高田文夫 秘蔵の芸能ゴシップを爆笑問題・太田に継承した話

高田文夫 秘蔵の芸能ゴシップを爆笑問題・太田に継承した話 ラジオビバリー昼ズ

高田文夫さんが2022年10月31日放送のニッポン放送『ラジオビバリー昼ズ』の中で爆笑問題・太田さんとの対談を振り返り。あの世に持っていくような秘蔵の芸能人・芸人たちの噂話を全て太田さんに継承したという話をしていました。

(高田文夫)この間、先週か、先々週か、爆笑問題の太田くんとさ、対談したじゃない? そしたらもう、早いね。早くももう原稿を書いて、手紙もほら。手紙も来て。それでこれがね、『一冊の本』って……1冊にまとめるとちゃんと単行本なるんだけど。いつもね、朝日新聞で月1で出てるんだよ。これで彼はずっと連載しているんだよ。もう44回目だ。「芸人人語」っていうね。これ、本にもなるんだけど。

で、今回がね、私と談志師匠と森田芳光の話をずっと書いてるんだよ。もう嬉しいね。こうやってね。で、その最中、手紙が入っているんだよ。だけど、なんか陰気だよ。「なんか元気ないな」みたいな(笑)。

(松本明子)先生に直筆のお手紙を。

(高田文夫)俺、炎上って知らないんだけど。三遊亭円丈しか知らないんだけどさ。今、聞いたらブワーッと、あれでしょう?

(松本明子)ネットでなんですね。

(高田文夫)それで、ニュースになっちゃうわけ? そんなの、見なきゃいいんじゃないかって思うんだけども。

(松本明子)でも太田さん、有名人ですから。もうトップニュースになっちゃうんでね。

(高田文夫)なるんだね。かわいそうだよな。そんなのな。

(松本明子)まあ、気にしなきゃいいんでしょうけどね。太田さんももう繊細ですから。

(高田文夫)あいつは繊細孤児だからな(笑)。親、いるよ(笑)。孤児じゃないよ(笑)。ふざけたオヤジがいたんだよ。お母ちゃんと。それで、嬉しいのはさ、俺、ブログって書いているだろう? 「こんなもん、誰が読んでいるんだか?」って俺、書いているじゃない? そしたら太田くんも「実はちゃんと読んでいますよ」って。そのブログの感想も全部書いてあって。それで今、宮藤官九郎からも「ブログ、いつも読んでます」っつってさ。嬉しいねえ。それでこっちも返事があってさ。「ブログ、読んでます」って。今のお芝居、1ヶ月だか2ヶ月だか、『唐茄子屋』っていう芝居をやっているでしょう?

(松本明子)浅草でやっていますね。

(高田文夫)あれ、元々は古典落語の「唐茄子屋政談」っていうね、志ん朝師匠がやるんだけども。その形と、あとは俺の形もあるの。俺もやっているんだよ。CDにもなっているんだけども。それで、宮藤くんから来たんだけどさ。「『唐茄子屋』の役作りですけれども、勘九郎くんは志ん朝版の若旦那をベースに考えて作っいて。荒川良々くんがやるおじさんの役ですけど、あれは藤志楼版を参考にさせていただいてます」って。全然入ってないよ、お前(笑)。俺の落語のバージョンから荒川良々の役作りの参考にしているって(笑)。藤志楼版から(笑)。すごいな。

「しかしああ見えてあのお芝居は志ん朝師匠と高田先生へのリスペクトだけでできております」って。嬉しいね! 「楽しんでいただいて嬉しいです」って。もう、こういうことなんだよ。人から人に物を伝えるっていうのは。送りバント、送りバントで文化を伝えるっていうのはね。こういうことだよ。

(松本明子)もう、つないで、つないで。

雑誌に載せられない話ばかり

(高田文夫)だから俺は太田にもう天国に、お墓に持っていく話をこの間の対談でしたんだよ。「9割も載せられませんよ」って雑誌に怒られたけども。太田が「文春砲より激しいですよ。先生の文夫砲の方が。こんな人の噂話、誰にしゃべるんですか?」って(笑)。俺、ありとあらゆる有名人とか芸人の秘密を知ってるからさ(笑)。俺も死んで持っていかれるもんじゃないからね。だから太田に言っておこうと思ってさ、全部教えたんだよ。いろんな人のことを。「あの人はああで、親はこっちなんだよ」って。そしたら太田が「もう、眠れません」って手紙に書いてあるんだよ。「そんなことを知って私は今、眠れない日々が続いています。知ってしまって……」って。そう手紙に書いてあるんだよ。そうなんだよ。

(松本明子)「メモリーがいっぱいです」と。

(高田文夫)まあ、笑ったな。本当に。そしたら太田くんがさ、「先生、待ってください。僕にだけ話さないでください。この話、クドカンにも言っておいてください。ゆくゆくは爽やかな朝ドラにしてもらいましょう」って。なるか、バカ野郎(笑)。こんなおどろおどろしい芸人の話を爽やかな朝ドラになるか、こんな話が!

(松本明子)アハハハハハハハハッ!

「クドカンにも教えて爽やかな朝ドラにしてもらいましょう」

(高田文夫)もうひどい話を太田くんにしてるんだよ。

(松本明子)「もう夜も眠れない日々が続いてます」と。太田さんからお手紙が。

(高田文夫)いろんなことがあるなと思ってさ。

<書き起こしおわり>

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