ハライチ岩井『THE FIRST SLAM DUNK』を見て感じた違和感を語る

マヂカルラブリー『THE FIRST SLAM DUNK』を語る ハライチのターン

ハライチ岩井さんが2022年12月22日放送のTBSラジオ『ハライチのターン!』の中で映画『THE FIRST SLAM DUNK』についてトーク。映画を見て感じた違和感を話していました。

(岩井勇気)いやー、私もついにデビューというかね。

(澤部佑)ついにデビュー?

(岩井勇気)見てきましたよ。『THE FIRST SLAM DUNK』を。

(澤部佑)おいっ! こいつー!

(岩井勇気)見ました。はい。

(澤部佑)お前、さっきよく黙ってたな! おい!

(岩井勇気)見てきました。

(澤部佑)じゃあ、ほしいんだろう? 俺のアクキー(笑)。

(岩井勇気)いやいやいや。仕事と仕事の合間にね、私は六本木ヒルズの映画館で。だからネットでチケットを予約しようと思ったんですけど。結構やっぱり席が埋まってんですよね。

(澤部佑)平日でも、やっぱりそうか?

(岩井勇気)平日の夕方でもね。で、一応一番後ろの席の、一番端が空いていたから、そこにしてね。で、映画館に行って。買いますよね。やっぱりアイスティーのL。そしてポップコーンのL。そしてちょびっとチキンね。

(澤部佑)多い! 多いですよ?(笑)。えっ、女、連れてた?

(岩井勇気)連れてないです。

(澤部佑)多い! 1人ですよね?

(岩井勇気)1人で、角で、めちゃくちゃ食いまくってました(笑)。

(澤部佑)フハハハハハハハハッ!

(岩井勇気)その恥ずかしさを抑えるための角ですから。私は(笑)。

(澤部佑)見られないようにね(笑)。たしかにな。後ろにお客さんがいたら「えっ、あいつ、ずっと食ってるな?」って見られちゃうもんね。

(岩井勇気)それで俺、ずっとガサガサしてるからね。ポップコーンのガサガサがありますので。

(澤部佑)なるべく迷惑がかからないようにって。

(岩井勇気)でっかいバケツを最後は俺、口の中に傾けて持っていきますからね(笑)。

(澤部佑)いやー、すごいね! 楽しんでるね。

(岩井勇気)ポップコーンになっていない、硬い種みたいなのも食いますんで。私は。

(澤部佑)あの膨らんでないやつね。硬いよ、あれはだいぶ。

(岩井勇気)あれもバリバリ食いますんでね。なんで、それのための角を抑えましてね。もう万全の状態ですから。それを買って。で、席に着いて。まあ、映画が始まるわけなんですけどね。で、ここで皆さんに言っておきたいのは、私は『SLAM DUNK』、リアルタイムであんまり見てなかったんです。小学生の頃。

(澤部佑)アニメ?

(岩井勇気)そう。アニメですね。アニメのオンエアーを。で、原作の漫画も読んでなかったんですね。

(澤部佑)そうですね。

(岩井勇気)で、私が見てたのは、夏休みの昼に再放送でやってた『SLAM DUNK』。

(澤部佑)はいはい。やってた!

夏休みの再放送の『SLAM DUNK』を見ていた

(岩井勇気)そうなんです。毎回、夏休みになると『SLAM DUNK』が再放送でやっているじゃないです。で、そこでやってた不良の三井が湘北高校のバスケ部を潰しに来るっていうところまで。だいたいそこまで、夏休みでやってたんで。そこまでしか見てませんので(笑)。

(澤部佑)それ、すごいよね。そこで止まってるのね。そうか。夏休みので、そこまでしか見ていないのか!

(岩井勇気)だいたいそこまでなんですよね。夏休みって。なんで、そこまでを見る限り『SLAM DUNK』っていうのは俺の中では不良漫画っていう。

(澤部佑)そういう風にずっとおっしゃってましたよね。

(岩井勇気)で、俺が一番好きなキャラも桜木軍団の水戸洋平っていうね。

(澤部佑)まあ、めちゃくちゃかっこいいからね。水戸洋平はね。

(岩井勇気)めちゃくちゃかっこいいよ。強いし。その襲ってきた三井をボコボコにするんですよ。水戸は。

(澤部佑)はいはい。その襲撃の時にね。

(岩井勇気)やっぱりその水戸がかっこよくてね。あと、好きだったな三井と一緒にね、湘北を潰しに来た鉄男っていうね。

(澤部佑)鉄男(笑)。まあ、いいやつなんだけどね。

(岩井勇気)ガタイのいいね、タンクトップの。

(澤部佑)もう喧嘩のプロみたいなやつね。

(岩井勇気)喧嘩のプロ。で、バイクに乗ってるんだよな。アメリカンバイクに乗ってるの。

(澤部佑)そう。ジーパンにタンクトップでな。長髪で。

(岩井勇気)そうそう。めちゃくちゃかっこいいんだから。私の『SLAM DUNK』はそうですから。

(澤部佑)そこで止まっているわけですね。

(岩井勇気)あとは一応、前にも言いましたけど『SLAM DUNK』の中学不良編である『スラムブルース』ね。

(澤部佑)いやいや、そんなの、存在しないですから。和光中時代の?

