(平子祐希)で、「お前ら、もっとできるよな?」「ウオーッ!」って。「じゃあ、ちょっと声出し。喉を開いておこうか?」みたいに、お客さんへの歌唱指導があって。で、そこから「お前ら、声が上げられない。でもそんなお前ら、ここになにをしに来た? ここは聖域だ。そこで俺ら、何になる? 日本の風になるんだ。そこで、何を見せてくれるんだ、菅田?」「『見たこともない景色』!(ドーン!)」って始まって。光がパーッと演出が入って。で、バンドがバーン!ってやって。で、俺がそこから走るように逃げ去って……。
(酒井健太)フハハハハハハハハッ!
(平子祐希)邪魔になったらいけないから(笑)。
(酒井健太)ああ、そうですか(笑)。
(平子祐希)まあ、そこでだから声出しが本当に公式にOK。さらに、喉も開いた。レクチャーがあったっていうことで一気にパーン!ってみんな、声を出して。俺ね、やっぱりさっきも言ったけど、その場数。イオンでやってきたから。客煽りとか。あるじゃんか。コールアンドレスポンスみたいなのをしていく中で……これ、福ちゃんにも言ってないんだけども。あのね、何人か、泣いていて。コールアンドレスポンスの時に。だから「ああ、ようやく声が、出せる!」って。
(酒井健太)なるほどね。そうか。
(平子祐希)俺、胸がいっぱいになっちゃって。
(酒井健太)すごいなー。マジで、だから日本中のそういうイベント事の意味のあることを平子さんが、先頭に立って実はやっていたんだってことになるよね?(笑)。
(平子祐希)旗を振って。『Viva La Revolution』を……(笑)。
(酒井健太)本当に(笑)。
(平子祐希)で、ワーッてなって、そこからお客さんも一緒になって歌ったりとか、歓声を上げたりとか。ワーッてなってくれて。で、その日のゲストがね、Creepy Nuts。あれ、シークレットだったんだよね。シークレットゲストで。で、アンコールで出てきて。またその出てきたのがさ、俺はすぐ横の舞台袖で見てたの。で、『日曜日よりの使者』のカバーを「シャララーラ、シャラララーラ♪」って。あれも一緒になってワーッて。それで出ていってさ。俺ね、「これは俺、もう1回出ていいんじゃねのか?」って。
(酒井健太)ダメよ、そんなの(笑)。
(平子祐希)だってもう武道館中、「シャラララーラ♪」ってなっていてさ。
(酒井健太)『京都大作戦』じゃないんだからさ。10-FEETとDAが一緒に出ていいみたいなのじゃないんだよ(笑)。
(平子祐希)「待って、俺も出演だけど……」って(笑)。
(酒井健太)そんな仲じゃないのよ(笑)。
(平子祐希)「行ってもいいんじゃないかな?」って。お笑いライブでたまにあるじゃん? 「なんだよ、急に出てくるなよ?」みたいなやつ。あのノリになっちゃって。「危なっ!」って思って。傾斜ついていたから行かなかったけど、傾斜がついてなかったら行っていたからね?
(酒井健太)危なかった(笑)。いや、それは盛り上がるだろうな。
(平子祐希)で、俺、その舞台を終わって降りていったら、ちょうどクリーピーの2人が舞台に控えていて。「ああ、平子さん。お久しぶりです」「ああ、おう。おいっす」って。「いや、めっちゃよかったですよ。気持ちよかったでしょう? コールアンドレスポンス」「ああ、武道館、サイズちょうどいいわ」って俺、言ったらしくて。覚えてねえんだけど(笑)。もう、かかっていて。「武道館、ちょうどいいわ」って(笑)。
(酒井健太)フハハハハハハハハッ!
