高田文夫『だが、情熱はある』初回放送を語る

東野幸治と山里亮太 ドラマ『だが、情熱はある』を語る ラジオビバリー昼ズ

高田文夫さんが2023年4月10日放送のニッポン放送『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』の中でオードリー若林さんと南海キャンディーズ山里さんの青春時代を描いたドラマ『だが、情熱はある』の初回放送について話していました。

(高田文夫)で、それ(ドラマ『ひとりぼっち』)が終わりそうだなと思ったら、かぶってるから。山里と若林のが。

(松本明子)出た! 山里さん。

(高田文夫)で、「ああ、結末はこっち、幸せになるからいいかな」って思ってさ。で、こっち。4にしたんだよ。あれ、面白かったんだよ。ニュアンスが似ているんだよ。2人に。

(松本明子)『だが、情熱はある』。ドラマ。芸人ドラマですよ。

(高田文夫)すごいんだよ、お前。妬み、嫉みで。山里、子供の時から「人を笑わせたい!」とか言いながらも、曲がっちゃっているから。お母さんのヒコロヒーが最高だよ、お前!

(松本明子)ヒコロヒーさん(笑)。

(高田文夫)ヒコロヒー、ヤンキーみたいでさ。お母さん。すごいんだよ(笑)。これがすごいよ? 若林、授業中に前に座ってるのが春日だからな? で、春日の後頭部の髪の毛をパチパチ、毎日切っていって、少しずつ上がっていくんだよ。裾が(笑)。

(松本明子)悪いよ、もう(笑)。

(高田文夫)ニュアンスが面白いんだよ。

(松本明子)また、似ているんですよね!

(高田文夫)似ている。稽古したんだろうね。声、枯れている、ちょっとかすれるんだよな。あいつ。いや、楽しみだね。

(松本明子)あのSixTONESの森本くんと、キンプリの髙橋くんがもう本当に似て……。

(高田文夫)だから今のジャニーズ、達者だよ。

(松本明子)達者ですね。なにをやらせても。

(高田文夫)なにをやらせても。そうすると(爆笑問題)太田が手紙にスッと書いているんだよ。「先生、子供の頃にジャニーズと野球の試合をやって。みんなが『ウエスト・サイド物語』を見に行った時に高田先生だけは森繁久彌さんの社長シリーズを見に行ってくれて……森繁さん、本当にありがとう」っつって。よくわかんないんだよ(笑)。「森繁さん、ありがとう」って(笑)。

(松本明子)「よくぞ高田先生を」って(笑)。

(高田文夫)そう。こっち側にね。「ジャニーズに行かなくてよかった」って。そんなのが書いてあるんだよ。あれはすごいね。だから、ああいう芸人さんの自叙伝みたいなのは、要するにたけしさんの『浅草キッド』ってのが有名で。それの元はっていうと、僕らは子供の頃にさ、志ん生の『びんぼう自慢』だったのよ。みんな、それを読んで落語家になったりしてさ。志ん生師匠の『びんぼう自慢』っていう本があって。それと、たけしさんの『浅草キッド』があって。で、この間の談春の『赤めだか』っていう。

芸人の自叙伝の系譜

(高田文夫)でもだいたいみんなさ、芸人になってからの修行とか、人がいない浅草とか、そういうところから始まるんだよ。だいたいさ。で、芸人として食えない時代の話をみんな、志ん生もたけしさんも談春もみんな、書いているんだけどさ。でもこいつら2人が素晴らしいのは、青春時代から描いているんだよ。お互いの学校での学園生活から。だから今の子だなって思うよね。だって、学校に入ったりするでしょう?

学校に入ったり、こっちはどこかに入ったりして。だから俺たちの時代みたいにさ、師匠に弟子入りして師弟関係から入っていって、それで苦労するとかじゃないから。現代っ子なんだよな。そこがやっぱり素晴らしいね。「ああ、こういう考え方もあるんだな」って思ってね、勉強になるよ。日々、これ勉強だよ!

(松本明子)石井ふく子さんから、若林さんまで……(笑)。

<書き起こしおわり>

東野幸治と山里亮太 ドラマ『だが、情熱はある』を語る
東野幸治さんと山里亮太さんが2023年4月7日放送のABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』の中でドラマ『だが、情熱はある』について話していました。
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