ハライチの澤部さんが2022年2月3日放送のTBSラジオ『ハライチのターン!』の中で『松本人志のすべらない話』に出演し、個室ビデオの話などを披露してMVSを獲得したことについて話していました。
澤部すべらない話MVSおめでとう!!#ハライチのターン pic.twitter.com/rTxWxl4IDw
— katoshipan46⊿ (@katoshipan46) February 3, 2022
(岩井勇気)なんかメールが来てますわ。「澤部さん、『松本人志のすべらない話』MVS、おめでとうございます。このラジオではおなじみ、澤部さんの実家こと個室ビデオの話をした影響でTwitterのトレンドに『個室ビデオ』が入ってました。澤部さんは個室ビデオ界の救世主だと言っても過言ではありません。そして劇団ひとり監督作品『個室ビデオキッド』も楽しみっていいます」。
(澤部佑)ありがたいね笑。でも『人志松本のすべらない話』ね。『松本人志の』って言っていたけど、『人志松本のすべらない話』だからね。
(岩井勇気)これ、取ったらしいですね。
(澤部佑)MVS、取りましたよ。だから個室ビデオ……ここでしょっちゅう話してるでしょう? 個室ビデオの話と、あともう1本、ここで12月かな? 年末に話した寿司屋の話ね。すごいいい寿司屋に結婚記念日に行ってさ。そしたら最後、そこの常連が菊地亜美だった、みたいな。そんな話を2本して。「2本ともよかったから」らみたいに言っていただいてね。
(岩井勇気)そりゃあまあね、ラジオでこすってますからね。相当。
(澤部佑)そりゃそうよ(笑)。
(岩井勇気)だから澤部さん、ラジオでもこすって、個室ビデオでもこすってますから……。
(澤部佑)うまい! うまいね。思わず私も言っちゃいましたよ(笑)。
(岩井勇気)ちょっと……「うまい」はいいんですけど、なんか下品なのはやめてもらっていいですか? やっぱり、あれなの? あのハンコのさ、豚みたいなの。あのキャラは飛んでくるの? 近くまで。
(澤部佑)どういう捉え方? えっ? ピューン、ポン!って?
(岩井勇気)ポン!ってやってくれんの?
(澤部佑)いや、あれはCGで。演出でしょう?
(岩井勇気)あれ、なんかずっとそのへんにふわふわいるの?
(澤部佑)違う、違う。編集で……演出よ。CGの。
『すべらない話』の空飛ぶ豚
(岩井勇気)あれはなんか、元々なに? カゴみたいなところに入っているの? ケージみたいなところに入れているの? ブリーダーがあれ、連れてくるの?
(澤部佑)そう。
(岩井勇気)ああ、そうなの? マジで?
(澤部佑)カメラの横に、いる。
(岩井勇気)ああ、いるの? へー! えっ、バタバタバタッ!ってなったりしないの?
(澤部佑)なるよ、たまに。
(岩井勇気)なるの? めっちゃ邪魔じゃん?
(澤部佑)その時はスタッフさん、来てくれるよ。
(岩井勇気)来てくれてるの?
(澤部佑)ずっとエサ、食ってるからね?
(岩井勇気)そうか。エサを与えておかないと。で、オチになる時に?
(澤部佑)カメラさんが網を開けていたね。
(岩井勇気)ああ、そうなんだ。じゃあ、落ちたら飛んできてくれるのね?
(澤部佑)落ちたら飛んできてくれる。大変だったよ、俺の時。
(岩井勇気)なに?
(澤部佑)どっか飛んでっちゃってね。オチで。撮り直しよ。
(岩井勇気)フハハハハハハハハッ! えっ、オチを撮り直しているの?
(澤部佑)そうよ。飛んでいっちゃうんだから(笑)。ありがとうございますね。
(岩井勇気)すごいね(笑)。
(澤部佑)じゃあ、また話しますわ。『すべらない話』の話はあとでします。
(岩井勇気)あ、『すべらない話』の話はもうしたんで。違うのを……。
(澤部佑)フハハハハハハハハッ! いや、まだいっぱいあるから。話したいこと。
(岩井勇気)いや、でもだいたい聞いたんで。大丈夫です。大丈夫ですよ。
(澤部佑)だいたい聞いてないだろ? 豚が飛んでいく話をしてるんだから! 終始、豚飛んでいく話?