「武道館、ちょうどいいわ」(平子)
(平子祐希)で、どうも福ちゃんと後でしゃべったところによると、Rがすげえ悔しがっていて。Creepy Nutsとして武道館公演、やったんだよね? 2年前か。その時はやっぱり、コロナ禍ということで。声出しもできない。コールアンドレスポンスももちろんできない。で、夢の武道館には立てたけども、そういうお客さんとのやり取りみたいな。声の出し合いみたいなのはできなかったっていうので。ようやく今回、声出しOKってなって。菅田くんがゲストに呼んでくれた。「よし、ぶちかますぞ!」ってなったら、その前に芸人がもう先にコールアンドレスポンスしてて……(笑)。
(酒井健太)アーティストじゃなくて(笑)。
(平子祐希)「なんで俺らじゃないんですか?」って(笑)。本当に歌の担い手として、苦労して苦労してのし上がってようやくライブができる。今度、武道館だ。でも、時期が時期だからできないか。仕方ない。でも今回、またチャンスが訪れた。ここでようやく……っていう中、芸人が先にコールアンドレスポンスを。「1階席ーっ!」って(笑)。
(酒井健太)我々が思っている武道館とは、思いが違うんだから。アーティストはさ(笑)。
(平子祐希)「いやー、出れちゃったな。武道館のサイズ、ちょうどいいわ」って(笑)。
(酒井健太)フハハハハハハハハッ!
(中略)
(平子祐希)(菅田将暉『見たこともない景色』を聞きながら)胸が躍りますね。『見たこともない景色』。
(酒井健太)曲もいいですねー。
(平子祐希)で、その後、全部終わってさ、菅田くんとちょっとしゃべってたら、事務所トップコートの女性の社長さんが……もう3年前かな? それ以来でいらっしゃってくれて。再会して。「ああっ! とってもよかったわ!」って(笑)。
(酒井健太)なるほどなー!
(平子祐希)「本当によかった!」って。もうベソかいていて。「あのね、私ね、見ながらね、歴史を感じたわ!」って(笑)。
(酒井健太)そのコロナ禍の苦しい空気を開放した男みたいな。
(平子祐希)3年前の流れをね、知っていただいて。で、その後に横にいた福ちゃんを見つけて。「ああーっ!」って抱きしめて(笑)。
(酒井健太)フハハハハハハハハッ!
(平子祐希)あとね、『日曜日よりの使者』でね、ダースーが歌詞を間違えたのよ。で、その言い訳としてね、その後のトークでね、「なんかさっき、始まる前に楽屋に行ったら平子さんがなんか熱いグータッチしてきたんですよね。急にグーを出してきて。なんか俺、戸惑いながら返したんですけど。あれのせいでちょっと間違えちゃいましたね」みたいなことをしゃべっていたの。これはね、大捏造。
(酒井健太)ええっ?
(平子祐希)嘘つき俳優。
(酒井健太)菅田が?
(平子祐希)グーを出してきたのは、おめーからだ!
(酒井健太)ええっ? どっちなの、これ? 菅田くん? 間違いなく、菅田くん?
(平子祐希)間違いない。これは、マジです。
(酒井健太)これは、マジ?
(平子祐希)直後に福ちゃんにも言いましたよ。「なんかさ、菅田くん、俺にグータッチしてきたんだけど?」って。俺からしたことにされて……それを、あの大武道館のお客様の前で捏造されて。明日、ヤフートップですよ! 「大捏造! 嘘つき俳優・菅田将暉」。
菅田将暉・武道館グータッチ捏造事件
(酒井健太)グータッチ事件?(笑)。
(平子祐希)武道館グータッチ事件(笑)。やりやがったっすよ。菅田くん、すごいね。
(酒井健太)ありがとうございます(笑)。
菅田将暉 日本武道館公演にファン熱狂!アルピー平子らゲストに【セトリ付公式レポ・写真14枚】 https://t.co/ew04YptSnY
「一回止めまーす」と演奏を中断させて割って入ってきたのは……#菅田将暉 #日本武道館 #アルピー #平子祐希 #CreepyNuts #R指定 #DJ松永 pic.twitter.com/MRVRjbFsXo
— edgeline(エッジライン) (@edgelinetokyo) February 15, 2023
<書き起こしおわり>