マヂカルラブリー村上 オードリー若林に『だが、情熱はある』の話を聞きたいけど聞けない話

東野幸治と山里亮太 ドラマ『だが、情熱はある』を語る マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0

マヂカルラブリー村上さんが2023年4月27日放送のニッポン放送『マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0』の中でオードリー若林さんと南海キャンディーズ山里さんを描いたドラマ『だが、情熱はある』に夢中であることを紹介。『ヒルナンデス!』で共演しているオードリー若林さんにドラマの話を聞きたいのに、なかなか聞きづらいという話をしていました。

(村上)ちょっと話したいことがあるんですけど。あなた、見てますか? 『だが、情熱はある』。

(野田クリスタル)今、2話まで見たかな?

(村上)ああ、じゃあもうほぼほぼじゃないですか。今、たぶん3までじゃないかな? 3までだと思いますけども。ちょっともう、好きすぎて。面白すぎてさ。私、元々がお笑いオタクだったじゃない? だから、知ってるしさ。足軽エンペラーとかさ。ナイスミドルとかも知ってるから。僕は。その山里さんと若林さんの旧コンビ名とかさ。

(野田クリスタル)そこから特にね、1回足軽エンペラーを挟むっていうのが面白いよね。山里さんね(笑)。なんかね、ちょっとだけ見えるから。先に世間にちょっとだけ、見えるわけじゃん?

(村上)足軽エンペラーはだって『ガチンコ』に出ているわけですから。

(野田クリスタル)ガチンコ漫才道で一瞬……その時って、出るのかな?

(村上)局が違うから無理じゃないですかね? でもちょっと、評価されたとか、そういうのはあるかもしれないよね。今後。だから、その当時のこともわかるしさ。いろいろ聞く話とかあるじゃん? 私たち、お笑いやってるからさ。なんか当時、キングコングさんがすごくて。で、キングコングさんっぽい人も出てきて、みたいなのとかがもう、たまらなすぎてさ。

(野田クリスタル)テレビ局はもうキングコングさん、ナイナイさんを求めていたからっていう。

(村上)いや、そういうことだもんね。だって『波』のシリーズのあれになっていってさ。で、僕はNSCに行ってないからわかんないけども。あの感じ、あるじゃん? 同期が売れちゃってさ、MCやっていて、みたいなのとかさ。本当、たまんなくて。もう本当に1週間、待ちきれないみたいな。こんなの、本当に久しぶりで。で、私たちって、あれじゃないですか。本人に毎週1回、あっているじゃないですか。だから、もうしゃべりたいのよ。僕は、若林さんと。『ヒルナンデス!』の時に。「今週もよかったです」みたいな話を。

(野田クリスタル)悩むよね。

『ヒルナンデス!』の時に話したい

(村上)で、もう好きすぎてさ。ラジオとかで裏話とか、してないかなと思って。オンエアーしたぐらいから全部、オードリーさんのオールナイトニッポンを聞いたのよ。そしたら、1話が放送された次の時のオールナイトニッポンで「面倒くさいやつがいる」って若林さんが言ってんのよ。「面倒くさいんだよ。『あれ、本当にあったんですか?』って聞いてくるやつが本当に面倒くさいし……」って。

(野田クリスタル)あっぶな! 俺、大丈夫だよな?

(村上)「そんなの、つまんねえやつしか聞いてこない」って言うのよ。

(野田クリスタル)ええっ、ヤバッ!

(村上)「それを聞いてくるやつは大概つまんない」って言っていて。だから僕はもう、動けないわけよ。聞きたいけど。そのラジオを聞いてしまっているから。そのラジオ、聞いてなかったらもう言っているよ?

(野田クリスタル)もう全員が言ってくるそれを、「言ってくるな」っていうことだよね? たぶんね?

(村上)そう。だからそのラジオでも言っているんだけども。「もうちょっと、半回転できないか? 1回転とは言わないまでも、その質問を……」っていう。

(野田クリスタル)俺らだったら「M-1優勝後、忙しい?」じゃなくて、もう1個、あるじゃんか。

(村上)そうそう。「いやー、忙しいでしょう?」じゃなくて。なんだろうな?

