清水ミチコとナイツ 質問に嘘をつくAIを語る

清水ミチコとナイツ 質問に嘘をつくAIを語る ラジオビバリー昼ズ

清水ミチコとナイツのお二人が2023年2月16日放送のニッポン放送『ラジオビバリー昼ズ』の中でAIに調べてもらった情報に平気で嘘が入ってくることについて話していました。

(清水ミチコ)あと、なんか友達がスマホの中にAIとしゃべる機能っていうのを見つけて。それで「清水ミチコって誰?」って聞いてみたんだって。そしたら「日本のジャズ歌手で元黒猫チェルシーのメンバー。代表曲は『ハナミズキ』」とかって出てきて。めちゃくちゃなんだよね(笑)。

(土屋伸之)フフフ(笑)。

(塙宣之)それを一気に言われるのも怖いですね。

(清水ミチコ)一気に、なんか「これが正解です」みたいな風に書かれるから。ちょっとやってみて。今度。「ナイツ土屋とは?」とか。

(土屋伸之)黒猫チェルシーってなんでしたっけ?

(清水ミチコ)本当にいるんですよ。そういうバンドが。

(塙宣之)黒猫チェルシーって、渡辺大知さんがやっていたバンドだよ。錦鯉の渡辺隆さんの役をやっていた渡辺大知さん。

(土屋伸之)へー! 全然違うじゃん。『ハナミズキ』も関係ないし。

(清水ミチコ)そうそう。で、自分でもやってみたら、また今度は違って。「1995年にデビューした歌手で、代表曲は『夢見る少女じゃいられない』」って。全然私に興味ないじゃん、AI(笑)。

(土屋伸之)フハハハハハハハハッ! 代表曲を外すのって、なんなの、それ?(笑)。

(清水ミチコ)あと『恋のバカヤロー』も歌っているんだって。めちゃくちゃですよ。

(塙宣之)めちゃくちゃですね。AIもまだダメだなー。

(清水ミチコ)まだ、そうだね。

めちゃくちゃなAIの回答

(土屋伸之)今田さんのYouTubeを見るとペッパーくんを飼っているじゃないですか。

(清水ミチコ)「飼ってる」って、それは差別ですよ、それ。AI差別。

(土屋伸之)差別ですか?(笑)。

(清水ミチコ)「飼っている」はひどいですよ?

(塙宣之)AIBOの時は言ってましたね。犬型だから。でも人間はダメですよね。

(土屋伸之)「飼ってる」って言っちゃダメなの?(笑)。

(塙宣之)あれ、人間なのかな?(笑)。

(土屋伸之)「同棲している」とか言った方がいいですか?(笑)。

(塙宣之)「同居しているパートナー」ね。

(土屋伸之)ねえ。ペッパーくんがどんどん同じ質問をするようになってきたとか。退化してきたとかって。それで今、もう入院してるって言ってましたもんね。

(塙宣之)故障しちゃって?

(清水ミチコ)「故障」って言った! 「入院」って言ってるのに。

(土屋伸之)なんでこんなペッパーに気を遣わなきゃいけないんですか?(笑)。

(清水ミチコ)人間が退化してきた……(笑)。

(土屋伸之)そんな団体、あるんすか? 「ペッパーの人権を!」みたいな?(笑)。やりづらいなー。

(清水ミチコ)でも1回、やってみて。「自分って何だろう?」っていう風にして聞いてみると、楽しいかも。

(土屋伸之)でも、Googleとかで普通にありますよね。「OK Google」って言ってから「誰々を調べて」とかって言ったら、普通にWikipediaの情報とかで出てくるとか。

(清水ミチコ)ああ、それは正しいやつが出てくるよね。

(土屋伸之)それはまた別なんですね。スマホの中のAI。

(清水ミチコ)うん。あえて違う情報を入れてるみたいな感じで、面白かったな。

(土屋伸之)そうですね。

(塙宣之)なんでそうなるんですかね?

(土屋伸之)清水さんなんか、普通に出てきそうですけどね。

(清水ミチコ)なんだろうね?

