東野幸治 56歳にして人前ですごく怒られた体験を語る

東野幸治 56歳にして人前ですごく怒られた体験を語る 東野幸治のホンモノラジオ

東野幸治さんが2023年10月13日放送のABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』の中で羽田空港で飛行機に乗るために待っていた際、とあるおじさんから人前ですごく怒られたという話をしていました。

(東野幸治)あと、人前ですごく怒られた話、聞きたいですか?(笑)。

(渡辺あつむ)えっ?

(東野幸治)すごく怒られた話。

(渡辺あつむ)東野幸治56歳が?

(東野幸治)2週間前の羽田空港。大阪に行くっていう時。前々回、話そうと思ったけど、のりお師匠がゲストで。時間がなかったから端折ったんですけども。飛行機で羽田から伊丹に行くんです。で、いつも座って待ってるんですよ。で、いらちの人は……だからグループ1、グループ2、グループ3ってわかれていて、順序よく乗れるようになっていて。一番最初はお金持ちのグループ1。で、次がグループ2。3、4……っていうんで奥からどんどん入っていくみたいな感じで。で、こっちはだから座って、ちょっと充電とかしながら、中途半端な時間ぐらいに乗って行っていいかなって毎回、そうやっていて。で、ずっと列が並んでる。

で、グループ2があって。グループ1はなんか、並んでなくて左側のゲートに入っていくところのちょっと、カーブする感じで人が並んでいて。で、グループ2はまっすぐ並んでいて。で、そのまっすぐ並んでるところの1個のテーブル、椅子のところで待っていて。で、なんとなく客が入っていく。順番のアナウンスが聞こえて。グループ2もちょっとずつ動き出す、みたいな感じのところでいつも、なんとなくファーッと合流するんですよね。で、今回合流する時に「入ってくるんじゃねえよ! 後ろ、並べよ!」って言われて。まあ、もう全くおっしゃる通り。おっしゃる通りなんですよ。で、俺、マネージャーもいたけど、マネージャーの前で「並んでんだよ、こっちは! 後ろ、回れよ!」って言われて。グループ2のラインね。

で、俺も「うん?」って一瞬思って。で、「あ、すんません」って言って、グループ2の一番後ろに回ったんですよ。たぶんマネージャーからすると「なに? 東野さん、恥ずかしい。かっこ悪いな」と思ったらわからん。俺も言えへんかったよ。そのグループ2のおっちゃんに「後ろに並べよ! こっちは並んでんだよ!」って言われた時に……実は俺の紙、グループ1なんですよね(笑)。だから、別に左側に行ってね、「ああ、すいません」って言って、嫌味のごとくグループ1から行って乗ってもよかったけど。でも、そのおっちゃんのこともちょっと……なんか、それだとそのおっちゃんもかっこ悪いやろうなって。

(渡辺あつむ)追い追いね。

(東野幸治)「おい! 並べよ、おい! お前っ! あっ……グループ1やったんですか……」って(笑)。

(渡辺あつむ)「ヒソヒソヒソヒソ……」。

実はグループ1だった

(東野幸治)ってなると思って。「俺、優しいな」と思って、グループ2の顔で一番後ろに並んでたんですよ(笑)。

(渡辺あつむ)いいと思います(笑)。

(東野幸治)だからほんまに、もうすごくみっともないけれども。俺はあのおっちゃんのために1個、恥はかかせへんかったなと思って。

(渡辺あつむ)はい。よくぞ耐えました。偉いです。

おっちゃんに恥をかかせないようにグループ2のふりをする

(東野幸治)いや、こっちもね、返す刀で「いや、こっちは1やねん。こっちは1で、そっち側に並んで行ってもここに並んでも、一緒やねん」って言うことはできんねんで? でも、グループ2の顔で「あっ、すんません」って(笑)。みじめな関西コメディアンになって(笑)。いや、だからあの時、ほんまに迷ったわ。ちょっと機嫌悪かったり、いけずな自分が出たら嫌味の如く「すんません。あの、グループ1なんで。向こうから並びます」って、近いところを指差して。「へえ、すんません」ってやることもできたけど。グループ2の、なんかちょっと眉毛をへの字にして。「どうもすんまへん。ちょっと横入り、ええかなと思ったけど、ダメですね。マナー違反で……申し訳ございません」って行ったっていうお話を、のりおさんがずっと待ってたから、我慢して(笑)。それで今日、したんですけども(笑)。

(渡辺あつむ)はい(笑)。

<書き起こしおわり>

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