安住紳一郎 動物の鳴き声のするセルフレジを語る

安住紳一郎 動物の鳴き声のするセルフレジを語る 安住紳一郎の日曜天国

安住紳一郎さんが2022年12月11日放送のTBSラジオ『安住紳一郎の日曜天国』の中でスーパーマーケットの動物の鳴き声のスキャン音がするセルフレジについて話していました。

(安住紳一郎)和歌山県の45歳男性の方、ありがとうございます。

(中澤有美子)ありがとうございます。

(安住紳一郎)「私のいまだに慣れないことはセルフレジです。近所のスーパーマーケット、オークワにセルフレジがあり、バーコードを読み込む時の音が動物の鳴き声になっています。レジごとに動物が違っていて犬、猫、ひよこなどがあるのですが、私が慣れないのはその中でも羊です」。ああ、そうなの? そういうセルフレジ、知らないな。やっぱり台数があるからっていうことなのかな? ピッていう音が隣のものと勘違いしないようにってことかな? そうだよね。あれ、ちょっとスキャンミスみたいなのがあると、止められたりとかしてね。予想外のトラブルになりますよね。

(中澤有美子)そうですね。

(安住紳一郎)「レジごとに動物が違い、犬、猫、ひよこなどがあるのですが、私が慣れないのは羊です。そのセルフレジ、羊の鳴き声は子羊の『メー』ではなく、おじいさん羊なんです。『メー』の全てに濁点を付けた感じです」。この人の感想だよね?

(中澤有美子)アハハハハハハハハッ!

(安住紳一郎)おじいさん羊なので「メ”ェェェェェー」っていう感じ? 「メ”ェェェェェー」っていう感じですね。「他のセルフレジはかわいい鳴き声でどんどん進んでいくのに、私のレジだけはおじいさんだし、なかなか進みません」。これ、関係ないよね? 「バーコードをかざしても鳴き声が聞こえない時は私のかざし方が悪いのか、おじいさん羊の体調が悪いのか、どちらかわからないです。そんなセルフレジ、私のいまだに慣れないことです。和歌山県を中心に展開しているスーパーマーケット、オークワは大桑さんが創業者です。今年も1年間、ありがとうございました」。

(中澤有美子)お世話になってね(笑)。へー! 楽しいですね!

(安住紳一郎)このシステムは知らなかった。まあ、言われればたしかにそうかもしれないね。またほら、高い音だと年配の人が聞き取れなくなるっていうから、少し低い、おじいさん羊にしているんじゃない?

(中澤有美子)それもね、需要があるんでしょうね。

(安住紳一郎)勝手な想像だけどね。うん。たしかに。でもたしかにスキャンすると「ワンワン」ってなるのか。すごいね。猫なら「ニャー!」とか。ひよこだったら「ピヨピヨ」とかなのかな? 面白い!

(中澤有美子)それは楽しい!

(安住紳一郎)「自分は猫派だから、猫の列に並びたい」とかってなるよね。

(中澤有美子)行列の長さに差ができたりして。

(安住紳一郎)へー! ちょっと行ってみたくなっちゃったね。和歌山のスーパーマーケット、オークワ。おじいさん羊か。そうか。結構でもスキャンするたびにおじいさん羊が鳴いたら、うーん。でも、盛り上がるかな? 「メ”ェェェェェ!」みたいな?

(中澤有美子)そうですね(笑)。

(安住紳一郎)「あら? スキャンしない?」「メ”ェェェェェ!」「ヴェェェェェェ!」みたいなね。羊……そう。面白いよね。羊とか牛とかね。うん。

羊の鳴き声のセルフレジ

(安住紳一郎)前にほら、牛の鳴き声ってのいうは「モー」っていう感じだけど、もっともっと人間の声に近くて。たしか旅館か何かに泊まった時に朝方、なんか下の方から誰かが助けを叫んでる声が聞こえて。みんなで大騒ぎになったっていうんでね。「おーい! おーい!」っていうのがなんか朝からすごい聞こえるから。誰か、おじさんがトラブルに巻き込まれたんだと思って。

ちょっとね。ずっと言ってるし。そろそろ助けに行かなきゃダメなのかな?って思って立ち上がって、よく見たら牛舎があってね。牛だったっていう話がありましたよね。「モォォォォォー!」っていう。「モォォォォォー!」っていう。それがちょっとこだましてね、少し遠くから流れて。「おーい!」っていう。「誰かーっ!」っていう。「モォォォォォーイ!」「ンモォォォォォーイ!」「オォォォォーイ!」ってなっちゃってね。

(中澤有美子)高く、低くね(笑)。

(安住紳一郎)高く、低くね。「なんか、誰か呼んでいるんじゃない? 行った方がいいんじゃない?」っていうね。「えっ、牛だよ、牛」っていう。

(中澤有美子)諦めずに言っているから、行かないと……。

(安住紳一郎)行かないといけないっていう。意外とあるよね。そういうのね。私もどこかな? 山梨か長野に行った時に夜、すごくウシガエルさんかな?

(中澤有美子)ウシガエルさんが?(笑)。

(安住紳一郎)ウシガエルさんがなんかすごい元気良く鳴いていた音が、カエルだと思わなくて。なんか、ちょっと恐怖だった時があるよね。

(中澤有美子)ねえ。水田が近いと、びっくりしますよね。

(安住紳一郎)ねえ。なんかの機械のトラブルだろう、みたいな感じで。「イヤォァァァーッ!」ってなっていたから。「イヤォァァァーッ!」「あれ? なんか、お風呂のボイラーかなんかが壊れた?」みたいな感じ。一瞬。あるでしょう? ボイラー。「ヴォォォォォーッ!」っていう。

(中澤有美子)つきそうで、つかない?

