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星野源 NUMBER GIRLを語る

星野源 NUMBER GIRLを語る 星野源のオールナイトニッポン

星野源さんが2022年9月20日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中でNUMBER GIRLについてトーク。NUMBER GIRLのオールナイトニッポンの感想や向井秀徳さんと共演した際の思い出などを話していました。

(星野源)NUMBER GIRLのオールナイトニッポン、皆さん聞きましたか? 最高でしたね。もう、めちゃくちゃ面白かったっすね。NUMBER GIRLの皆さんがね、ベースの中尾さんは大阪にいて。ちょっとスタジオには来られてなかったですけれども。このスタジオにたぶんいたってことですよね? 僕が今、放送してるのとたぶん同じスタジオだと思うんだけど。いやー、NUMBER GIRLの皆さんのトークがですね、なんかこのオールナイトニッポンっていう枠でってのもそうですけど。なんか今、あのトーンでお話するのが聞けると思わなくて。ちょっといろいろ、感慨深かったですね。

僕、NUMBER GIRLが大好きで。僕が高校を卒業して一人暮らし始めたのが99年だったかな? で、もう本当にお金がなくて。バイトの日々だったんですね。阿佐ヶ谷で……阿佐ヶ谷だったね。阿佐谷北に住んでおりましたね。で、バイトを毎日しながら、本当に6畳一間の本当にコントみたいな部屋でですね。3万8000円の部屋で。ちっちゃい音でギターで作曲をして……真下に大家さんが住んでたんで。ちょっとでも大きい音を出すとですね、めちゃくちゃ怒られるという、そういう環境だったんですけど。ちっちゃい音でギターを弾いて、曲を作りながらバイトを毎日していた時。

もうめっちゃお金なくって。本当に食費と家賃と光熱費でいっぱいいっぱいだったんすけど。たしか覚えてる限りではですね、バイトのお金をちょくちょく貯めて、新譜で発売日に買った初めてのCDはNUMBER GIRLの『SAPPUKEI』っていうCDだと思うんですよね。今でも初回特典のステッカーを大事にとってありますけども。なんかね、本当に大好きなバンドで。

一度、解散されて、19年だったかな? 19年に再結成されて。で、今年の12月のライブをもってまた解散されるということで、とても残念なんですけど。今回、ラジオをね、ご本人たちは「思い出作り。これがエコ」って言ってましたけども。最高でしたね。本当にこんな……またしかも、自分がやっている番組と同じ並びというか。オールナイトニッポンでそういう風に……まあ、ご一緒してる感じとはまたちょっと違うかもしれないですけど。同じ並びでね、同じ1週間の中でラジオができたっていうのはなんか嬉しかったですし。

それがリアルタイムで聞けたってのはすごく嬉しいかったですね。まさか、『真っ昼間ガール』が聞けるとは思わなかったですねー。ひさ子さんのね。すごい……ごめんね(笑)。ぜひ今からでもまだRadikoのタイムフリーがありますから。ぜひ聞いてください。本当に素晴らしいですし。あとはなんか各曲ね、いろいろNUMBER GIRLの曲をかけるんですけど。メンバーの方がそれぞれ選曲するんですよ。で、その選曲理由がどれも素敵で。「わっ、こういう話、聞けるんだ!」みたいな。

なんかね、その作った当時の話とかみんな思い出しながらちょこちょこお話されてて。あと、「This is 向井秀徳」がなんか、なんていうかね、ジングルみたいに使われる感じとかも、本当に面白かったですし。『真っ昼間ガール』っていう名曲があるんですけど。それをギターの田渕ひさ子さんが歌うっていう。あれは何だったっけね?

