麒麟川島とおいでやす小田「R-1には夢がない」説を語る

麒麟川島とおいでやす小田「R-1には夢がない」説を語る 川島明のねごと

おいでやす小田さんが2023年1月29日放送のTBSラジオ『川島明のねごと』の中でウエストランド井口さんがM-1でネタ中に「R-1には夢がない」と指摘したことについて、麒麟川島さんと話していました。

(おいでやす小田)たしかに。支えてもらいましたから。やっと、お金の心配をしなくてよくはなりましたけどね。

(川島明)素晴らしい!

(おいでやす小田)20年、ほんまひどかったんでね。

(川島明)まあね。そら、R-1も決勝にあんだけ出てるのに、そこまでハネてはいなかったですから。

(おいでやす小田)ほんまに全然。もうひどい生活でしたよ。どん底の。

(川島明)やっぱり、R-1に夢はない?

(おいでやす小田)フハハハハハハハハッ!

(川島明)これ、改めてちょっと聞きたいんやけども……。ウエストランド井口くんが言ったことに対して、小田さんはどう思ったのか? あれはキレてる人もいましたからね。

(おいでやす小田)いや、夢はありますが……限りなくゼロに近いだけ(笑)。

(向清太朗)いやいやいや(笑)。

(おいでやす小田)限りなくゼロに近いだけで。あるはあります。

(川島明)そんなことない。華丸さんとか、ほっしゃんさんとか、なあ。あそこからブレイクしはったんやから。

R-1にも(限りなくゼロに近い)夢はある

(おいでやす小田)いや、チャンピオンはもちろん夢、ありますよ。どの賞レースも。でもファイナリストの話をしているんですからね。たぶん井口くんが言ってるのは。ファイナリストになって……川島さんも、ねえ?

(川島明)1回、ファイナリストにはなってますけれども。まあ、何の手応えもなかったですから。出た後はね。

(向清太朗)そんなこと、ないでしょ?(笑)。

(おいでやす小田)ほら、まさに! というか、僕はほんまに衝撃的な面白さやったんですよ。これはもうマジで、別におべんちゃらでも何でもなく。すごかったんですよ。

(向清太朗)いやいや、知ってるよ。けど、あれがね、なんも影響がなかった?

(川島明)そうですね。ちゃんとゴールデンでやって。まあ4位とかやから、何もなかったんですけど。そりゃ。みんな、笑ってはくれましたけどね。別に生活は変わらず。あいも変わらずトタン屋根の下……。

(向清太朗)いやいや、どこの世代で生きているんですか? 違うがな(笑)。川島さん、やっぱりあれで「面白い」ってなったから。それは当然……。

(川島明)いやいや、それは絶対『アメトーーク!』。絶対にそれは『アメトーーク!』、『ゴッドタン』、『IPPONグランプリ』! それは向、やめてくれよ? それはお前、恩着せがまし。理由は知っている。自分が売れた理由ぐらい、わかる!

(おいでやす小田)いや、その爆発の火種がR-1にあったんじゃないか?って。紐解くと、実はその導火線に火がついたんは、R-1やったんじゃないかな?っていう話です。僕らが言いたいのは。

(川島明)『アメトーーク!』。

(向清太朗)譲らん(笑)。

(川島明)それは『アメトーーク!』。あと『IPPONグランプリ』。『ゴッドタン』。『フットンダ』。この4本柱。許してくれ、それは。柱というか、爪楊枝にもなっていない。それは。いや、だって小田もM-1やねんから。それは。いわば。

(おいでやす小田)まあ、結果がそうなってますよね。

(川島明)ご自身で売れた理由、割合を教えてください。僕は何がきっかけでこの今のポジションがあるんか?って。

(おいでやす小田)M-1……。

(川島明)ほら。R-1の決勝、何回出たんやっけ?

(おいでやす小田)5回……。

(川島・向)フハハハハハハハハッ!

