ハライチ澤部 ワイヤレスイヤホンで人生が変わった話

ハライチ澤部 ワイヤレスイヤホンで人生が変わった話 ハライチのターン

ハライチの澤部さんが2021年4月1日放送のTBSラジオ『ハライチのターン!』の中でプレゼントでもらったワイヤレスイヤホンで人生が変わった話をしていました。

(澤部佑)ちょっと前に妻からワイヤレスイヤホンをプレゼントされまして。

(岩井勇気)はー。ついに。

(澤部佑)はい。私もずっとコードのを使っていたんですけども、ワイヤレスイヤホンをもらって。ちょっとちょっと人生が変わりましてね。

(岩井勇気)いや、そんなじゃないでしょう?(笑)。

(澤部佑)本当に……これまでも人生観がいろいろ変わる出来事があったけどね。芸人になって、M-1の決勝に行った時とかさ。結婚、子供生まれてとか。今までで一番……。

(岩井勇気)それよりも? そんなわけないじゃん。

(澤部佑)比じゃない。本当に。

(岩井勇気)そんな変わんないって。

(澤部佑)めちゃくちゃ楽!

(岩井勇気)いや、楽だけど。

(澤部佑)えっ、なに? 君は使ってるんですか?

(岩井勇気)あの、俺、今週もらったの。

(澤部佑)ワイヤレスイヤホンを?

(岩井勇気)そう(笑)。

(澤部佑)フハハハハハハハハッ! 嘘だ? 誰? 人にもらったの? プレゼント?

(岩井勇気)3日前。仕事で。

(澤部佑)まだ使っていないの?

(岩井勇気)使った。

(澤部佑)ヤバいでしょ?

(岩井勇気)まあ、正直、ヤバい(笑)。

(澤部佑)フハハハハハハハハッ!

(岩井勇気)うん。人生が変わるっていうほどじゃないけど、あれはヤバい。

(澤部佑)俺はもう今、本当に何にも縛られない日々。俺、もうバリバリコードあり派だったんだよ。

(岩井勇気)一緒!

(澤部佑)ああ、そう?(笑)。俺もめちゃくちゃコードがないと不安だし。で、1回もコードが不便に感じたことなんてないし。

(岩井勇気)ない。ないよ。

(澤部佑)で、なんなら別に絡まったりするのも味だとも思ってたしね。俺は。

(岩井勇気)そう。無くさないしね。

(澤部佑)そうそうそうそう。ああ、一緒?

(岩井勇気)うん、一緒(笑)。そうよ。

(澤部佑)いや、本当に。そう。

(岩井勇気)そこに俺はもらったんだから。そのワイヤレスイヤホン側から舞い込んできたんだから。

(澤部佑)フフフ、自ら? それ、すごいね。いや、人生変わったでしょう? だって。俺、ワイヤレスを使ってる人もむしろちょっとバカにしていたっていうか。昔、コードを使っていた時は「『流行りものを使わなきゃ』っていう見えないコードにあなたたちはもうかんじがらめに……ぐるぐる巻きですよ」って。

(岩井勇気)なんかちょっとハズいんだよね。コードもなにもないのに耳に何かをつけているっていう状況が。

(澤部佑)フフフ(笑)。「なにそれ? なにもないじゃん?」っていう。

(岩井勇気)「なにそれ? 耳に入れちゃっているじゃん?」っていう。

(澤部佑)いやはやだね。ただ、そういう風に思っていた日々っていうのはね、なんか洗脳をされていたっていうかね。コードというキツい束縛彼氏に本当に縛られていた。いざ、やりだすともう……幸せすぎて。

(岩井勇気)そういうことだよね。別れてみたら、わかるよね。「俺、窮屈だったんだな」って。

使ってみて初めてわかる幸せ

(澤部佑)そうそうそう。俺はもうNHKとか、家が近かった時は歩いて行っていたの。そういう時、音楽を聞きながら行っていたんだけど。俺もコードをこう……しかも、あんまり長いコードを俺は使ってなかったの。短めのがいいの。あんまりカバンからビローンって長いのが出ているのは俺、すごい恥ずかしいから。なんか嫌なの。それで胸ポケットあたりからちょっと出ていて聞いてるぐらい。それがちょうどいい長さだったの。俺は。

(岩井勇気)わかるよ。俺は長めだけどね。マジで長め、邪魔だからね。

(澤部佑)邪魔だよね。引っかかるし。

(岩井勇気)コードが本当に大縄跳びみたいになるから。ブワンブワンなって。

(澤部佑)でしょう? 俺はそれが嫌だったの。だから短めにしてたけど。でも、短めにしてるから、胸ポケットが付いてる服を着ないと俺は外で音楽が聞けなかったの。

(岩井勇気)えっ、なに? 胸ポケットに絶対に入れているの?