(野田クリスタル)「毎回、同じネタやらされるでしょう?」とか。

(村上)「昨日、何時に終わったの?」でもいいのよ。「昨日、何時に仕事に終わったの?」とか。そういう感じですよ。「半回転させろ」って言っていたから。だからその『ヒルナンデス!』のCMん時に若林さん隣の席に座っていたから。もう本当に「うーん……」って考えて。本当は行きたいよ? 「先週のあそこ、本当にああいう感じだったんですか?」とか、「本当にああやって言ったんですか?」とか、言いたいけど。そこを何とか押し殺して。「若林さんの実家の再現度って、どのぐらいですか?」って聞いたんだよ。

(野田クリスタル)ああ、それは半回転か。

(村上)まあまあ、よくない? 「お父さんとああいう会話って、本当にあったんですか?」とかじゃないから。「実家の再現度ってどのぐらいなんですか?」って言ったら、たぶんそれはセーフだったと思うのよ。だから、いろいろ教えてくれたの。「いや、あのね、実家のリビングとか、部屋とか、そのへんはそこまで再現してるっていうわけではないかな」って。

「自分の部屋って、ああいうのとかはなかったんですか? 置いてある小物とかも、どうなんですか?」って言ったら、「いや、あのね、あったものはあった。野球の帽子……阪神かな? 近鉄かな? ああいうのの帽子はあったけど、他のものは別に全部を再現してるわけではないよね」みたいなのを答えてくれては。「うわっ、よかった。たぶんセーフだったんだ」って思って、僕もニヤニヤしてたら……その隣に座っていた川田裕美さんが「えっ、あれって本当にあったことなんですか?」って速攻で聞いていて(笑)。

(野田クリスタル)あちゃー……。

(村上)速攻で聞いていて。「あ、つまんねえって思われた! 川田さん、今、つまんねえって思われたよ!」って(笑)。速攻、一言目で(笑)。

(野田クリスタル)でも一番ひどいのは、この話をすることよ。言っちゃ悪いけど。バレてないんだから。もう若様も気まずくて仕方ねえよ。

(村上)すいません(笑)。なんて言ったらいいか、わかんなくて。「いや、川田さん、それはダメですよ」とか言えなかったから。「辟易しているから」とかは言えなくて。でも、それは聞きたいじゃん?

(野田クリスタル)だからそこは、1周したテイで行けば? 1周しちゃってる感じで。

(村上)「あれ、本当にあったんですか?」って?

(野田クリスタル)もう、それをくだりみたいに。「あれ、本当にあったんすか?」っつって。「おい、何人目だよ、それ?」みたいなくだりにして。

(村上)ああ、なるほどね。じゃあ、突っ込んでもらう? 「お前、ミーハーだな! 俗だな!」みたいに言ってもらって。

(野田クリスタル)ミーハーキャラみたいな感じで。

(村上)でも、それも嫌じゃん? それもなんか見透かされそうじゃない? 若林さんに。「こいつ、本当に聞きたいから1周した感じで来てんな?」っていう(笑)。

(野田クリスタル)「いやー、めっちゃ聞かれるでしょう? 『これ、本当なのか?』って。しんどいでしょう? わかりますよ、マジで。ねえ!」って。

(村上)「ねえ。わかりますよ。でも、本当にあったんですもんね?」って(笑)。

(野田クリスタル)なんで二択にかけるのよ? 「いや、あれね、村上くん……」じゃないのよ。

(村上)「いや、あれは本当にみんなに聞かれて。大変。かわいそうだわ、若林さん。もう毎回毎回ね。で、俳優さんとか女優さんとかに聞かれたら、答えなきゃいけないじゃないですか。でも、本当にあったことなんですよね?」って。これ、どうですか? バレます?(笑)。

(野田クリスタル)うーん。

(村上)「本当にあったことですもんね?」って。

(野田クリスタル)よりバレるね(笑)。

(村上)じゃあ、どうしたらいいんですか? じゃあもう、詰みじゃないですか。あれが本当にあったかどうか、僕はもう一生知れないってことじゃないですか?

(野田クリスタル)いや、本当にそのへんってさ、聞くのが難しいよな。なんか、ありきたりなことは言えないっていうか。こっちは。いや、本当に一番つまらないやつだと思われそうなのが、「髙橋海人さんの演技、本当にうまいっすよね。似てますよね」とかが一番ナメられそう(笑)。第一位な感じ、する。

(村上)でも、言いたいのよ。「似てますね」って。

(野田クリスタル)俺、でもあれって節々で「どうやっちゃったんだ、これ?」って思うじゃん? あのネチョネチョのとか。

(村上)そう。「絶対に言うなよ、バカ」とか。

(野田クリスタル)そう。あの語尾の……ものまねじゃない似せ方。めっちゃ言いたいけど、言ったらめっちゃナメられそうなんだよな。

(村上)もう、これが届いて向こうから言ってもらうしかないか? 若林さん!

