R-指定 関西小学生の試練の地・志摩スペイン村で起きた異変を語る

R-指定 関西小学生の試練の地・志摩スペイン村で起きた異変を語る Creepy Nutsのオールナイトニッポン0

R-指定さんが2023年2月13日放送のニッポン放送『Creepy Nutsのオールナイトニッポン』の中で関西小学生が修学旅行で訪れる試練の地、志摩スペイン村パルケエスパーニャで今、異変が起きていることについて話していました。

(R-指定)あ、そして志摩スペイン村……。

(DJ松永)出た!

(R-指定)志摩スペイン村に異変が起きています。

(DJ松永)えっ? 三重県の、Rが……。

(R-指定)そう。前も話したけど、関西の学生が通る試練の地、志摩スペイン村ことパルケエスパーニャ。三重県にあるテーマパークですね。テーマパークというか……。

(DJ松永)えっ、語弊がある? エンターテイメント?

(R-指定)いや、成人の儀式が執り行われる場所。

(DJ松永)「成人の儀式が執り行われる場所」!?

(R-指定)ここで度胸試しを行うのが関西の学生における成人の儀。

(DJ松永)成人の儀式が志摩スペイン村で?

(R-指定)ちなみにほとんどが小6で行われるんやけど。

(DJ松永)早っ!

(R-指定)そう。関西の小学生の大半が小学校6年生の修学旅行で……。

(DJ松永)小6だとまだシコってないやつもいるよ?

(R-指定)でも、みんなだいたい小6の修学旅行で、そのスペイン村で行われる成人の儀があるんです。それがピレネーと呼ばれるジェットコースターなんですよ。このピレネーに乗れると、関西では一人前の戦士と認められ、中学校に送り出されるという。

(DJ松永)戦士なの!? えっ、留年あるの?

(R-指定)いや、中学校には行けるけど、そいつは小学生のまんま。ピレネーに乗れないまま中学校に行ったやつは、ずっとそれを抱え続ける。「俺はピレネーに乗れなかった。私はピレネーに乗れなかったんだ」っていうのを胸に秘めながら……。

(DJ松永)NOT戦士?

(R-指定)そう。NOT戦士。「私は戦士になれないまま中学生になったんだ」という。まあ、もちろん俺も戦士やからな?

(DJ松永)えっ?

(R-指定)当然、俺も戦士やから。

(DJ松永)えっ、お前はNOT戦士だろう?

(R-指定)いや、俺はバリバリ戦士やから!

(DJ松永)小6で?

(R-指定)うん。ソルジャーよ。

(DJ松永)本当に?

(R-指定)いや、マジで。みんな、ナメてたよ。俺はピレネーに行かれへんやろって。

(DJ松永)ナメられてたって、小6で行って?

(R-指定)行ったった。ピレネー。

(DJ松永)なんか、怪しいな……。

(R-指定)いや、ほんまに行けたから。俺。

(DJ松永)自己申告だからなー。お前……まだ子供だろう? 本当か?

(R-指定)いや、マジで。今、俺がここにおれるのって、そういうことやからな?

(DJ松永)えっ? 戦士になって……ちゃんと儀式を通ってこれたから?

(R-指定)今、ここに座ってる。

(DJ松永)マジで?

(R-指定)うん。戦士じゃないと無理。まず、上京をすることを許されないから。そのピレネーに乗れなかったら。ピレネーに乗れないと、東京にも来られへん(笑)。

(DJ松永)「なにが上京だ? 半人前が!」って。えっ、堺から出れない?

(R-指定)出れない。ガッチガチ。ピレネーに乗れるまでは地元以外はもう出れませんという。

(DJ松永)なるほどね!

(R-指定)俺はそこを乗り越えてきた戦士なわけですよ。

ピレネーに乗った戦士でないと上京は許されない

(DJ松永)そうか。胸張って「関西人です! 関西の戦士です!」って。そうか。ナメられるのか。ピレネーに乗れてないのに東京なんか来たら「いやいや……(笑)」って。

(R-指定)いや、正直ナメられるな。それは認められません。で、正直ね、ピレネーに乗られへんかったら関西弁、使えません。

(DJ松永)嘘だろ?(笑)。えっ、そこで取り上げられるの?

(R-指定)全部、取り上げられる。小6で、ピレネーに乗られへんかった時点で。「お前、明日から関西弁、禁止な?」って。

(DJ松永)厳しい! 一番ムズいんじゃない? 関西の地から離れずに、関西弁を取らるなんて?

(R-指定)で、そんな志摩スペイン村に異変が起きてるらしいんですね。なんか、結構人が来てるみたいなんですよ。人が。

(DJ松永)いいじゃん。

(R-指定)いや、これ志摩スペイン村ってね、人がいないことで有名なんですよ。

(DJ松永)そうなの?

