Creepy Nutsのお二人が2020年9月1日放送のニッポン放送『Creepy Nutsのオールナイトニッポン0』の中で夏フェス・RUSH BALL2020でDragon AshのKjさん、ELLEGARDENの細美武士さん、BRAHMANのTOSHI-LOWさんにあいさつをした際の模様について話していました。
(R-指定)まあでも、スペシャルウィークもそうですけど、いろんなものが来ますよね。まあ、我々のリリースも来たし。
(DJ松永)いやー、そうだね。
(R-指定)それで我々にもついになんですけど、夏が来たんですよ。やっと、Creepy Nutsの。Creepy Nutsの夏が来ました!
(DJ松永)はい。
(R-指定)これ、どういうことかというと、夏が来る……上裸のKjさんに会ったんですよ! やっとや!
(DJ松永)フフフ、風物詩(笑)。
(R-指定)夏の風物詩は……。
(DJ松永)そうね。やっぱり今年はコロナ禍の影響で、もう夏フェスが一切なかったんですけど。
(R-指定)それでみんな、一般常識として覚えておいてほしいんやけども。やっぱり日本の夏の風物詩といえば、夏フェスの上裸のKjやんか。バックヤードのな。
(DJ松永)フフフ、誰が見るんだよ、バックヤードの(笑)。
Creepy Nuts 夏フェスでDragon Ash・Kjさんを見れない2020年の夏を語る https://t.co/6ksTfuWSlF
(R-指定)上裸のKjさんを見て「ああ、夏やな!」って。(DJ松永)あれですよ。花火と一緒(笑)。
(R-指定)風物詩よ。花火、蚊取り線香、上裸のKj、日本の夏、金鳥ですよ。ホンマに。
— みやーんZZ (@miyearnzz) September 2, 2020
(R-指定)それはもう毎回、言ってるやんか? ステージの上でも上裸のKjさんが見れたら夏やなっていうのをラジオでも話してたけど……まさに一昨日やな。一昨日にこれ、どういうことか?っていうと、大阪でRUSH BALLっていうフェスがあったんですよ。で、日本のコロナ禍で今、いろんな夏フェス……まあ春フェスもやけど。やっぱり全部中止ですわ。
(DJ松永)全部飛んだ。
(R-指定)飛んだし、やるとしても配信でやったりとか、過去映像を流したり。みんないろんな工夫をしてやってるんですけど。大阪のグリーンズというイベント制作会社が「やろう!」と。RUSH BALLという大阪の伝統のフェスですよ。もうずーっと続いている超デカい、もう大阪を代表するフェスなんですよね。で、これを制作しているグリーンズが「やりましょう」って踏み切ったわけですよ。それで徹底して……めちゃめちゃ対策も徹底して。お客さんもちゃんと間隔をあけて。緑の柵みたいなのをつけて。全員、ちゃんと順番に入れたり帰したり。
(DJ松永)入場・退場もめちゃめちゃ完璧だったらしいですよ。お客さんたちの協力もすごかったらしくてね。
(R-指定)そういう対策をしてフェスをやったんですよ。で、我々的にも夏フェス、生でやるのはもう初やし。『生業』以来、お客さんの前に出るのもね……。
(DJ松永)あれらしいよ。あの規模の野外フェス、コロナ禍において世界ではじめてらしいよ? グリーンズ、マジでエグい。グリーンズが先頭を切ってそれをやることによって、やっぱり空気が変わるもん。世間の空気が。
(R-指定)なあ。それでね、RUSH BALLがやっとできるっていうことで、俺らもライブで行ったんですけど。そのRUSH BALLで我々Creepy Nutsがトリやったんですよ。それまでRUSH BALLには出たことはあるんですよ。ずっと2016年から出ているけど、ずっと最初は新人ステージみたいなのに出ていたし。2年前、3年前とかやったら新人のステージで、その裏で、トリでDragon Ashさんがやっている時に俺らはこっちの小さい方のステージとかをやってたけど。で、去年、やっとメインステージに出させてもらえて。それで去年は大雨の中で俺たち、ステージをやって。それで今年、トリを任されるっていうことになって。
(DJ松永)もうびっくりだよ。
(R-指定)もうそうそうたるメンツですから。SiMも出ているし。というか、もう2日間に分けて開催やったんですけど。で、2日目のトリですから大トリなわけですよ。そういうのもあって、めちゃめちゃ緊張して。俺たちも頑張ろう。これはぶちかまそう。久しぶりの野外のお客さんの前のライブやし……っていうこともあって。で、楽屋で俺たちも待機してたんですけど。やっぱりね、当然なんですけど。出る日が一緒やったからDragon Ashさんがいるわけですよ。で、まだ俺が会場に着いた時点では、Kjさんは服を着てました(笑)。
(DJ松永)ああ、まだ着てた?(笑)。
(R-指定)まだ着てました(笑)。
