ニューヨーク『ザ!仰天ニュース』『ケンミンSHOW』の難しさを語る

ニューヨーク『ザ!仰天ニュース』『ケンミンSHOW』の難しさを語る 佐久間宣行のオールナイトニッポン0

ニューヨークのお二人が2021年4月21日放送のニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』に出演。出演してみて難しさを感じた番組として『ザ!仰天ニュース』『ケンミンSHOW』について話していました。

(佐久間宣行)メールです。「最近はいろいろな番組に出演していますが、出てみて『うわっ、これ難しいな』と思った番組はありますか?」。ありますか?

(屋敷・嶋佐)フハハハハハハハハッ!

(佐久間宣行)ありますか?

(嶋佐和也)おバカな質問だなー(笑)。

(佐久間宣行)俺も聞きづらいから、メールで来てくれてよかったわ(笑)。

(屋敷裕政)「難しいな」って……たとえば『ロンドンハーツ』とか『アメトーーク!』とか、お笑いの戦場みたいなイメージがあるから、こっちも構えて行くじゃないですか。「これは平和な番組やろうな」と思って行ったら意外とゴリゴリやったっていうのは、『ザ!仰天ニュース』とか『ケンミンSHOW』っすね(笑)。

(佐久間宣行)フハハハハハハハハッ!

(嶋佐和也)びっくりしたな。

(屋敷裕政)こっちは油断するんですよ。本当にファミリーで見る平和な番組やと思っていたら、『仰天ニュース』なんかもうほぼ、『すべらない話』ですからね。

(佐久間宣行)そうだ! 『仰天ニュース』ってさ、いつからかさ、全員がエピソードトークを話さなきゃいけないようになっていたよね?

(屋敷裕政)めっちゃアンケートもありますし。

(嶋佐和也)それ、知らなくて。びっくりしたよな?

(屋敷裕政)だからよく、「売れたらVを見てワイプで笑っといたらええ」みたいなことを言うじゃないですか。その位置にやっと来れたんかなと思ったら、Vを見た後にそのVにまつわるエピソードトーク大会やったんですよ。で、いとうあさこさんがドカン! 東山さんがドカン! 「次、ニューヨーク……」ってなった時に、もうあたふたしてもうて。俺、初めて……「屋敷、歯のエピソード、ある?」って言われた時に俺、「あ、ありません」って言って(笑)。

(佐久間宣行)フハハハハハハハハッ!

(嶋佐和也)あれ、すごかったなー!

(屋敷裕政)あれはなかなかでしたね。

『仰天ニュース』のエピソードトーク

(佐久間宣行)そうだそうだ。だってさ、『仰天ニュース』って時々、生放送とかもあるんだけど。生放送の時も全員、エピソードトークをしていたよ。

(屋敷裕政)本当っすか。だからこの間、インディアンスさんも行ってきたっていうことで話をしていたらやっぱり「あれはすごかったわ」みたいな。

(佐久間宣行)だって鶴瓶さんと中居さんの前でトークをしなきゃいけないんだもんね(笑)。

(嶋佐和也)そうっすよ。それ、なかなかじゃないですか?

(屋敷裕政)で、ああいう平和な番組でのエピソードトークってフォームがきれいじゃないとアカンじゃないですか。

(佐久間宣行)はいはい。言っている意味、わかる。

(屋敷裕政)ぐちゃぐちゃの体制のまま、とりあえずやるみたいな……。

(佐久間宣行)うん。それで突っ込まれて終わるみたいなのは無理だもんね。

(屋敷裕政)そうじゃなくて、ちゃんとフォームがきれいじゃないとアカンとかは思いましたね。だからたぶんあの番組が一番技術いるよな。

(嶋佐和也)あれは技術がいる。きれいなトークじゃないと無理だよね。

(佐久間宣行)しかもさ、これはやっぱりいろんな売れた芸人が言っているんだけど。変な話だけど、もうタレントさんだと思ってナメてはいないけども。「お笑いの勝負はしていない人だな」と思った人がそういう番組に行くとすげえ実力があるっていうことがわかるよね?(笑)。

(屋敷裕政)フハハハハハハハハッ! いや、本当にそうです。だから『仰天ニュース』の時は東山さんがなんか嶋佐の堂本剛さんのモノマネにハマってくれて。ちょいちょい嶋佐にパスを出してくれたからなんとかなりましたけど……。

(佐久間宣行)えっ、ちょっと待って? 東山さんにパス出してもらったの?(笑)。

(嶋佐和也)そうなんですよ。

(佐久間宣行)みちょぱにパスを出してもらったりとか……(笑)。

佐久間宣行とニューヨーク みちょぱと朝日奈央のすごさを語る
ニューヨークのお二人が2021年4月21日放送のニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』に出演。みちょぱさん、朝日奈央さんのすごさについて話していました。

(屋敷裕政)東山さんのパスで嶋佐がシュート打って中居さんが笑うてる時に俺、「なにこれ?」って思いましたもん(笑)。

(佐久間宣行)フハハハハハハハハッ!