(R-指定)そう。何で一番有名かっていうと、そのスペイン村っていうだけあって、スペインの街並みとか。さっき言ったピレネーとかのアトラクションとかじゃない。そんなことより、人がいないってことが有名やってん。志摩スペイン村って。

(DJ松永)えっ、閑古鳥が鳴いているっていうこと?

(R-指定)うん。まあ、基本ガラガラ。

(DJ松永)えっ、「ガラガラな志摩スペイン村」っていうこと?

(R-指定)そう。で、もうオフィシャルがそれで遊んでいる。「今日もです」みたいな。

(DJ松永)えっ、数年前のジョイマンみたいな?(笑)。

ジョイマン サイン会0人事件の8年越しのリベンジを語る
ジョイマンのお二人が2022年7月7日放送のニッポン放送『ナイツ ザ・ラジオショー』に出演。伝説のサイン会0人事件の8年越しのリベンジを果たしたことを話していました。

(R-指定)フハハハハハハハハッ! そうそう(笑)。それがひとつのお約束になっているぐらいやねんけど……最近、いるみたいな。だって、いつぐらいからガラガラなんすかね? 

(DJ松永)よくやれてるな!

(R-指定)俺が小学校の修学旅行の時はもう、ある程度人おらんかったような気はする。

(DJ松永)えっ、20年前ぐらいとかで?

(R-指定)だから結構長い期間、そうですよね? だからそのガラガラの理由かどうかはわからんけど、普通に『呪いのビデオ』のロケ地みたいな感じで出てきたからな。俺、見てて「あれ? これ志摩スペイン村や!」みたいな。思いっきり幽霊が映っている……。

(DJ松永)ちょっとでも使ってもらえるように、めちゃめちゃハードルを下げて……人気テーマパークとかだったら、心霊ビデオのロケ地には?

(R-指定)使われへん。でも、志摩スペイン村は普通に出てきて。「ああっ!」っていう。でも、これが今、人がいるんですよ。最近。

(DJ松永)なんでなんで?

(R-指定)異常事態。これ、どういうことか?っていうと、にじさんじ所属の人気VTuber周央サンゴとコラボ企画をやったかららしいんですよね。

(DJ松永)ええっ? すげえな、VTuber!

(R-指定)で、コラボ企画やったら地元民がびびるぐらい人が……「えっ、志摩スペイン村にこんなに!?」っていうぐらい、人が押し寄せてるらしくて。

(DJ松永)マジですごいな、VTuber!

(R-指定)そうやな。スペイン村に人が来るってのは、もうとんでもない。VTuberのすごさがわかりますよね。

志摩スペイン村に人が押し寄せる

(DJ松永)えっ、普通にたとえばVTuberが「イベントをやります」って箱を借りて、お客さん集める。で、片方ではVTuberが「イベントをやります」って言って志摩スペイン村で。それで、お客さんは同じ人数が集まるのとはちょっと訳が違うわけ?

(R-指定)ちょっと訳が違うかな?

(DJ松永)基本、「行きたくない」というバイアスがかかるわけ?(笑)。

(R-指定)フハハハハハハハハッ!

(DJ松永)基本的に腰が重いわけ? みんな、志摩スペイン村に対しては? 基本的に「行きたくない」ベースのところなの?

(R-指定)だから、そんなことはないんやけど。まあ、でもなんか……。

(DJ松永)価値がある?(笑)。

(R-指定)えっ、コラボ期間があったんか? 1日じゃないんや。だからコラボ期間。周央サンゴさんと。あ、4月まで? 今もやっているのか。

(DJ松永)いや、それはもう志摩スペイン村、延長したいだろうな! マジで。周央サンゴさん? これ、もう周央サンゴ村になるぞ?

(R-指定)志摩スペイン村じゃなくて、周央サンゴ村?

(DJ松永)周央サンゴ村になったら、めちゃくちゃ儲かるぞ?

(R-指定)いやー、ありえるね。すごいな。

(DJ松永)今までの志摩スペイン村のアイデンティティは1回、捨ててもらって。

(R-指定)いや、それは悲しいな。それは嫌や。

(DJ松永)あの、儀式とかやっているところに、行きたくないから。

(R-指定)いやいや、それは残してほしいわ。

(DJ松永)あの、怖いんで。ピレネーとか、よくわかんないけど。戦士とか、怖いんで。

(R-指定)いやいや、地元の年下たちがピレネーに乗らんと、大人になれへんから。でもたぶん、これ以上人が増えてきたら、スペイン村側が減らすと思う。「もう来ないでください」っていう。

(DJ松永)えっ、ブランディング的に?

