オードリー若林 星野源の「僕も長楽に行ってました」発言の衝撃を語る

オードリー若林 星野源の「僕も長楽に行ってました」発言の衝撃を語る オードリーのオールナイトニッポン

オードリー若林さんが2024年2月24日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中でオードリーのオールナイトニッポンin東京ドームを振り返り。星野源さんがドームで「僕も荻窪の町中華、長楽に行ってました」と言っていたことの衝撃を春日さんと話していました。

(若林正恭)でもさ、春日が長楽っていうさ、俺ら日大二高のすごい近くにあった中華料理屋さんね。まあ町中華っていうか……。

(春日俊彰)町中華……その当時はそんな言葉はなかったけども。

(若林正恭)でさ、町中華っつってもさ、長楽ってさ、なんか町中華特集で出るような町中華でもないじゃん? ガチガチの町中華っていうか。なんつーの?

(春日俊彰)そうだね。だから本当に半径200メーターぐらいの人が来る店みたいな。我々の学校の中の生徒とか、その前後の人であって。それを目当てに来るとかじゃないよね。

(若林正恭)あのさ、カラカラカラッていうサッシのさ。で、くもりガラスで下のガラスが割れちゃってさ。ダンボールが貼ってあるみたいな町中華でさ。なんか、食品サンプルに埃がかぶりすぎててさ。なんかチャーハンもさ、ブラックチャーハンみたいな色になっちゃってるみたいな感じの。ねえ。

(春日俊彰)そうそう。なんかもう、お皿から浮いちゃって。縮んじゃってね。

(若林正恭)ロウが縮んじゃって、皿からちょっと浮いているっていう(笑)。

(春日俊彰)で、ラーメンの汁とかも傾いてて。ちっちゃくなっていて。丼からちょっと……(笑)。

(若林正恭)ラーメンの麺が立ち上げてある……本来、そうだったんだけど。箸がなくなってて。麺だけが立ち上がっちゃってるみたいな。それが長楽。それで、コンクリート打ちっぱなしっていうか、なんにもない、ただのコンクリで。

(春日俊彰)床がね。

(若林正恭)で、パイプ椅子の丸椅子、鉄の部分が錆びちゃって、はげちゃっているみたいなさ。わかるでしょう? で、やかんがベコベコで、そこに水が入っているのを自分で入れて、みたいな町中華なのよ。それで、びっくりしたんだけども。星野源さんも長楽に行ってたって言ってたもんな! これ、すごいことだよな?

(春日俊彰)すごいことよ!

(若林正恭)あそこに星野源さん……だから阿佐ヶ谷に住んでた時に行ってたって言ってたよね?

(春日俊彰)言ってたね。ドームで。だからあの時にさ、裏で次の準備かなんかしてて。モニターがあったからね。様子を見てたよ。それで星野さんがそう言った瞬間にさ、本当にステージに出て行こうかなって思ったよ。一瞬。バーッて行って。「本当っすか!?」って言おうと思ったけども。「いや、ダメだな。2人でやってるから……」って。でも、本当に行きそうになったもん。

(若林正恭)はいはい。すごいんだって。長楽に星野源がいたって。

(春日俊彰)そう言っていてね。

(若林正恭)「20代の時」って言ってたよね?

(春日俊彰)だから我々が卒業した後だよね。

20代の時に長楽に行っていた星野源

(若林正恭)後だよな。でも俺、結構長楽に行っていたから、もしかしたら一緒に食っていたりも……?

(春日俊彰)ああ、卒業した後に?

