安住紳一郎さんが2022年11月13日放送のTBSラジオ『日曜天国』でTBSのそばにある赤坂・日枝神社の七五三について話していました。
(安住紳一郎)それから今日はイベントは、秋のお祭りなどなどあるんですよね? うん。ごめんなさい。何の話をしようとしたか、ちょっと忘れちゃったんですけど。なんかイベントがある話をしようと思ったんですが、忘れましたので思い出し次第、またということになります。
(中澤有美子)七五三のとってもかわいいお姿を何組か見かけながら出勤しました。
(安住紳一郎)七五三ね。
(中澤有美子)ちょうどね、今週末の方、多いでしょうね。
(安住紳一郎)東京にね、大きな神社がいくつかありますけれども。日枝神社かな? 大きな将棋盤があってね。あの男の子かな? 5歳の男の子が将棋盤の上からジャンプすると、飛び降りるとなんかいいという、縁起担ぎがあるんですよね?
(中澤有美子)ねえ。ええ。女子もやりましたけど。
(安住紳一郎)ああ、女の子もするんだ?
(中澤有美子)いや、どうなったんだろうな?(笑)。
(安住紳一郎)今はね、ジェンダーの問題で男の子、女の子っていうのもないのかもしれませんけども。将棋盤から元気よく飛び降りるっていうのがなんか、健康促進みたいなことなんでしょう? よくわかってないんですけども。
(中澤有美子)そうなんです。よくわかってないんですけども(笑)。なんかいいらしいっていう(笑)。
(安住紳一郎)いいんでしょう? で、今はね、家に立派な将棋盤とか碁盤みたいなものがないから。そういう神社などでの体験みたいなことで、石造りの碁盤かなんかが置いてあるんだよね? 大きいね。うっかり夜中に行くと、それにつまずきそうになっちゃったりするんだけど(笑)。
(中澤有美子)痛い(笑)。
(安住紳一郎)それは痛いよね。うん。あれ、年齢制限ないんだったらやってみたいなと思ってるんだけど……。
(中澤有美子)いいんじゃないですかね?(笑)。
(安住紳一郎)ダメでしょう?
(中澤有美子)ダメかしら?
七五三詣開運碁盤は12月20日(月)迄設置しています。尚、撮影の際はリンクをご参照ください。https://t.co/5i8HHF8bNZカメラマンの方へお願い/#日枝神社 #七五三 #撮影 #永田町 #赤坂 pic.twitter.com/BGcPCR9K1b
— 山王日枝神社 公式 (@sannouhiejinja) October 10, 2021
(安住紳一郎)すごくね、幸せそうな家族連れが写真撮影してて。今はもう、プロのカメラマン同伴の人とかがいるんだよね?
(中澤有美子)そうですね。
(安住紳一郎)ちょうど私はあそこ、霞ヶ関の方に用事がある時に、ちょうどいい抜け道なんでね。境内をお邪魔しながら抜ける時があるんですけど。疲れてる時は幸せな家族を見ると本当に心のダメージが大きいんで、あんまり見ないようにしてるんですけどね。そうすると、その碁盤につまずきそうになったりするんですけど。向こうは向こうでほら、疲れたサラリーマンなんか見たくないでしょうよね。本当にね、着飾ってさ。おじいちゃん、おばあちゃんと……もう、すごい。平均年収が3500万ぐらいの人が揃ってるんですよ。イメージしやすいように言うとね。うん。
で、すごいびっくりするような外国の車を近くのコインパーキングに停めてさ。キャピトル東急の車寄せなんかに止めるんだよね。そしてそこから階段を上ってきてさ、すごいお金かかってる着物を着せてもらった女の子なんかがさ、ゆっくりゆっくり大きな石段を上がってくるんだよね。そこを上からさ、急いでるおじさんがサラリーマンだから、石段を2段飛ばしみたいなのをやって。なんかロレロレッてなってさ、ぶつかりそうになっちゃってさ。すごい迷惑かけたこともあるんだけど。うん。
(中澤有美子)そうですか。
すごく世の中を表している坂
(安住紳一郎)なんかね、すごく世の中を表している坂だな、なんてね。疲れたおっさんが赤坂の方からね、石段を下ってきてさ。一方、こっちではね、着飾って、親が年収3000万を超えてるさ……。
(中澤有美子)そこ!(笑)。
(安住紳一郎)ねえ。すごいBMWから降りてさ。キャピトル東急ホテルのホテルマンに車を預けて、石段を上ってくる幸せいっぱいの家族とさ、すれ違うんだもん。ねえ。「うーん……」って思う。自分が映画監督だったらここをオープニングにしようと思うね。
(中澤有美子)アハハハハハハハハッ! 対比を見せる形で。
(安住紳一郎)そう。『天国と地獄』っていうタイトルになるのかな? うん。見せようかなと思ってる。格差社会をね、切り取るならば。
(中澤有美子)いやいやいや(笑)。
(安住紳一郎)すいませんね。朝から愚痴を言って。何かのイベントを思い出そうと思ってたら、思い出せなくて。急にルサンチマン的な、成功者を羨むただの愚痴。恐ろしい。いや、でも本当にそれはある。そう。疲れた時に幸せな人を見ないっていうのはね、すごい大事なライフハックね。
(中澤有美子)そうですね。そう思いますね。はい。誰でもそうですよ。ええ。
(安住紳一郎)本当にたぶん来月号の女性誌『Oggi』のテーマになるかもしれない。
(中澤有美子)取り上げてもらえるかな?
(安住紳一郎)取り上げてもらえるかな? うん。ねえ。冬の着回しコーデともにね。
(中澤有美子)アハハハハハハハハッ!
(安住紳一郎)くだらない。「私のライフハック。疲れてる時は幸せな人を見ない。ついにこういう時代が来た。自分に正直に暮らしていい」っていう。
(中澤有美子)そうです、そうです(笑)。みんな、そうですよ。幸せな家族だってそういう風に心をコントロールしながら生きてると思います。
(安住紳一郎)嘘だ? いや、そうかな? そうね。お金持ちはお金持ちなりの、きっと塗炭の苦しみがあるんだろうね。きっとね。そうかそうか。うん。そういうことにしよう。その近道、使わなきゃいいじゃんかって話なんだよね。
(中澤有美子)そうですね(笑)。ちょっとね、自分をいじめてみたいところもあり……。
「お金持ちの七五三、見たい」
(安住紳一郎)「お金持ちの七五三、見たい」っていう気持ちはありますよ(笑)。「ええっ!」って。もうびっくりするような。本当に。小学校何年生かにして、すごいいい着物を着て。もう本当に「目がぁーっ!」ってなる時、あるもんね。「バルス!」ってなる時、あるもん。「ええっ?」って思って。
(中澤有美子)「まぶしい!」って。
(安住紳一郎)いや、本当に。「現代に大名のお姫様がいたら、こういうことなんだろうな」なんて思いながらね。いろんなことがありました。特に何も思い出してません。
(中澤有美子)フフフ(笑)。
<書き起こしおわり>