(屋敷裕政)びっくりしました。

(嶋佐和也)俺が一番、されるがままでしたよ(笑)。

(佐久間宣行)『ケンミンSHOW』は?

(屋敷裕政)『ケンミンSHOW』は平和な番組やと見せかけた食レポ大喜利グランプリです(笑)。

(佐久間宣行)フハハハハハハハハッ!

(屋敷裕政)「食レポ-1グランプリ』でしたね。

『ケンミンSHOW』は食レポ大喜利グランプリ

(佐久間宣行)だってあれ、結構な数、行くもんね。食レポ。で、芸人は最後の方でしょう?

(嶋佐和也)そうなんですよ! 手前でもう藤岡弘、さんとかが言っているんですよ。浅野温子さんとか。

(屋敷裕政)で、藤岡弘、さんとか浅野温子さんとかが前列でブワーッてメシを食うた後、次にケンコバさんが来て。ケンコバさんがちゃんと笑いを取った後に満を持して俺らやからね。

(嶋佐和也)最後の最後に屋敷と嶋佐っていう。で、もうしっかり、あんまり面白いことを言えなくて。だからたまたま、そのちょっと前に『メレンゲの気持ち』で久本雅美さんとガーッとやらせていただいて。で、俺らのコメントが変な感じになっちゃった時にマチャミさんが「もうニューヨーク、はい。ダメダメ!」みたいな。

(佐久間宣行)ああ、「もう呼ばないよ」みたいな?

(嶋佐和也)みたいな風に言ってくれて。またマチャミさんに助けられたっていう(笑)。

(佐久間宣行)フハハハハハハハハッ!

(屋敷裕政)もう2人でタイミングよく立つだけです。「ちょっと!」って(笑)。

(嶋佐和也)助けてもらって。「ちょっと、マチャミさん!」って(笑)。で、事なきを得るっていう。

(佐久間宣行)いろんなやつらの悪口を言ってたコンビじゃないのかよ? 助けられて、助けられて……フハハハハハハハハッ!

(屋敷裕政)先輩たち、本当に助けてくれるんですよ(笑)。「優しいわー!」っていう。だから、ありますね。意外と油断できひん。平和な番組ほど実はストロングスタイルっていう。

(嶋佐和也)で、意外と直属の先輩とかじゃなくても助けてくれるっていう。

(佐久間宣行)ああ、それ予想外だった? 直属の先輩じゃない人でも「あれ? こんなにパスをくれるんだ?」っていう。

(嶋佐和也)そうですね。フォローしてくれたりとか。

(屋敷裕政)でも『スクール革命!』の時のオードリーさんはもう全く俺らと目も合わせてくれなくて。「どういうこと?」みたいな。なんなん、あれ? 若林さんも。

(嶋佐和也)あれはね、たぶんだけど。言っちゃうけど、たぶんやる気はないね。

(屋敷裕政)そんなわけないやん! そんなわけないから!(笑)。

(嶋佐和也)なんか顔、死んでいるんちゃう?(笑)。

(屋敷裕政)落ち着け(笑)。

(佐久間宣行)いや、違うんじゃない? 『スクール革命!』は正直、ザキヤマさんもいて、内村さんもいるから、オードリーもニューヨークのポジションみたいな感じで入っているじゃない?

(屋敷裕政)だからたぶん俺らに自由にやらしてくれるんですよ。

(佐久間宣行)そうそう。あと、『あちこちオードリー』で言っていたんだっけな? 収録が全部終わって『スクール革命!』2本撮りで春日が一言もしゃべってなかった回、あったらしいよ?

(屋敷・嶋佐)フハハハハハハハハッ!

(佐久間宣行)だからやっぱりそんな余裕がないんじゃない?(笑)。

(屋敷裕政)春日さんはもうなんか、藤岡弘、さんみたいな顔をしてましたよ。それこそ(笑)。「振られるまで1歩も動きませんよ?」みたいな。

(佐久間宣行)たぶんそうなんだと思うよ(笑)。

(屋敷裕政)で、ザキヤマさんはめっちゃ優しいです。『スクール革命!』の時は。一番近くで俺らにもガンガン言うてくれるんです。で、『ロンハー』の時はもう悪魔もみたいな顔しているし(笑)。みんな、番組によって全然顔がちゃうんですよ(笑)。

(佐久間宣行)まあだってね、一時期の『ロンハー』の、要は芸人ひな壇の中に入っている、たとえばピカル組とか、大変そうだったもんね。

(屋敷裕政)そうですね。あと、それこそレッドシアター組……だからフルポンの村上さんとかに話を聞くと、「もうあの時の『ロンハー』はマジできつかった」みたいな風に言わはるんで。結局、歴史は繰り返してるやんっていう。

(佐久間宣行)ああ、自分たちももしかしたらそうなっているかもしれないっていうことでしょう?