(若林正恭)いや、めちゃくちゃ行っていたのよ。スギサキと。長楽。俺、卒業してもめちゃくちゃ行ってたから。

(春日俊彰)ああ、そう? じゃあ、もしかしたら。

(若林正恭)それで俺、「ああ、星野さんも長楽に行ってたんだ。売れてなかったんだな!」って思ったもん。あそこに星野源がいるって……。

(春日俊彰)だから、本当にくすぶっていたんだろうね。

(若林正恭)いや、違う違う(笑)。どっちかはフォローしないとさ。

(春日俊彰)いや、謙遜で言ってるのかな?っていうね。言うじゃん? 「いや、僕も全然、泣かず飛ばずで」「いや、またまた!」みたいなね。でも、そうじゃなくて。本当に(笑)。

(若林正恭)本当に売れてなかったんだなって思う。星野源さんって、本当に……(笑)。

(春日俊彰)あそこに行ってたっていうことは。謙遜じゃなくて、本当にダメだったんだなって思うよね(笑)。

(若林正恭)「ダメだった」って……それは怒られるぞ? 本当に。まあ、くすぶっていたっていうか。それ、親近感がバチバチに上がっちゃうよな。さらに。長楽にいたって。いや、もう本当、長楽の親父とか、なんなの? 町中華でさ、上の白いシャツが黄ばんじゃってさ。乳首もさ、シースルーの服ぐらいさ、黒い乳首が浮いちゃっている。汗かいて、もうみぞおちの下ぐらいまで、汗が染みてんのに、白シャツしか着ないっていう。

(春日俊彰)そのシャツ、何年着ているんだよ?っていう。たぶん布になるまで着るんだよ。1枚の布になるまで。全部袖とかがさ、ほどけちゃってさ。

(若林正恭)あれなんだよな。混んでいる時、チャーハンを作り置きしといてさ。なんかザルみたいなやつにチャーハンが山盛りになってさ。平気でそこから取って、フライパンで温め直して出してくるとかな。

(春日俊彰)温め直してくるし。バーッとチャーハンを作って。ちょっと分量をね、多めにしちゃってさ。一人前の量よりもちょっと多くなっちゃった分はちゃんと、それを出さないで。その分をすくって、こっちに取って……サービスでつけりゃいいじゃない? いつも行ってるんだから。「ちょっと多めに作っちゃったから」っつって。でも、ちゃんと一人前の量に戻して。多くなった分を削って。

(若林正恭)お前、それをすげえ言うよな? 長楽の話で(笑)。

(春日俊彰)あれ、なんなのかな? で、銀のザルにドンッて置いてさ。

(若林正恭)ああ、ちょっと足してほしいっていう?

(春日俊彰)そう。いつも行ってるんだから、それぐらいいいじゃない? サービスで。たまには。作りすぎたら。

長楽の味を求めてさまよう中年の危機

(若林正恭)そのサービスはなかったな。ちゃんとしてるんだよな。たぶん、そこは。でも俺、本当に長楽がなくなって、あの味を追い求めてさまよってたじゃん? 俺の中年の危機。若林版『アメリカン・ビューティー』だよ(笑)。『荻窪・ビューティー』っていうか。なんか、俺、あの味を求めてさまよっていたのよ。懐古主義みたいな。で、春日がドームで長楽の味の再現のトークをしてくれたじゃん? で、俺は「いや、でも長楽のあの味って、あの親父の味だぞ? いや、これ参ったな……」と思ったの。絶対に正直に言わなきゃいけない場面だし。「うわっ、マジか……でも、どうしよう? 遠かったら。遠いんだろうな」って思ったの。で、食べたら……もうなんか、キュルキュルキュル!って、自分のなんか記憶が高校生まで戻っていくみたいな。ウェルカムムービーのアニメみたいにカウンターが「2024」からブババババババッ!ってなって。「1995」みたいな。びっくりしたね! ポークライスの味の再現。

(春日俊彰)いやー、嬉しいね、これは。

(若林正恭)あれさ、会ったわけじゃん? 長楽の兄ちゃんと。

(春日俊彰)そう。会ったよ。

(若林正恭)それで、ヘイタクのところで作ったんだっけ?

(春日俊彰)そうそう。レシピを聞いて家で作っても、やっぱり家だと火力が難しくて。あと、中華鍋じゃないとなかなか……っていうんで。「でも、そんなところ、ないな?」って思っていたら、「あ、後輩にラーメン屋さんがいたわ」って思って(笑)。で、たくちゃんに言ったら「ああ、いいっすよー」って。

(若林正恭)で、長楽の兄ちゃんも来てくれたわけでしょう?