(土屋伸之)塙さんとかが「劇団スティックで……」とか、そういう細かい情報とかまで出てきたら、すごいすけどね。

(清水ミチコ)出てくるかもね。「劇団スティックってなに?」ってね。ちょっとあとでやってみて。あ、うちのイシクサがやっている。

(土屋伸之)えっ、イシクサ?(笑)。イシダさんが?(笑)。

(清水ミチコ)あっちはクチクサでしょう? でもクチクサからは聞きたくないね(笑)。カッキー(笑)。

(土屋伸之)イシダさんはイシクサなんだ(笑)。

(塙宣之)ひどい(笑)。

(土屋伸之)「イシクサ、劇団スティックで調べて」って?

(清水ミチコ)イシダさん、返事しますからね。「イシクサ?」っていうと「はい」って。なんで嫌がらないんだろう?っていう。あの人、いい人すぎるよね(笑)。

(中略)

(清水ミチコ)ああ、イシクサが来ました。

「劇団スティックについて教えて」

(塙宣之)「劇団スティックについて教えて」ってこれ、しゃべったんですか? そしたら「日本の演劇劇団のひとつで1988年、早稲田の演劇サークル出身メンバーによって結成されました」。

(清水ミチコ)アハハハハハハハハッ! ありそう(笑)。嘘つき(笑)。

(塙宣之)「代表作には『砂漠の花 君の歌』や『新宿スワン』などがあります」だって(笑)。

(土屋伸之)すごいのあった!

(清水ミチコ)『新宿スワン』(笑)。大ヒットになった!

(塙宣之)「独自のスタイルを確立しており、徹底的に役者の身体表現や音響、照明などの演出技術にこだわった作品を多く発表。特に身体表現に関しては劇団員がボディビルダーのようにトレーニングをし、高い身体能力を持って舞台に臨んでることが特徴です」。その後もずっと書いてますよ?

(清水ミチコ)長く説明が。

(塙宣之)「数々の賞を受賞しています。CMなどでも高い評価を……」って。これ、怖くないですか?

(土屋伸之)いや、なんかすごい。

(塙宣之)そういう、なんか適当に書いちゃうアプリっていうことですよね?

(清水ミチコ)そうだね。うんうん。だから、怒る人はいないよね。あんまりにも違いすぎて。

(塙宣之)これ、時間を潰すのにめっちゃいいですね。

(清水ミチコ)悩みとか答えてくれるから。

(土屋伸之)もう適当に答えるんだ(笑)。

(清水ミチコ)そうそう(笑)。

(塙宣之)当たるわけないですもんね。でもこんなにスラスラスラスラと……ありそうですもんね。なんかね。

(土屋伸之)1988年からあるっていう。名門劇団で(笑)。

(清水ミチコ)肉体を……(笑)。

(土屋伸之)ボディビルダーのように(笑)。

(塙宣之)このアプリの情報を本物だと思い込んじゃって、取材とかで事前に調べてくるライターさんとかが「なんか早稲田の……」とか(笑)。

(清水ミチコ)「『新宿スワン』、見ました」とか(笑)。

(土屋伸之)「嘘つけ!」って(笑)。「えっ、劇団スティックの『新宿スワン』を見たんですか?」って(笑)。

(塙宣之)「『新宿スワン』って漫画ですよね? あれ、たしか……」って(笑)。

(清水ミチコ)根っこがあんまり興味がないから。「あれ? おかしいな?」みたいな(笑)。

(塙宣之)「黒猫チェルシーの方ですよね? 清水さん……」。

(清水ミチコ)「あ、いや、違います」って。「こいつ、あれで調べたな?」って(笑)。

(塙宣之)調べたら、すぐにわかりますね(笑)。

(清水ミチコ)そうだね。「あれだろ!」って(笑)。

<書き起こしおわり>

安住紳一郎 ChatGPTを語る
安住紳一郎さんが2023年2月12日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中でChatGPTについてトーク。実際にChatGPTに作成させたラジオへのメッセージを紹介していました。
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