東野幸治さんが2022年10月14日放送のABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』の中で松村沙友理さんに勧められたアニメ『メイドインアビス』を見て衝撃を受けた話をしていました。
(東野幸治)だから、これで騙されたなと思ったのと、もう1個は先週ね、さゆりんご(松村沙友理)がゲストに来てくれて。ほんで、紹介してもらったアニメ『メイドインアビス』を見たんですよ。僕、さゆりんごにそもそもアニメ、いろんなものを紹介してもらっていて、「ええな」と思っていて。ほんで『メイドインアビス』を見たら、めちゃめちゃかわいい……まあ知らない方に一応、大まかなあらすじを言うと、近未来というか。その世界では大きな穴があるんですよ。街の真ん中に。でっかい大きな穴があって。
その穴にお母さんを探しにかわいい女の子と、その穴から謎に出てきたロボット少年。その2人で穴の下に下に下に、底に底に向かって行きながら。いろんなバケモノとか、敵がいながらも降りていって降りていって、お母さんに会えるのかなとか。そのロボット少年はなぜ、上に来たのかな。その穴の下では一体何をしてたのかなとか、いろんなことが交錯するかわいい話で始まって。で、途中からもうゲロを吐くような……もう、ゲロ吐く(笑)。
(渡辺あつむ)えっ、東野さんが?
(東野幸治)俺、久しぶりや。「ヴゥエッ!」って(笑)。「なんや、これ?」って。もうびっくりして。シーズン1。
久しぶりにゲロを吐きそうになる展開
(渡辺あつむ)何系統ですか?
(東野幸治)何系統? ダーク・ファンタ・ダーク(笑)。ダーク・ファンタ・ダークよ(笑)。いや、もう知らんかったから。シーズン1の途中ぐらいで「えっ、これ、なんや?」思って。「こんなことがあって、あんなことがあって……ええっ、なんや、この話!?」ってなって。で、シーズン1、もう途中から夢中になって。気持ち悪いけども、最後どうなるかわからへんから、見終わって。「ええっ、こんな話なん?」ってなって。で、劇場版があるんですよ。劇場版も見て。
ほんで、なんとなく劇場版も「これ、おそらく、ダーク・ファンタ・ダークなんやろうな」と思って見てるから、まだショックが和らげらるけど。そのシーズン1、なんにも知らんと見て。「あいつ、これをよう55歳のロートルコメディアンに勧めるな」思って(笑)。「あいつ、乃木坂で一体何があったんや? 乃木坂の底の底に行って、あいつ何を見てきたんや?」っていうぐらい。
でも、なんか「呪いと祝福の話だ」とかね、Twitter上では言われたりとかしてて。「東野さんもいよいよやって来たんですね、この世界に」とかいう。だからそれがもう感動的で。「今のこの人間世界となんら変わりないですよ」「いや、どこがやねん!」っていう(笑)。「こんなんちゃうわ!」みたいな。だから、物語は面白いけど、あかん人はあかんでしょうし。興味ある人はなんかね、どんどんどんどんはまり込んでいくと思うし。
それでシーズン2まで見て。まだ終わりじゃないから。たぶんシーズン3に向けて、これからさらに佳境になるんですけど。めちゃくちゃ面白いですけど。とにかく、見てるのばれたくない。とにかく人に見てるのをばれたくない。とにかくこっそり見ておきたい。人にはよう勧められへん(笑)。
(渡辺あつむ)えっ? あんなに勧めてくださる東野さんが?
(東野幸治)いやいやいや、これはさすがによう勧められへんし。もしもお子さんがいてたら、お子さんと絶対に見ないでください! たしかね、16歳以上とか、高校生以上しか見たらいけないって書いてあるんですけど。俺、初めてです。「20歳以上やろ」って思った(笑)。こんなん、もう高校生が見るもんじゃないぐらいの、やっぱりパンチの効いたアニメなんですよ。
だから「おすすめはできないけど面白いですよ」っていう言い方ぐらいしかできないから。もしも知らない方で、一応興味がある方がいたらちょっとトライしてみて。で、なんか戻しそうになったりとか、じんましんとかサブイボが出たら、もう大至急停止してください(笑)。でも、たしかに面白いっちゃ面白いかと思って。あれを面白いと思って、みんな劇場に行って、超満員の感じが怖いなと思って。
なんか全員がその底の底の話を固唾をのんで見てるって考えたら……それもそれですごいなと思うんですけれども。まあ僕の説明を聞いて興味ある方はちょっと『メイドインアビス』、少しずつ見だしたらいいのかな、みたいな感じでございます。
(渡辺あつむ)逆に興味、出ました。
(東野幸治)ああ、本当ですか? じゃあ見て……でも、そうか。あの、嫁さんにばれないように。
(渡辺あつむ)フハハハハハハハハッ! えっ、身内もダメですか?
見ていることを知られてはいけない
(東野幸治)身内もダメ! 俺、新幹線の移動中も角度つけて、人に絶対ばれへんように。万が一のシーンと、なんかわからんけどキャッキャした女の子がね……言うたらお金持ちの、裕福な育ちをしてグリーン車に乗っている8歳ぐらいの女の子がね、言うたら「トイレ、トイレ!」って走っていって。「走ったらダメよ」「だってママ……」って振り返った時に、俺のiPad miniからね、衝撃のアニメーションが出てたら、もうそこでおしっこをちびるかもわからんから(笑)。
(渡辺あつむ)フハハハハハハハハッ!
(東野幸治)ジョンジョロリーン、ジョンジョロリーン、ジョンジョロリーンのパッパ!ってなってしまうかもわからんぐらいのあれやから。とにかく角度を変えて人に。見られないようにしながら見ました。とりあえずシーズン1、興味ある方は見ていただきたいなと。でもたしかにシーズン1は面白いから。見たら劇場版も見たくなるし。シーズン2も見たくなると思うんですよ。
<書き起こしおわり>