ハライチ岩井 アプリゲーム『Threes!』の中毒性の高さを語る

ハライチ岩井 アプリゲーム『Threes!』の中毒性の高さを語る ハライチのターン

ハライチ岩井さんが2022年9月1日放送のTBSラジオ『ハライチのターン!』の中で7年ぐらいやり続けているスマホのアプリゲーム『Threes!』を紹介。気がつくとやってしまう『Threes!』の中毒性の高さと難易度の高いクリア条件を話していました。

(岩井勇気)もうずっとやってるスマホのゲームがあるんですけどね。たぶんもう6、7年ぐらいやってるんじゃないかな?

(澤部佑)長いね!

(岩井勇気)長いんですね。あの、『Threes!』っていうゲームなんですけど。

(澤部佑)ああ、知らない。

(岩井勇気)知らないですか? 最初、この番組プロデューサーの宮嵜さんに教えてもらって始めたんですけど。たどると宮嵜さんは伊集院さんに教えてもらったのかな? たぶんね。なんかね、4×4のマスに3の倍数の数字が出てきて。で、同じ数字のパネルを重ねて倍倍にしていって、数字を大きくしていくっていうゲームなのよ。もう、めちゃくちゃシンプルなんだけど。

(澤部佑)最終的に、どうなればいいの?

(岩井勇気)もうね、数字をでかくしていくだけなの。

(澤部佑)でも……同じ数字を作っていかないといけないの?

(岩井勇気)そう。同じ数字を隣り合わせにして重ねて。で、どんどんでかくしてくんだけど。だからマスが全部詰まっちゃうと……隣に同じ数字がなくなっちゃって全部詰まっちゃうと、ゲームオーバーみたいな。で、これ課金もないわけよ。買取なの。

(澤部佑)延々、ずっとできるんだ。

(岩井勇気)で、最初始めた時に、なんか割と大きい数字まで行けちゃったんだよね。これが本当に良くなかったと思ってんだけど。

(澤部佑)スタートで?

(岩井勇気)割となんか大きい数字まで行けちゃって。「うわっ、俺、行けるじゃん」って思っちゃったのよ。

(澤部佑)「俺、このゲーム、得意だわ」って?

(岩井勇気)これがね、マジでよくなかったと思ってるんだけど。どうもね、めちゃくちゃ中毒性があって。なんか、本当にね、ただ3の倍数を重ねていくだけのゲームなんだけども。

(澤部佑)シンプルなね。

(岩井勇気)でも、逆にそのシンプルさがいいのか、なんかずっとやっちゃうんだよね。気づくとやっていて。

(澤部佑)そういうゲームの方が、やっちゃうんだよね。

(岩井勇気)あんまり頭を使わない方がやっちゃうのかな、とか思って。だから人と話したりする時も、気づくとやってるんだよね。なんか打ち合わせとかして、「なにかないですか?」とか言われて。それで煮詰まって、その携帯から探そうとかいう時、あるじゃない? エピソードがあったら、写真とかから……みたいな。で、こうやって携帯を見てると、気づくとなんかやってるんだよ。しゃべりながら。

(澤部佑)案を出せよ!

(岩井勇気)いや、だからそのね、「案を出せよ! ゲーム、やるなよ!」って思うかもしれないけど、これをやってると、なんか頭の中が整理されていく感じがあるんだよ。

(澤部佑)ああ、まあそうか。

(岩井勇気)だから、いつもの感じになるというか。これはでも、なんかちょっとヤバいなって思って。

(澤部佑)それはでも、打ち合わせとかでそれをやると、案が出てくるの?

(岩井勇気)出てきたことはないけど……。

(澤部佑)出てきたことないのかよ!(笑)。

(岩井勇気)でも、なんかいつもの感じになれるのよ。

(澤部佑)落ち着いて、物事を考えられるみたいなね。出てきたことがあればよかったけど。

気づいたらやってしまうThrees!