(屋敷裕政)そうです。今、僕らは「厳しいな」って思いながらやっていますけども。でも、のびのびやれる時はたぶん第7世代が苦しいっていう……(笑)。

(佐久間宣行)フハハハハハハハハッ!

(屋敷裕政)それ、ただの日本やないですか。今までの(笑)。

(佐久間宣行)繰返すっていう(笑)。

(屋敷裕政)なんか「俺らの代は変えたい!」って思うんですけども。もうただのPL学園っす。本当に。3年は神様。1年は地獄みたいな。

(佐久間宣行)フハハハハハハハハッ!

(屋敷裕政)「俺らの代は優しくしたい」って思うんやけど……。

(嶋佐和也)でもね、淳監督がいる限りはね……監督が変わらないと。

(屋敷裕政)いや、『ロンハー』をPL学園とした場合ね?(笑)。

『ロンハー』PL学園説

(佐久間宣行)『ロンハー』をPL学園、もしくは国見高校とした場合ね(笑)。小嶺監督がいると(笑)。

(屋敷裕政)「俺らも3年になったら、1年に偉そうにしてまうのかな?」みたいな(笑)。

(佐久間宣行)「風呂に最初に入るのは3年だ」みたいな(笑)。

(嶋佐和也)「洗い物、しとけ」みたいな(笑)。淳監督は優しいですけどね。

(佐久間宣行)淳監督は優しい。ああ、わかるわかる。

(屋敷裕政)淳監督は優しいですね。でも、それはあるあるっすね。番組が先輩によって全く違う感じに見えるっていう……まあ、こっちが勝手に思っている部分もあるんでしょうけど。

(佐久間宣行)なるほど。でも、そうだよね。先輩だって別にさ、その番組の中で最低限やらなきゃいけない役割とかもしなきゃっていう中でやっているんだもんね。

(屋敷裕政)そうですね。だから、オードリーさんにじゃれに行っても『スクール革命!』ではそこまで遊んでくれへんみたいな。

(佐久間宣行)だから、『スクール革命!』ではその権限は……変な言い方だとあれだけども。その権限が与えられるポジションでずっとやっているわけじゃないっていうことでしょう? やっぱりその、長年やってきた中で、「ここは内村さんの範疇だから行けない」とかってあるじゃない?

(屋敷裕政)ああ、なるほど、なるほど。たしかにそうっすね。

(佐久間宣行)真っ先にさ、ニューヨークと知り合いだからってオードリーがいじり始めるのがOKな場所と……。

(嶋佐和也)はいはい。

(屋敷裕政)でも、そう考えたら内村さんとかさんまさんとかダウンタウンさんはどこでも同じっすもんね。

(佐久間宣行)そうか。スター中のスターは。

(屋敷裕政)だから覇者になったらたぶん全部の番組を同じスタンスでおれるけども、オードリーさんとかは番組によって違うんかもしれないですね。

(佐久間宣行)そこでの役割をっていう。ということは……MCをしているクラスですら、そうなんだよ。覇者じゃない限り。

(嶋佐和也)たしかにそうっすわ。そうかもしんないっすわ。

(佐久間宣行)ここから、ニューヨークはどうするの? 誰を目標にやっていくの? だって、一番直系というか、一番吉本の芸人さんの中で言うと、覇者の次で言うと千鳥さんでしょう? 千鳥さんが覇者手前みたいな。

(屋敷裕政)で、かまいたちさんとか。チョコプラさんとか。

(佐久間宣行)かまいたちがいて、チョコプラとかがいて。

(屋敷裕政)でも、全員に言えることは、ちょっと働きすぎている。

(佐久間宣行)フハハハハハハハハッ!

(嶋佐和也)そうっすね。

(屋敷裕政)もうちょっとゆっくりしたい。

(嶋佐和也)最終目標はゆっくりすることなんで。

(佐久間宣行)ああ、ある程度稼いでね。

(屋敷裕政)俺はだからさまぁ~ずさんとか本当に……。

(嶋佐和也)そっちかもしれないですね。

(屋敷裕政)俺はもう、真っ黒なおじさんになれたらええなと思っているんで。

(佐久間宣行)フハハハハハハハハッ! 目標がね。日焼けおじさんね(笑)。

(屋敷裕政)吉本のレジェンドたち、白いじゃないですか。

(佐久間宣行)ああ、働きすぎているからね(笑)。

(屋敷裕政)俺、もうコロナが明けたら絶対に毎年海外に行くって決めてますからね(笑)。

(佐久間宣行)低い目標だな!(笑)。

<書き起こしおわり>

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