(DJ松永)ああ、最初から脱いでいるわけじゃないんだね? そりゃそうだね。
(R-指定)当然。で、俺たちCreepy Nuts、こんなにKjさんが好きで、いろんなところで話してるけど、まだちゃんとごあいさつをさせてもらったこと、ないんですよ。
(DJ松永)いやー、やっぱりスターすぎて、あいさつに行くのもおこがましくて。遠くから……もう普通に「Kj」って呼び捨てにするぐらい、普通にファン目線になっちゃうんだよ。
(R-指定)だからこれなのよ。さっきの米津玄師さんと一緒で。遠すぎるとホンマにただのお客さんとして接してしまうという悪いクセがな。それがあって。で、Kjさんがおって。でも、さすがに今日は言ったらロックフェスの中で、まあヒップホップから来てトリを務めさせてもらうから。やっぱりあいさつをしておきたいなとは思っていたわけですよね。で、遠くからチャンスをうかがってたんですけど。
やっぱりね、ちょっと目を離せばこのロックフェス。首脳会議が始まるわけですよ。Kjさんがおったら、そのKjさんの横にELLEGARDENの細美武士さんが来て。ほんなら、BRAHMANのTOSHI-LOWさんも来て。3人とも、談笑しとるわけですよ。「どうする?」みたいな。と、思ったら細美さんがまたどこかに行って、KjさんとTOSHI-LOWさんが揃った状態で。俺たちも「どうしよう? あいさつ、どこタイミングで行こうか?」って。で、マネージャーの森さんにも「今ってお話をしてはるから、行ったら失礼ですよね?」みたいなことも言いながら。
「いつやろうな?」ってなって。そしたら、タイミング良く、さっき言ったイベント会社のグリーンズのボスの力竹さんっていう人が「じゃあ、あいさつしとくか? もうKjとTOSHI-LOWが今、おるから。あとは細美くんが来て。この3人にあいさつしておけばロックは大丈夫だから」って言われて(笑)。「そうなの?」って思って(笑)。
(DJ松永)そうなの? すごっ!
「この3人にあいさつしておけばロックは大丈夫だから」
(R-指定)「ちょっと待って。はいはい。細美くん、来た。行こう!」みたいな感じでバーッと連れて行かれて。
(DJ松永)ああ、あの場は力竹さんが作ってくれたんだ。
(R-指定)そう。それで最初、松永さんがおらんかったから、俺が1人で力竹さんにバーッとついていって。「いい? ちょっと3人、いい? ちょっと紹介するわ。今日、トリをやってくれるCreepy NutsのR-指定」って言ってくれて。それで俺も「はじめまして。Creepy NutsのR-指定と申します!」みたいな感じで言ったら、そのKjさんが「おおーっ!」みたいな。「いやいやいや、聞いてるよ。聞いてるよっていうか、この間のVIVA LA ROCK、ステージ見ていたよ。超よかったよ、ライブ!」って。
(DJ松永)えっ、マジで? ステージ、見てくれていたの?
(R-指定)そうなんですよ。実はVIVA LA ROCKっていう、いつもやってるフェスの配信バージョンをついこの間、豊洲でやったんですよね。で、その時もDragon Ashさんが出ていて。それでCreepy Nutsも一緒やったんですけど。あいさつはできなかったですけど、俺もDragon Ashのライブを遠くで見てたんですよね。そしたら、俺らのライブもKjさんが見ててくれたらしくて。
(DJ松永)そうなの? えっ、嬉しい! マジで?
(R-指定)それで「いや、すげえよかったよ!」ってなって。「ああ、ありがとうございます!」みたいな。で、BRAHMANのTOSHI-LOWさんは1回、ごあいさつを。山人音楽祭っていうフェスで。
(DJ松永)3年目ぐらいですよ。
(R-指定)そうそう。あいさつをさせてもらって。で、詳細は省きますけど、その時にちょっとね、技かけられて。なんのかんのと技をかけられて記念写真を撮ったっていうね。
(DJ松永)ダイスケはんのせいだったけどね(笑)。
(R-指定)フフフ、そう。ダイスケはんの企みで……。
(DJ松永)ダイスケはんのSNSのネタ作りの……(笑)。
(R-指定)その餌食になってTOSHI-LOWさんに技をかけられたっていうことがあったから。「お久しぶりです!」って言ったら「おう、山人でな、技かけたもんな!」って言われて。「ありがとうございます!」って。で、細美さんは完全に初対面やったから。「よろしくお願いいたします」みたいに言ってごあいさつをさせてもらって。それでちょっとだけしゃべっていたんですよね。
「トリ、ちょっと緊張します。でも、頑張ります」みたいなことを言ってたら、DJトンマさんっていうロック界隈で有名なDJの人がいるんですけども。その人と俺らCreepy Nutsって昔から知り合いで。そしたら、そのDJトンマさんが松永の首根っこを掴んでバーッと連れてきて。「おう、あいさつせえ! このお三方に!」みたいな感じでバーッと松永さん、頭を下げられて。で、やっとCreepy Nutsでそろえたんですよね。そろってちゃんと3人にご挨拶ができてね。
