東野幸治『エルピス』第3話・眞栄田郷敦『PERFECT HUMAN』描写を語る

東野幸治『エルピス』第3話・眞栄田郷敦『PERFECT HUMAN』描写を語る 東野幸治のホンモノラジオ

東野幸治さんが2022年11月11日放送のABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』の中でドラマ『エルピス』についてトーク。第3話で登場した眞栄田郷敦『PERFECT HUMAN』描写について話していました。

(東野幸治)なんか久しぶりというか、タイミングで今週はいろんな方、仕事の方と食事にも行ったり、いろいろ出かけたんですよ。その話もしなきゃいけないんですけれども。その前に、別に言わなくてもいいんですけれども。長澤まさみさんの『エルピス』。関西テレビが撮っているドラマで。主演が女性アナウンサー役の長澤まさみさん。人気者でニュースのキャスターをやっていたけれども、スタッフの素敵な男性との路上キスがバレて。深夜のちょっとやる気のないような情報番組に飛ばされた。

その長澤まさみさんがそこのADの男の子。これが千葉真一さんの息子さん次男の方。新田真剣佑じゃなくて眞栄田郷敦さん。その2人が中心になってその番組のメイクさんの女の子。彼女が実は今、収監されてる、死刑が確定した犯人。その人が冤罪ですっていう言葉を受けて、その事件を調べ出すっていう話なんですよ。

それがなんか面白くて。1週目、2週目、3日目と見ているんですよ。で、なおかつ関西テレビのあそこを長澤まさみさんがちょっと歩いたりとかしてるから。「ああ、実際に来てくれてるねんな。ありがたいな」って言いながら。『大豆田とわ子』を作ったプロデューサーの方が作ってるんですかね。だからやっぱり豪華っていうか。関西テレビの全国ネットですけど、長澤まさみさん出てくれるんだっていう。

楽屋、関西テレビって言うたら本当に日本で一番窮屈な椅子で有名なんですけども。椅子、演者が偉そうにしないように肘掛じゃなくて、肘の部分の横、円を1/4にしたやつがバチッとあるのよ。なおかつ後ろに、背もたれも90度で。知ってるでしょう? あつむくん。

(渡辺あつむ)メタルな感じの……。

(東野幸治)メタルな感じで。言うたら、足を広げて偉そうなふてぶてしい態度を一切取られないように。「演者っていうのはピースのひとつですよ」っていうのを、もう座った段階で思い知らされるような椅子でおなじみの……あれ? 違うんですか?

(渡辺あつむ)そんなつもりはないでしょうけども(笑)。

(東野幸治)ないですか? こんなちっちゃい椅子で。「あれに長澤まさみさん、座ったんかな?」って思うぐらいの、コンパクトな……言うたら、人質が座る椅子(笑)。

(渡辺あつむ)言いすぎや(笑)。

(東野幸治)言いすぎですか? まあ、そんなところに座ったんかなとか思うような感じで。大阪でもロケされたりとかしてるドラマなんですけど。その郷敦くん。お母さんが弁護士で、裕福な育ち。で、たぶん小中高、エスカレーター式の学校に行っている。で、その中でもその学校時代、ちょっと自分の中で罪の意識があるような物語があったりしてて。少し、そういう影があるっていうところで。

で、その大学の仲間たち。ヒエラルキーで言ったら上の方の、その人気者たちの中の一番下っ端みたいな男の子の役なんですよ。で、たぶん誰かの披露宴なのか、パーティーなんかで過去を振り返るんですよね。そこでみんなワーッて盛り上がってる真ん中にはそのヒエラルキーのトップの人。で、その周りにピラミッド式にみんなが集まって踊るんですよ。それが『PERFECT HUMAN』やったんですよね(笑)。

(渡辺あつむ)ほう!

結婚式の余興で『PERFECT HUMAN』

(東野幸治)時代で言うと、5年前、6年前の話で。「ナーカーター、ナカタ、ナーカーター♪」ってやっているところで、郷敦くんは隅の方で「ナーカーター、ナカタ、ナーカーター♪」って……まあ、別にいいじゃないですか。時系列で言ったら、たしかにそれが流行った時期やけど。ほんで、心の声のナレーションで「これの何が面白いのか、わからなかった」って(笑)。「いや、これ、いらんやん」って思って(笑)。それは見てる方が感じ取るやん? 「ああ、たしかにこの時、流行ってたけど。みんな陽気やな」とか。「いやいや、こんな風にやってるやつら、今どうしているんやろう?」とか。それは受け手側が感じるんです。受け手側が。

