藤井隆さんが2022年8月30日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』にゲスト出演。桂文枝師匠から『新婚さんいらっしゃい!』の司会を引き継ぎ、プレッシャーを感じていたところを、舞台で共演した仲村トオルさんにかけられた言葉によって楽になったと話していました。
(星野源)いろんな音楽の話をその時もしましたけれども。あと『新婚さんいらっしゃい!』のお話とか。
(藤井隆)ありがたいです。すごい番組のスタッフも喜んでらっしゃいますよ。なんか。星野さんがこの番組、オールナイトニッポンでも言ってくださったりとかするから。もう本当に勝手になんか一味っていうか……(笑)。
(星野源)フハハハハハハハハッ! ああ、僕も一味に入っちゃっている?(笑)。
(藤井隆)なんか、はい。皆さん、すごい喜んでますよ。
(星野源)よろしくお伝えください。
(藤井隆)夢を与えてますよ。本当に。
(星野源)もうすごい長寿番組ですよね。
(藤井隆)51年とかですからね。すごいことですよ。
(星野源)いや、すごいなー。
(藤井隆)驚きます。それで、その司会者を変えて続けようと思われてるってのがすごいことだなと思って。
(星野源)これ、メールが来てるんですよ。「藤井隆さんの質問ですが、今年の4月より『新婚さんいらっしゃい!』の司会を桂文枝師匠から受け継ぎましたが、苦労された点やよかった点などありますか?」という。
(藤井隆)まずは、ねぶり棒です!
(星野源)ああ、またねぶり棒。おめでとうございます。
(藤井隆)すごいしゃべりやすい話題を。ありがたいです。なんか最初はプレッシャーみたいなのがきっとあるんだろうなって思ってたんですけど。
(星野源)うんうん。そうだなと思ってました。
(藤井隆)でも俳優の仲村トオルさんが、ちょうどその舞台の稽古中に発表が重なったんですけど。仲村トオルさんが「藤井くん。50何年続いた番組を引き継いで司会するなんてこんなこと、誰もやったことがないわけですよね。それって、どういう感覚なの?」って言ってくださって。なんか、その一言が本当に誘い水で。「そうか!」って思って。それまで、ちょっと緊張したとか、あと変な言い方になるんですけど「嫌だな」とか。
(星野源)ああ、たしかに。怖かったりとか、ありますよね。
(藤井隆)「やらせていただきます」とは言ったものの、「本当にできるのかな?」とか、いろいろあったんですけど。トオルさんに「誰もやったことがないことだから、どんな気持ちなの?」っていう、言っていただいてから、なんかプレッシャーに思うこと自体がおこがましいというか。番組は終わってもいいのに、「司会者を変えてでもやる」っておっしゃったのもテレビ朝日さんなんで。その方々が「もうどうなるかわかんないけど、藤井で行ってみようよ」って言ってくださったんだから、もうその方たちが納得してくださるようにまずはやってみようと思って。
(星野源)なるほど、なるほど。
「誰もやったことがないことって、どういう感覚なの?」
(藤井隆)だからあのトオルさんの一言ですごい救われました。
(星野源)たしかに。誰もやったことないことですからね。
(藤井隆)そう。ないんですもん。本当にそんなこと。ギネスに載ってたんですよ? 1人の司会者の方が51年続けるって。
(星野源)そうか、そうか。
(藤井隆)だからなんか自分がどうこうとか、ご一緒している井上咲楽ちゃんがどうこうとか、そんなこと以前にもう、文師匠はすごいし、山瀬まみさんがすごいし。歴代の出演者の皆さんがすごいし。何より、真ん中にいらっしゃるのは新婚さんですから。もう練りに練った楽しい話をしに来てくださるお二人がいるので。もう、それはおまかせしようと思って。
(星野源)なるほど!
(藤井隆)あと、実際にスタッフの皆さんがすごい優しくて。楽屋にも自分の好物のみたらしだんごとか、ちょっとしたお寿司とか、あと毎回僕のすごい好きなサンドイッチとかを用意してくださって。あとドーナツとか。だからこう、機嫌よく。「機嫌よく」っていうのもあれですけども(笑)。僕の機嫌がよく……ああ、また違う。変な話をしちゃった。なんて言えばいいんだろう?
(星野源)アハハハハハハハハッ! 『おげんさん』でも話していましたね。機嫌がいいか悪いかのあれはあるっていう。あれ、最高でした。
(藤井隆)いや、本当に自分の機嫌は自分で取らなきゃいけないって、そういう風に育ったのでそうしているんですけども。でも、サポートしてくださるスタッフの方がたくさんいるので。
(星野源)なんか、盛り上げてっていうか、いい現場にしようっていう皆さんなんですね。素晴らしいですね。最高ですね。
(藤井隆)はい。だから楽しくやらせていただいてます。
(星野源)それは画面から伝わってきます。
(藤井隆)しかも、なんか星野さんが見てくださっていて。「あそこがよかったですよ」とか言ってくださるから。本当に嬉しいですよ。仲間が見てくださってると思うと、ありがたいです。
(星野源)それで言ったら、あの新婚さんたちの入場曲が僕の曲になるっていう奇跡がありましたね(笑)。
(藤井隆)そう(笑)。もう寄り添い方がすごいでしょう?
(星野源)『夢の外』へっていう曲が。
(藤井隆)いや、本当に嬉しそうに報告してくれて。「今日から変わるんですよ!」って。
(星野源)恐縮です。ありがとうございます。
(藤井隆)いやいや、こちらこそ。許可をいただいたのかはあれですけども。
(星野源)無許可だとは思いますね。
(藤井隆)ああ、やっぱりそうでしょう? ほら、だから言ったのに!
(星野源)アハハハハハハハハッ!
(藤井隆)近づいてくるんですよ。ちょっと、気をつけて。
(星野源)フフフ(笑)。いつの間にかものすごい近くにいるかもしれない(笑)。
徐々に近づいてくる『新婚さんいらっしゃい!』
(藤井隆)そう。たぶん「主題歌を歌ってください」とかなってくるんですよ。絶対にそうだと思うんですよ。本当はそう思ってらっしゃると思うけど。そこはそれでね、また別の話ですから。お気をつけください。でも本当にありがとうございます。
(星野源)いや、本当に楽しみにしております。
(藤井隆)頑張ります。頑張れます。
<書き起こしおわり>