ぺこぱのお二人とTAIGAさんが2020年2月22日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』に出演。オードリーのお二人とお互いの共通点やM-1までの道のりの話などをしていました。
(若林正恭)そしたらぺこぱってM-1で、だからこの今の形になって準々とかまで行ったの? その前の年とかに。
(松蔭寺太勇)2018はこの形で、もうネタも粗々なんですけど。切り口だけで準々まで行けたんですよ。で、「あっ、これもっと詰めたら、あるな?」っていうのは思いましたね。
(若林正恭)それでおもしろ荘だ。
(松蔭寺太勇)そうです。
(若林正恭)それでその後にM-1の決勝……これ、全く一緒なんだよね。
(春日俊彰)そう。我々とね。
(ぺこぱ)おおーっ!
(若林正恭)俺らもM-1で準決まで行って、おもしろ荘に出れて。その次の年のM-1で敗者復活だからね。
(春日俊彰)そうだそうだ。
(TAIGA)だからちょっとオードリーと似てると思うんだよね。
M-1決勝までの道のりが一緒
(若林正恭)いろんな形をやってみたりね。だから俺、もうぺこぱは……全組見ないようにしようと思ってたんですよ。頑張って。それで、まあぺこぱのことはおもしろ荘で見てたけど。でもなんか、出てきた時になんかもう歴史がわかる感じがしましたよ(笑)。
(一同)フハハハハハハハハッ!
(春日俊彰)なるほどね。
(若林正恭)松蔭寺がキャラを入れていて。で、シュウペイもニンとこれが合うんだろうなって。すっごいいろんなやったんだなって。じゃないとあんな頭を振らないじゃん?
(松蔭寺太勇)そうっすね(笑)。
(若林正恭)まず、胸張って出るか、頭振って出るかじゃん?(笑)。
(春日俊彰)たしかにそうだな(笑)。
胸を張るか、頭を振るか
(若林正恭)だからその軌跡みたいなのがすっごい見えたから。もうなんか、胸が熱くなっちゃって。もうこんだけ漫才の数が出たら、なかなかもうない……なんかここ5年ぐらいのM-1って、発明っていう発明というのはなくて。腕が本当にすごいというか。技術とかでの勝負で。だからもうビカビカに新しい形が出てきたから、まあ新鮮だったら。だからすごい、そうですね。インパクトがあって。キャラも。だからでも着物はちょっと行き過ぎだから戻してみたんでしょう?
(松蔭寺太勇)まあまあ、スーツで勝負っていう。
(若林正恭)春日もタスキしていたもんな。
(春日俊彰)そうそう。「東洋一のツッコミ」っていうタスキをしていて。
(若林正恭)それがだから浴衣と同じっていうね。
(ぺこぱ)ああーっ! なるほど!
松陰寺さんの着物は春日さんでいう「東洋一のツッコミ」のタスキ#annkw#ぺこぱ #オードリー pic.twitter.com/JFsXofSFKr
— ぺんみ (@pen_penmi) February 22, 2020
(春日俊彰)だんだんと削れていって削れていって今の形になったっていう。
(シュウペイ)えっ、めっちゃ一緒ですね!
(若林正恭)一緒。だからゴルフのカップだとして、ちょっと行き過ぎるんだよね。1回ね。で、じゃんじゃん詰めていってもダメだから、1回戻すっていう。だからここも剃っていたよね。真四角にしていたんだよね。髪型もね。
(春日俊彰)そうそう。だからボウズだったりすると、ここになんかちょっとあるじゃん? 髪の生え方として。で、「ここがあるから面白くないんじゃないか?」って思って剃って、ウォーズマンみたいになっていて。
(一同)フハハハハハハハハッ!
(春日俊彰)でも、そういうことじゃなかったんだよ(笑)。
行き過ぎてから戻す
(若林正恭)それをちょっと戻してね。だからあれさ、ヒップホップ漫才とかいろいろやってきたと思うけど、ニンとそこまであってないやつをやって、それでちょっとウケても帰り道、なんか寂しくない?
(松蔭寺太勇)そうなんですよ!
(若林正恭)そうだよね(笑)。
(松蔭寺太勇)「あれは本当の俺じゃねえし……」っていうのがあって。
(シュウペイ)やらされている感がすごかったんですよ。
(若林正恭)そうそうそう(笑)。
(松蔭寺太勇)俺がウケているんじゃなくて、ヒップホップが受けてるんですよ、あれ。
(若林正恭)そうそう! 俺はアメフトの道具を担ぎながらライブの帰り道で「うん、なんか違う気がする……」って思って。オーディションとかなんか寂しいんだよな。帰りが。あるよね。なんかそれをやってみて今のだと満足するし、「これなんじゃないか?」ってわかるんだろうね。そうそうそう(笑)。で、あと「これでダメだったらもういいや」と思うよね。なんかね、自分の芸人として。
(松蔭寺太勇)もう毎回崖っぷちだったんで。
(若林正恭)ああ、そう? じゃあTAIGAさん的にも「松蔭寺、悩んでるな」とかいう時期も?
