荻上チキ『赤江珠緒 たまむすび』最終回を語る

赤江珠緒『たまむすび』卒業答辞書き起こし 荻上チキSession22

荻上チキさんが2023年3月30日放送のTBSラジオ『荻上チキ Session』の中で前番組『赤江珠緒 たまむすび』最終回について話していました。

(荻上・南部)(拍手)

(荻上チキ)卒業、おめでとうございます!

(南部広美)おめでとうございます! 素晴らしい答辞だった!

(荻上チキ)ずっと聞き入ってました。

(南部広美)聞き入ってました。そして、スタジオの外というか、赤坂の広場のところにリスナーの方がたくさん、横断幕を掲げてらっしゃってね。それを……「赤江さん、レオレオ、お疲れ様でした」っていうのを私とチキさんでね、隣のスタジオで見て。皆さんに向けても拍手をしていましたね。

(荻上チキ)こっそりしていたんですけども。見えているかどうかはわかりませんが。

(南部広美)ですよね。豆粒ぐらいの窓でしょうからね。

(荻上チキ)しかも太陽が反射する位置にありますので。だからオペラグラスとかあると見えるかもしれませんけれども。でもエールは確実に届いてますし。

(南部広美)しっかり光景として、私とチキさんの目にね、焼き付きましたね。

(荻上チキ)スタッフがね、代わる代わる窓側に来て。「ああ、すごい!」って言ってね。他の人にも「すごいよ。来てくれてるよ」っていう反応があって。

(南部広美)本当にリスナーの皆さんね……だって、愛されるもの。赤江さん。そして土屋さんも。

(荻上チキ)番組としては、『たまむすび』は1個年上なんですよね。

(南部広美)『たまむすび』は2012年で、我々は2013年の4月1日からだったのでね。

(荻上チキ)そうですね。だから本当に卒業式で。先輩を送るという、そういったような感慨というか、気持ちがありますね。これから、我々が先輩になっていくんでしょう? まあ後輩っていうのもあれだけども。いろいろな番組ができてね。

(南部広美)『こねくと』さんに対しては、そうですね。先んじてっていうことになりますけどもね。バトンを繋いで。そして、土屋さんは正当たる後継者としてね。

(荻上チキ)そうですね。引き継いでいくということになるわけです。なので『Session』もとても身が引き締まる思いなんですけれども。挨拶をしてなかったので……。

(南部広美)ああ、そうですね。忘れてましたね(笑)。

(荻上チキ)時刻は3時33分になりました。こんにちは、荻上チキです。

(南部広美)こんにちは。南部広美です。

(荻上チキ)『荻上チキ Session』、今日も、これからもよろしくお願いします。

(南部広美)お願いします。

(荻上チキ)スタッフもね、赤江さんの答辞を聞き入っていて。そのおかげで原稿が手元に来ないっていう(笑)。赤江イズム、伝染るんですね?(笑)。

(南部広美)そこらへんもちょっと、我々がタスキを繋いでいきましょうね。

(荻上チキ)あのね、ラジオの幅を間違いなく間違いなく広げた方ですね。

(南部広美)そうですね。赤江珠緒さんという方は拡張しましたね。

(荻上チキ)縦にも横にも斜めにも、異次元にも広がったなって。

ラジオの幅を間違いなく広げた赤江珠緒

(南部広美)「ドロン!」の煙が見えましたからね。

(荻上チキ)見えましたね。今でもまだ煙が……。

(南部広美)「みんなのそばにいるんだよ」っていう。

(荻上チキ)そうですね。なにか心に、いろんな、なんだろうな? 悩み事とか、困りごととかあった時に、赤江イズムを思い出して。「今なら何と言うかな?」とか。「下川恵那おばあちゃんなら、何と言うかな?」とか。そうしたことをね、お供にしていただければなと思います。

(南部広美)はい。

<書き起こしおわり>

赤江珠緒『たまむすび』卒業答辞書き起こし
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