ハライチ澤部 Red Hot Chili Peppers東京ドーム公演で号泣した話

ハライチ澤部 Red Hot Chili Peppers東京ドーム公演で号泣した話 ハライチのターン

ハライチ澤部さんが2023年2月23日放送のTBSラジオ『ハライチのターン!』の中でレッド・ホット・チリ・ペッパーズの東京ドーム公演を見に行った話をしていました。

(澤部佑)レッチリのライブ、行ってきましてね。

(岩井勇気)あら! 言っていたやつじゃないですか。

(澤部佑)はい。レッド・ホット・チリ・ペッパーズ。

(岩井勇気)前になんか、予約したとか言ってましたね?

(澤部佑)5万円のね、プラチナシート。私は爆購入してますんで!

(岩井勇気)すごいね。

(澤部佑)もうこれは、楽しみに。行くっきゃないということで先週日曜日ですかね。1人で行ってきましたね。

(岩井勇気)どこだっけ?

(澤部佑)東京ドーム! で、当日、チケットをコンビニで発券してさ、行ったんだけども。そのチケットに書いてあるわけじゃん? 席の番号がね。で、発券したらわかるわけだよね。で、発券してパッと見たら、6列目ね。東京ドーム、4万5000人分で6列目だから。

(岩井勇気)いいんじゃない?

(澤部佑)「めちゃくちゃいいじゃないか! YES!」って。もう大興奮で東京ドームに行って。そしたら、もうすごいんだよ。やっぱり人がさ。久しぶりだよ。あんなに人が……もう4万5000人。すごい人で。それで自分が入るこのゲート……東京ドームってゲートがいっぱいあってさ。俺は「ゲート25」って書いてあって。その「25」を探すんだけど、なかなかないわけ。結構、グルーッと回って歩いているんだけども、なかなかない。で、いろんな……19、20、21とか。すごい混んでいるんだよ。やっぱり。

(澤部佑)お客が入るのもめちゃくちゃ時間がかかるでしょう? その開場から客を入れるので2時間半ぐらい取っているのかな? すごい並んでて。「これは入るの、大変そうだな。25、どこかな? 25……」って。そしたら奥の方にあって。ゲート25。「あった! あそこだ!」って思ったら、その25はもうスカスカというか、スースー。

(岩井勇気)うん。

(澤部佑)なぜなら、なぜならゲート25はもうプラチナシートの者しか使えないゲートだから!

(岩井勇気)ああ、すごっ!

(澤部佑)スースー。

(岩井勇気)なるほど! そりゃプラチナだわ。

(澤部佑)「これがプラチナの力か……」って。全く並んでないんだよ。かっこいいでしょう?

(岩井勇気)「プラチナの力」っていうか、「お金の力」な(笑)。プラチナの力ではないよ。お金の力だよ。

(澤部佑)お金で得たプラチナの力ね。「うわっ!」って。で、中に入ったらグッズみたいなのをくれるんだよね。プラチナシートのみに与えられる特典のグッズ。黄色いトートバッグ。レッチリのね。で、会場内を俺はもうその黄色いトートバッグを振りかざすように……俺はプラチナだぞ!っていう。こっちはプラチナマウント、取りたいから(笑)。

(岩井勇気)なに? そのプラチナマウントって?(笑)。

(澤部佑)いや、5万かけてるから……(笑)。

(岩井勇気)なに? その黄金聖闘士みたいなやつ?(笑)。『聖闘士星矢』のさ(笑)。

(澤部佑)フハハハハハハハハッ! 黄金聖闘士もすごいだろう?

(岩井勇気)お前、青銅聖闘士たちをさ、見下しているわけだろ? そうやって(笑)。

(澤部佑)そうだよ。だって、プラチナマウントだから(笑)。

(岩井勇気)お前はプラチナ聖闘士だからね?

(澤部佑)俺はレッチリのプラチナ聖闘士だから(笑)。やらせてよ。5万、使っているんだから。それぐらいはさ。プラチナ聖闘士の感じで行くじゃん? で、アリーナ席。東京ドームのグラウンドのところだよね。バーン!って行って。ステージがドカン!ってあって。「おおっ!」みたいな。で、自分の席がA-7ブロックで。A-7ブロックの6列目の4番みたいな席だったのね。で、「A-7ってどこかな?」って探していたら、どんどんどんどん中央に近づいてるわけだよ。A-7ブロックが。「ああ、すごい! さすがプラチナだ!」って。

(岩井勇気)周り、プラチナたちがいるんだろ?

