鈴木もぐら ギルドマスターを務めるオンラインゲームの人間模様を語る

鈴木もぐら ギルドマスターを務めるオンラインゲームの人間模様を語る 空気階段の踊り場

鈴木もぐらさんが2023年4月3日放送のTBSラジオ『空気階段の踊り場』の中で自身が以前からギルドマスターを務めているゾンビのオンラインゲーム内の人間模様について話していました。

(鈴木もぐら)で、そのDiscord……さっきも言ったけどね、そういうゲームで使うやつなんだけど。チャットアプリっていうか。

(水川かたまり)ゲームで……どういうの? 「あそこを攻めろ!」みたいな?

(鈴木もぐら)そうそう。だから、まずオンラインゲームを開くじゃん。アプリで。で、その中でもう1個、Discordも立ち上げておくと、話しながらとかもできるのよ。声でもできるし。

(水川かたまり)ああ、グループ通話みたいな?

(鈴木もぐら)みたいなのもできるし、チャットもできるし。で、なんか、なんていうの? いろんな国の人が、そういうゲームをやるじゃん? だから翻訳機能みたいなのも、課金とかしたらついてるみたいな、そういうアプリなんだけど。私はね、ゾンビのゲームをずっとやってますから。

(水川かたまり)長いこと、やってますね。

(鈴木もぐら)ええ。だからそれでね、なじみがあったんですけど。で、ちょっと前にね、そのゾンビのゲームでなんですけども。危機というか、危ない時期があって。もしかしたらギルドが……ギルドっていうのは、そのゾンビのゲームの中のチームね。ギルド。で、俺がチームリーダーなの。ギルドマスターっていうだけども。まあ、ここでは一応、リーダーとしておきましょう。私、リーダーです。で、私のチームがあるんだけど1回、そこの解散危機があったのよ。

ギルド解散の危機

(鈴木もぐら)というのも、俺が仕事が終わってログインしたら、ギルドチャットっていうね、ギルドのメンバーがいろいろゲームのこととか、あとは普通の日常的な会話もできる場所があって。そこは基本、パチンコとか競馬とかが結構好きな人がメンバーで多いから。

(水川かたまり)そういう話もするの?

(鈴木もぐら)そういう話とかもしてるんだけど。そこで、俺が入った時になんか、「どんなパンツを履いてる?」みたいな話をみんなでしていたの。で、うちのメンバーって若い人がいなくて。もう本当に、30前後とか。ちょっと上で40歳ぐらいの人とかの集団なのよ。

(水川かたまり)それは、素性はみんな、明かしているの? いくつで……とか。

(鈴木もぐら)みたいなことは言ったりしているんだけども。それで、男女比では女性がちょっと多めぐらいの感じで。それでちょっとなんか、パンツの色がどうとかさ。「今日、ピンク」「ああ、ピンクかー」とか。そういう感じだったから。

(水川かたまり)なんか2ちゃんねるがはじめてできた時みたいな会話だな(笑)。

(鈴木もぐら)で、俺が注意したの。「すいません」って。で、過去もそういうのがあったりして。そういう、ちょっと生々しいのがあった時に……まあ、女の人だけでやってる時とかもあるんだけど。「金玉まででお願いします」っていう風に一応、ギルドのルールとしては言っていて。で、その日はパンツで盛り上がっていたから。これは、俺の中ではちょっともう金玉を超えちゃっているのよ。まあ、不思議とね。で、パンツで金玉って隠れるんだけども、なんか俺の中では金玉の方が下で、履いているパンツの色がっていうのは、それよりは上なのよ。

だから、ちょっと言ったの。「すいません。うちのギルドのルールは下ネタ、金玉までなんで。もう、やめましょうか」って。そう言ったら、収まったのよ。「はーい!」みたいな感じで収まったんだけども。1人、広島に住んでいるおじさんの人がいて。そのおじさんが……歳は45とか、そんぐらいなんだけども。その人だけ、ちょっとみんなからまだ軽いじりみたいなのをされていたんだよ。「いやー、まさか、ねえ。青を履いているなんて、ねえ」みたいな感じでみんなに言われていて。

(水川かたまり)ああ、そのおじさんが?

(鈴木もぐら)そう。そしたらいきなりその人が「ちょっと! もうこんなくだらない話、やめませんか? パンツの色とかを言うの、なにが楽しいんですか?」みたいな感じで怒っちゃって。一応、その人も参加してたのに。さっきまで。

(水川かたまり)アハハハハハハハハッ! あるよな、時々。小学校の時とか(笑)。いきなり正義の側に……(笑)。

(鈴木もぐら)で、俺も「まあまあまあ……」って収めて。「まあ、文字だけのものですし。ちょっと温度感とかも違いますし。もう、やめましょう。水に流しましょう」みたいな感じで。でも結構、怒っちゃっていて。「もう、くだらないわ!」みたいな。でもそこを、俺がリーダーなんだけども。幹部にね、ドSのS嬢みたいな、お姉さま系の人がいて。その人は、俺と同い年ぐらいの人なんだけど。幹部にいて。で、その方が、結構慰めて、収めてくれたの。「まあ、でもね、みんなも悪いし。ちょっとふざけすぎちゃったんだよね」みたいな感じで。「まあ、ドSさんが言うなら……」みたいな感じにそのおじさんもなっていて、そこで収まって。

というのも、その広島のおじさんがね、なんかこのドSの幹部のことをちょっと好きそうだなっていう、そんな感じがあったの。匂わせというか。なんか、今までもその人にちょっと優しくしてみたりとか。「あそこにアイテム、資源がありますよ」みたいな。「木材、よく取れますよ」みたいな。情報を流したりとかしてて。なんかちょっと、気があるよね、みたいな。で、これが本人はたぶんわかんないんだけど。もう、うちのメンバーからしたら結構バレバレぐらいの。