(DJ松永)そうそうそう。本当ですよ。
(R-指定)いやー、よかった。ちゃんとあいさつができて。
(DJ松永)よかったですよ。やっぱりその、トリだってことにさ、もう洗礼だけども。とてつもないプレッシャーをかけていましたよ。細美さんがさ、「いやー、フェスってのはさ、全部トリで決まるから。そのフェスが良かったのか、成功したかどうかは全部、トリで決まるから。今日のトリ、楽しみだなー! 楽しいなー!」とかって言っていて(笑)。「うわあ、やめてほしい……」と思って。レジェンドにあんまりこういうこと、言いたくないけども。「しゃべんないでほしいな。静かにしてほしいな」って思いながら(笑)。
(R-指定)レジェンドなりのたぶん優しさやったんやろうな。かわいがり。
(DJ松永)でも嬉しかった。あの細美さんが言ってくださったのが。3人とも優しい。
(R-指定)で、俺らもさ、なんやろうな? 「すいません」っていう感じはやってしまったけど、それでもやっぱりRUSH BALL、ちゃんとトリでぶちかますっていう気合は入ってましたから。「やらせてもらいます!」っていう感じで、そのプレッシャーも受け取りながら行ったんですよね。で、実際に本番、ライブをやっていたら、実はその袖でTOSHI-LOWさんとか細美さんとか、じっと見ていてくれたらしいですよ。あとでマネージャーの森さんに聞いたら。あんだけ「まあ、トリだからね!」とかってプレッシャーをかけてきてたけど、ちゃんとその後輩たちがやっているステージは見に来てくれているっていう。
(DJ松永)うれしいですね!
(R-指定)で、まあその本番を迎える前にね、ごあいさつがひと通り終わってブワーッと盛り上がった後に、誰からともなく「せっかくだから写真を撮っておけよ。お前。筋肉3兄弟と」って。たぶん力竹さんが言ったと思うんですけど。「筋肉3兄弟!?」っていう。で、そのTOSHI-LOWさん、Kjさん、細美さんが「えっ、写真? 撮る? 撮っちゃう?」っつって、3人ともブワーッと服を脱ぎだして。
「ああ、このこと? えっ、細美さん、TOSHI-LOWさん、Kjさんって筋肉3兄弟って呼ばれているの?」みたいな。ロック界のレジェンドの3兄弟っていうことじゃなくて、筋肉の3兄弟だったっていう。で、みんな、上半身裸のTOSHI-LOWさん、Kjさん、細美さんに、俺ら黒い服を着た弱っちいCreepy Nutsが挟まれて。それでガーッと写真を撮ったわけですよね。それで写真を撮って。
それで「ああ、ホンマに筋肉3兄弟なんやな」と思ったのが、写真を撮り終わって。「OKです!」とかってなって。それで服をすぐに着るんじゃなくて、その服を着る前にTOSHI-LOWさんが「ああ、ちょっと、見せて? あ、これちょっとシャドウが出てないな。ちょっとこれ、加工で足しといて?」って(笑)。
(DJ松永)フハハハハハハハハッ! 「すぐ、オフィシャルの方で上げて。SNS。すぐ上げて、すぐ上げて!」って(笑)。
(R-指定)マジの筋肉3兄弟や(笑)。
(DJ松永)「シャドウ、つけるの忘れるなよ?」って。
(R-指定)「シャドウ」ってなに?(笑)。
(DJ松永)陰影よ。筋肉の陰影をくっきりさせたいらしくて(笑)。ただ、シャドウ俺らのは甘かったかもしれない。みんな、すぐに上げちゃったから。
Creepy Nuts feat. 筋肉3兄弟
RUSH BALL 2020
間も無く出番です!!! pic.twitter.com/I1QwyBpbQg— DJ 松永(Creepy Nuts) (@djmatsunaga) August 30, 2020
(R-指定)でも、手応え的にはばっちりカマせたんじゃないですかね。RUSH BALL。めっちゃ気持ちよかった。あっ! というか俺、RUSH BALLで「木村」(※木村拓哉さんのようにライブ中に歌詞を粋にアレンジすること)、やったわ。
(DJ松永)えっ?
(R-指定)やった、やった。さっき言ってた木村。覚えてない? RUSH BALL、ラスト。最後の曲で『日曜日よりの使者』をやったんですよ。で、菅田くんがいないから、菅田くんのパートを俺が歌ったわけですよ。ということは「流れ星がたどり着いたのは 悲しみが沈む西の空♪」じゃないですか。そこ俺、最後。ラストのその部分だけ「悲しみが沈む 泉大津の空」って。そこの地名を入れて。木村をナチュラルでやってたわ。これ、Mステでもやるかも!
(DJ松永)フハハハハハハハハッ!
(R-指定)やっちゃうかも? ナチュラルで!
(DJ松永)わざとらしいな、こいつ(笑)。
(R-指定)夏、来ます! 俺がMステでかました途端に夏は来ます!
(DJ松永)楽しみだな、夏(笑)。
<書き起こしおわり>