オードリー若林 石川佳純とのトークで気づいた「トークの熱量」を語る

石川佳純 リオ五輪・卓球団体戦で応援しすぎて退場になった話 オードリーのオールナイトニッポン

オードリー若林さんが2021年9月18日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で1週間前の石川佳純さんとのゲストトークを振り返り。石川佳純さんに対する時のような熱量を持ってトークをするにはどうすればいいのか、考えていました。

(若林正恭)俺、でも思ったんだけども。あれでも、意識的にブレーキを踏んでいるぐらい、(石川佳純さんに)聞きたいことでまだまだ溢れていたのよ。

(春日俊彰)ほう。聞ききれなかった? 全ては。聞きたいことが。

(若林正恭)聞きたいことがたくさん聞けたけど、まだまだ……細かい質問とかだったらいっぱいあって。なんか……「気持ち悪いな、お前」って言われちゃうかも知れないけど。俺、名古屋の仕事の帰りにかならずミニッツメイドのグレープを飲むのよ。もうなぜか、10年。

(春日俊彰)習慣みたいになっているの?

(若林正恭)習慣みたいになっていて。あ、これ競合大丈夫かな? CM、すごい抱えているから。ああ、大丈夫ですね?

(春日俊彰)大丈夫でしょうよ。

(若林正恭)引っ張りだこだから。

(春日俊彰)いやいや、引っ張りだこっていうほどでもないよ。「ねえだろ!」とも言えないけども。引っ張りだこでもないよ。ちょうどいいぐらいじゃない?(笑)。

(若林正恭)フハハハハハハハハッ! それで、オリンピックを見ていた時になんていうの? コートサイドでミニッツメイドのグレープを飲んでいたのよ。

(春日俊彰)ああ、そういうのが映ったんだ。石川選手の。

(若林正恭)だから、俺と一緒でミニッツメイドのグレープが好きなのかな?って聞きたかったんだよね。

(春日俊彰)気持ち悪いな! よかったわ、聞かなくて。台無しになるところだったわ、全てが!

(若林正恭)フハハハハハハハハッ!

共通点:ミニッツメイド・グレープが好き?

(春日俊彰)それは、聞いたところで……何を求めて聞くのよ、それは。どの答えを求める質問なのよ? 気持ち悪いと思われるだけだよ(笑)。ああ、そういうのがあったわけですね。若林さんの中で。共通点というか。

(若林正恭)あったんですよ。あれ? でも、そういう経験ってね、俺ら側はしないじゃない? 緊張させるほどの大ファンの人。俺たちのことをそういう風に思っている人ってそんないないじゃない?

(春日俊彰)まあ、そうだろうね。そんな次の日まで余韻を引きずっちゃうみたいな人はいないだろうな。

(若林正恭)だから俺、思ったんだけども。本当に聞きたいことだらけで、テンションも高くなっちゃっているじゃない? それがね、石川さんへの熱量がいろんな番組のドラマのゲストの女優さんとかに対して持てていたら、俺はもうちょっと上に行けていたんじゃないかな?って思ったんだよね(笑)。

(春日俊彰)なるへそ(笑)。

(若林正恭)わかる、意味?

(春日俊彰)熱量というかね。その人に対するね。

(若林正恭)だからその、「よく来てくれましたね!」って思うじゃん? やっぱり。それが各番組でのゲストに対しても思えていたら……でも、そんなには俺、思わないから。

(春日俊彰)いや、「思わない」っていうのも……まあ、問題というか、どうかなとは思うけども。「持てよ」っていう話だけどね。

(若林正恭)いや、それぐらいは……でも、そのぐらい思って聞き出しているんだろうなってその後、テレビを見て思った。いろんな人に。

(春日俊彰)はいはいはい。自然と聞きたいことって出てくるもんね。その人に対する熱があったらね。

(若林正恭)そうそう。で、すごい「よく来てくれました」感と、「普段、どんな感じなんすか?」っていうような質問をMCがしているじゃん?