(岩井勇気)『スラムブルース』までは全部、見ていて。和光中時代ね。桜木・水戸コンビの。1年で入って、3年を潰すっていうストーリーね。

(澤部佑)それは同人誌よ。たぶんあなたが読んだのは。井上先生は関わってないですよ。たぶんそれは。

(岩井勇気)で、最終話で桜木がずっと好きだったヒロインに告白したら、そのヒロインの子が「私、バスケット部の小田くんが好きなの」って言って振られて終わるっていうね。

(澤部佑)振られて終わって。で、『SLAM DUNK』1巻に続くわけね?(笑)。

(岩井勇気)続くわけですけども。そうなんですけどね。そんな俺が見てきましてね。そんな感じで『THE FIRST SLAM DUNK』を見てきたんですけどもね。いやー、まあ感想を……ネタバレはやっぱり避けたいんですけども。

(澤部佑)そうね。

(岩井勇気)率直に言わせてもらうと、ちょっと思った感じの映画じゃなかったんですね。

(澤部佑)はー! なるほど。

(岩井勇気)なんか、正直すかされたというか。

(澤部佑)うん? すかされた?

(岩井勇気)「これ、どういうこと?」ってなってね。

(澤部佑)上回ってきたってこと? 想像を上回って、よかったけどね。

(岩井勇気)いや、ちょっと斜め上を行ってたっていうか。

(澤部佑)斜め上? シンプルに上だけどな。

(岩井勇気)その、終始バスケしてるのがちょっとよくわかんなかったんです。なんで終始、バスケしてるんだろう?って。

(澤部佑)いや、バスケをするのは、みんなわかってたことだけど?

(岩井勇気)いや、ちょっとバスケの試合を終始、ずっとしてるのよ。

(澤部佑)いや、バスケ漫画ですからね。

(岩井勇気)喧嘩を全然しないのね。もう、びっくりしちゃって。「えっ、どうなってんの?」って。

(澤部佑)いや、それはわかんないですけど。ちょっとあなたのは。

(岩井勇気)いや、こっちはさ、やっぱり桜木のチョーパンを期待して見に行ってるのに。

(澤部佑)チョーパンは結構、序盤でしかしないですから。

桜木花道のチョーパンが出てこない

(岩井勇気)それを期待して見に行ってるのに……なんか桜木? わかんないんだけど。たぶん桜木と思われる、赤髪の坊主の人が元気にバスケしてるんだよね。

(澤部佑)いや、それはそうですよ。そういうやつだから。

(岩井勇気)いや、ちょっとなんか俺の知ってる桜木じゃなくて。だって、リーゼントじゃないじゃん?

(澤部佑)いや、そこで止まってるから、だいぶあれなのか……。いや、桜木、坊主になっているのよ。

(岩井勇気)びっくりしちゃって。「えっ、坊主になっている? どういうこと? 不良、どうした?」みたいな感じになって。「ちょっとよくわかんねえな。なんか元気にバスケ、してんじゃん……」って思ってね。で、やっぱりびっくりしたのが、テレビアニメの最終話間際に駆け込みで出てきた宮城っていうツーブロックの2年がいたじゃん? なんか。

(澤部佑)ああ、はいはいはい。

(岩井勇気)だから最終回が「安西先生、バスケがしたいです……」って三井が言うっていうやつだから。

(澤部佑)最終回じゃないんだよ。違う、違う。あれ、最終回だと思っているの?

(岩井勇気)だって夏休み、だいたいそこで終わるからさ。

夏休み再放送は「安西先生、バスケがしたいです……」が最終回

(澤部佑)そこで終わるからって……途中で終わっているっていう認識がないんだ。そこで。

(岩井勇気)三井がだから「安西先生、バスケがしたいです……」「完」だから。

(澤部佑)ああ、そこが最終回だと思ってると、本当にギリギリで出てきた感じだね。宮城はね。

(岩井勇気)最後の方、なんか駆け込みで出てきた宮城ってやつ、いたでしょう?

(澤部佑)駆け込みで宮城(笑)。「なんだ、こいつ?」ってなるね(笑)。

(岩井勇気)で、あいつが異常に活躍してるんだよ。

(澤部佑)出てるよ。

(岩井勇気)「いやいやいやいや! お前のこと、知らないって!」って思って。

(澤部佑)その後、いっぱい試合するからな。

(岩井勇気)「いや、こいつ最後のちょい役で出てきただけでしょう? いや、ヤバいって! 宮城っていうやつ、結構しゃべっちゃってるよ! 大丈夫、これ?」ってなって。

(澤部佑)人気キャラですから。別に問題ないですよ。

(岩井勇気)「これ、昔からのファン、がっかりじゃないの? 昔からのファン、最後の方に出てきたちょい役がずっとしゃべってて、がっかりじゃない?」って。あとね、これが一番不可解だったんだけど。本当に知らないやつが1人だけ、チームにいて。「誰、こいつ?」って。

(澤部佑)ええっ? 本当に知らないやつ?

(岩井勇気)「こいつ、見たことないんだけど?」っていうやつが、なんか我が物顔でいて。なんかね、「誰、こいつ?」って思ったやつ。なんか短髪で、スリーポイントシュートをめっちゃ決めるやつ。

(澤部佑)ああ、三井だ……。三井。三井だよ?

(岩井勇気)いや、こいつだけ全く誰だか、わかんないんだよね。

(澤部佑)三井だよ。そうか。こいつは長髪で終わってるんだ……。

(岩井勇気)いやいや、びっくりしちゃってさ。でもなんか、そいつはすげえ選手なんだよ。

(澤部佑)そうだよ?

(岩井勇気)スリーポイントを決めまくって。で、「こいつ、誰なんだ?」と思ってね。こいつだけ、俺の中で全くデータがないの。

(澤部佑)三井だって。中学MVPだからな。

(岩井勇気)びっくりしちゃって。あと、ちょっと聞きたいんだけど。あの試合って、練習試合なの?

(澤部佑)描かれてるやつ? いや、それもあんまり言えないけど。練習試合では、ないよ。

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