東野幸治さんが2023年11月17日放送のABCラジオ「東野幸治のホンモノラジオ』の中で食わず嫌いでちゃんと見ていなかった『VIVANT』を見て、今さらハマってしまった話をしていました。
(東野幸治)言うのは恥ずかしいんですけども、5日ほど前に『VIVANT』、見ました。めちゃくちゃ面白かったです(笑)。なんやねん! それやったら最初から見とけや! 東野幸治のホンモノラジオ!
(中略)
(東野幸治)先週は録音でございまして。録音というか、日も木曜日か。黒田くんが来て。次の日、『ワイドナショー』をやってそれ終わりで『旅猿』で海外に行くっていうことで。それで海外に行ったんですけど、トランジットもあって。シンガポールでトランジットして。4時間弱かな? ほんでインドの、それも南インドの方に向かうということで。トランジットでやることがなかったら、一応念のために『VIVANT』があったんで、全部ダウンロードして行って。言うたらトランジット空港の中で『VIVANT』1話を見だして。「そうそう、これね。リアルタイムで当時、見てた」と。今から3ヶ月ぐらい前かな? 「ああ、見てたら、見てた」って。
トランジットの空港で見始める
(東野幸治)なんか、よくわからんモンゴルっぽいところに行って、阿部さんと堺さんと二階堂さんが逃げてて。「なんかようわからんな」と思って俺、1話でやめたんですよ。それでやめて、『ムービング』というディズニープラスのやつに夢中になって。で、世の中はもう『VIVANT』、『VIVANT』ってなっていて。こっちもね、チーム『ムービング』としては「絶対に見てやるもんか!」と思ってたんですけども。そのトランジットのシンガポールの方の空港で見てる間に1話を見、2話を見、4話……「おい、堺雅人、どうなってるんや?」って。
(渡辺あつむ)ええっ?
(東野幸治)「ちょっと、ええっ? そうやったん? うわーっ! 別班? うわーっ!」とか。「なんや、めちゃめちゃおもろいやん!」ってなって。気づいたら夢中で見まして。南インドの目的の空港着く頃にちょうど全部、見終わって(笑)。もう、図ったように全部見て。まあ、面白いなと思って。世の中はね、「おもろい、おもろい」とか。RGなんてとにかくだからTBSの日曜9時のドラマのものまねするから信用できないんですよ(笑)。「オオカミが来たぞ!」って毎回、言うてるから。信用したらよかったなと思って。リアルタイムでみんなと一緒に……あつむくんは見た?
(渡辺あつむ)まだです。
(東野幸治)えっ、まだ見てないの? 『VIVANT』を?(笑)。
(渡辺あつむ)いやいや……東野組として『VIVANT』よりも『ムービング』だと思って。『VIVANT』、絶対に見るものか!って。
(東野幸治)そう思ったけど、『VIVANT』は3話、4話からすっごい、もう怒涛の展開! すごいし。だから俺、阿部寛さんってね、パッと見たらすごい美形でもないし。男前っていうよりは今やちょっと怪優みたいな感じじゃないですか。本当に。『テルマエ・ロマエ』ぐらいから、体はごついし、全然……どんな作品でも絶対にヒゲも剃れへんし。頑なな……なんか演出かわからんけど。それと、こんななで肩の主役、いるか?っていう堺雅人さん(笑)。だから、決して2人、そんな別に男前でも何でも売ってないけれども。なんか脚本の、言うたら自分で味付けしてお芝居をするとまあ、こんなおもろなんねんなっていう。なんか、すごい俳優さんだなってつくづく、思ったので。やっぱり食わず嫌い……だからね、なんか偏屈になって、肩ひじを張って(笑)。
(渡辺あつむ)それ、前も言ってましたやん? 『トップガン マーヴェリック』(笑)。
(東野幸治)めちゃめちゃおもろい! 最後、チューしてた(笑)。
(渡辺あつむ)全然反省とかしてないじゃないですか(笑)。
『トップガン マーヴェリック』の反省が生かされていない
(東野幸治)全然してない(笑)。進歩してないけれども。なんかめちゃめちゃおもろいなと思って。これ、だからあつむくん、まだ見てないでしょう? だからあんまり、ネタバレになるから……。
(渡辺あつむ)いや、いいっすよ。あ、見てない人も。リスナーさんで。
(東野幸治)シーズン2とか映画化も十分考えられる感じになってるから。ちょっとぜひぜひ、ないんだったらやってほしいなって思うぐらいの気持ち(笑)。
(渡辺あつむ)食わず嫌いやったのに?(笑)。
(東野幸治)あのね、一口目からうまかった。結果(笑)。「上手やわ! TBS、すごいな」って思いながら(笑)。
<書き起こしおわり>