ハライチ澤部 次女の幼稚園卒園式で感じたことを語る

ハライチ澤部 次女の幼稚園卒園式で感じたことを語る ハライチのターン

ハライチ澤部さんが2023年3月30日放送のTBSラジオ『ハライチのターン!』で次女の卒園式に出席した際に感じたことを話していました。

(澤部佑)これもだからちょうどWBCの決勝の時だったと思うんでね、もう1週間ぐらい前ですけども。次女の卒園式がありましてね。で、そのお昼の番組『ぽかぽか』に遅刻していってもいいというか。そういう風に言っていただいて、無事出席できましてね。

(岩井勇気)出席して。そのフジテレビに向かうまでを中継するみたいなね。

(澤部佑)そうそう。すぐに出て、車に乗ってね。ヤマケンっていうアナウンサーの子が迎えに来てっていう。

(澤部佑)それで、卒園式に行ったんですよ。で、うちの次女が行っていたところが、軽インター、薄インターみたいな。ちょっと英語も……っていう。英語の授業もちょっとあるみたいな。だから卒園式も、あの四角い黒い帽子をかぶってさ、なんかポンチョみたいな、黒いマントみたいなのを羽織るみたいな。アメリカの大学卒業式の格好みたいな。

(岩井勇気)あの大学みたいな。なんだっけ? 一番すごいところ……。

(澤部佑)ハーバードとか?

(岩井勇気)ハーバード大学。

(澤部佑)でも、ハーバードも一番じゃないんだよ?

(岩井勇気)ああ、そうなの? なんかハーバードっていうイメージじゃない? ハーバード、あれじゃない?

(澤部佑)まあ、アメリカの大学のイメージかな?

(岩井勇気)投げるやつだろ?

(澤部佑)そうそう。帽子を上にっていう。それの格好で入場してきて、みたいな。それもまたかわいいんだよ。ちっちゃい子たちがそんな格好をしてさ。それで、卒業証書授与みたいな。そのへんはあるんだよね。卒業証書を1人ずつもらって。で、その後に、英語でスピーチをするの。子供たちが英語でスピーチする。卒園生、どのぐらいいたのかな? そこまで大きいところじゃないから、10何人みたいな感じなんだけど。1人ずつ、英語で覚えたそのスピーチを……みんなが、バラバラで。人によって子の言うこと、全然違うからね。30秒ぐらいのスピーチを英語で。

(岩井勇気)ええーっ?

(澤部佑)そう。6歳の子たち、みんな覚えて、みたいな。どのぐらい……だから、音で。たぶん耳で聞いて、暗記してみたいなことなんだろうけど。これがこの意味で、とかまではたぶん……わかってる子もいるのかな?

(岩井勇気)なんかその、覚えたことを言ってるだけかもしれないけどね。

(澤部佑)たぶんね。でも、自分のことだからたぶん、何を言いたいかとかは先生と話し合って、自分で考えているだろうから。意味も一応、わかってる状態だろうね。で、それで1人ずつ、スピーチが始まって。でも、何を言っているのか全くわかんないのね。

(岩井勇気)まあお前、リスニング能力がないだろう?

(澤部佑)英語の能力が全くないから。「うわー、なんか言ってる」って。で、子供たち……お友達の子たちが何人かやって。いざ、うちの娘の順番が来て。まあなんか、わかんないけど流暢にしゃべってるわけ。全然つっかえることもなく。スラスラスラスラッって。で、「Coffee shop, Flower shop」っていうのだけが聞こえたのね(笑)。

(岩井勇気)卒園っぽくないんだけどな(笑)。

(澤部佑)「Coffee shop」っていうのと、「Flower shop」っていうのが聞こえたから。将来の夢とかを話していたんじゃないかな?って。

(岩井勇気)コーヒー屋さんになりたいっていう幼稚園児、いる?(笑)。

(澤部佑)それはうちの妻とかがコーヒー屋さん、好きでよく行くから。「お母さんのために作ってあげたい」とか言っていた気がするんだよね。その「Coffee shop, Flower shop」っていうのだけが聞き取れて。でも、聞いてるとうちの次女が年中さんに上がる時に、家を建てて引っ越しているんだよ。それは長女が1年生になるタイミングで、引越したわけ。やっぱり、その幼稚園から小学校に上がるタイミングって、ちょうどいいじゃない? 引っ越し。

でも、次女とかはさ、年中で引っ越しちゃっているから。途中でね。だから、そのへんも申し訳なかったな、とか。次女、結構今までもここで話してたよね? 頭を打って、とか。ケガを結構しててさ。前歯が欠けて、折ってとか。そういう、昔のことを思い出すわけ。そうすると、まあ泣けるわな。そりゃあ。卒園式。

(岩井勇気)泣けるの?