(岩井勇気)で、だからさ、他のアプリゲームと違ってさ、本当に更新とかないから。

(澤部佑)ああ、そうか(笑)。完成されてるんだもんね。もうこのゲームはね。

(岩井勇気)だから新しい面が出てきたりとかはないわけ。というか、面とかないから。ただ数字を重ねていくだけだから。

(澤部佑)数字の……スコアみたいなの、あるの?

(岩井勇気)スコアはあるよ。だからその大きい数字を作っていって。より大きい数字を作っていって。

(澤部佑)ゴールの、最終的な数字。

(岩井勇気)これ、ルービックキューブとかの方がマシ。言っておきますけども。ルービックキューブは揃える速さを競うでしょう? この『Threes!』に関しては、ないから。で、3を重ねていくと、3の倍で6。で、6と6を重ねて12とか。で、24、48、96、192、384、768、1536。この1536ぐらいまで行けるレベルになるのよ。

(澤部佑)それ、結構すごいよね?

(岩井勇気)結構すごいよね。まあ、頑張ったら行ける。で、これ以上が難しいわけ。で、7年やってわかったんだよ。

(澤部佑)そうか。これを7年やっているのか……。ヤバッ、こいつ。

(岩井勇気)これを7年やってわかった、このゲームのコツ。それは「ゲームだと思わず、ちゃんとやる」っていうこと。どこかで「ゲームだ」って思っちゃってるから、途中で適当になっちゃうの。

(澤部佑)気持ちが切れちゃうっていうか。

(岩井勇気)ただ延々と3を重ねていくだけだから、途中で「まあ、いっか」みたいに適当になっちゃう。それを、やらないこと。もう、ゲームだと思わない。

(澤部佑)なんだと思えばいいんだよ?(笑)。

(岩井勇気)本当にどこかで適当に思っちゃう、それをやめるっていうこと。で、ついに俺は1536の倍の3072。その倍の6144まで来たの。俺は。

(澤部佑)すごいんでしょう?

(岩井勇気)これはもうめちゃくちゃすごいと思う。

(澤部佑)「すごいと思う」としか言えないんだよね? 他のプレーヤーと比べたことがないから(笑)。

(岩井勇気)たぶん、そうだと思う。これね、どうやら、6144を2つ、作って。これを重ねて。それで12288を作るとクリアらしいんだよ。

(澤部佑)ええっ! ゴールがあるんだ?

(岩井勇気)そう。クリアらしいんだよ。どうやら。噂で聞いたところによると。クリアしたやつは聞いたことがないんだけど。もう、これを作るしかないの。これを。

(澤部佑)そのゴールまで?

(岩井勇気)真剣に……ゲームだと思わずに、真剣に向き合って。これを作るしかないの。だってこれ、止められないんだもん。

(澤部佑)そこまでいかないと?

(岩井勇気)もう、やっちゃうの。何の意味もないのに。このゲームに(笑)。このゲームに一切、意味はないのに、やっちゃうんだよ。これ人生の、もうすごい大きな時間をこれでめちゃくちゃムダにしているんだよ?(笑)。

(澤部佑)その6000いくつまで行ったんだっけ? そこまでにどれぐらい時間がかかるの?

(岩井勇気)ここまでに? それはね、全然できる。めちゃくちゃ考えて、運がよければ行けるのよ。そんなに時間はかからないんだけど、ただいっぱいやっちゃうから。

(澤部佑)そうか。延々ね。

(岩井勇気)そう。もう本当に人生の大切な時間をいっぱいムダにしてきてるから、俺はこのゲームを早く終わらせないといけないのよ。

(澤部佑)そうか。呪われている状態なんだな。

(岩井勇気)だから、もう「ゲームだ」って思ってる場合じゃないの。もうそんな場合じゃない。だってめっちゃムダにしてきてるから。

(澤部佑)貴重な人生を。

(岩井勇気)俺はでも、わかんないの。もうこのゲームを面白いと思ってるうちに、何人かに勧めちゃったのよ。そいつらも、その状態に陥ってるんだよ。母親とか、妹とか、友達とかにも勧めちゃって、みんなこれやってんの。妹はもう「ヤバい! これ、やめられない!」ってなって。それで1回、アプリを消したんだって。ゲームを。でも、そんなことをしてもムダだっていうのを俺はわかってるの。

(澤部佑)えっ?

