ハライチ澤部 Red Hot Chili Peppers東京ドーム公演を12万円のVIP SS席で見た話

ハライチ澤部 Red Hot Chili Peppers東京ドーム公演を12万円のVIP SS席で見た話 ハライチのターン

ハライチ澤部さんが2024年5月23日放送のTBSラジオ『ハライチのターン!』の中でレッド・ホット・チリ・ペッパーズの東京ドーム公演を12万円のVIP SS席で見てきた話をしていました。

(澤部佑)先日、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのライブに行ってきました。レッチリ、もうアメリカのモンスターバンドです。が、また来日してましてね。

(岩井勇気)来てるらしいですね。

(澤部佑)去年も来て、ここでも話させてもらってます。去年も今年も東京ドーム。で、去年はプラチナ席っていう一番いい席。5万円の席をもうノータイムでね、パーン!って買って。見事に買えてね、プラチナ席で行ってきたんですけども。今年は一般販売の一般の抽選みたいなのがあって。抽選で見事、チケットをゲットしましてね。12万のVIP SS席。

(岩井勇気)うわーっ! するね。12万するの?

(澤部佑)やばくない? 去年、5万だったの。一番いい席が。プラチナ席っていうエリアがあったんだけども。その中でさらに前の方で、真ん中らへんみたいな。もうなんかVIP SS席っていうのがあって。

(岩井勇気)もうワールドカップじゃん。

1年前の5万円の席を上回る価格

(澤部佑)もう本当、そういうことだね。「やばい!」って。もう買って。テンションが上っているから。ほしい席を選択してさ。それで抽選した時はテンションが上がっているけど。いざ、買えるってなると「うわっ、高い! やばい!」みたいな。12万いくらっていう。

(岩井勇気)12万だろう? 20何曲やるとしたら、1曲5000円だよ? うん? いや、安っ!

(澤部佑)フハハハハハハハハッ! そう考えたら。でも20何曲もやらないしね。

(岩井勇気)ああ、そうなの? そんなにやらないんだ。

(澤部佑)結果、時間的にはどんぐらいだったかな? 1時間40何分とか。

(岩井勇気)ちょっと短いな。

(澤部佑)もうほぼ、なんかYouTuberみたいな。「VIP SS席、行ってみた」みたいなやつが買ってさ、いろいろお届けするみたいな。それぐらいの席じゃない? そのぐらいのって。でも、もう手に入ってしまったから、これは行こうと。ただ、ちょっと怖いよね。この席に澤部が行って果たして大丈夫か?って。

(岩井勇気)どういうやつがいるんだろうな。

(澤部佑)変な金持った金持ちたちばっかりでさ。なんか……。

(岩井勇気)金の扇子みたいなのであおいでいるようなやつとか、いるんじゃないの?

(澤部佑)そうね(笑)。それは『幽☆遊☆白書』に出てくる金持ちだよね(笑)。

(岩井勇気)でさ、仮面舞踏会みたいな仮面をしてるんだろうな。

(澤部佑)やばいよね。そんな中、俺がジーパンにTシャツで行っちゃったら。「なんですか?」みたいなね。蔑まれてね。とか、ちょっと怖いよね。でも、もう行くっきゃないからそのライブの数日前にコンビニで発券して。そしたら席がより、わかるじゃない? 座席の番号とか、書いてあるから。それで見たら、もう3列目。東京ドーム! 「3列目……これはとんでもない席だぞ! これは楽しみだな!」ってなって。それで当日を迎えてさ。で、『ぽかぽか』があって。平日だったから。で、『ぽかぽか』が終わってその後、もう1個仕事があって。それでライブに行くっていう予定だったけど。1個前の、その間の仕事が音楽のお仕事で。知り合いの音楽に精通してるスタッフさんがいらっしゃってっていて。その人と本番前に話していて。「今日、ドームのレッチリ、行くんすよ」「ああ、ドームは前の方、結構音が悪いからね。本当にいいのは、わかってる人は7列目ぐらいがいいなんて、言うよね」って言われて。「最悪の情報だ……やばっ!」ってなって。

(岩井勇気)罠の席かもな。

(澤部佑)やばいよね。

東京ドームの前の方の席は音が悪い?

(岩井勇気)なんか、あぶり出されたみたいな。はしゃぎ野郎が。音楽がわかっていないはしゃぎ金持ちをあぶり出すみたいな。

(澤部佑)金を搾取するだけして。真の富豪たちには7列目付近の席を用意するみたいな(笑)。

(岩井勇気)7列目以降に届くようにレッチリもやっているから(笑)。

(澤部佑)前は指定席の可能性が。そんな話をされて。「えっ、で、どのへん?」ってそのスタッフさんに言われてさ。もう、怖くて言えないよね(笑)。3列目だなんて、言えない。びびっちゃって。「ああ、まあまあ結構前の方なんですけどね。まあでも、そんな前の方で見ることもないから、経験っすよね」なんて。12万の強がり(笑)。「まあ、経験っすよね」なんて言いながら。で、チケットとかにも書いてあったんだけども。そのVIP SSはラウンジみたいのがあるっていう。

(岩井勇気)なに? どういうこと?

(澤部佑)ライブ前にラウンジで待機するというか、ちょっとくつろげるエリアがあって。それで、そんなのもあるからもう、せっかくなら全部、体験しないともったいないじゃない? そのVIP SSラウンジみたいな。それでちょっと早めに東京ドームに行って。もう、すんごい人よ。それは5万人近くでしょう? ワーッていて。でも、やっぱりVIP SSは専用ゲートみたいなのがあって。もうスッスッスッて。

(岩井勇気)ああ、もうすぐに入れんの?