(野田クリスタル)若林さんから。

(村上)若林さん、聞いてます?

(野田クリスタル)それか、もう「いや、ラジオを聞いたよ」なしで。「『だが、情熱はある』なんだけどさ。実は裏話があって……」っていう(笑)。

(村上)それが一番いい(笑)。

(野田クリスタル)控え室で。前室で(笑)。急に立ち上がって、みんなに言う感じで(笑)。

(村上)「裏話があってさー。あれは、あった。で、これはなかった」って。

(野田クリスタル)それを言っていく。

自分から、全部裏話を話してほしい

(村上)1話から、全部。言っていってほしい。春日さんは、どうなんだろうね? 春日さんに聞くっていうのは? あなた、結構春日さん側に座ってるじゃないですか。春日さんとのシーンは、春日さんも経験しているわけですから。

(野田クリスタル)難しい。なんか、あのドラマを見ている限りだと、春日さん目線の話ってあんまり……どうなんだろう? なんか難しいよね。何かキャラクターが立ちすぎていて。ドラマの中で。

(村上)まあでも、あれはでも結構再現されてるんじゃなかったでしたっけ? 当時から敬語だったとかは、あるっぽいっすよ。

(野田クリスタル)なんか、野暮な部分が多そうじゃない? 春日さんの方はちょっと。一応、ドラマだし。春日さんのキャラクターだしっていう。

(村上)まあ、だから完全なる軸ではないから。結構、デフォルメしてる春日さんなのかな?

(野田クリスタル)そういう部分はありそうだけどね。

(村上)うーん。でも、春日さんだったらなんか、なんていうのかな? 深読みして、嫌いにはならなそうじゃない?

(野田クリスタル)たしかに。聞いてみようかな? それを聞くのがね、上手な人がいるのよ。

(村上)どういうこと?

(野田クリスタル)それこそバカリズムさんの『ブラッシュアップライフ』をさ、聞きたくなるじゃん? 俺、何回か一緒になったから。でもなんか、それこそさ、演者だったらまだしもさ、脚本を書いた人にさ、なんか俺が……俺ごときがさ、その内容の本質的なことを質問する意味がわからないじゃん?

(村上)あと、まず野暮だしね。「お前が感じ取れよ:っていう話だからね。全て、ああいうのは。

(野田クリスタル)だからそれが質問できないでいたんだけど。サラーッと横から、せいやがやってくるわけよ。もう全然フラッと話して。向こうもすごい気さくに答えてくれていて。「うわっ、上手だな!」って。

(村上)バカリズムさんって、実は結構気さくだよね?

(野田クリスタル)そう。全然聞いていいし。

(村上)大丈夫かな? でも、せいやだよね。だから。だって、バカじゃん? バカリさんももう「この子はしょうがないか」っていう感じでさ、対応してくれそうじゃん?

(野田クリスタル)いや、どうなんだろうな?

(村上)だから僕とかあなたとかが一番、嫌なんじゃない? やっぱり。

(野田クリスタル)だからもう、わからんよ。せいやとかの、俺らがテレビに出てない間にものすごいいろんな絡みがあったとかも、よぎるわけよ。「俺ごときが……」って、思っちゃうな。

(村上)うーん。

(野田クリスタル)非常に難しい問題。

(村上)でも、オードリーさんはもう毎週会っているわけだしさ。だんだん、距離も縮まって来ていってほしいわけよ。僕も。

(野田クリスタル)あの、全然関係ないけどさ。せいやとのエピソードが1個だけあって。その、ずっと話す機会がなくてさ。もう1年ぐらい前の話なんだけどさ。本当にちょっとした話。

(村上)じゃあ、どうぞ。

(野田クリスタル)なんか、せいやのとある事件があったあたり。

(村上)あの、忌まわしき。

(野田クリスタル)あの忌まわしき事件があった直後ぐらい? 1ヶ月後ぐらいだったのかな? TBSのトイレでね、一緒にトイレに入って。隣同士でしょんべんしてて。で、俺が先に終わって。で、結構俺って、振るタイプだから。ブワーッて振っていたら、「なにをシコってるんですか?」って言ってきて。すごい敏感になっていたっていう(笑)。

(村上)なによ、その話(笑)。

(野田クリスタル)この話、どこでもできなくて……(笑)。

(村上)いいんですよ。そんな話は……。

(野田クリスタル)本当にする機会がなくて。どこかで話そうとは思っていたんだけどな。

(村上)それはいいのよ。若林さんの話をしたいのよ。

<書き起こしおわり>

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