(岩井勇気)澤部さん、ウイニングランしたようですけど……大丈夫です。
(澤部佑)他でウイニングランする場がないんだから。ここぐらいしか、ないんだから。させてくれよ。
(岩井勇気)いや、それはさ、皆さんが「聞きたい」って言って澤部さんが話すことじゃないですか。だから……大丈夫です。
(澤部佑)いや、じゃあいいよ。俺が話している時、お前はどこか行っても。
(岩井勇気)フハハハハハハハハッ!
(澤部佑)俺1人で話しておくから。
(岩井勇気)なんでだよ? 俺のラジオだろ? はい、お前には今日のすべらないMVSはあげないです(笑)。
(澤部佑)毎回決めてるの?(笑)。
(岩井勇気)この番組では俺の一存で決めてますよ。
(澤部佑)どっちかって? 毎週?(笑)。
(中略)
(澤部佑)先週の同様に『人志松本のすべらない話』っていう番組がありましてね。
(岩井勇気)ああ、もう聞きました。
(澤部佑)MVSっていうのを取らせてもらいまして。
(岩井勇気)それはさっき聞きましたね。
(澤部佑)こうやって言っているけど、本当に嬉しかったからね。こう、なんかふざけた感じで言っているけども。
(岩井勇気)何も取ったりしたことないからね。
(澤部佑)本当にそう。お前はさ、何だっけ? 『フットンダ』と『われめDEポン』でタイトル、取っているだろう? 俺も全くないから取って……しかも、やっぱりあれ、すごいリスナーが喜んでくれてね。個室ビデオの話で取ったことに関して、やっぱりここでよくしゃべってるから。それですごい、「個室ビデオで取ってくれた!」みたいな感じで喜んでくれていて。それがまあ、すごい嬉しかったんだけど。で、その『すべらない話』、収録は去年の12月27日だったの。年末。
(岩井勇気)ああ、今年じゃないの?
(澤部佑)年末。12月27日に撮って。で、この番組で結構言ってましたけど。あったじゃないですか。ハライチ、死の12月スケジュール。めちゃくちゃなんか大変で。12月頭でマジ歌があって、M-1準決勝があって、とか。その中で、その一番最後に『すべらない話』がスケジュール帳に鎮座していて。それがもう、11月末ぐらいかな? 11月中旬ぐらいかな? 「『すべらない話』、入りました」って言われて。もうその「『すべらない話』、決まりました」って言われた日に、もうヘルペスみたいなのが出ちゃってね(笑)。
(岩井勇気)弱すぎるだろ。
(澤部佑)精神がおかしくなっているんだね。で、「うわっ!」って。そこから「なんの話をしようか?」ってなって。27日が本番なんだけど。その3、4日前ぐらいに一応、スタッフさんとの打ち合わせみたいのがって。「そこでなんとなく、軽くでもいいんで。『こんな話をします』みたいなのを話してもらえれば……」っていう感じで言われていて。だから、その日までに何を話すか、決めなきゃいけないの。その打ち合わせまでにね。
(岩井勇気)なるほどね。
話すネタ選び
(澤部佑)で、「どうするか?」って。昔の話とかも、思い出そうとするのよ。ここでいっぱい話してきてるじゃな? いろいろとね。でも、思い出せないし。「どうしようか?」って……それで、やっぱりこれは(ラジオスタッフの)宮嵜さんと宗岡さんとかに話を聞こうと思って。「俺が話した話でいいの、ありましたかね?」って。こんなにアンケートを取るのに適した相手、いないじゃない?
(岩井勇気)まあ、プロデューサーとディレクターだけどね。普通、作家の方じゃない?
(澤部佑)持ちビルさんは全然……連絡先、知らないしな(笑)。
(岩井勇気)えっ、普通は作家の方ですよね?