(澤部佑)そこはプラチナ聖闘士たちが集うところだからな(笑)。そこはプラチナ聖闘士しか入れない……。

(岩井勇気)お前、「レッチリ宮のサワ」だろ?(笑)。

(澤部佑)フハハハハハハハハッ! 俺、『聖闘士星矢』は全然わかんないけど(笑)。

(岩井勇気)お前はプラチナ聖闘士のレッチリ宮のサワだよ(笑)。

(澤部佑)それ、いいの?

(岩井勇気)いいと思う(笑)。

プラチナ聖闘士・レッチリ宮のサワ

(澤部佑)それで入っていって。「ここだ。A-7ブロック。6列目……ここだ!」ってなったら、もうドセン!……のちょっと左ぐらい。まあ、ほぼドセン……と、言ってもいい。まあ、まあまあ左。ドセン……と、言ってもいい(笑)。

(岩井勇気)ドセンではないの?

(澤部佑)ドセンと言ってもいいぐらい、ちょっと左だけど。すごいところ。

(岩井勇気)いいねえ!

(澤部佑)6列目なんて、もうすごいから。「うわーっ!」みたいな。もうテンション爆上がりで。で、俺も席に座って「まだかな? まだかな?」って……ぐらいでもうすぐに暗転。バン!ってなって。ちょうどぐらいで俺、会場の自分の席について。暗転。で、ちょっとしたらフリーっていうベーシスト。ギターのジョン・フルシアンテ。この人が復活してるんだよ。1回、脱退してたんだけど、復活して。それで今回、復活してからの初来日みたいな。だからみんな、そのジョンに注目しているんだよ。

(岩井勇気)もう、最近ってこと?

(澤部佑)最近ですね。最近出した2枚のアルバムから復活して。で、あとドラムのチャド・スミス。この3人がまず、出てきて。もうすごいジャムセッション。即興でさ、ギャンギャンギャンッ!って。またすごいんだよ。ジョンのギターがさ。やっぱり力が入ってるんだろうね。復活して。とんでもないセッションをバーッてやって。そこから『Can’t Stop』っていうね、すごい人気曲のイントロが始まるわけ。で、もうバーン! 東京ドーム、ボカーン!って。澤部、ボロボロボロッ!って。もう涙がまた……(笑)。

(岩井勇気)なんだよ(笑)。

(澤部佑)まあ「ボロボロ」とまではいかないけども。ジワーッて。イントロで。

(岩井勇気)まだ始まってないだろ?

(澤部佑)でも俺の隣の男性をちらっと見たら、その人も同じタイミングでも目頭を押さえて。「ああ、みんな同じ気持ちなんだ! うわーっ!」ってなって。もう最初から大盛りあがり。で、途中の曲の合間。次の曲が始まる前とかに、またボーカルのアンソニー、ベースのフリー、ギターのジョンがドラムの前に集まるわけ。で、みんなでちょっと何か話してるんだよ。それでアンソニーがさ、ギターのジョンの肩を叩いて笑っているみたいな。そういうやり取り。まあ、その次の曲の打ち合わせなのか、わかんないけど。何かやってるんだよ。

(岩井勇気)その場でのね、メンバーだけやつな。

(澤部佑)そうそう。それのやり取りもくっきりはっきり言えるわけ。なぜなら6列目だし、コンタクトもしてるから。澤部は! もうはっきり……今まで、レッチリは何回も見てるけど。コンタクト状態で見たのは初めてだから。「こんなに見えるかね……すごいぞ!」ってなって。で、興奮してるんだけど……この5万の席。だから周りは……結構レッド・ホット・チリ・ペッパーズなんて大ベテランだから。3人は60過ぎてるから。だから、おじさま・おばさまが結構多い。5万の席だから。

(岩井勇気)まあ、そうか。それだけ出すようなね。

(澤部佑)ある程度、経済力がないといけない。そうすると、やっぱり静かな、大人の楽しみ方をしている方が結構多い。まあ、それは別にいいんだけどね。ただ、そういう方たちが俺の周りに結構多かったから……「大丈夫かな? レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、気持ちよく演奏できてるかな?」って心配になってきちゃって。

(岩井勇気)ああ、客のノリがね。

割とおとなしい周囲の観客たち

(澤部佑)そう。ノリが伝わって。「大丈夫かな?」って。で、たまにそのフリーっていうね、ベーシストが会場をちょっと見回したり。会場の1点を見つめていたりする時があってさ。「『ノリが悪いな』とか思ってないかな? そう思ってたら、嫌だな」。せっかく……16年ぶりとかの来日だからね。単独公演としては。だから俺はそれはもうなんとか、俺1人でも……って。それですごい縦に乗ってね。「俺のこの縦ノリ、届けて!」って。