(TAIGA)いや、すごいわかった。俺、オスカーを辞めた後とかも飲みに行ったりしてると、「いや、これで辞めようと思ってるんです」とかは言われたことはないけど、もう話してる会話とトーン、それからその今の現状。それで年齢とかもあるよ。シュウペイはもうちょっと若かったから大丈夫だけど。もう松井はちょっとギリギリだろうなと思って。「ああ、辞めるのを考えてるな」と思ったらちょっと……でも、「辞めるなよ」なんてある種、無責任の言葉だから言えなくてさ。
(若林正恭)うん、そうですよね。
(春日俊彰)ちゃんとしてんな!
(松蔭寺太勇)フハハハハハハハハッ!
(若林正恭)いいだろ、TAIGAさんがちゃんとしても!
ちゃんとした話をするTAIGA
(春日俊彰)ちゃんとしたこと、言うなよ! 脱げ、その赤いやつを! 脱いでから話せよ!
(ぺこぱ)フハハハハハハハハッ!
(若林正恭)いいだろ、ちゃんとしたことを言っても!
(春日俊彰)しゃべっていることと見た目が違いすぎるんだよ!(笑)。
(若林正恭)いいこと言うだろ、シュウペイ。TAIGAさんは。響いただろう?
(シュウペイ)サイコーでーす!
(一同)フハハハハハハハハッ!
(若林正恭)ヒヤヒヤするよな、松蔭寺な(笑)。このトーンのTAIGAさんを春日とシュウペイがいるるの(笑)。で、まあぺこぱはここから何年か、忙しい毎日になると思うけども。TAIGAさんから何か……会えないんでしょう、今。忙しくて。
(TAIGA)まあまあ、俺からも呼び出さないしね。気を使うだろうなと思って。俺からは連絡しないようにしているよ。
(若林正恭)せっかくなんで、最後にエールを送りましょうよ。
(TAIGA)エール?
(若林正恭)「エール」ってわかります?
(TAIGA)いや、わかるよ、エールぐらい。応援だろう? 応援ね?
(若林正恭)「応援だろう」って……ポケトークやってくださいよ(笑)。
TAIGAからぺこぱへのエール
(春日俊彰)なんかね、期待していることとか。「こういうのを見たい」とか「ここまで行ってほしい」とか。
(TAIGA)まあ本当に目標を下にしたら絶対ダメだから。高い目標をして、ちょっと低い目標が持てるから……だから……。
(春日俊彰)うん?
(TAIGA)だから……いやいや、わかるわかる。いじりたいのはわかるけど、違うのよ。あの、目標って絶対あの……ここに置いちゃダメだから。あ、ラジオだと伝わらないね、これ。あの……。
(若林正恭)ククク……(笑)
(春日俊彰)マイクの前で何を……「高いところ」でしょう?(笑)。
(TAIGA)そうそうそう。だから「現状で満足するな」ってことを言いたいね。
(一同)フハハハハハハハハッ!
(春日俊彰)いや、してないでしょう? 絶対にしてないでしょう!
(シュウペイ)してないですよ! これからも頑張ろうとしているんですから(笑)。
(TAIGA)「でも、間違ったら『よっしゃ、売れた!』で終わっちゃうよ」っていうことを言いたい。
(若林正恭)なるほど。「もっと高みを目指していこう」っていうことですね。自分も含めてね(笑)。
(TAIGA)いや、俺はもちろん満足してねえよ(笑)。
(若林正恭)フフフ、でも伝わったんじゃないですか。いや、聞けてよかったですね。今日は。熱い話を。登場人物もよかったね!
(一同)フハハハハハハハハッ!
(松蔭寺太勇)チロマラソンを言えてよかったですね(笑)。
(若林正恭)いや、面白かったね!
ぺこぱ松蔭寺 TAIGAのR-1準決勝の音出しでしくじった話 https://t.co/uph7wekjnG
(松蔭寺)で、R-1の2本目も僕の音ネタなんで、どうしても僕も一緒に手伝わなきゃいけない。そうなった次の日、僕はビックスモールンのチロさんのマラソン大会だったんですね。(春日俊彰)なんだよ、それ(笑)
— みやーんZZ (@miyearnzz) February 23, 2020
(春日俊彰)知っている人と知っている場所の話だから。中野だのなんだのって。
(若林正恭)はい。ということで今回のスペシャルウィークのゲストはぺこぱでしたー!
(TAIGA)いや、TAIGAも入れろよ!
(春日俊彰)ありがとうねー。
(ぺこぱ)ありがとうございました!
(TAIGA)TAIGAもいたんだよ!
(若林正恭)フフフ(笑)。
<書き起こしおわり>