ななまがり　大阪芸術大学・落語研究寄席の会での出会いを語る

ななまがりのお二人が2023年1月1日放送のTBSラジオ『川島明のねごと』の中で大阪芸術大学の落語研究寄席の会で出会い、コンビを組んだという話をしていました。

（川島明）今日はななまがり来ていただいておりますよ。

（初瀬・森下）お願いします！

（川島明）これ、2人はどこで出会うんですか？

（初瀬悠太）僕ら、大阪芸術大学の落語研究寄席の会という、落研ですね。大学の同級生なんです。

（川島明）落研なの？

（初瀬悠太）はい。1個上がミルクボーイさんなんですよ。

（川島明）ああ、落研でね。

（初瀬悠太）で、僕らが入って、そこで出会うんですけど、別に友達でも何でもなかったんですよ。全然、話したこともないんですけど。その落研のメンバーで森下が当時、一斉送信のメールで「誰か、僕と組みませんか？」みたいな。

（川島明）ああ、もう不特定多数に？

（初瀬悠太）不特定多数。その落研のメンバー全員に一斉送信のメールで森下が送ったんですよ。

（森下直人）10数人ぐらいにですかね。で、返ってきたのが初瀬だけで。

（初瀬悠太）僕しか返してなかったんですよ。僕は「なんか、ちょっといいな」って思って。それで「やろう！」っつったら、僕しかいなかったらしくて。

（森下直人）他の人は「ごめん」とかもなかったので。

（川島明）その、無視？

（森下直人）無視です。1人だけ返信くれたのが……。

（川島明）その時に「やる」って言ったの？

一斉送信メールに返信したのは1人だけ

（初瀬悠太）はい。なんか僕もやりたかったんで。僕もお笑いをやりたくてサークルに入ったんで。それで、僕しかおらんっていうことで。もう「組む」ってなった時にはじめてしゃべったぐらいで。

（川島明）へー！　「誰が好きなん」とかもしゃべってなかったんや。

（初瀬悠太）なんにもしゃべってなくて。

（森下直人）で、やっていたんですけど。相方が妙に……言ったら僕ら、学内で初めてネタを作ったりしたんで。お笑いのことを何もわかってない状態でやっていたんですけど。なんか相方、妙にこなれてたりとか……まあ、僕はボケなんで、結構ボケを足しても「いや、それはウケへんな」みたいな。「なんでわかったつもりやねん？」とか思いながら、ちょっとしばらくしたら、ある日急に相方が「実は、隠してたことがあって。俺、NSCの1期生やねん」って。

（川島明）うん？

（初瀬悠太）僕、岡山NSCの1期生でして。

（向清太朗）珍しい！

（川島明）オカイチ？

（初瀬悠太）僕、四国の香川県出身なんですけど。海をちょっと上に上がって岡山なんで。それで、高2の時に……僕、高校の時に部活はなんにもやってなかったんすけど。CMが流れまして。香川と岡山って、同じテレビ局なんですね。で、深夜にCMが流れてきまして。「この度、NSC1期生募集」ってなっていて。

（川島明）岡山で？

（初瀬悠太）で、大阪NSCの1期って、それこそダウンタウンさんとか。で、東京だと品川庄司さんとか。「1期ってこれ、運命ちゃうか？」って思って。

（川島明）スターが生まれやすいと。

（初瀬悠太）しかも、大阪NSCとか東京NSCは40万かかるんですけど、岡山NSCは7万らしくて。

（川島明）安い（笑）。破格！　6分の1？

（初瀬悠太）「めちゃめちゃ安いやん！」って思って。しかも、日曜しか授業やってないっていうことで僕、行かしてもらって。

（川島明）架空NSCじゃないの？