(澤部佑)泣ける。

(岩井勇気)「Coffee shop, Flower shop」でも?

(澤部佑)「Coffee shop, Flower shop」って……「ふ、フラワーショーップ……」みたいな(笑)。

(岩井勇気)わかってないのにお前、よく泣けるね?(笑)。

泣ける娘の卒園式

(澤部佑)まあ、そんな状態でブワーッて泣けてくるの。で、「大きくなった……」って思ってパッと隣の妻を見たら、妻もね、もうガン泣きなわけよ。で、もうハンカチで拭いて、また涙が出てきてそれをぬぐって、みたいな。まあ、すごい泣いているわけ。俺よりも。で、それを見て「ああ……」ってなるの。妻は俺よりも娘と過ごしている時間がめちゃくちゃ長いわけだよな。そう考えると、本当にこの子の妻は娘と俺より何倍、何十倍……下手したら何百倍と一緒に過ごして。

(岩井勇気)思い出がな。

(澤部佑)そう。「いろんな思い出があるんだろうな。そりゃ、こんなにいっぱい泣くよな」ってフワッと思ってさ。でも、まあ一応澤部家のスタイルとしては、俺が外に働きに出てさ。妻が子育て、家のことをやってくれてっていうスタイルだから。しょうがないっちゃしょうがないわけ。物理的に。そういう時間がなくなるのはね。でも、じゃあ仕事を全部、ぶん投げて辞めて、自給自足の生活をするみたいなね。

(岩井勇気)ああ、そういう人もいるよね。

(澤部佑)そうすると、子供と過ごす時間は増えるよね。でも、俺はそんなこともしていない。「たしかに、この子のことを俺はどれだけ、わかっているのだろうか?」って。

(岩井勇気)お前のは涙なんか、浅はかな涙だよ。

(澤部佑)フハハハハハハハハッ!

(岩井勇気)妻、見ていてムカついただろうな。「こいつ、泣けるんか?」って。

(澤部佑)「ちょっとしか一緒にいないくせに……」って?(笑)。そんな風に思っていたのかな? まあ、そんな感じでちょっとモヤモヤしながらさ、その『ぽかぽか』のロケバスに乗り込み、気づいたら関根さんとトークしてたっていう。テレビでね。

(岩井勇気)全く真逆のことをね。

(澤部佑)で、なんかちょっと残った状態だったんだけども。で、その卒園式を終えて、数日後に千鳥の大悟さんと直美と「ご飯に行こう」っていうので。直美に誘われて3人でご飯、行ったのね。その何日か前に。で、その日は大悟さんの誕生日みたいな。明けて、だったかな? 誕生日だからっていうんで。俺も行く途中に言われれたからさ、何も用意できないまま行って。それは直美が用意していたのよ。大悟さんにプレゼント。で、「ハッピーバースデー♪」みたいな。俺と直美で大悟さんに歌ってさ。

「これ、プレゼントです。これ、ニューヨークの今、人気のデザイナー。新進気鋭の一番人気のデザイナーがデザインしたバスローブです」って。めちゃくちゃ派手な、黄色と紫と……みたいな。マーブルみたいな、すごい派手なやつ。それを大悟さん、「おお、ほんまか!」って。それを羽織って。インテリ変態組長だよ(笑)。「おお、ええやん」みたいな。それで直美、奥さんの分も買ってきていて。「これ、お揃いで着てください」みたいな。「ああ、よかった、よかった。おめでとうございます」なんて。で、そんなのをやりながら、ちょっとお酒も進んで。そしたら大悟さん、すごい『ぽかぽか』を見てくれているらしいのよ。

