ケンドーコバヤシ 腹膜炎手術と2週間の入院生活を語る

ケンドーコバヤシ 腹膜炎手術と2週間の入院生活を語る ザ・ラジオショー

(中川剛)いや、2週間も長いよ? 入院は。

(ケンコバ)でも、体感1週間よ。1週間はボーッとしてたから。よくわかってなかった。もう効きすぎたんよ。全身麻酔が。5時間半、手術したから。俺。

(中川剛)ええっ?

(ケンコバ)「今まで、最長で4時間」って言うていたんやから。

(中川剛)なかなかの手術やで? 5時間って。

(ケンコバ)そうやって。体力がもう、たぶん完全にゼロになってるんで。そういう意味でも戻すのに1ヶ月かかりますっていう。でも俺、そんな中で階段を上り下りしてたから。

(中川礼二)脂汗かきながら?

(ケンコバ)脂汗かきながら。

(中川剛)いや、すごいわー。マジかー。コバが入院なんて、考えられへん。嘘っぽかったもん。ニュースを見て。

(ケンコバ)まあ、嘘やけどな?

(中川剛)もうええよ(笑)。

(ケンコバ)だから、啓蒙ができへんのよ。たとえばリスナーの方とかに「ほんまに気をつけてくださいね。皆さん、盲腸には。盲腸って、放っておいたらとんでもないことになりますよ」とか、啓蒙できへんねん。俺、痛くなかったから。

(中川礼二)まあ急に来るもんやし、痛くもなれへんから。

(ケンコバ)そうそう。でも皆さん、たぶん痛いですから。

(中川剛)そうそう。のたうち回って。亡くなる人も多いからね。

(ケンコバ)だって明治時代とか、昭和の最初の方とか、死んでいるからね。ほんで、腹膜炎……そこから普通に入院生活が始まって、思い出したのよ。だから力道山がお腹を刺されて。その傷が原因で腹膜炎になって。そんな時に、スポーツ記者を病室に呼んでさ。「俺は不死身だ」っていうのを見せるために寿司を食って、ビールを飲んで。それで力道山、亡くなったのよ。それをめちゃくちゃやりたいな、思うて。俺、コロナじゃなかったらやっていたよ? お笑いナタリーを呼んで。

(中川礼二)お笑いナタリーだけかいな!(笑)。ええように書いてくれるって?(笑)。

(中川剛)「笑顔で寿司を食っていた」って(笑)。いやいや、そんなこと、せんでいいんですけど(笑)。

力道山式入院をサンプリング

(ケンコバ)なんか、お相撲さんでも腹膜炎で亡くなった人、おるしね。玉なんとかっていう。

(中川礼二)危なかったんやね。なあ。

(ケンコバ)危なかった。力道山に続いて。だから俺も一応、公式発表では「赤坂で刺された」ってことにしてるんやけど。

(中川礼二)キャバレーかどこかで(笑)。

(ケンコバ)赤坂のキャバレーで。力道山と同じく。

(中川剛)足を踏んだとか、踏んでないとかで?

(ケンコバ)そうそう。トイレでね。

(中川剛)いや、もうそんなん、いいですよ(笑)。

(中川礼二)そんなもん、30年前から同じことばっかり言うてる(笑)。もうなんか、食べたいとかないの? 食べられへんでしょう?

(ケンコバ)食べられへん。だからずっと点滴だけ。

(中川剛)そら痩せるわ。一発やもん。

(ケンコバ)それで、戻らへんのよ。今、運動があかんから。お腹、切ってるから、腹筋が切れているのよ。今、繋がってる途中やから。力を入れたら危ないから。3月いっぱいまで。もうちょっとやねんけども。「運動はやめてください」って。あとは何してもOKなんやけども。もう何食っても、何飲んでもいい。

(中川礼二)ああ、ええねや。退院したら、一番最初にこれ食ったろうとか、そんなんは?

(ケンコバ)いや、そんなもんちゃうで? 「これ、食うたろ」ってなるやつは現実を知らん。一番最初、もう病院を出た瞬間に点滅してる信号を走って、パチンコ屋に飛び込んでタバコ吸ったわ。

(中川礼二)フハハハハハハハハッ! そうなんや?(笑)。

(ケンコバ)「運動はダメ」っていうのに、小走りして。もうたまらんくて! で、もう口から離した後、そのまま腕を上げたもん(笑)。「うまー!」いうて。ビクーン!って(笑)。

(中川剛)まあ、先にそれやな。

(ケンコバ)言うたら、刑務所を出た人と一緒や。

(中川剛)タバコね。

(ケンコバ)で、そのまま向かいのコンビニに行って、ビール買ってカーッ飲んで。「うわーっ!」って。

(中川礼二)なんでわめかなあかんの?(笑)。

(ケンコバ)声、出るねん。やっぱり約1月……まあ2週間、断っていたら「うわーっ!」言うで? ほんでその1週間後、ちゃんともう1回、再検診して。「もう大丈夫です。小林さん。激しい運動は3月いっぱい、控えて。それ以外は何してもOKです。サウナとかも全然OKですし、もう今日からお酒も飲んで大丈夫です」って言われて。ドキドキして。「ああ、ヤバい。退院したその日に飲んだわ、俺」って(笑)。説明、ちゃんと聞いてなかった(笑)。

(中川礼二)チャレンジャーやなー(笑)。

(中川剛)心配したわ、ほんまにね。

(中川礼二)でも、そうか。病院に誰も来てへんもんね。

(ケンコバ)病院は誰も来てないね。

(中川礼二)電話とか、LINEとかくれた人は?

(ケンコバ)今のところ、野々村が……やっぱり俺を疑ってさ。「あんた、ほんまに大丈夫なんか? 報道で見たけど、あんたって隠しそうやん? ほんまにヤバかったら」って。それを既読スルーにしてる。

(剛・礼二)フハハハハハハハハッ!

(中川剛)長いな、ほんで(笑)。

(中川礼二)気になってしゃあない(笑)。野々村は。

野々村友紀子のLINEは既読スルー

(ケンコバ)野々村は何回か送ってきて。「ちょっと、返事だけちょうだい?」って。全部既読スルー。

(中川剛)これを聞いていたら、大丈夫やわ。

(ケンコバ)まあ、ちょっと1回だけ、冗談入れてさ。さっきみたいな。「なんでそんなこと言うのよ!」「いや、何かあった後、『こんな人でした』ってゴゴスマでしゃべるやろ?」って返して。

(中川礼二)俺が野々村にLINEしておくわ。「大丈夫やった」って。

(ケンコバ)やめとき?

(中川礼二)だって、一緒にご飯食べに行った後ぐらいやったんちゃう?

(ケンコバ)そう。あの時、だから腹膜炎よ。俺。

(中川剛)あらー。気づかんって、怖いなー。

<書き起こしおわり>

ケンドーコバヤシ 結婚を公表したくない理由を語る
ケンドーコバヤシさんが2023年3月17日放送のニッポン放送『中川家 ザ・ラジオショー』の中でアンガールズ田中さんの結婚についてトーク。14億円の違約金や、自身がもし結婚をしていたとしてもそれを公表したくない理由について話していました。
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