(岩井勇気)俺もかつて、ゲームを消したことあるの。でも、いつの間にか入ってるんだよ……。

(澤部佑)えっ、向こうから戻ってきたわけじゃないでしょう?

(岩井勇気)いつの間にか、『Threes!』が入ってるんだよ。

(澤部佑)いや、お前がやってんだよ。

アプリを消してもいつの間にかまた入っている

(岩井勇気)入ってんのよ。これ、もう消してもムダです。このゲームは始めたら最後、クリアするまでやめることができない、地獄のゲームなんだよ(笑)。

(澤部佑)ああ、気にはなってきたな。

(岩井勇気)これ、ほぼ『ジュマンジ』と一緒だからね(笑)。

(澤部佑)『ジュマンジ』(笑)。あったなー。

(岩井勇気)『ジュマンジ』はすごろくのゲームなんだけど、もうサイコロを振って参加したら、ゴールするまで終わらないの。これと全く一緒。簡単な気持ちで『Threes!』のこの賽を投げちゃいけない。

(澤部佑)入っちゃいけないんだな。

(岩井勇気)これ、大変なことになるよ。俺はうまい方だから、本当に10年以内ぐらいで終わると思うんだけど。今、7年だから。

(澤部佑)そうか。終わってないのか。

(岩井勇気)まだ終わってないよ。終わりそうなんだけど。でも、遅ければ……これ、下手だったら30年は持っていかれるからね。で、これ、噂で聞いたんだけど。12288を作ってクリアするとアプリが消えて、今までの『Threes!』に関する記憶が一切なくなるらしいんですよ。

(澤部佑)嘘ついてますね。

(岩井勇気)だから、本当に苦しかったこととかも忘れるの。「クリアしたけど、もう少し遊んでみようかな」みたいなこともなくなるの。もう本当、一切の記憶がなくなるから。ただ、もしこれ偶然また『Threes!』に出会っちゃったりして。勧められちゃったりなんかして、ダウンロードしちゃったら、またこの地獄のゲームに参加させられるの。2度目の。いるんだから。いるんだよ、でも。「2度目の参加者です」っていう人。「俺、実は1回、クリアしてるんだよ」っていうやつが。

(澤部佑)まあ、あるけども。デスゲーム系で2度目に参加するやつ。

(岩井勇気)そう。ということで、俺の持っている『Threes!』に関する情報は今、ここで全部話したんですけど。どうですか? 聞いてる皆さん、これ、ダウンロードしますか?っていう話で。

(澤部佑)ダウンロードする人、結構いるんじゃない?

(岩井勇気)気をつけた方がいい。

(澤部佑)最後だけ嘘、ついているでしょう?

(岩井勇気)いや、本当、本当。

(澤部佑)記憶がなくなるって、そこだけ訂正してよ?

(岩井勇気)でも、12000を作った人、聞いたことないから。本当に。これ、噂の話だから。

(澤部佑)噂の話じゃなくてさ(笑)。

(中略)

(澤部佑)『Threes!』か……。

(岩井勇気)もうダウンロードを……うわっ、ヤバい、こいつ。お前、人生の時間、めっちゃ持っていかれるからね。これ。

(澤部佑)いや、そんなのすぐに終わらせりゃいいんだろ? 12000作ってよ?

(岩井勇気)うわっ、ヤバい、ヤバい、ヤバい……。

(澤部佑)俺を他の人間と一緒にすんなよ?

新しい犠牲者

(岩井勇気)うわー。俺、こういうやつ、いっぱい見てきたよ(笑)。

(澤部佑)数字を合わせていけばいいんだろ?

(岩井勇気)ヤバい。絶対こいつ、ヤバいね。

<書き起こしおわり>

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