(澤部佑)そう。

(岩井勇気)なにそれ? それ、なんなの?(笑)。

(澤部佑)違う。コードの長さ的に胸ポケットじゃないと届かないんだよ。

(岩井勇気)胸ポケットって使わないんだよ?(笑)。

(澤部佑)嘘!?(笑)。胸ポケット、めちゃくちゃ使うよ!

(岩井勇気)胸ポケットって、使っちゃいけないんだよ。

(澤部佑)嘘だね! 新幹線、チケットどこに入れるの?

(岩井勇気)それは財布とか、そういうところに入れてください。

(澤部佑)嘘だ? 胸ポケットだよ。新幹線のチケットって。他のところに入れちゃいけないんだよ? 新幹線のチケット(笑)。

(岩井勇気)胸ポケットに入れていいのは、肩身のブローチだけだよ?(笑)。

(澤部佑)フハハハハハハハハッ! で、撃たれた時に助かるっていう?(笑)。それは俺、そうしていたから。本当に服装も指定されるみたいな。このコード付きのイヤホンに。それが俺はすごいストレスだったの。「お前、ミニスカート履くなよ」って言っているモラハラ彼氏みたいな。「お前、胸ポケット付いた服を着ろよ」みたいな。じゃないと、俺は聞けないから。

(岩井勇気)ああ、なるほどね。

(澤部佑)という日々だったのが、本当にこのワイヤレスイヤホンの横をポンって押すだけで再生になったり、停止されたりね。で、今度は逆のイヤホンをポンと押したら「Noise Cancelling」みたいな。雑音がなくなるやつ。

(岩井勇気)それ、すごいやつなんじゃない?

(澤部佑)そう。「Noise Cancelling」って。女性の声で。もう、コナンくんの秘密アイテムみたいなさ。「阿笠博士! 阿笠博士?」って(笑)。

(岩井勇気)そんな時、コナンにないから(笑)。

(澤部佑)「あの、阿笠博士? 阿笠博士!」って(笑)。

(岩井勇気)通信、切れちゃっているじゃねえかよ(笑)。コナンがそんな通信する時、ないから(笑)。

「阿笠博士? 阿笠博士!」

(澤部佑)っていう風になっちゃうぐらい、本当にすごい機能がいっぱいついていて。本当に……まあ、ほぼないんだけどもね。多少、弊害というか。タクシーに乗っていて、コードがついているやつの時は俺、タクシーで音楽を聞いちゃうから。そうすると、タクシーの運転手さんも「ああ、音楽を聞いてらっしゃるのかな」ってなって。あんまり声をかけてこないんだけど。ただ、ワイヤレスイヤホンをつけていると、やっぱりすごい話しかけてくるの。そうすると「ああ、すいません」って。

俺、ワイヤレスイヤホンをすぐに外してさ、「はい!」みたいな。そうすると、どうしても変な空気になっちゃう。だから俺は今、もう運転手さんの口の動きというか。なにかの話しかけられそうか、すごい注視しているの。運転手さんを。それで口元を見ても今、マスクをしているからわかんないから。だからこの目の動きとか、ちょっとこっちになんか話しかけてきそうだな、とか。すごい注目して車に乗っているから、全然音楽が今、なにも入ってこないのよ(笑)。

(岩井勇気)よくないじゃねえかよ(笑)。

(澤部佑)そう。唯一、それぐらい。弊害は。今、ワイヤレスイヤホンで。他はもう、めちゃくちゃ楽しいし。本当に夜中、ワイヤレスイヤホンでエロ動画を見てさ。

(岩井勇気)何をやってんだよ……。

(澤部佑)妻と子供が寝ている時ね。で、別にその1人エッチとかせずに、ただただ俺はエロ動画を鑑賞したりもするんだけども。

(岩井勇気)そんなこともあるの? なに? どういうこと?

(澤部佑)見て……(笑)。

(岩井勇気)お前、研究家なの?

(澤部佑)それはわかんない。そうなのかな? で、見ていて。「あ、ちょっとトイレに行こう」っつって普通に何の気なしにポンってリビングのテーブルに動画を流しっぱなしで置いてさ。それでトイレに行っちゃうわけ。そうすると、トイレでも音が聞こえてるんだよ。ワイヤレスイヤホンで。このBluetoothで。

(岩井勇気)すごいね。

(澤部佑)すごくない? で、途中で気づくのよ。「あっ、動画、流しっぱなしで置いてきちゃった!」って。そうするとこれ、その間に妻と子供がもし起きてきたら、見られちゃう。「はあーっ! ドキドキ!」っていう。それで急いでおしっこをして戻るみたいな遊びを深夜、1人でやったりね。

(岩井勇気)これは俺も本当に恐怖を覚える時、あるもん。そのBluetoothで繋いでいる時にね。メゾネットタイプの家に住んでいた時に、下のスピーカーにBluetoothで繋いでいて。で、上に行って動画を再生した時に「あれ? 音が出ねえな?」って思ったら、下で鳴っていたっていうのがあったとしたら、それがエロ動画だった場合、他の部屋であえぎ声みたいなのが鳴っちゃっているみたいな状況なわけ。