(岩井勇気)横の邪魔にならないようにな。

(澤部佑)そう。やっぱりアリーナ席、パイプ椅子を置いて、席が決まってるからね。横に邪魔にならないように。「縦ノリでなんとか届け!」ってやっていたら、中盤ぐらいかな? 途中、俺の席の2列前ぐらい。斜め前の人は、なんかもう酒を飲み過ぎてるんだろうね。酔っ払ってなんか、「うわーっ!」みたいに騒ぎ出して。

(岩井勇気)えっ、なんでそんな風になっちゃうの?

(澤部佑)それでもう、ざわざわしちゃってさ。

(岩井勇気)プラチナシートで、なんでそんなことになっちゃうんだよ?

(澤部佑)まあ、もうちょっといろいろ楽しかったんだろうね。テンションが上がってね。それでなんかバーンってぶっ倒れちゃってね。で、セキュリティの人が近くにいたからさ、すぐ来てくれてね。ブワーッて介抱してさ、連れてかれちゃったんだけど。その人は。もう結構暴れてたからさ。で、『Unlimited Love』っていうアルバムがあって。それのツアーみたいな感じだったの。で、その人は連れていかれながら、「アンリミテッドラブ! アンリミテッドラブッ!」って。「無制限の愛」っていう意味なんだけど。「無制限の愛!」っていう、たぶんレッチリに対して、そういうメッセージだったと思うんだけどね。皮肉なもんでね、それでその「アンリミテッドラブ!」って叫びながら連れてかれちゃうっていう。退場(笑)。

(岩井勇気)制限をかけられちゃって(笑)。

(澤部佑)「かわいそうだな。しょうがない。そういう盛り上げ方じゃないよね。迷惑をかけたらね……」って。でももう、そんな人もいながら、大盛り上がりでね。なんとなく、「伝わってるかな?」とか思いながらもブワーッて盛り上がって。最後のアンコール。一番最後に『Give It Away』っていうめちゃくちゃ盛り上がる曲をやって。もう大団円。ボカーン!って。

(澤部佑)「いやー、よかった、よかった」なんて1人で思いながら。で、すごい人数が多いからさ。規制退場みたいな感じで順番に退場していくみたいなので。で、その退場をしてる時に、本当に1人の子供を連れてるお母さんから「『ぽかぽか』、見てます」って。

(岩井勇気)そこで?

(澤部佑)そこで。4万5000人分の1ですね。1人だけ、「『ぽかぽか』、見てます」って言われて(笑)。「ありがとうございます」なんて言いながら、その日が終わってさ。それで今日の朝かな? うんこしながらね、携帯をいじっててさ。そしたらそのベースのね、フリーのSNSの動画みたいなのにたどり着いて。そのライブの日、日曜日の夜中に上げていた動画らしいんだけども。それを全部訳した記事も上がっていて。

それを見たら「今、ツアーの終わりに差しかかっていて、超疲れてるんだけど。でも東京のライブを今、思い出してる最中なんだ。それがあまりにも美しかったんだ。東京っていうのはLAからクソ遠いだろう? 文化も全く違うしな。でも東京ドームで、すごい愛で迎えられて。東京の人たちの莫大な愛を感じたんだ。とにかく俺は日本が大好きだ。今晩の観客の意味が俺にとってはあまりにも大きくて、とてつもなかった。みんなとしっかり繋がりたかったんだ。東京の素晴らしい人たちに感謝したい。本当に……今晩は本当に感動したんだ」みたいな記事だったの。

(岩井勇気)へー!

(澤部佑)それを見ながら、またトイレでブワーッて泣いちゃって(笑)。

(岩井勇気)フハハハハハハハハッ! こいつ、なんなんだよ……(笑)。

朝からトイレで泣く

(澤部佑)最近、止まらないんだよ。涙が本当に……(笑)。「俺の縦ノリ、届いてたんだ!」って。もうブワーッて。「アンリミテッドラブ!」ってなりましたね(笑)。

(岩井勇気)ああ、そうですか。

(澤部佑)で、もう泣きながらだったからかな? 俺のうんちもね、アンリミテッドでしたけども(笑)。

(岩井勇気)ボロボロボロボロッ!って(笑)。

(澤部佑)ボロボロボロボロッ!って。もう、『Can’t Stop』でしたね(笑)。うんちも涙も『Can’t Stop』……「止まらないぞ!」っていうね。すごかったですね。

<書き起こしおわり>

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