中、こんがらがってたんじゃないか? なんか、情報番組のレギュラーばっかりで。どうなんだろう? それでこの間、ふとさ、ほら。『あちこちオードリー』に錦鯉とおいでやすこがさん、来てくれたじゃん? で、質問されて思い出したけど。佐久間さんのオールナイトに俺、ゲストで呼ばれてさ。その時にサプライズで『あちこちオードリー』がレギュラーになるの、聞いたのよ。
(春日俊彰)ほうほう。
(若林正恭)で、俺さ、その時さ、ちょっと腐ってるんだよね。
(春日俊彰)ああ、そう?
(若林正恭)そう。ちょっと腐ってるから、なんか佐久間さんに対してもなんかね、どっかね、なんていうんだろうな? 佐久間さんがラジオを始めたことに対してもね、「揚げ足を取ってやろう」みたいなテンションなんだよ、俺。
(春日俊彰)なるへそ。
(若林正恭)で、なんか勢いをすごい感じだから。佐久間さんのラジオ。それでなんかレギュラーになるって、一気になんか腐りが取れた瞬間になったんだよ。
番組中に佐久間さんからレギュラー化を伝えられる
(若林正恭)俺、腐ってたんだよね。『あちこちオードリー』が始まるまで。
(春日俊彰)あれが2年、3年ぐらい前ってことですか?
(若林正恭)もうちょい。3年前ぐらいだね。だって一番最初はお昼か。朝ぐらいにやっていただろ?
(春日俊彰)土曜の午前中、昼前ぐらいだもんね。
(若林正恭)そう。あの前、俺はちょっと腐ってたんだよね。腐って、すごいなんかね、よくない時期だった。本当に。なんかね、サトミツとかに「どうせオードリーはお笑い番組、できねえんだよ。しょうもない……」ってよくね、愚痴ってた頃だよ。
(春日俊彰)フフフ(笑)。
(若林正恭)それがやっぱりひとつの番組で変わっていくもんだね。本当にね。
(春日俊彰)なるへそ。
(若林正恭)だから、『あちこちオードリー』で渡辺さんに聞いて興味深かったけどさ。考えるじゃん? 30でM-1だからさ。「35の時とかにまだテレビの仕事とかなかったら、どうしてただろう」とか、たまにこのラジオでしゃべるけど。「やめてただろうな」って話になるよね。いつもね。
(春日俊彰)まあ、そうだね。そうだよね。
(若林正恭)だから春日の親が、30になったら強制的にやめさせるつもりだったんでしょう?
(春日俊彰)なんか父親が言ってたけどね。うん。
(若林正恭)だから、お父さんには申し訳ないことしたよな。
(春日俊彰)なにが?
(若林正恭)お父さんからしたら「何してくれてんだよ!」と思っただろうな。M-1を見てて。
(春日俊彰)いやいや、それは思わないでしょう?
(若林正恭)だって2月9日がタイムリミットだったわけだろう? 春日に引導を渡す。30になったら無理やりやめさせる予定だったでしょう? 両親が。
(春日俊彰)まあ、そんなことは言ってたけどね。
(若林正恭)へー! それは何? 「30まで」っていうのは言われてはいなかったんだ?
(春日俊彰)言われてはいなかったからね。
(若林正恭)知らないタイムリミットだ。
本人が知らないタイムリミット
(春日俊彰)そう。勝手に設けられていて。うん。まあ、ギリギリ滑り込んだ、みたいな感じですよ。
(若林正恭)それでもうお父さんがして「何してくれてんだよ!」って思っただろうな。
(春日俊彰)いや、思わないですよ、別に。「よかった、よかった」じゃないの?
(若林正恭)えっ、「よかった、よかった」ってM-1の後に言われた?
(春日俊彰)まあ、言われたよ。
(若林正恭)えっ、なんて言われたの? 「あと2ヶ月だったのにな……」って。だって、心待ちにしてるわけじゃない? お前が三十路を迎えるのを。
(春日俊彰)いやいや、やめさせたくてワクワクとかじゃなくて。向こうで仕方がなくというかね。それは回避できてよかったという方向だと思うけどね。「クソッ! なんでだよ!」っていう方向じゃないじゃない? それは。そうではないと思うよ。
(若林正恭)でも、お父さんもよかったよな。お前の黄金期を見届けられて。うちの親父は逆にかわいそうだよ。俺、これからだからさ。黄金期が。
(春日俊彰)ああ、これから? ああ、そう?
(若林正恭)見れなくてかわいそうだったよ。うちの親父。
(春日俊彰)でもM-1とか、ほら。喜んでくれたでしょう?
(若林正恭)いや、俺は50だと思ってるんだよね。
(春日俊彰)50なの!?
(若林正恭)俺が一番、若林正恭になる時って。
<書き起こしおわり>