(春日俊彰)聞きたくなるんだろうね。

(若林正恭)あれを俺は持てないからさ。なかなか。

(春日俊彰)うーん。なんとかならんもんかね?(笑)。持てるようにね。

(若林正恭)いや、芸人の先輩とかだったら、あるよ。それこそ『あちこちオードリー』とかで「これ、聞きていいっすか?」っていうことはめちゃめちゃいっぱいあるけどさ。それが「美人」ということだけでもし、俺が持てていたら、俺はもっと上の時間で番組ができていたんじゃないかな?って思った(笑)。

(春日俊彰)そうかもね(笑)。だからちょっと、その興味を持つ、テンションが上がるラインがもうちょっと低ければね。感度がもうちょっとよければ……。

(若林正恭)そうそうそう(笑)。だから、ちょっと間違えているんじゃないかな?って思う時、あるのよ。つまみを。

(春日俊彰)ああ、それはMCをやっていてっていうことですか?

(若林正恭)「もっと聞き出す熱がないといけない方なんじゃないかな?」とか思う時、あるから。そこは反省でもあり、これから頑張らなきゃいけないなって思っているところはあるんだけども。

(春日俊彰)なるへそ。難しいよね、それはね。

(若林正恭)だからレディ・ガガが来たらさ、「あの、ドトールとか、行くんすか?」ってなるじゃない?

(春日俊彰)いや、そこを聞くの?(笑)。まあまあ、そうだよね。生活、プライベートを聞きたくなるよね。

(若林正恭)そういうのを……だからもっとドラマとか映画とかを見ていたら、俺はずっと見ているのよ。石川選手の試合を。とか、そういうこともやっぱりあるのかな? ドラマとかを見ていたら……。

(春日俊彰)それはあるかもしれない。

(若林正恭)なんか、あるよね。「あれ、今○話ですけども。どうなるんですか?」みたいなトーク。あれができないからね。俺がダメなのよ。本当にすごい人たちばっかりなのよ。来てくれるのは。あれがないといけないよね?

(春日俊彰)まあ、そうだね。だからいろんなことを知ってなきゃいけない。アンテナを。

(若林正恭)アンテナをね。

(春日俊彰)アンテナを張っていれば、自然とそうなるんじゃないですか? 興味が出てきたり。

(若林正恭)だよね。

アンテナを張って興味、熱量を持つ

(春日俊彰)やっぱりそこだよね。そのものにまず……アメフトの選手とかね、やっぱり「うわっ!」ってなるわけじゃないですか。興味があるから。

(若林正恭)あとさ、俺と春日はさ、アメフト部だったからかもしれないけどさ。やっぱりスポーツ選手に対するリスペクトはすごいよな。春日を見ていても思うもん。「いつもと違うな」って思って。

(春日俊彰)年下だろうがなんだろうな、「○○さん」みたいな。「石川さん」とか「石川選手」。それはもう、そうよ。

(若林正恭)だってさ、7歳の時からラケットを持っているっていうじゃん? それがさ、20年間さ、やっていたら……しかも、あんまり2連休とか3連休とかも全然なしでやってきて。で、いろんなプレッシャーがかかる大舞台で勝ったり負けたりを経験して。そのたびにそれを乗り越えて、勝つ自分っていうのをもう……それってもう、修行僧みたいなオーラになるわな。それは。

(春日俊彰)それは、なるよ。もう自分だけじゃないよ。勝手にこっちも期待しているしね。勝手にしてさ。勝ったら「ワーッ!」だし、負けたら「ああ……」とか言うでしょう? 我々は。

(若林正恭)うん。外野はね。

(春日俊彰)それも全部背負ってね。

(若林正恭)それも浴びて、跳ね返してね。そうなったら、磨かれるよな。いや、本当に俺と春日なんて荻窪の馬鹿野郎だよな。そう考えると。荻窪の馬鹿野郎だなっていうね。それで、休み時間が楽しかったからって、それをずっと続けちゃっているようなもんだろう? 俺たちなんて。

(春日俊彰)休み時間が終わらない42歳ね(笑)。それをずっと続けて。

(若林正恭)やっぱりこの番組は放課後の部室のような空気を目指しているからさ(笑)。

(春日俊彰)ダセえな!

(若林正恭)今、言わないよな? 42歳が(笑)。いやー、なんかいろんなことを思ったから。だから、いろんなドラマ。スポーツはもちろんのこと、俺はちょっとスポーツ寄りだけど。ドラマ、映画をもっともっと見れば、番組を盛り上げられるんだろうなっていうのはすごい思ったね。興味、熱量を。

(春日俊彰)そうだね。若林さんに刺さればね。「○○は演技がすごいな」とか。

(若林正恭)だから、わかってないんだろうな。俺がそれをな。すごい人たちだらけだけどね。芸能界っていうのはね。

(春日俊彰)うんうん。そうだね。

<書き起こしおわり>

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