それを関西テレビさんに言われたくないです(笑)。「ナーカーター、ナカタ♪」って(笑)。で、考えたらね、めちゃめちゃ面白いんですよ。今、しがんでいったら。「ナーカーター、ナカタ、ナーカーター♪」って連呼して踊るのが(笑)。で、また郷敦くんの顔がつまらない顔してんのよ。ええ具合のカチカチの感じで。で、ヒエラルキートップの人が真ん中であっちゃん役をやって。その後ろでこう、踊るねんけど、もう何とも言えん表情でやっているのがもうもうすごい脳裏に焼き付いて。「これはいいのか? あっちゃん、かわいそうすぎる」って(笑)。

あっちゃん、なんにも悪いこと、言うてないですよ? ドラマの悪口も言うてないし。ドラマをね、YouTubeのホワイトボードで説明して。嫌なことも言うてない。一生懸命、YouTubeを日々更新しているのに。久しぶりに日本に帰ってきてテレビをつけたら、「ナーカーター、ナカタ♪」って、なんでいじられなあかんねん?っていう(笑)。おそらくたぶんね、ファンの方があっちゃんに「使われてましたよ」っていうやろうから、一応チェックすると思うけど。そんな使われ方したんですけど。それはもう、オープニングの話と全く関係ないですよ? だから、ご飯食べに行った話と全く……全く関係ない(笑)。

(渡辺あつむ)吐き出したかったんや(笑)。

(東野幸治)ただ、吐き出したかったんですよ。これ、誰に言ってもみんな、何とも言えん顔をするじゃないですか。たとえば、急に番組のADさんに「ちょっと、ちょっと。実はこれこれ、こうでこうで。『ナーカーター、ナカタ、ナーカーター♪』って郷敦くんが何とも言えへん顔してたよ」って言っても「ああ、はい」じゃないですか。受け止めてくれる人、おれへんねん。この話を(笑)。この話を、真正面からドン!って受け止めてくれる方、いないでしょう?(笑)。

(渡辺あつむ)じゃあ、『ホンモノラジオ』っていい仕事なんですね?(笑)。

(東野幸治)そうなんですよ! この番組しか、しゃべられへんし。別にこれ、スタジオでしゃべっても誰も笑わないでしょう? この話(笑)。誰もね。みんな「へー」ってぐらいな……(笑)。

(渡辺あつむ)そうなんかな? 僕、こういう時に「あんまり笑ったらあかん」と思って。でも、RadikoとかYouTubeでは2倍、笑ってますよ?(笑)。

(東野幸治)フハハハハハハハハッ! いや、だから実はあつむくんは三度の飯より人の悪口、好きやからね(笑)。

(渡辺あつむ)いやいや、嫌いじゃないけど(笑)。

(東野幸治)まあ、よかったら聞いてる方もね、まだ見てなかったらTVerで見れるし。これをきっかけに、見てほしいんですよ。面白いサスペンスで。どんどん盛り上がっていくから。でもなおかつ、言うたら、これから7、8、9話の監督さん、万が一これを聞いてたら、どこかでまたあのシーン、ねじ込んでほしい(笑)。「ナーカーター、ナカタ、ナーカーター♪」って(笑)。「イエーッ! フゥーフゥーッ!」ってやってんねん(笑)。

(渡辺あつむ)何度思い出しても……(笑)。

もう1回、ねじ込んでほしい

(東野幸治)「もう一度、言う。先週、見た方は知ってると思うが、何度思い出しても、これの何が面白いのか、わからない」って(笑)。かわいそうやろ! 一生懸命、考えてやって、紅白にも出ているのに「これの何が楽しいのかわからない」って……(笑)。この脚本、誰が書いてんねん?(笑)。

(渡辺あつむ)いや、ノリがね。その大学のノリが……。

(東野幸治)そうそう。これはだから『PERFECT HUMAN』じゃなくて、このヒエラルキーの中で無理やりやって、「ヒューヒューッ!」っていう。その全体の空気が「これ、何がおもろいねん?」っていうことやと思うんですよ。

(渡辺あつむ)そういうことにしましょう。

(東野幸治)そうそう。そうです(笑)。それを思い出して(笑)。

<書き起こしおわり>

宇垣美里『エルピス』の女性アナウンサー描写を語る
宇垣美里さんと宇多丸さんが2022年11月15日放送のTBSラジオ『アフター6ジャンクション』の中でドラマ『エルピス』についてトーク。リアルな女性アナウンサー描写などについて話していました。
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