ハライチ岩井 NFTを語る

ハライチ岩井 NFTを語る ハライチのターン

ハライチ岩井さんが2022年9月22日放送のTBSラジオ『ハライチのターン!』の中でNFTについて話していました。

(岩井勇気)月曜日か。ワタナベのライブ『WEL FES』っていうのがありまして。大盛りあがりで。みんな、客席もパンパンに入って、来てもらって。ありがとうございますっていう感じで。昼夜、我々も漫才やって。ちょこっと漫才ブロックのMCをやって、みたいな。楽しく終わりましたけれどもね。で、まあひとつ、気になったことがあったじゃないですか。ライブにおいて。

(澤部佑)ライブにおいて?

(岩井勇気)まあ、お客さんが買ったライブのチケットにNFTがついてるっていう。

(澤部佑)そうそう。今回、そういうサービスをね、やらせてもらいました。

(岩井勇気)流行りのNFTですよね。権利のついた画像というか。自分のものと証明できる画像っていう。で、それがチケットについている。これ、なんの画像か?っていうと、出演芸人の1組1組の写真にその人たちのサインが合成してあるっていう。

(澤部佑)ファンは嬉しいよね。

(岩井勇気)そういうNFTなんですけれども。これ、だから俺らもよくわからないまま写真を撮られたから。

(澤部佑)何も説明されずにね。

(岩井勇気)実際にはTBSラジオの控え室みたいなところで撮った、お互いにちょっとうっすらヒゲが生えてるっていうね。

(澤部佑)1日の仕事を終えてね。

(岩井勇気)で、現場マネージャーのスマホで撮ってるんで。多少、俺らのだけ画質が荒いんだよね(笑)。

(澤部佑)申し訳ないですけどね(笑)。

(岩井勇気)これがライブの来場者と、配信を見た人。ランダムでひとつ、もらえるらしいの。ランダムで。

(澤部佑)その日の出演者の中から。

(岩井勇気)だからどの芸人のやつがもらえるか、わからない。なので「この人のNFTが欲しい」って思ってた人は、それが手に入らない可能性がある。だから好きな芸人のNFTを……どういうNFTが来るか、わかんないから。好きな芸人のを見たければ、もう当てるしかないっていう。

(澤部佑)まあ、それしかないよね。

(岩井勇気)でも、それはしょうがないのよ。だってNFTって、その画像を持っている権利だから。で、このチケットについていて……とか、ランダムで……とか、そういう今の情報をなんで俺が知ってるかっていうと、それがネットニュースに出てたのよ。

(澤部佑)ああ、俺も見たな。

(岩井勇気)ワタナベ『WEL』というライブをやって。その中でNFTプレゼントも実施していましたよ、みたいな。ワタナベ自体が記事をリリースで出していて。ただ、その記事自体の画像のところに、ハライチとハナコとAマッソのNFTの画像が載ってるんだよね(笑)。

(澤部佑)それはちょっと、ええっ?

(岩井勇気)それはちょっと、意味がわからなくない? 載ってるんだよ。で、画像のところをクリックするとハライチとハナコとAマッソの画像が載っているの。で、これ自体は普通にダウンロードし放題(笑)。

(澤部佑)まあ、証明はされてないけど。別に。

NFTと同じ画像がダウンロードし放題

(岩井勇気)で、「何これ?」って思って。「俺のNFTの解釈がおかしいのかな?」って思って。ちょっと難しいから。で、俺、「NFTって実際、何なんだろう?」ってそのNFTの意味を調べたの。そしたら「非代替性トークン・替えのきかないもの」っていう説明が出てきたんだけど……替えがネットで取り放題じゃねえか!っていう(笑)。

(澤部佑)替え、聞いてるね。ファンなんて別にそれでいいもんね。画像がほしいんだから。

(岩井勇気)そう。でも一応やっぱりさ、NFTの方はシリアルナンバー入っている。ついてるんだよ。

(澤部佑)そこなんだよね。NFTっていうのはね。

(岩井勇気)だとしても、この『WEL』のNFTに関しては数量が全く限定されてないわけ。で、これ、1個の画像につきチケット1枚だとするじゃないですか。でも、全部欲しいとか、他のが欲しい人はなんか全部、実は買えるらしいんだよね。噂によると。

(澤部佑)それはまたお金を出してってこと?

(岩井勇気)そうそう。だからもう、無限に数、買われる可能性があるわけじゃないですか。

(澤部佑)そういうことか。○枚限定とかじゃなくて。

(岩井勇気)だから所持者は増え放題。俺は、少年ジャンプの応募者サービス。全員サービスじゃなくて。で、『スーパーマリオRPG』っていうスーパーファミコンのゲームが出た時に、そのマリオのホログラムカードみたいのが1000名ぐらいに当たるっていうのに俺、応募して。それが当たったんだよ。そしたら、その来たホログラムカードにシリアルナンバーが書いてあって。「うわーっ! これ、俺だけのやつだ!」ってなって。で、これが良さじゃない?