(R-指定)うん(笑)。「うち、ずっとそれでやってきたんで……繁盛してる状態のやり方、知らないんで。来ないでください」って。

(DJ松永)めちゃくちゃわがままだな!(笑)。じゃあ、下手したら4月まで持たないで、前倒しに……「いや、来すぎ、来すぎ! もう、期間短くして、終わろう、終わろう! 疲れた……」って?

(R-指定)「いや、周央さんに助けてもらっている立場であんまり言いたくないんですけど……人が多いの、ちょっとなんかダサいなと思って。うち、なんかやっと見つけたって感じだったんですけど。なんか、人に来られるとあんまりUSJとかと変わらないかなと思って。うちのカラーがあるで。ちょっと、あんまり……」って(笑)。

(DJ松永)テーマパークで尖ってんの?

(R-指定)「俺ら、ちょっとなんか……いや、わかりますよ。お金を儲けるのもいいですけど。なんか……あんまりその、うん。インディーでとか、自由にやっていきたいっつーか。俺らは。自分らの手で。なんかやりたいことだけやりたいんで。そのコラボ企画で、これで味しめちゃうと、ここからずっとそれを、そういうのあるたびに行かなあかんから。まあ、僕らは僕らのやりたい感じだけでやっていきたいんで。あんまり人、増やさんといてほしいですね……」。

(DJ松永)いや、もう完全にタイアップを断ってるミュージシャンじゃん(笑)。

タイアップを断わるミュージシャン的な志摩スペイン村

(R-指定)「そちらさん側が人をいっぱい呼んでくれると、そちらさん側の要望を聞かなあかんようになってくるでしょう? これから。そういう関係って、嫌なんで。なるべく対等でいたいし……」。

(DJ松永)えっ、そんなストイックなの? 志摩スペイン村?

(R-指定)「僕らのやり方でやれてきたんで。全然」。

(DJ松永)うわっ、すごい! 盛り返す気、一切ないじゃん……。こんな人、いるんだ? メールです。「志摩スペイン村ですが、『並ばないから乗り放題』『空いてるから映え放題』『ライバル少ないから目立ち放題』の三つを押し出しています」。

(R-指定)フハハハハハハハハッ! 押し出してるやん(笑)。

(DJ松永)「VTuberの集客力がすごいのはわかるけどよ! 志摩スペイン村の商売があがったりだろ! 邪魔すんなよ!」。

(R-指定)邪魔すんなよ! どうしてくれてんねん(笑)。

(DJ松永)ブチギレちゃっているじゃん。

(R-指定)ねえ。ブランドイメージと真逆のことを今、やられてるんで。

(DJ松永)怖いって。自分で企画やっておいて。で、「来てください」って行ったら「来んなよ! 商売あがったり!」って……めちゃくちゃ怖いって。

(R-指定)フハハハハハハハハッ! だって、そんなに来ると思ってなかったんやん?

(DJ松永)想定外なのか。やっぱり志摩スペイン村も……今、すごいもんな。VTuber。

(R-指定)いや、VTuberすごい。それぐらいの経済効果があるってことですよね? エグいね。だからにじさんじ、すごいよ。だからにじさんじがこんだけカマしていたら、1時-3時の我々も負けてられへんな。

(DJ松永)プッ……本当だな?

(R-指定)だってあいつら、にじさんじやん? VTuberたちは。

(DJ松永)俺らの力の半分しか……後半、やっと温まってきたぐらいで。

(R-指定)ぐらいしかやってない。こちとら1時-3時よ。

(DJ松永)1時間で深夜ラジオを語ってもらっちゃ困るよな? 深夜ラジオは1時間半からです。

(R-指定)から。3時-4時半を経ての1時-3時。そこからや。

(DJ松永)にじさんじなんて深夜ラジオ、ないから!

(R-指定)いや、あっちは別に深夜ラジオを語ってないから。VTuberたちは。にじさんじって言ってるだけ。

(DJ松永)毎週2時-3時でやっている周央サンゴじゃないの?

(R-指定)違う違う。あれは2次元3次元の方でしょう?

(DJ松永)ややこしいな……。

周央サンゴ×志摩スペイン村

<書き起こしおわり>

R-指定 関西小学生の修学旅行・志摩スペイン村ピレネーの試練を語る
R-指定さんが2023年1月16日放送のニッポン放送『Creepy Nutsのオールナイトニッポン』の中で志摩スペイン村パルケエスパーニャについてトーク。関西の小学生が修学旅行に行った際にジェットコースター・ピレネーに乗れるかどうかで試されることになる話をしていました。
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