(安住紳一郎)で、ものすごい馬力のあるガスボイラーが「ヴォォォォォォォーッ!」ってついて。なんか、お湯を温めてるみたいな感じだけど。ずいぶん私の部屋、それが響く、みたいなね。「イヤォァァァーッ!」っていうのがあったから。「えっ? ウシガエルさんか?」って。

(中澤有美子)「さん」をつけるんですね(笑)。

(安住紳一郎)ウシガエルはね、私は怖いから「ウシガエルさん」っていう風に「さん」付けしているんですよ。あと、Bluetoothさんとね、Wi-Fiさんも付けている。

(中澤有美子)敬意を込めて?(笑)。

(安住紳一郎)敬意を込めて。ほら。あのね、あるじゃない? やっぱり。今、現世ではね、私が一方的に使ったりとか、ウシガエルとは距離を取って生活をしてるけどね。もし、死んだ後とかにさ、違う世界に行った時にさ、ウシガエルと一緒に生活したりとかする可能性があるわけじゃない? そうした時にほら、「前の世界ではちゃんと敬称をつけてたよ」っていうことで、強く出られるじゃない?(笑)。

(中澤有美子)ああ、そうね。

(安住紳一郎)ウシガエルさん。

(中澤有美子)よくしてもらえるかもしれない。

(安住紳一郎)そうそう。よくしてもらえる。怖いからね。ウシガエルさん。あと、Wi-FiとかBluetoothを使いたい時にパッと使えなかったりとか。ご機嫌を損ねてね、なかなか繋がらないと大変じゃない? だから、そういう時があっては困るから、Wi-Fi先生とかね、Bluetoothさんっていう風に、ちゃんと「さん」とかを付けて。ここまで時代、来ましたよ?

(中澤有美子)アハハハハハハハハッ!

(中略)

(安住紳一郎)スーパーマーケットのセルフレジ、最近増えてきましたけども。そのピピッという音が動物の声というスーパーマーケット。私、あんまり知らなかったんですが、関西とか九州の方ではあるみたいですね。この方は和歌山の方ですけども。「地元スーパーのセルフレジの話が出てきてドキドキしています。私は猫をいつも狙っているので、羊はノーチェックでした。次はぜひ羊、挑戦します。ちなみに私はライバル店の勤務です」という(笑)。面白いね! 岐阜の方。この方も「スーパーオークワさんのセルフレジを使って買い物をしています。たしかに大人の羊。子供が喜ぶから導入しているのではないでしょうか?」ということですね。

続いての方。「大人の羊の声、そっくり。私には『ヴェェェェェー』と聞こえます」っていう。ふーん! 面白い。ちょっとセルフレジね、最近いろいろ進化してますから。どうなんでしょうか? そもそも導入のきっかけを知りたいよね。なんかね。まあ隣のピピッという音と区別をするためじゃないかなと個人的には思うんですが。もしくは、何回も聞きたいから、たくさん点数、お買い物しちゃうとか、そういうことなのかな?

(中澤有美子)そうですね。やっぱりあと皆さん、推しレジみたいのができるんですかね。「猫に並びたい」とか。「次は羊に行ってみよう」とか。

(安住紳一郎)どんどんどんどん、変わっていくのかな? きっとね。チワワとかね、なんかね、ダルメシアンとか、アメリカンショートヘアとか、ロシアンブルーとか。

(中澤有美子)マニアック!

(安住紳一郎)ウシガエルみたいな。「ヴヴヴゥゥゥゥゥーッ!」とか。すごいね。「あ、ウシガエルの列はすいません。3点までのお客さまだけになっています。鳴き声が強烈なんで……」って(笑)。「やっぱり?」なんて。

(中澤有美子)アハハハハハハハハッ! 刺激が強いから(笑)。

(安住紳一郎)「こちら、急行レーンです」なんて。めんどくさいよね(笑)。ミニチュアダックスフンドとか、小型犬コーナーはものすごく声がちっちゃかったりしてね。「キャンキャンキャン……」って。ちっちゃいんで(笑)。どうでもいい話をしてしまいました……。

(中澤有美子)フフフ(笑)。

(中略)

(安住紳一郎)「いまだに慣れないこと」ということで皆さんからお便りいただいています。大阪の39歳女性の方。ありがとうございます。

(中澤有美子)ありがとうございます。

(安住紳一郎)「私は焼肉の町・鶴橋に住んでいます」。大阪、ねえ。駅を降りると焼肉の煙っていうね、すごい町ですよ、鶴橋。「いまだに慣れないことは旦那と焼肉に行くことです。焼き方も違うし、お皿にパッパパッパと入れてくるので、『自分のペースで食べるからお皿に入れないで』と言っても入れてくるのです。私はホルモンの焼き方をテレビで見てから本格的にやりたいのですが、いちいち旦那が私のホルモンを裏返したり、触ってくるので、『この網のこっちから入ってこないで』と言っても、また触ってきてとてもイライラするのです。私自身、とても頑固になってきたので、2023年は諦めて焼肉に行くか、もう1人で行くしかないと思います。人は年々、こじらせていくのですね。私の町のセルフレジにも犬・猫がありますが、ゴジラのレジに当たった時はテンションが上がります」。

(中澤有美子)ええーっ?

(安住紳一郎)大阪って、そんなこともするの? ええっ? セルフレジで買い物を、バーコードをスキャンしたら、いちいちゴジラが叫ぶの? すごくない? もう町中、火の海になっているんじゃないの? ええっ? すごいね。

(中澤有美子)楽しい!

(安住紳一郎)ねえ。「へー!」って思うわ。あらららら! なんでもスキャンしたら「ギャウァァァァーッ!」ってなるんでしょう? すごいね。

怪獣セルフレジ

<書き起こしおわり>

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