(水川かたまり)ああ、広島のおじさんはS嬢のことを気になっているなと。

(鈴木もぐら)そういうのがあって。で、今回もそれでS嬢が収めてくれて、解散の危機を逃れて。めでたし、めでたしっていうのがあったんだけど。その事件があった後に、俺らのゾンビのギルドでオフ会をやりましょうってなったの。都内で。まあ、6人ぐらい来れるってなって。俺も「行きます!」って返して。しかも幹部のS嬢さんも来るし、他にも来て、6人ぐらい集まって。それで「じゃあ、居酒屋で飲みましょう」っつって。それで俺が一番最後に着いたの。もうみんな、揃っていて。

(水川かたまり)みんな、初対面?

(鈴木もぐら)みんな、初対面。で、「ああ、どうも」って自己紹介して。「ギルドマスター、ギルマスのもぐらです」って。

(水川かたまり)もぐらのこと、知っているの?

(鈴木もぐら)知らない。知らないから……。

(水川かたまり)もぐら自体も知らないの?

(鈴木もぐら)だから、そのゲーム内のリーダーが俺だということは知らないから。だから、自己紹介した時とかに「ああ、そうっすよね? なんか見たことあるなと思ったら……ちょっと、出られている方ですよね?」「ああ、そうなんですよ」「いや、言ってくださいよ、そんなの」「いや、でも言ったら、俺が一番上とかだと……」って。なんか、そいつの下っていうのも、なんか嫌じゃない? 見えない方がいいことって、あるから。

(水川かたまり)テレビとかで見かけても。「俺、こいつの下で戦ってるのか」って(笑)。

(鈴木もぐら)「俺、こいつに指示出されているのかよ?」とか思われると、なんか嫌じゃない? 「だから言わなかったっていうのもあるんですよ」「ああ、そうなんですか」みたいな。で、実は夫婦だった、みたい人もいたり。「ええっ、夫婦だったんですか!」みたいな感じで。「いやー、すいません。知らなかったです」「いや、女友達としてやってたんで」「ああ、そうなんですね」とか言っていて。そしたら「あれ? これ、ちょっと人数が合わねえな?」って。男が2人、女性が4人みたいなうん感じだったのよ。でも、男が3人いるのよ。

(水川かたまり)1人、多い?

(鈴木もぐら)多い。で、「どういうことだ?」と思って、自己紹介をみんなでしていった後に最後、おじさんが「ドSでーす」みたいな(笑)。

(水川かたまり)フハハハハハハハハッ! アハハハハハハハハッ!

S嬢さんは、おじさんだった

(鈴木もぐら)「ええっ、マジかよー!」って思って。「いやー、そうかー」「えっ、もぐらさん、気づいてなかったっすか?」みたいな(笑)。

(水川かたまり)めちゃくちゃ陽気な(笑)。

(鈴木もぐら)そう。めちゃくちゃ陽気なおじさんでさ。「うわっ、マジか! ああっ、S嬢さん、そうだったんすか。おっさんだったんすか!」「いやー、すいません。すいませーん。いや、なんか最初、ノリでやってたんですけど。みんな、なんかそんな感じの扱いしてくれたんで、もうそのまま気持ちよくなって、やっちゃいました」みたいな(笑)。でもみんなも「ええっ?」ってなって。

全然、もう俺がさ、「もぐらです」って言った時は「ああ、はい」ぐらいの感じだったのに、「おじさんでーす」ってなったら「えええーっ!」って。「ドSでーす!」「ええーっ?」ってなって。で、ワイワイ盛り上がって。でもまあ、オンラインゲームとかだったらさ、結構あるっちゃあるっていうか。その、女の子のふりをしてるみたいなのって。

(水川かたまり)ああ、結構あるあるなんだ。

(鈴木もぐら)結構あるみたいな感じだし。もう別にそれによってさ、こっちがなんか嫌なことが起きるとか、ないから。嫌な思いをするとか。単純に「ああ、そうだったんだ」っていう。だから「ゲームはゲームでキャラとして、こっちはこっちでおじさんとして、ワイワイ飲みましょうよ」みたいな感じでね。それで2時間ぐらい飲んで。「じゃあ、おつかれしたー!」って、解散になったんだけど。1個、俺が気がかりだったのは、その広島のおじさんが、そのドSの幹部のことをもう好きになっちゃってるから。たぶん。

(水川かたまり)フフフ(笑)。

(鈴木もぐら)チャットでも、その広島のおじさんが「いやー、でも私も以前ね、ゲーム彼女がいたこともありますし。ゲーム内で付き合うとかもね、あるみたいですね。まあ、ゲーム彼女も結構、楽しいですよ。なんかこう、ログインした時とかに悩みを聞いてもらったりとか。いろいろありますしね」みたいな。そういうこととかも言ってて。

(水川かたまり)木材がいっぱいある場所とか教えているんだね。それで(笑)。

(鈴木もぐら)そう(笑)。俺、それだけちょっと……俺は正直、別にドSの方がおじさんでもドレスでもよかったんだけど。それだけはちょっともう、いたたまれないっていうか。まあ、でも広島だしね。で、都内でやったことだし。ゲームはオンラインだから……とは思ってたんだけど。まあ、この話の続きはお知らせの後です(笑)。

(水川かたまり)フハハハハハハハハッ! 続くんだ、これ(笑)。

タイトルとURLをコピーしました