野田クリスタル『ONE PIECE』ガイモン編の熱さを語る

野田クリスタル『ONE PIECE』ガイモン編の熱さを語る マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0

野田クリスタルさんが2023年6月22日放送のニッポン放送『マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0』の中で『ONE PIECE』ガイモン編の熱さについて話していました。

(野田クリスタル)メールです。「ヒグマと同じぐらい考察界隈で色気を出しているキャラといえば、ガイモンです。ルフィが仲間にしようとして唯一、なっていないという考察界の中でかなりエロすぎる要素を持っていますが、これ何も回収されないんじゃないかと最近、思い始めてます」。

(村上)うーん。ガイモンはどうなんですか? 何かあるんですか?

(野田クリスタル)ありますね。

(村上)ああ、ある?

1話だけで終わる奇妙なガイモン編

(野田クリスタル)ガイモンは熱いっすね。ガイモン編ってやっぱり異質で。全部「○○編」ってある中でガイモン編だけ1話で終わるっていう、ものすごい気味の悪い話なんですけども。

(村上)絶対に差し込みたかったんだろうね。尾田先生が。

(野田クリスタル)もしかしたら結末をそれにしていた可能性というのは1個、あるのかもしれなくて。このガイモン編のラストの結末に。

(村上)えっ、ガイモン編のラスト?

(野田クリスタル)これのラストが、ガイモンがずっと守り続けてきて「ある、ある」と思っていた宝箱が空だったっていう。これを、やってきそうだったんだよね。

(村上)なるほど。でもそのパターンも冒険にはあるんだよっていうね。

(野田クリスタル)ルフィはいつも「ワンピース、あるのかな? ないのかな?」って言っていて。だからワンチャン、空箱でも楽しいんだよね。

(村上)ああ、ルフィ的にはそれで経験したから「怖いな」と思いながら冒険してたんかな? 「あのガイモンパターン、キツいな……」って。

(野田クリスタル)「ガイモンの件もあるしな……」っつって。

(村上)「なかったらどうしよう? みんな、すげえ連れてきちゃったな」って(笑)。

(野田クリスタル)「どうしよう?」って。「なかったらマジ、ごめんね!」っつって。

(村上)うん。描かれてないけど、夜とかたまに言っていると思うよ? 「これ、なかったらごめんね。マジで……」って(笑)。

「世界を買っちまえ」

(野田クリスタル)「あるはあると思うけど……」って。あと、ガイモンが最後、ルフィに「世界を買っちまえ!」って言うんですよ。で、ルフィがね、「そうする!」って言うんですよ。そういったセリフを全部、回収するんで。

(村上)やっぱり100兆円ってことですか? ワンピースは。

(野田クリスタル)ワンピース、最後は100兆円。

(村上)100兆ベリー。

(野田クリスタル)「ドンッ!」って。

(村上)おわり?

(野田クリスタル)おわりです。最後、札束の風呂に入って。

(村上)札束(笑)。

(野田クリスタル)ナミとロビンが横にいて。「ドンッ!」って。

(村上)ジャンプの後ろだ。アンカーだ。ジャンプの最後のところにつながるんだ(笑)。ジャンプの最後、そんなのないか?(笑)。あれがあるのは、もっと変な雑誌か(笑)。

(野田クリスタル)なんたらストーンみたいなのね。

(村上)『RED』の最後になんか、ガイモンの彼女みたいなのが映ってませんでした?

(野田クリスタル)ああ、金髪のね。あれ、扉絵にも出てきたんだよね。

(村上)ああ、そうなの? じゃあ、本当になさそうだな。

(野田クリスタル)まあ、ちょっとね。でも回収してもおしゃれだけどね。言っても週刊少年ジャンプなんで。読者の反応を見ながら。

<書き起こしおわり>

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