ハライチ岩井 芸人の結婚を語る

ハライチ岩井 芸人の結婚を語る ハライチのターン

ハライチ岩井さんが2023年3月2日配信のTBSラジオ『ハライチのターン!』アフタートークで芸人の結婚について話していました。

(岩井勇気)でも、たまに思うよ。俺は。なんかこのさ、お前みたいに家族がいてさ、子供もいて。なんか「守るものがあるやつが強い」みたいな理論。それ、その理由ってなくない? それ、ただのきれいごとじゃない?

(澤部佑)ああ、「頑張れる」みたいなね。

(岩井勇気)「守ることがない人の方が強い」っていう風にも言えちゃうじゃん?

(澤部佑)そう。それもそれもよく聞くしね。攻めれるしね。そんなの、どっちもないのかな? まあ、「家族のために頑張れる。養わなきゃ。頑張らなきゃ」って。

(岩井勇気)わかるよ。その理屈は。なんか、最後の1歩を耐えるとか。最後、どっちが耐えれるか?って言ったら、守るものがあった方が耐えれるけど。でも、どっちが破れかぶれになれるか?って言ったら、その守るものがない方がそうなれるわけじゃない?

(澤部佑)だね。だから、仕事の選び方みたいなののが変わってくるのかな? 岩井もそうじゃん? 岩井もあんまりやりたくないこと、やらないでしょう? それが、変わってくるかもね。やりたくないことでも、やっぱりお金もらえたらできる強み。その、守るべきものがあると。そうかもね。

(岩井勇気)なるほどね。なんか、こんなことを言うべきじゃないのかもしんないけどさ。なんか……うーん。わかんない。俺はさ、結婚もしてないし、子供もいないから。そんなさ、仮に俺が結婚したとしたらね? 「俺と結婚したんだから、そんなもん、一緒に地獄に落ちようぜ」って思っちゃう。

(澤部佑)いや、まあね、そうね。それはでもたぶん、結婚……芸人と結婚してくれた人は、そう思ってくれてると思うよ。うちの妻も、たぶん。「仕事がなくなったら、私が働くし」って言ってるしね。そう。

(岩井勇気)そうそうそう。だからそのさ、やっぱり一緒に地獄に落ちてくれる人がいいね。

(澤部佑)それだよ、やっぱり。「好きなタイプ」とか、聞かれるけども。それだよね。大事なことは。

一緒に地獄に落ちてくれる人がいい

(岩井勇気)これ、前も言ったっけ? なんかさ、芸人がさ、売れていなくて結婚しちゃって。それで子供もできて、「申し訳ない。妻と子供のために……」っていう風に辞めてく人、いるじゃん?

(澤部佑)いるね。

(岩井勇気)でも、あなたの奥さんはあなたが売れているから好きになったわけじゃないよね? 別に売れてない時から好きになって、結婚したわけだから。その「売れないから」っていうことで芸人を辞めるのは、違うんじゃないの?って思っちゃう。

(澤部佑)まあ、そうね。でも、やっぱりお金が……ってなるんじゃないの? それは。だし、やっぱり奥さんも言う人もいるよね。

(岩井勇気)でも、おかしいよな?

(澤部佑)結婚する時に言ってる人も、結構いるよね。「○年で辞めてください」みたいな。結婚をする時に。そういう約束をして……みたいな。でも、辞めれずにダラダラ続けて。「もう辞めてください」みたいなパターンもあるよね。そういうのも、聞くよね。

(岩井勇気)きれいごとなのか、わかんないけどさ。「覚悟がなくない?」と思っちゃう。なんか、「この人生、売れるまで辞めない」っていう方が、あれなんじゃないの? 正しいんじゃないの?って思っちゃう。

(澤部佑)最初、「芸人になりたい」って始めて。でも、変わっちゃうんだろうな。価値観が、やっぱり。

(岩井勇気)なんかそのさ、「簡単な幸せに手を伸ばしちゃってない?」って思っちゃうんだよね。なんか。

(澤部佑)ああ、まあそうか。身近な? でも、だから結婚をして、子供が生まれて……ってなると、一番のものが変わるんだよね。たぶん。だから、それがお笑いじゃなくなっちゃうんだね。一番がね。やっぱり家族ってなるんだよね。

(岩井勇気)そうなっちゃうんだろうなー。そうやって、誰も俺と遊んでくれなくなっちゃうんだな(笑)。

(澤部佑)フハハハハハハハハッ! 結局ね。そうよ。そうだな。今の、37歳っぽい会話でしたよね? ねえ。OKASAからはだいぶ、大人になったんじゃないですか?

(岩井勇気)なんか俺、害虫駆除の会社の社長と仲がいいじゃん? あの人、結婚する気がないのよ。

(澤部佑)ああ、そうなんだ。独身? 俺、結婚してると思っていた。

(岩井勇気)全然結婚してない。独身なのよ。

(澤部佑)ガンガン行っているもんな。旅行。独身かー。

(岩井勇気)で、モテるしね。

(澤部佑)そう。かっこいいよね。

(岩井勇気)でも全然、結婚に興味ないって言ってて。なんか、それがいいんだよね。「ずっと遊んでくれるんだろうな」っていうのと……そうね。社長だからさ、時間が自由っちゃ自由で。誘ったらもう、すごいフットワーク軽いし、みたいな。

(澤部佑)いや、なんかそれをすごい感じたわ。お前、それを言い出してるな。

(岩井勇気)なに?

(澤部佑)昔、なんか今田さんとかさ、「周りが結婚して、独身と遊んでくれる人、おらんねん」とか、言ってたなとか。

(岩井勇気)わかる。

(澤部佑)テレビを見ててさ、そんなことを思ってたのとかさ、それをお前、言い出してるじゃん? そういう時期になってきてるんだな・

(岩井勇気)そんな風に言わないで……(笑)。

(澤部佑)いやいや(笑)。

かつての今田耕司と同じことを言っている

(岩井勇気)そんなさ、引きずり込まないでくれよ。お前みたいな……怖いよねー。本当に結婚してるやつって。既婚者って。「お前もこっちの既婚者の縛られた世界へ来い」ってことでしょう?(笑)。

(澤部佑)そんなつもりじゃないけど(笑)。でも、「それを相方が言い出してるな」っていうのに今、フワッとなったね。なんかね。まあ、でも別に……。

(岩井勇気)芸人なんか、大丈夫じゃない? 別に。だってさ、芸人なんてさ、なんか知らないけど、50ぐらいのやつと20代ぐらいのやつが遊んでるじゃん?(笑)。

(澤部佑)ああ、まあそうね。いくらでも、そうだな。どんどんできるもんな。新しい友達が(笑)。

(岩井勇気)新しいヤバいやつがいっぱい入ってくるんだから(笑)。

(澤部佑)そうだね。若い友達がいっぱいできるのか。

(岩井勇気)そうそう。そこにさ、なんか全く別の業種の人じゃないから、共通項あるじゃん? 全くのギャップが生まれてるわけじゃないからさ。別に遊べるっちゃ、遊べるとっていうね。

(澤部佑)いや、改めて不思議なね、仕事ですけどね。

<書き起こしおわり>

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