5lackとPUNPEE「5lack」への改名の意味とアルバム『KESHIKI』を語る

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5lackさんがJ-WAVE『SOFA KING FRIDAY』に出演。自身の名前の表記を「5lack」に変えた経緯やアルバム『KESHIKI』についてPUNPEEさんと話していました。

KESHIKI

(PUNPEE)というわけで今日のゲストは5lackです。よろしくお願いします。

(5lack)よろしくお願いします。

(PUNPEE)11月21日にアルバム『KESHIKI』をリリースしまして。CDで1週間ぐらい前にリリースしたんですが。おめでとうございます。

(5lack)ありがとうございます。

(PUNPEE)読みは、これは「景色」で。「5lack」と「Slack」の違いってなんなの? これ、めちゃくちゃ死ぬほど言われいてると思うんだけど。

(5lack)いや、「スラック」で、a.k.a が数字の「5」で、日本名として「娯楽」っていう感じで。

(PUNPEE)じゃあ「娯楽」って人が言っても全然大丈夫?

(5lack)まあでもa.k.aっていうか、基本的には「5lack」で「スラック」って読むっていう。まあでも、どっちでもいい。

(PUNPEE)うん。「S.L.A.C.K.」には戻さないの?

(5lack)ああ、うん。戻さない。なんか……。

(PUNPEE)変えるきっかけみたいなの、あったの? なにから変わったんだけっけ? 『この島の上で』とか?

(5lack)いや、DJかなんかをする時に違う名前で暗号化しようかな、みたいな感じで。それでやったら……。

(PUNPEE)ああ、それがタイミングだったっけ?

(5lack)かな?

(PUNPEE)Refugeeとか?

(5lack)いや、違う。なんかミックスCDとかストリートで出したり……。

(PUNPEE)DJの名義を別のにしたところから、ずっとこれだ。

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どんどん「5lack」が気に入る

(5lack)そうそう。5lackにして。で、どんどん気に入っちゃって。『5 Sense』も「五感」とか、感覚の話になって。「ああ、”5”っていいな」ってなって。5月生まれだったりとか、すげー身近にあって。

(PUNPEE)まあ「S」にも見えるから。

(5lack)「S」の形にもなっているし。で、それをやっているやつがいないから。っていうか、あんまり「Slack」っていう単語自体が使用されてなくて……アメリカに住んだことがないからわからないけども。

(PUNPEE)「怠け者」っていう意味でしょう?

(5lack)いや、違う。「余分」っていうか……・

(PUNPEE)「ネジがゆるんでいる」とかじゃないの?

(5lack)ゆるんでいるとかじゃなくて、そのネジを締めて余分な余裕のある、はみ出た部分とか。あとは「ゆとり」。だから(ズボンの)「スラックス(Slacks)」っていうのはそういう意味で。「楽」みたいな。だから、「余分な」みたいな、そういう意味ではたるんでいるじゃないけども。

(PUNPEE)あれは? ブレーキとかアクセルの遊びも「Slack」なのかな?

(5lack)ああ、その「遊び」みたいな感じかもしれない。なんかだから……。

(PUNPEE)じゃあ、それがスラングになって「怠けたやつ・ダラダラしたやつ」みたいな意味を持つことになったのかな?

(5lack)そういう感じだと思うけど。

(PUNPEE)それは知らなかった。で、『KESHIKI』を出したわけですが。この前のワンマン、ブリッツで発表してリリースするっていうことになったんだけど。今回のその『KESHIKI』っていうのはどういうこと? 意味的には、「いままで見てきた景色」とかっていうことなの?

(5lack)なんかどんどんいま、活動を続けて変わってきているけど。やれる場所とか。

(PUNPEE)「大きい場所」っていうこと?

(5lack)大きい場所だったり、そういうすごい人とかかわったり。でも昔からずっと変わり続けていたから。

(PUNPEE)まあ、やっていることもね。

(5lack)変わり続けちゃっているっていうことは、傍から見たら変わらないみたいな。でも、その中で変わっていくのは背景は変わり続けているから。その、俺が勝手に変わっちゃっているから。で、「変わっていない」っていう意味の対比で景色はすごい変わり続けていて、俺自体は動いていない感じ。

(PUNPEE)なるほど。じゃあ、いま見ている景色というよりは……。

(5lack)「変化し続けていたから、俺は別に変わってねえよ」っていう意味。

(PUNPEE)ああ、なるほどね。そういうことね。

(5lack)変わっているのは背景とか周りだろ? みたいな。

(PUNPEE)ふんふん。そういう意味も込めて、このタイトルになった。

(5lack)だから別に気分は始めた頃とはあまり変わっていないっていう。

(PUNPEE)「タイトル、他に何個か悩んだ」って言っていなかった?

(5lack)うん。だから『HAIKEI(背景)』とか『FUKEI(風景)』。

(PUNPEE)背景、風景。かっこいいね。全部、でも北野武映画っぽいね。

(5lack)まあ漢字っていうか日本語にしたいっていうのは結構……なんだろうね? 常にアメリカの……まあ、別に好きならそれを楽しめばいいけど。アメリカの人がナチュラルにそういうヒップホップの文化の存在とかに対して、なんか俺からしてもちっちゃい時からあったから、ナチュラルだし。普通に、特に日本人だし自分の文化の中にそういうオリジナルにできるチャンスのものもいっぱいあるから。だから別にそういうアメリカに寄せたりとかもなく。まあ、つづりは英語なんだけど(笑)。

(PUNPEE)まあね。日本語を英語にすることのパワーってあるの?

(5lack)外国の人とかも読めるじゃん。そしたら。

(PUNPEE)という感じの『KESHIKI』ですが。1曲……この前、『進針』っていうのをかけたんだけど。あれ、「しんしん」で読みは合っているの?

(5lack)「しんしん」。

(PUNPEE)「進針」っていう言葉はなくない? あれ、作ったの?

(5lack)うん。造語。

(PUNPEE)SICK TEAMの時も『踊狂』っていうのがあったじゃん? あれ、なんて読むのか俺、わかんなくて。あれ、「とうきょう」だと思っていたのよ。

(5lack)なんか文字を並べて、そう読まないのに「でもたしかにそう見えるわ」みたいな。当て字とかあるじゃん。人の名前とかで。

(PUNPEE)ああ、あるね。俺も当て字だもん。

(5lack)「これ、そうやって読むんだ」みたいなのは結構好きっていうか。

(PUNPEE)で、『進針』はかけたんだけど。2曲目でやっているFumitake Tamuraさんの『DNS』っていう曲が自分は好きだったんだけど。これは「君が○○」ってずっと言っているけど、この「君」って誰のことを言っているの? 誰かのことを言ってるじゃん。「俺のことをチェックしてんだろ?」とかさ。誰かがTwitterで「この『君』っていうのは自分のことを言っているのかな?」って指摘している人がいて。

(5lack)いや、自分のことではない。結構今回のアルバム、全体的にそうだけど。なんか俺の見ている、その景色といま思えば通じているのかもしれないけども、見ている東京とか街とかストリートのやつらとか、そういう業界とか同業者とかのやつらの「君ってこうだよね。ここがこうなっているよね」って、それがイエスかノーかは全然……それを聞いて自分がどう思うかで本人たちが自問自答してっていう。

(PUNPEE)なるほど。っていう感じの話か。

(5lack)っていう感じの表現かも。

(PUNPEE)じゃあ、『KESHIKI』から『DNS』をお聞きください。

(5lack)はい。

5lack『DNS』

<書き起こしおわり>

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