佐久間宣行 世界に届くお笑いコンテンツを作る夢を語る

千鳥と佐久間宣行 Netflix『トークサバイバー!』の難しさを語る 星野源のオールナイトニッポン

佐久間宣行さんが2023年2月14日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中でリスナーからの質問「夢は何ですか?」に回答。大きな夢として「世界に届くお笑いコンテンツを作る」と話していました。

(星野源)続いての質問メール。「佐久間さんは源さんのおかげで横浜アリーナでチュロスを食べる夢が叶いましたが、次の夢は何ですか?」。これ、夢だったんですか? チュロスって。

(佐久間宣行)僕のオールナイトニッポンのイベントの時にチュロスを上げるゲームをやってて。で、僕はチュロスペンライトで上げ下げしてたから、自分のイベントの時にチュロスを食べられなかったんですよ。

(星野源)ああ、そうか。

(佐久間宣行)で、「チュロス、ちゃんと食べられなかったな。客席で食べたいな」って思っていて。で、星野さんのこの間の横アリのライブに行ったの時、俺は真っ先にチュロスを買いに行ったっていう(笑)。で、チュロスを食べていたら同じブロックだった野木亜紀子さんに「えっ、佐久間さん、チュロス食べてるんですか?」って(笑)。野木さんにちゃんと初めて会ったのにチュロスを食べてたんですけど。その時に「チュロスを食べる夢が叶った」ってことなんですけども。

(星野源)なるほど。

(佐久間宣行)そうか。次に叶えたい夢ってことですか?

(星野源)そう。夢って、あるんですか? もう、いろんな仕事をされてて。で、ラジオも大好きで、かつラジオパーソナリティーもされていて。いろんなことを、夢じゃない部分もいっぱいあったと思うんですけど、叶えてるじゃないですか。なんか、いろんな状況を実現していて。そういう佐久間さんに夢って、あるのかな?っていう。

(佐久間宣行)でも、ちっちゃい夢はちゃんとありますよ。ちっちゃめで言うと、『ゴッドタン』って16年か17年かやっていて。もうおぎやはぎと劇団ひとりは僕ら、やってて。なんだったら、小木さんが1回、がんになったりとかしてて。だからもう「健康に『ゴッドタン』20年を迎える」っていういう(笑)。そういうのを最近、話し合ってますね。

で、あの番組がいいのって、アシスタントでやってる松丸も40で。みんな、そのぐらいまで……普通だったら変わったりするんすけど、やってるから。せっかくなら、このまま20年を迎えたいなっていう、そういうちっちゃい夢もあるし。あとは、やっぱりお笑いで世界に届くコンテンツを作ってみたいっていういうのがすごいあって。

(星野源)ああーっ!

『トークサバイバー!』と『インシデンツ』での試み

(佐久間宣行)それは……日本のお笑い相手、すごい面白いんですけど。やっぱり固有名詞とか文脈が全部、芸能界のものが出てくるから。だから、たとえば『トークサバイバー!』みたいなものを作っても、外ではなかなかわかんないんですけど。なんかこの間、『インシデンツ』っていうものを作って、コントなんだけどそこからツッコミを抜いてみた形式だとなんか……これ、もしかするとツッコミがあるとお笑いになるんですけど。

でも、ツッコミを少し抑えめにすると観客、見ている人が心で突っ込むようになると、映画とかと同じフォームになっていくなっていうことに気づいて。で、めちゃくちゃ面白いコントのエッセンスをそのまま、海外に出してもゲラゲラ笑ってもらえるものにできるような気がしてきたんだけど。それを形にしてみたいっていう気持ちが今、あって。それが結構大きな夢の1個ですね。

(星野源)Netflixの『トークサバイバー!』を見た時に、やっぱりNetflixって日本だけじゃなくて同時に世界で公開されるじゃないですか。その中で、どの程度、いわゆる日本じゃない部分っていうのを意識されてるのかな?っていうのは気になっていたんですよ。でもやっぱり、『トークサバイバー!』って全部、ご自身の話じゃないですか。その、出てくる芸人さんたちだったりの。だからその中で、たとえばに他の芸人さんとの関係性で笑いが生まれるものとか。あと日本だったり……。

(佐久間宣行)あとは過去、やっていた番組とかがわかってないと……。

(星野源)ですね。だからそこらへんって……たぶん、佐久間さんってなんとなく、いろんなプラットフォームだったり、メディアでやられてるじゃないですか。で、その場所の特性を生かす人だと思っているので。だからそこをきっと意識されてるんだろうなと思ったんですけどね。

(佐久間宣行)そうですね。『トークサバイバー!』はNetflix初のバラエティだったんで。「国内マーケットでしっかり見てほしい」というのが要望でもあったんで、それに適うように作ったんすけど。それをやりながら、もうちょっと行けるんじゃないかなって。でも、『トークサバイバー!』で1個、よかったのはNHKで番組を見てたら、海外と繋ぐ番組をやっていて。ワシントンの学生かなんかが「最近、好きな日本のタレントができたんだよ。パンサーの向井だ。『トークサバイバー!』を見て好きになった」って言っていて。なぜか、パンサー向井ファンがワシントンにできたっていう(笑)。

(星野源)アハハハハハハハハッ! 僕もそれ、見ました(笑)。あれ、すごい波及の仕方だなって。

(星野源)そうですよね。「こんなことがあるんだ」と思いました。文脈は難しいから、海外ではなかなか行けるソフトじゃないなと思ったけど。

パンサー向井の海外ファンが誕生

(星野源)でも、『トークサバイバー!』を見てない人はぜひ見てほしいんですけども。あの向井さんの、なんて言えばいいんですかね? しゃべってる内容次第で残る人と抜けていく人がいるっていう仕組みじゃないですか。で、その向井さんが最初から最後まで置かれた状況。あと、自分が話すエピソードの種類。あれが海外に届くんだっていうのが、すげえ面白かったんです(笑)。他にもいろいろあるのに……あの向井さんのあの状態のトークが海外に届くんだっていうのがすごいなって。

(佐久間宣行)あと、向井くんは本当、1回1回「リタイアしてもいい」と思ってしゃべっていたはずなんですよ。あれは(笑)。

(星野源)そうなんですよね。あの、なんていえばいいんですかね? 全てを捨てて臨んでる感じがありましたよね(笑)。かっこよかったですよね。だからそれは。

(佐久間宣行)かっこよかったです。あれは。

(星野源)ぜひね、見てみてください。『トークサバイバー!』。ありがとうございます。でも、夢が聞けて嬉しいです。

<書き起こしおわり>

佐久間宣行『トークサバイバー!』でパンサー向井の海外ファンが誕生した話
佐久間宣行さんが2022年3月30日放送のニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』の中でNetflix『トークサバイバー!』の反響についてトーク。NHKの番組に登場したワシントンD.C.の方が「『トークサバイバー!』きっかけでパンサー向井さんを知った」という話をしていました。
佐久間宣行とパンサー向井と滝沢カレン『トークサバイバー!』を語る
佐久間宣行さんが2022年4月11日放送のTBSラジオ『パンサー向井の#ふらっと』に出演。向井さん、滝沢カレンさんとNetflix『トークサバイバー!』について話していました。
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