(澤部佑)そうだね。音量、大きめにしていたら聞こえちゃうもんね。

(岩井勇気)マジで怖いなって思った。

(澤部佑)いや、たしかに。いきなりイヤホンがあえぎだすみたいな……怖いよね。いや、それで新幹線でさ。新幹線で音楽を聞いてね、乗っていたの。それでちょっとウトウトして。それでトイレ行こうと思って。俺は入り口近くのドアのすぐの席だったの。で、トイレは逆のドアを出たところだったから、その音楽を流しっぱなしのままワイヤレスイヤホンをつけてトイレに行ったら、聞こえてるんだよ? すごくない? 1車両あいても聞こえてるのよ!

走行中の新幹線の中でも繋がる

(岩井勇気)それ、意味わかんなくない? だって新幹線はさ、すごい速度で走ってるわけじゃん? その、携帯からの光線がさ、ババババッてならないんだね(笑)。散っちゃわないんだね。

(澤部佑)光線が、スピードにびっくりしてね(笑)。

(岩井勇気)そう。300キロぐらいのスピードだから。光線が後ろに方になっちゃうみたいなことが……(笑)。

(澤部佑)こいつ、いつの時代の人間なんだよ(笑)。

(岩井勇気)光線が後ろの方になっちゃうじゃん? はるか後ろの方に(笑)。

(澤部佑)後ろの人のイヤホンに入っちゃうの?(笑)。

(岩井勇気)そんなのさ、静岡とかに音、置いていっちゃうでしょう。だって(笑)。

(澤部佑)そうならないんだよ(笑)。

(岩井勇気)すごくない、あれ? 意味わからないんだよ。

(澤部佑)今のイヤホンと携帯はならないんだよ。ちゃんと、トイレでおしっこしている俺の元に届けてくれてさ。「最高だな!」っつって。で、席に戻って。それでまたちょっとお昼寝して。それでしばらくして、またトイレに行こうと思って。行って。またね、音楽を聞きながら「最高だぜ!」っつってトイレに行って。それで今度、ウンチをしてたのね。で、ウンチしながら音楽を聞いていたら、いきなり急に「フゥーン……」みたいな。「○△※□……Charge」みたいな。また女性の声で言われて。プツン……って切れるの。で、「えっ?」ってなってポンポンポンってボタンを押しても復活しない。「あれ? おかしい? おかしい……阿笠博士! 阿笠博士ーっ!」って(笑)。

(岩井勇気)そんなシーン、ないよ(笑)。

(澤部佑)「阿笠博士? 阿笠博士ーっ!」。

(岩井勇気)コナン、頼りまくってるじゃねえかよ(笑)。

(澤部佑)「すいません! 阿笠博士っ!」って言ってもなにもならなくて。で、充電が切れてるんだよ。

(岩井勇気)コナンは阿笠博士が作ったロボじゃないから(笑)。

(澤部佑)充電が切れて。そしたらもう途端に怖くなっちゃって。散々頼っていたワイヤレスイヤホン、充電がなくなると、もう丸裸みたいな。なんかこのバーチャルの世界で戦っていたバトルスーツの電源が急に切れちゃったみたいな。そこからもう、席に戻るのが……もう丸裸で戦場を歩いているみたいな怖さになっちゃって。

(岩井勇気)ああ、もう何も守られてないね。

(澤部佑)「ちょっと待ってください。今、バトルスーツの電源が切れちゃってるんで……」「プシューンッ!」「うわっ!」って殺されちゃうみたいな。「はあ……」ってすごい寂しさとつらさ、恥ずかしさとかに襲われて。「うわーっ!」ってなっちゃって。それで今、結局コードのを使っているんだけども(笑)。

(岩井勇気)フハハハハハハハハッ! 使ってねえじゃねえかよ。ワイヤレスイヤホン(笑)。

(澤部佑)そう。怖くなっちゃって。やっぱり文明の進化に気持ちが追っつかない。充電を要所要所でしないと。ねえ。急に切れちゃうやつなんでしょう? あれって。だからもう、ここぞっていう時にしか使えなくなっちゃって。怖くて。

(岩井勇気)ああー、その恐怖はあるよね。これを充電しておかなきゃいけないっていう。

(澤部佑)そう。「これから移動が2時間ぐらいある。その途中で切れたらどうしよう?」とか。怖くなっちゃって。だからもう、阿笠博士が充電とか必要ないのを発明してくれるまでちょっと俺は使えないっていう気持ちになってきたっていう。

(岩井勇気)あれ、探偵バッヂとかじゃないからね。

(澤部佑)阿笠博士、すごいよねー(笑)。

(岩井勇気)違うんだよ(笑)。

<書き起こしおわり>

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