(澤部佑)なんなら俺、岩井にも聞こうかと思ったぐらい。持ちビルさんは浮かばなかった(笑)。すいません、ちょっと浮かばなかったんですけども。宮嵜さんと宗岡さんに聞いて。「これはどうですか? あれはどうですか?」とか、いろいろ送ってくれてね。それで2人、共通して「平野レミさんのトーク。あれは全然、外れないですよ。面白いですよ」とかいろいろ言ってくれて。「そうだな。どうしようか……」って悩んで悩んで、結局全然違う話を持っていったんだけど。それもまた申し訳ないなと思うんだけども。それを打ち合わせに持っていって。それで結果、個室ビデオと寿司屋のやつ。それともう2本ぐらい、4本ぐらいをその打ち合わせで話して。軽くね。そしたらまあ、別にそこでどうこう言われるあれじゃないから。別に何でもいいから。
(岩井勇気)激滑りしてなきゃいいんでしょう?
(澤部佑)とか、あとはテレビで話す上で不適切じゃなければね。で、「ああ、全然。どれでもいいですよ。順番もお任せします」って言ってくれて。「じゃあ、どうしようかな?」みたいに思いながら本番を迎えたわけ。27日を迎えて。それでまず1本目、サイコロで「澤部」って出た時に、何を話そうか、決められずにいたわけ。当日まで。「どうしようかな?」って。その個室ビデオの話と、あともう1個、日記の話をしようかなと思ったの。去年、ハライチでやったライブとか、ここでも何回か話したかもしれないけど。芸人を始めた頃に書いていた日記の話。そのどっちかで迷っていてね。「どうしよう?」って。
で、マネージャーさんにも俺、聞いたの。その打ち合わせの時にマネージャーさん、いたから。一応、話は聞いているから。「日記と個室ビデオだったら、どっちがいい?」って。2人くらいマネージャーがいたんだけど。「日記ですね」って、2人とも言っていて。「日記の方がいいと思います」って言っていたから「じゃあ、もう日記の話にしよう。1発目は」って思っていて。それで本番が始まって。そしたら、『すべらない話』はサイコロで出てからしゃべるじゃない? それはもちろん、ちゃんとガチでやってるんだけど。オンエアーは順番は変わったりしてるのね。
(岩井勇気)ああ、なるほどね。
(澤部佑)とか、いっぱい話したりしてるから。もちろんカットされた話とかもあるんだけどね。で、カットされてたのかな? さらばの森田も出てたんだけど。森田が俺の前ぐらいで、あいつ1回、風俗の話をしたのよ。そこ、たぶんカットされてたのかな? 風俗の話をして。そのちょっと後ぐらいに俺のサイコロが出てね。マネージャーさんたちが言っていたから、「日記の話で行こう」ってどっかで途中で決めてたんだけど。日記の話……それがなんかね、ちょっとオチで風俗が出てくるというか。ちょっとそっち系の話だったの。で、「これ、かぶっているな」っていうことで、個室ビデオに切り替えたの。でも、個室ビデオも結局ちょっとシモなんだけど(笑)。
(岩井勇気)個室ビデオの方が……っていうね。全編だけどね。
(澤部佑)っていう風に俺も話しながら思ったんだけど。切り替えて……だから結局、マネージャーさんのアドバイスを全部無視して。
(岩井勇気)お前、個室ビデオの話、したかったの?
(澤部佑)まあ、本当に俺もどっちでもよかったの。で、マネージャーさんに言われたから「日記で行こう」って途中で思ってたんだけど。結局、みんなのアドバイスを無視して。
(岩井勇気)たけしさんみたいなことをするな。『浅草キッド』の(笑)。お前、タップ踏んでただろ? 「このまで行く」って?
(澤部佑)いや、それに近いよ。ギリギリでボンッて変えて。で、終わってさ。そしたら、選んでもらってさ。「よっしゃ!」ってなって。で、収録がそのまま終わるでしょう? 「ありがとうございます」って。で、ちょっとMVSも取った。周りの芸人さんも終わった後に「よかったな。おもろかったな」とか、そういうのがちょっとあるのかなって思ったら、やっぱりなんかみんな「粗品、おめでとう」ってなっちゃって。
(岩井勇気)粗品?
(澤部佑)粗品がその日に結婚してるんだよ。
(岩井勇気)ああーっ!
出演者たちが霜降り明星・粗品を祝福
(澤部佑)あいつ、『すべらない話』が入ったら入籍しようとしてたんだって。すごいよね?
