PUNPEE ラップのリリックの書き方とアイディアメモを語る

PUNPEE『タイムマシーンにのって/家族の風景』を語る J-WAVE

PUNPEEさんが2023年4月23日放送のJ-WAVE『TOKIO HOT 100』に出演。クリス・ペプラーさんとラップのリリックの書き方やアイディアメモについて話していました。

(クリス・ペプラー)どうですか? リリックとかは、もう昔から書き溜める方ですか?

(PUNPEE)そうですね。結構、iPhoneのメモ帳の機能があるんですけど。それに思いついたことは毎回書いて。なんだろう? 曲を作る時に、そこから引っ張り出してきてっていうのが多いかもしれないです。

(クリス・ペプラー)それは、音声入力ですか?

(PUNPEE)いや、文字ですね。

(クリス・ペプラー)文字で。

iPhoneのメモ帳に打ち込む

(PUNPEE)前はそういう機能が携帯になかったんで。その時はリリックノートだったりとかを持ち歩いたりとかして……エミネムみたいに書いたりとかしてましたけども。今はもう、iPhoneのそのメモ帳の機能で。

(クリス・ペプラー)そこに打ち込むっていう感じで?

(PUNPEE)そうっすね。だいたい、そういうアイディアとかって本当、1日とかで忘れちゃったりとか。脳みそで整理できなくなってしまうので。書いちゃいますね。よくメモをしています。

(クリス・ペプラー)でもラップだから、どうなんだろう? 最初、アイディアが出た時、打ち込むのとあとはいわゆる、実際に肉声で発声するのって違うじゃないですか。

(PUNPEE)ああ、フロウとかっていう。でもだいたい、そういうアイディアは歌詞だけで留めておいて。フロウとかメロディーは後でつけることが多いかもしれないですね。

(クリス・ペプラー)なるほど。じゃあ大枠、いわゆるストーリーを一番第一に持っていって。韻を踏みたいからただ、やみくもに並べるというわけじゃなくて?

(PUNPEE)そうですね。割とアイディアだったりとかフレーズをメモする感じかもしれないです。

(クリス・ペプラー)なるほどね。そうか。じゃあ、その言葉遊びを優先するっていうよりかは、もっとこのストーリー感みたいなところをやっぱり……っていう感じですかね?

(PUNPEE)そういう感じです。でもたまにライミング、韻を踏むっていうので浮かんだのもメモりますね。なんか面白いやつが浮かんだりとかは、結構……はい。そうですね。メモっちゃいますね。

韻を踏まないラップについて

(クリス・ペプラー)なるほど。でも最近、全然韻を踏まないラップはどうですか? 大丈夫ですか?

(PUNPEE)いや、どうなんですかね? でも、言葉尻とかでなんか面白く弾かせたりとか。言葉をパン! とかターン! とか弾かせて、それで成立していればそれもそれな気がしますけど。でも、やっぱり韻を踏んでいって最後、どういうオチにたどり着くんだろう?って想像させるのもおもしろいことなので。両方、それぞれ楽しみ方な気がしますね。

(クリス・ペプラー)なるほど。そうですか。

<書き起こしおわり>

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