(春日俊彰)そう。だからヘイタクと2人で完成させて。「これだ!」ってなって。で、私しかわかんないわけじゃない? 味の記録を持っているのって。で、長楽兄にも来てもらって、食べてもらって。

(若林正恭)俺さ、その話をずっと知らないじゃん? で、そのエンドVっていうの? エンディングV。そしたら、長楽のあの兄ちゃんの声な。ちょっと高めの。「やめてくれよ」って思ったね。なんだろうな? もうなんか、ゴール感があったっていうか。

(春日俊彰)フハハハハハハハハッ!

(若林正恭)で、その長楽の兄ちゃんはポークライスのレシピを覚えてるわけじゃん? チャーハンとか、どうなのかな? いけるのかな?

(春日俊彰)だからどの程度まで覚えてるのか、わかんないけど。

(若林正恭)ノートとかに書いたのが残ってないのかな? そういうタイプじゃねえもんな?

ポークライス以外の味も再現できるのか?

(春日俊彰)それも言ってた。だから材料はわかるんだけども。いわゆる、塩が何グラムだとか、そういうのはわかんないんだっつって。親父さんが全部、目分量というか、感覚でやってたから。それは伝えられないのよ、みたいな。だからもう、試してやってみて。いろいろ足したり引いたりしながら、記憶のあの味にたどりつくっていうことをやるしかなかったわけよ。長楽兄にもわかんなかったから。全部、そう。「隣で見てたけど、わかんない」っつって。

(若林正恭)入ってるものは、わかんるのかな? たとえば、つけ麺とか。お前、つけ麺よく食べてたよな?

(春日俊彰)つけ麺、そうだね。つけ麺はあそこ独特のね、なんか甘酸っぱいさ。今ある魚介とかのドロっとしたのじゃなくてね。醤油の。メンマがいっぱい入って……。

(若林正恭)あれは本当にないよな。

(春日俊彰)なんか甘……酸っぱくてね。

(若林正恭)コショウもめっちゃ入っているんだよな。

(春日俊彰)コショウもめちゃくちゃ入っていて。

(若林正恭)あれは、さすがに覚えてないかな? まあ、チャーシューとかメンマの作り方からだもんな。

(春日俊彰)まあ、次だね。次のドームの時にマスターをするわ。聞いて。

(若林正恭)まあ、別にいいけど。

(春日俊彰)だから、あのレベルだとダシを取るとかだよ。

(若林正恭)麺もそうだよな。麺もな。星野さん、何を食べていたんだろうな? あそこで……たぶん星野さん、1人だろう? 「1人だろう」っていうのも失礼だけども。阿佐ヶ谷時代の星野源さん。

(春日俊彰)1人で食べに行って。黙って食べて、黙って帰っていって……。結果が出てないから。

(若林正恭)お前さ、本当にいい加減にしろよ? 星野さん、ナメてんのか?

(春日俊彰)いや、それはあくまでも「その頃は」っていう話よ。だってそんな、連れ立って行くようなところでもないから。

(若林正恭)でもさ、俺もさ、あまりにも失礼な言い方しちゃったけどさ。本当に歌、うまいよな。「歌うまい」っていうレベルをさ、俺たちってわかってないし。わかってないこともわかってないんだなって思ったっていうか。星野さんのあの最初のハミングっていうの? 出てくる時のあれ。エレベーターみたいなやつで。

(春日俊彰)ああ、せり上がりから来る時に。はいはい。

(若林正恭)あれすごいな。

(春日俊彰)すごいよね。

<書き起こしおわり>(若林正恭)でもさ、俺もさ、あまりにも失礼な言い方しちゃったけどさ。本当に歌、うまいよな。「歌うまい」っていうレベルをさ、俺たちってわかってないし。わかってないこともわかってないんだなって思ったっていうか。星野さんのあの最初のハミングっていうの? 出てくる時のあれ。エレベーターみたいなやつで。

(春日俊彰)ああ、せり上がりから来る時に。はいはい。

(若林正恭)あれすごいな。

(春日俊彰)すごいよね。

<書き起こしおわり>

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