CSか何かのドキュメントか、もしくは記録映像集とかに入っていたのか。ごめん。ちょっと記憶が曖昧なんですけど。その映像の中で田渕さんが歌ってるのがあって。それ、なかなか見れないものだったと記憶していてですね。映像作品も全部持ってるんで。たしかその中にあったと思うんだけど。それを今、令和のこの今に聞けるとはっていう感じで、すごく嬉しかったですね。

なんか、向井さんとの思い出……NUMBER GIRLのリーダーであり、ボーカルの向井さんとの思い出をちょっと思い出してたんですけど。僕は『少年メリケンサック』っていう宮藤さんの映画。宮崎あおいさん主演の映画で。その中にバンドが出てくるんですけど。ジェネレーション・オブ・アニメーションっていう名前の……GOAだったかな? というバンドで。メンバー的にはSAKEROCKのメンバーなんですけど。で、僕がボーカルなんですけど。眼鏡かけていて。どう考えても向井さんの音楽に影響された、しかもちょっとダサいバンドみたいな。なんかそんな雰囲気の役でですね。

でも、その曲を向井さんが作っていて。それを宮藤さんが作詞をして、向井さんが作曲して。演奏もしてたと思うんですけど。それにボーカルを録音するという。あれはなんか、すごく不思議な体験でしたね。自分はまだその時は歌をそんなにやってない時期なので。でも、ものすごく歌わせてもらってですね。どちらかというと役者の方のスイッチを入れてですね、若手バンドマンみたいな気持ちになって声を作ってですね、録音した思い出がありまして。

その時も向井さんの作曲で歌えるとは……っていう、そういう嬉しさもありましたし。ちょっと面白いものとして成立してて。かつ、面白いけど、要は結構かっこいいみたいな、なんかそういう絶妙なところの曲だったんですけど。サントラとか、あったような気がするんで、今も聞けると思うんですけど。

あとはですね、向井さんと2人でライブをやったことがあるんですよ。それが『JAPAN JAM』っていうコラボレーション……誰かと誰かが一緒にやるみたいな。今はちょっと違うのかな? なんか当時はそういう企画のフェスがありまして。その時に向井さんの向井秀徳アコースティック&エレクトリックっていうソロユニットというか、ソロ名義と僕がですね、2人で、ギターだけでその『JAPAN JAM』っていうフェスでですね、やらせてもらったんですよ。

『JAPAN JAM』での向井秀徳とのコラボ

(星野源)で、今もね、そのレポートは残ってるんですよ。写真と。それでね、もちろんその時はNUMBER GIRLは解散してる時なんで。なんだろう? 向井さんがソロ名義でやってる曲をやるんですけど。僕も僕で、僕の1曲目は『バイト』でしたね。だから、そこらへんの選曲とかもなんかちょっといろいろ意識してる感じがあって。なんか久しぶりにそれを、このレポートを見て思い出してですね。あのライブ、めちゃくちゃよかったんすよ。めちゃくちゃ楽しくて!

で、お客さんと、ギター2本だけなんですけど。その一体感がなんかすごいあって。でもかつ、コンセプトとしては「大学生2人がギターを持って歌ってるみたいなコンセプトでやろう」っていう風に向井さんが言ってくださってですね。なんかそういう、ちょっと友達みたいな感じでやらせったっていうのもあったので、朗らかな感じもあったんですけど。

その中で、『あいまい模様』っていうGOAの曲をやるんですけど。そこで『IGGY POP FAN CLUB』っていうNUMBER GIRLの曲をやらせてもらったんですよ。だからその時に向井さんがNUMBER GIRLの曲をたぶん久しぶりに歌ったんだと思うんですよね。それを僕も歌わせてもらって。一緒にギター弾かせてもらって。それがすごく、すごくすごく僕の中で素敵な思い出でですね。あとは『透明少女』っていう、この番組でも何回もかけてると思うんですけど。NUMBER GIRLの曲があって。それも大好きで。僕、勝手にカバーさせてもらってたんですね。

で、その時にご本人の前で『透明少女』を自分のアレンジでやるっていう。その時に「ちょっと歌わせていただいていいでしょうか?」って聞いたら「いいよ、いいよ」って言ってくださって。で、自分のライブでも歌ってたんすけど。「NUMBER GIRLは解散しているので。もし再結成したら、僕はその時に歌うのやめます」みたいな感じで言っていたら、NUMBER GIRLが本当に再結成して。「よし、もう歌わない!」と思って。

