東野幸治 電気グルーヴ『Shangri-La』を語る

東野幸治 電気グルーヴ『Shangri-La』を語る 東野幸治のホンモノラジオ

東野幸治さんが2021年12月31日放送のABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオSP~俺たちの紅白歌合戦~』の中で電気グルーヴ『Shangri-La』を選曲し、曲の思い出を話していました。

(東野幸治)じゃあ、対する私も。これは僕、だからベンツC200時代の話ですよ。東京に来だした頃で、電気グルーヴさん。

(ビビる大木)へー! 意外っすね。

(東野幸治)俺、好きなんですよ。電気グルーヴ、初期からずっと聞いていて。言葉が面白いじゃないですか。スチャダラパーと電気グルーヴはなんか聞いているんですよ。で、その中のあの赤いジャケットの『A』っていうアルバムが大好きで。これ、ヒットしたんですよ。1997年か8年に。その中の『Shangri-La』っていう一番有名な……よく歌番組とかでも歌われていて。「ああ、電気グルーヴさん、こんな歌番組とかでも負けない感じで。ボケてる感じじゃなくて、ちゃんとヒット曲を作るんや」って思って。意外やったんですよ。

(ビビる大木)ああ、たしかに。

(東野幸治)絶対に面白さで落とすというか。真面目なことも恥ずかしいし、やりたくないっていう感じみたいなイメージがあったんですけども。で、昔、だから電気グルーヴさんが3人の時。瀧さん、卓球さんとまりんさん、3人の時に電気グルーヴ VS 今田・東野っていうのをABCで1回だけ特番をしたんですよ。

(ビビる大木)へー! すげえ!

電気グルーヴ VS 今田・東野

(東野幸治)だから僕らは別に言うたら本業やからいいけど。電気グルーヴさん、知らんかって。「でも、オールナイトニッポンかなんか、深夜でラジオをやっていて人気なんですよ」っていうので。「ああ、そうなんですか。でも、こっちは本業やけどアーティストの人とバラエティ対決ってそんなん、できるのかな?」みたいな、不思議な番組を1回だけやりました。ただ、無茶やりすぎてABCからすごい怒られて。「二度と2組には番組をさせるな」って。

(ビビる大木)伝説……ロックじゃないですか!

(東野幸治)めちゃくちゃ叱られた。総合演出に面と向かって僕、「お前、頭おかしいんか?」って言われました。

(ビビる大木)フハハハハハハハハッ!

(東野幸治)「お前らなんか、二度とさすか!」みたいなことを。だからその意味で言うと懐かしいというか。頑張ってほしいなっていうのもありますし。で、『Shangri-La』なんですけども。これは情報によりますと石野卓球さんが言っていたみたいなんですが。「ドリカムを聞いているような人たちが間違って買ったら面白いと思って作った」っていう。ふざけているでしょう?(笑)。ふざけている。で、実際にこれ、オリコンでトップテン以内にランクインして、電気グルーヴの最大のヒットシングルになりました。やっとアップテンポの曲を僕、流します。安心してください、運転している皆さん。聞いてください。電気グルーヴで『Shangri-La』。張り切って、どうぞ!

電気グルーヴ『Shangri-La』

(東野幸治)いいですねー。『Shangri-La』。仕事に向かう時に車でかけていました。テンションが上がるんで。当時ね、『Shangri-La』をかけるか、映画『AKIRA』の音楽を……芸能山城組の音楽を流しながら仕事場に行ったのを覚えています。テンションが上がるという曲です。大木さんは仕事場には車で行くの? タクシー?

(ビビる大木)車だったり、電車だったりですね。ほぼ電車ですかね。

(東野幸治)その時は、勝負曲じゃないですけど。テンションを上げる時に聞く曲とか、あるの?

(ビビる大木)あります。さっきのレインボーの『Spotlight Kid』もそうですけども。あとはローリング・ストーンズの『Jumpin’ Jack Flash』とか。そのライブ盤を聞くっていう。ライブ盤、かっこいいんですよ。めちゃくちゃかっこいいです。

(東野幸治)ストーンズもかっこいいよね。めちゃくちゃテンションが上がるし。だからビートルズは解散したけども、ずっとなんだかんだ言いながらもやり続けるかっこよさっていうかね。チャーリー・ワッツがね。

(ビビる大木)亡くなっちゃいましたからね。

(東野幸治)本当に残念でございますけども。渋いおじさんでしたけども。聞いてもらいましたのは電気グルーヴの『Shangri-La』でした。

<書き起こしおわり>

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