(澤部佑)すごいの。それも怖いのよ、なんか。で、スッと入って。そしたら、そのちょっと奥にあるのよ。バーン!って書いてあるの。VIP SSラウンジみたいな。銀色の鉄のゲートみたいなのがあってさ。なんか、PRIDEとかのゲートみたいな。そういう格闘技系で……。

(岩井勇気)選手が出てくるゲートみたいな?

VIP SSラウンジ

(澤部佑)銀のがブワーッてなっていて。そこに入っていったら、薄暗くて。で、DJがもうガンガンにプレーしていて。もう、クラブみたいな。ガンガンにやっていて。「うおっ、怖っ……」ってなって。

(岩井勇気)そこのためだけのDJなの?

(澤部佑)そう。もう、そのVIPのためだけの。「うわっ!」ってなって。それで俺、ずっとそのDJを聞いていて思ったんだけども、DJがレッチリの曲、全然やらないの。これも怖いよね。

(岩井勇気)でも、そういうもんなんじゃないの?

(澤部佑)意味わかんないじゃん? レッチリの曲だけ流してくれれば、こっちは上がるのに。

(岩井勇気)いやいや、でもさ、開演前の曲でそのアーティストの曲、かけなくない?

(澤部佑)でも、たまにやるんだよ? たまにレッチリ流すんだよ?

(岩井勇気)ああ、やるの?

(澤部佑)で、周りのお客さんは「やっとかけた」みたいな。みんな、言ってんの。口々に。なんでかけないよ、このDJ? 垂れ流していてくれれば、こっちは勝手にテンション上がるのに。その、会場内ではかけないよ。会場内でさ、事前に流れてるのは。でもDJなんだよ? 別にかけといてくれれば、上がるのにさ。なんにもかけない。「はあ?」みたいな。でも、お酒がタダで飲めたり。軽食みたいな。それも全部、タダみたいな。いや、なんかすごかったよ。

(岩井勇気)でもレッチリの曲かけちゃったら、上がっちゃうじゃん? そしたらいざ本番が始まったらさ、それを超えられないだろう?

(澤部佑)んなことないって! そんなわけないじゃん? 「ああ、さっき聞いたな」ってなるか?

(岩井勇気)「いや、聞いたよ!」ってお前ら、レッチリに言っていただろう? 「さっき聞いたって! DJがかけたの、聞いてなかったんか?」って。

(澤部佑)「さっきのDJの方が音がきれいじゃねえか!」って? なるわけないじゃん。

(岩井勇気)「もっと再現してくれよ!」って。

(澤部佑)「音源に近づけてくれよ!」って? なるわけないじゃん。で、結局なんかお酒もちょっといただいたりとかしたけど。周りをパッと見たらさ、やばい金持ちみたいなのは意外といないっていうかさ。たまに、ちょっといるけど。その、なにで稼いでいるのかわからないみたいな人もいるけど。基本、ちゃんといい大人たちがいて。やっぱりレッチリ好きなんて結構、おじさん・おばさんだしね。値段もそうだし。ちゃんといい大人たちで。結局、俺が本当にYouTuberみたいでさ。ラウンジの飲み物とか軽食とか、写真を撮ったりしちゃって。本当にYouTuberみたいな……(笑)。

(岩井勇気)12万を回収しようとして。

(澤部佑)回収しようとしちゃって。「VIP SS席、行ってみた」みたいになっちゃってね。で、19時。開演の時間になって。それで席に行ったら3列目。ちょい上手寄りというか。ちょっと右側の方で。だからギターのジョン・フルシアンテっていう人。ギターの真ん前ぐらいで、いい席だよね。で、時間になって始まって。ベースのフリーっていう人が逆立ちして入ってくるのね。

(岩井勇気)えっ? なにやってんの?(笑)。どういうこと?

(澤部佑)パフォーマンスで。で、スカート履いているの。

(岩井勇気)それ、ウケるの?

逆立ちして登場したベースのフリー

(澤部佑)まあ、ウケる。ウケるっていうか、ワーッ!って盛り上がる。ウケはしない。盛り上がって。で、フリーはスカートを履いているから。

(岩井勇気)フリー? なにやってんの? 俺、あんまり知らないんだけどさ。その人、なにやってんの? えっ、樽美酒研二みたいな人なの? そっちで頑張っている人なの?

(澤部佑)いや、ゴールデンボンバーみたいなことじゃないの。

(岩井勇気)かき氷とか、食べるの?

(澤部佑)でも昔はおちんちんに靴下をかぶせて……みたいな。

(岩井勇気)一緒じゃねえかよ(笑)。もうゴールデンボンバーじゃん(笑)。

(澤部佑)いや、それは若い頃のパフォーマンスね。ロック、パンク、ラップ……ミクスチャーバンドのパフォーマンスっていうことよ。

(岩井勇気)じゃあ、演奏はしていないっていうことね?

(澤部佑)いや、違うって! 世界一のベーシストだよ? フリーは。で、そのスカートもめくれて、ブリーフパンツがチラッと見えて。それで最後、ゴロンって転びながら出てくるみたいな。それが盛り上がるのよ!

(岩井勇気)でもさ、なんだかんだでおじいさんだろ?

(澤部佑)おじいさんよ。もう60とかだよ。

(岩井勇気)ああ、そうか。じゃあ、南部虎弾さんみたいなこと?(笑)。電撃ネットワークの。

(澤部佑)ああ、でも電撃ネットワークの南部さんが一番近い。ほぼ。ちょっと似てる。たぶん。で、バーッて出てきて最初、ボーカルのアンソニーは出てこない。あとはドラムのチャドっていうのと3人でジャムセッションみたいな。

(岩井勇気)そのパターン、あるよな。

(澤部佑)そうそう。それでブワーッて始まって。そのジャムが終わって。それでいざ、曲が始まるぞっていう。

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