(川島明)ほぼレギュラー番組やんけ! 雨上がりさんと同じぐらい、出てるやん? もうネタレギュラーやん。明らかに準決勝終わりから変わったからな。おいでやすこが。

(向清太朗)M-1ね。すごいね、やっぱり。

(おいでやす小田)やっぱりほんまにそうですね。

(川島明)注目度とか。まあ、いろんな運もあるけどな。

(おいでやす小田)まさに、でもほんまにM-1の準決勝終わった時点での仕事の入り方が、もうR-1決勝よりも多かったと思います。たぶん。

(川島明)だから準決勝ってね、地上波でやってないんですよ。まあ、その前からそれこそね、R-1のルールが変わって。いきなり小田、こがけんが出られませんっていうルールなっちゃっての、準決勝やったからね。つかみから、もう違うし。

(おいでやす小田)だから決勝が決まった時点で、その前の仕事が入ったりとか。決勝にまだ出てないんですよ? まだ、どうなるかわかんない時から。

(川島明)だからその歴史的瞬間を俺は見てますから。

(おいでやす小田)ああ、記者会見。

(川島明)会場が……R-1という小田さんの住処が燃やされたっていう。出てきた時の拍手がすごかったやろ? 「命からがら、よくここまで逃げてきたな!」みたいになって。「朝起きたら、R-1がなくなってました」みたいなつかみでドーン!って行って。そのままの勢いでバーン!ってやって。で、その後の決勝進出者会見みたいなんで、小田くんがワーッて騒いでくれて。俺が「いやいや、荒れる株主総会みたいになってますよ?」みたいに言ったのを受けて。それでおそらく、『ラヴィット!』という仕事が決まってるんで。売れたんは、M-1。

(向清太朗)M-1だ! じゃあ、もう全部M-1じゃん!

(川島明)何回M-1にお世話になってんねんっていう。

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(おいでやす小田)これ、ほんまに恩義があるし。今でもR-1に関係する仕事は全部、やらしてもらってるんです。

(川島明)そのたぶん、いただいた仕事……僕もR-1ね、審査員までやらせていただいたことがあるから。大阪のホールで。それこそゆりやんが優勝した時。それの中継を、楽屋裏と生放送の中継を小田さんがやっていて。で、ほぼ中継が1回もなかったっていう(笑)。

(おいでやす小田)そうそう(笑)。2時間、もうタイムスケジュールがぐちゃぐちゃで。

(川島明)「さあ、始まりました。R-1グランプリ」って言った時点でもう激押しっていう。

(おいでやす小田)で、審査員の点数もためんとババババッ!って(笑)。

(川島明)理由も聞かないっていう(笑)。「俺が好きな数字なんで」って言ってもよかったのに。「90点」っていう。めちゃくちゃやったけど、まあそんなんもいいなって。

(おいでやす小田)恩は、だからあるんです。だからその結果を聞かれるんで。結果はやっぱりそれは、影響力で言うとM-1ですねって。でもR-1は大好きやし、面白いし、良くなってほしいとは思いますよ。そら。

(川島明)みんなでね、大事にしていこうっていうね。

(おいでやす小田)そうそう。それは……。

(川島明)だからM-1だけじゃない。小田さんを今、この舞台に連れてきたのはR-1も数%は……。

(おいでやす小田)それはそうです。そこはそうです。

(川島明)何%?

(おいでやす小田)(小声で)0.3……。

(川島明)0.3? 視力より低い……。

(向清太朗)裸眼より下?(笑)。

(おいでやす小田)ダメっすよ!

(川島明)俺が悪いみたいに……「川島さん、パスください」って顔したの、お前やろ? ラジオやからこれ、悔しいわ! これ、テレビやったら……これ、ミクチャ入ってんの? 「ください、川島さん」って顔したよ? 「0.3」って思いついた時。

(おいでやす小田)これは言いようや。すごいわ……(笑)。

<書き起こしおわり>

おいでやす小田 2022年ブレイク俳優ランキング9位ランクインを語る
おいでやす小田さんが2023年1月29日放送のTBSラジオ『川島明のねごと』の中で2022年ブレイク俳優ランキングで9位にランクインした話をしていました。
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