(岩井勇気)えっ、どういうこと?
(澤部佑)『すべらない話』……だからあいつ、もうずっと彼女と長く付き合ってるでしょう? でもいつか、どこかのタイミングで結婚したい。しようと思ってる。だから「今度、『すべらない話』に出れる機会があったら、その日に入籍をしよう」っていうので準備してて。その日に入籍して、その話をして……みたいな。
(岩井勇気)ああ、それをきっかけにしていたんだ。
(澤部佑)そう。だからみんな「粗品、おめでとう」ってなっていて。俺は1人で「なんだよ……MVS、褒めろよ……」ってなっていて(笑)。
(岩井勇気)みんな、悔しかったんじゃないの? なあ? 悔しすぎて、「粗品、おめでとう」っていう方に話を逸したんじゃないの?
(澤部佑)そういう人たちじゃないんだよ(笑)。
(岩井勇気)俺がいたら、言ってやったけどな。「お前ら、悔しかったんだろう?」って(笑)。
(澤部佑)そんな人、1人もいないから(笑)。普通に帰っていきましたけども。で、そこで「ああ、誰も声をかけてくれないな」って思っている時に、だからやっぱりネット上でリスナーとかがすごい喜んでくれたとか、言ってましたけど。それの第1号と言いますか。そんな人がスタジオにいたから。劇団ひとりさんね。劇団ひとりさん、やっぱり『ハライチのターン!』リスナーですからね。ずっと聞いてくれていて。俺が「粗品ばっかり……」ってなっていた時にひとりさんがファーッと来て。「嬉しいよ。個室ビデオで取ってくれて。リスナーとしては胸アツだよ」って言ってくれてね。
(岩井勇気)芸人の先輩の意見では全くなくなっちゃってるじゃん(笑)。
(澤部佑)「1リスナーとして胸アツだよ」なんて言ってくれてね。で、本当に「『個室ビデオキッド』、撮って。それに出てもらっていいですか?」とか言ってたしね。ひとりさんがね。で、「ありがとうございます」なんつって。それで、オンエアーがあって。トレンドに「個室ビデオ」が入ったりとかがあって。それで、今日よ。今日、個室ビデオに行ってきたの。
(岩井勇気)行ってるんじゃんかよ(笑)。
(澤部佑)空き時間がちょっとあって。いつもよくしてくれるおじさんの店員がすぐ、バーッと駆け寄ってきてくれて。「おめでとうございます。面白かったです。すごく面白かったですよ」って。
(岩井勇気)すごいじゃん(笑)。そんなこと言ってくるの?
(澤部佑)言ってくる。「今日、トロフィーはないんですか?」って(笑)。「ちょっと! 落ち着いてくださいよ!」って(笑)。その番組でも言っていたの。俺、受賞の時にさ、「個室ビデオのどこかの部屋に飾ります」みたいなことを言っていたから。それで、受付をしてさ、カゴに借りるDVDを入れてさ、自分の個室へ行くじゃん? その道中、カウンターから個室までの道中、すれ違う店員さんがみんな、俺に声をかけてきてくれるのよ。
「おめでとうございます」って。で、また次に違う店員さんが「いやー、個室ビデオの話をしていただいて、嬉しいです」って。で、また次の店員さんが「僕、前に違う店舗で働いてて。その時も澤部さん、来ていただいて。ありがとうございます」って。で、本当に『浅草キッド』のさ、最後の方のシーン。現在のたけしさんが浅草のフランス座を歩いていて。昔の仲間がどんどん声をかけてくれるやつみたいな。あれね! 本当に。あれを新橋の個室ビデオで俺は経験して!
(岩井勇気)個室ビデオのサービスとしては、間違ってないか?(笑)。
個室ビデオの店員から次々と祝福される
(澤部佑)フハハハハハハハハッ! わーっ!ってみんなに声をかけてもらって。で、個室に入ってリズムをよく抜くっていうね。最後、師匠とリズムよく抜くっていうね(笑)。だから俺の中での『個室ビデオキッド』は完結したということで。完成したということなんでね。思わず、タップを踏んじゃってね(笑)。
<書き起こしおわり>