(岩井勇気)へー。なんか大悟さん、誘ってくれるんだけども。『ぽかぽか』が始まってからも。ちょっとタイミングが合わなくて、行けてないんだよね。

(澤部佑)たぶん、話をしたいんじゃないかな? 「本当にがんばっているな。ちょっと『うん?』って思うところもあるけども、ほんまにお前はすごいな」って。すごい褒めてくれて。「ありがとうございます!」って。そんなの、めちゃくちゃ嬉しいじゃない? 大悟さんに言っていただいて。

(岩井勇気)嬉しいよな。

(澤部佑)「ありがとうございます!」なんて言って。で、さらにお酒も進んで。そしたら大悟さんが「この前な、娘の卒業式でな」って。大悟さんの娘さん。小学校の卒業式かな? もうデカいんだよね。「娘の卒業式でな」って。で、奥さんに言われたんだって。卒業式の前日、大悟さんが家出る時に奥さんが「明日、卒業式だから。早めにちゃんと帰ってきてね」って言われて。大悟さんが。で、ベロベロで深い時間に帰ったんだって。

(岩井勇気)ヤバいな(笑)。

(澤部佑)ベロベロで帰って。で、次の日、卒業式ね。朝、たたき起こされるよね。

(岩井勇気)でも、行くんだ。

(澤部佑)そう。行くのよ。そこはちゃんとさ。奥さんバン!ってたたき起こされて。で、目がもう真っ赤っ赤なんだって。大悟さん、二日酔いで酒が残ってるからね。目が真っ赤っ赤の大悟さんに奥さんが「ああー、感動して泣いてるみたいやな! さあ、行くぞ!」って(笑)。

(岩井勇気)切れてるじゃん……(笑)。

(澤部佑)すごいよね。大悟さんの奥さん。で、引っ張って、連れていかれて。卒業式に行ったら、目も開かないみたいな。目やにもすごいし。ずっと目をいじってたんだって。大悟さんが。そしたら、周りのママたちも「ああ、大悟さんも泣いちゃって……」みたいな。そんな風に言われながら。で、もう次の瞬間、奥さんに「終わったよ。帰るぞ!」って言われて。「えっ?」って。大悟さん、卒業式、ずっと寝てたんだって。

(岩井勇気)うわっ、ヤバッ!

(澤部佑)卒業式、最初の方に校長先生の挨拶とか、あるじゃない? そこからもう、寝ちゃっていたんだって。

(岩井勇気)記憶がないんだ。

(澤部佑)で、俺は「うわあ……こんな人よりは、マシか」って思って(笑)。

(岩井勇気)下を作ったんだな(笑)。

「俺、まだマシか」

(澤部佑)下を作ると人間って……やっぱりちっちゃい生き物だな。救われるんだよ。下がいると。だから「俺、まだマシか」って思って。大悟さんはやっぱり要所要所で俺の人生に救いを与えてくれるんだよ。「そうか……」って。まあ、大悟さんの家は大悟さんの家で、その形で別にいいんだろうけど。比べるあれじゃないんだけども。今回は、ちょっと下を見つけて「うわっ」ってなっちゃったよね。

(岩井勇気)じゃあ、世の本当に見捨てられて離婚される旦那っていうのは、クズなんだな……。それ以下っていうことは。

(澤部佑)まあまあ、そうなっちゃうのかな? まあ、大悟さんに救われたっていうね。で、娘さんが好きな男の子がいて。で、それを奥さんが教えてくれたんだって。「あの子がさ、うちの子が好きな……」みたいな。そしたら大悟さん、ジロジロ、ギロギロとその子のことを睨んだんだって。「おう、あいつか? まあ、ええ男やな」って。それに気づいた男の子はもうずっと下を向いていたんだって。で、その下を向いている男の子に向かって大悟さんが「面ぁ、上げえや!」って(笑)。

(岩井勇気)うわあ……、怖っ!

(澤部佑)ヤバいよね?

(岩井勇気)ヤバいね。

(澤部佑)粗相した組の若いもんに対して組長が言う言葉だよね。「面ぁ、上げえや」って。すごい人だなって、改めて思ったね。

(岩井勇気)ダメな人だな……。

(澤部佑)フフフ、その一言で(笑)。

<書き起こしおわり>

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