(澤部佑)そういうことだよね。シリアルナンバーって。

(岩井勇気)でもこれは、限定1000枚だからいいっていうことなんだよね。「俺は1000分の1なんだ」っていうね。でも、それが増え放題だったら、10番ぐらいまでしか効力なくない?って(笑)。

(澤部佑)もう、整理券みたいな。整理番号みたいなことになっちゃうけどね。

(岩井勇気)あともう1個、ライブで実施してて。ライブのTシャツ、あったでしょう? ライブのオリジナルTシャツ。で、「WEL」って書かれたキャラクターみたいなのがあって。なんか、そのTシャツに書かれた絵もNFTが出てるらしい。で、その「これって、NFT(シャツ)ってことなの?」って思って。

(澤部佑)NFTがついている?

(岩井勇気)NFT-シャツ。NFTっていうことなんですか、これ?って。

(澤部佑)チャリティーのチャリTシャツみたいなね。とかと一緒だよね。

(岩井勇気)そういうことだよね。「結局NFTってなんなの?」っていう。

(澤部佑)ちょっと岩井さん、迷い込んでるね?

(岩井勇気)もうわけがわからなくなってきちゃって。で、今ある情報だと「シリアルナンバーのついた替えのきかない価値のあるもの」っていうのがNFTなわけじゃないですか。だから、たとえばパチンコ屋。朝並んでね、店に入ろうとして。それで並んだ順に台を取れるっていう番号のついた券。これ、入場券。これも、俺はNFTだと思うのね。

(澤部佑)ああ、それだけを考えていくと?

(岩井勇気)だってこれをやりとりすれば、その「一番最初に台を取れる」っていう価値がこの券にはあるわけだから。これはやりとりできるっちゃ、できるわけじゃないですか。あと、フードコートで注文して、料理ができるまでに渡される番号札。「○番の方」って言われる、あれ。これもNFT。

(澤部佑)あれもNFT?

(岩井勇気)うん。だって「ご飯がもらえる」っていう価値があるわけだから。番号が書いてあって。で、「呼ばれた時に取りに行ける」っていう権利がここにあるわけだから。

(澤部佑)でも権利……これがNFTになっても、それだけ取っておく人、いないでしょう? 結局、絶対に料理に交換するから、その権利は別に……。

(岩井勇気)これは、あれだよ? 『東京フレンドパーク』のダーツの屋みたいに持って帰ることもできるわけだよ?(笑)。

(澤部佑)フードコートでそんなことはしないよ。メシを食いたいんだから。

(岩井勇気)あと、新しいゲーム機とかが出た時に、店に並んで。「ここまでは買えます」って番号のついた券を渡される。これもNFTなわけです。

(澤部佑)価値のある。

(岩井勇気)で、これを総合して考えると、NFTって整理券のことなんだよ。

(澤部佑)そうなの? 結局、そうなの?(笑)。いや、違うって! さすがに違うでしょう?

(岩井勇気)NFTはこれはね、整理券のことだったんです。澤部さん。

(澤部佑)いや、写真とか、違うから。

NFT=整理券

(岩井勇気)でも、写真は別にダウンロードできますから。記事を見れば。あとは、その写真に誰が一番最初に並んでるか?っていう整理券なわけですから。番号が。

(澤部佑)番号が書かれていって。どんどんね。

(岩井勇気)たどり着きました。

(澤部佑)なに? じゃあうちの事務所は整理券を?

(岩井勇気)並ばせているだけっていうことです。

(澤部佑)ライブのチケットに整理券をつけていたわけ?(笑)。

(岩井勇気)整理券をつけて。持って帰っていい整理券をつけていたっていうことなんですね。

(澤部佑)そういうことだったんだ。

(岩井勇気)という結論にたどり着きました。皆さん、おわかりいただけましたでしょうか?

(澤部佑)ちょっと違う気もするけどな……。

(中略)

(澤部佑)まあ、大盛況でしたけどね。フェス自体はね。そのうらで、そういう整理券をばらまいていたみたいなことなんだね。

(岩井勇気)ということですよね。整理券をばらまいている。でも、そうやって言われても否定できる理論が全くないでしょう?

(澤部佑)NFTに対する知識がないからね。ただ、全然その岩井の考えを論破できる人は世の中にいっぱいいると思うけど。今、この場にはNFTのこと、あんまり理解している人、いないけど。

(岩井勇気)澤部さん、そういう風に思っているのは澤部さんだけかも。本当にわかっている人は「整理券」って聞いても……。

(澤部佑)「そうそう、岩井。お前もこっち側に来たか」って?

(岩井勇気)だからあと1、2年すれば全員理解すると思うよ。「NFTって整理券をただただ売買しているだけなんだ」って。

(澤部佑)整理券ではないですよ。なにかにつながらないですよ。

(岩井勇気)いや、整理券です。

(澤部佑)ちょっとわからないですけども……。

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<書き起こしおわり>

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