なんですけど、なんかそういうのもすごい思い出であって。なんですけど、このライブって本当に珍しく、記録が一切残ってないですよ。映像も音も何も残ってなくて。だから写真とライブレポだけなんですよ。だからね、本当に俺の頭の中にしかないんですよ(笑)。俺と向井さんと、あとその時に来てたお客さんの……それも、なんかデカい会場で野外でとかじゃなくて。ライブハウスだったんで。そんなにたくさんの人が入れる場所でもなかったんですよね。だから本当に少人数の中の、本当にたぶん数百人の人の頭にしかないものなんです。

で、やっぱり今は記録も気軽にできるし。配信とかもあるんだけど。なんかやっぱりちょっと思い出っていいよなっていう(笑)。なんだろうね? 頭の中に入ってると、きっと正確な記録では全然ないんだと思うんだけど。いろいろ美化されてるところもあると思うんですけど。なんか、その頭の中にないの思い出っていうのは、いろんなものをそぎ落として、育っていくものでもあるなっていう感じがありまして。だから自分の中で非常に大事な思い出としてありまして。

向井秀徳アコースティック&エレクトリック×星野 源-rockinon.com|https://rockinon.com/quick/japanjam2012/detail/67383
全てのアクトのフォト&レポートを終了直後にアップ!現場の空気を伝えるエリアレポートも!

(星野源)で、この流れだとNUMBER GIRLの『OMOIDE IN MY HEAD』をかけるのかなと思いきや……この曲を向井さんと僕の2人だけでギターだけでやったというのをぜひイメージしながら、聞いていただきたい曲ですね。これは、今回のバージョンはNUMBER GIRLの1回目の解散ライブの札幌の一番最後にやった曲なんですよ。で、僕もバンド解散したことあるから。まあ全然ね、違う感じだと思うんですけど。それぞれの思いとかは。でも、その最後のライブの最後の曲って、やっぱりちょっと特別な何かがあって。

で、これは記録されてるんですけど。しっかり。なんかその中にね、止まってる空間みたいな。なんですかね? 曲は流れてるから、時は動いてるんだけど。なんかそこにパッケージされてるものっていうのが、なんか本当に永遠に……イントロとアウトロなんですけど。「永遠に続いてほしい」みたいな気持ち。その場所で聞いてるファンの人たちの「今、このアウトロが永遠にアウトロが続いてほしい」みたいなことと、でも、その弾き切るみたいなその演奏している皆さんの感じ。

で、そこの最後だからドカーンってなるんだと思うんだけど、もうちょっと尋常じゃないぐらい、タイトな演奏であるっていう。それをぜひ聞いていただきたいと思います。NUMBER GIRLで『IGGY POP FAN CLUB』。

NUMBER GIRL『IGGY POP FAN CLUB (LAST LIVE AT SAPPORO)』

(星野源)お送りしたのはNUMBER GIRLで『IGGY POP FAN CLUB (LAST LIVE AT SAPPORO)』でした。いやー、何度聞いても最高ですね。最後の向井さんのビールを持ちながら「乾杯!」っていうのもいいですね。

メールです。「2012年、向井さんと源さんの『JAPAN JAM』でのコラボ、見ました」。ああ、そう! あの場所にいた? すげえ! そうそう。あのね、ちょうど10年前なんですよ。2012年。10年前。「当時、高校生だったので大人たちが楽しそうに好きなことをやってる姿を見て、自分も好きなことをして生きようと心に決めた瞬間でした。忘れもしない一生の思い出ですし、人生で一番のライブです」。ありがとうございます。そうだよね。そうそう。なんかね、ライブって実は過ぎていくものですからね。頭の中にだけずっとある……演劇とかもそうですけど。

頭の中だけにずっとあるみたいなのって、やっぱりそれもそれでいいなっていうのは思いますね。とはいえ、あの映像、ほしいんだよね(笑)。すげえほしいんだよ! 「見てえ!」っていう(笑)。そう。それで最後にYUIさんの『CHE.R.RY』をね、2人でやったんですよ。それも最高で。それをYUIさんが見に来てて。それで最後に3人の楽屋で話したっていうのがすごい思い出ですね。はい。懐かしい!

<書き起こしおわり>

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