星野源 『ドラえもんのうた(House ver.)』を語る

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星野源さんがニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中でシングル『ドラえもん』の4曲目に収録されている自宅で録音した楽曲『ドラえもんのうた(House ver.)』を紹介していました。

ドラえもん (初回限定盤)

(星野源)ここで、もうリリースしましたが星野源の11枚目のシングル『ドラえもん』に収録されております。4曲目、『ドラえもんのうた(House ver.)』をお聞きいただきたいと思います。この曲は『ドラえもんのうた』という名曲がありまして、そのカバーをさせていただきました。いつもシングルの4曲目は「House ver.」っていう名前にして、家の中で、自分の持っているパソコンとかマイクとか、そういうものだけで。ギターとかも使って家の中で完パケするという。歌も録音して全部完パケするというシリーズでございます。いちばん最初の『くだらないの中に』というファーストシングルを作った時に「曲数を増やしたい」と言ったら「予算がない」と言われてしまい……(笑)。「なんだと? じゃあ、ノーギャラで俺が録る!」ってやったのが始まりでございます。



それ以来、恒例になってはいるんですけども。相変わらず、この部分においてはギャラをもらったことはございません(笑)。たぶん。でもね、無責任な感じで作れるからいいんですよ。うん。好きなことを勝手に作れるので。なんで、チェックとかももちろんないですし。録って、もう完パケでそのまんまマスタリング! みたいな感じなんで、非常に楽しい部分ではございます。ただ、僕はシングルの中でカバーというのをやっていなくて。なんとなくなんですけど、自分の音楽作品の中でカバー曲をCDの中に入れるというのがあんまり……やろうという気持ちに全然ならなくて。なんかこう、あんまり好きじゃないというのがあって。でも、まあやりたいなと思う時は結構あったんです。カバー曲をやりたいなと思うけど、でもあんまりそういう感じでもないし、止めようっていうパターンが多かったんですけども。

さっきも話しましたけど、今回のシングルというのは、いわゆる僕のディスコグラフィーの中にはもちろん入っているんですけども、その中で前後の流れを全く気にせずに「ドラえもん」という本当に誰でも知っているものすごく有名な言葉、そしてキャラクター、そして漫画・アニメ作品というものの力を借りてと言いますか。そういう主題歌のお話をいただいたこともあったので、丸々シングル全4曲を「ドラえもん」というものを題材にして、その縛りでやるというようなのが面白いんじゃないかと。なんとなく、結構そのアニメの主題歌とかになると、その主題歌だけはアニメの主題歌なんだけど他の曲は普通のカップリングだったりして。

で、アニメの人たちとコラボレートしたジャケットとかがあったりするじゃないですか。そういうのもいいんだけど、アニメの人たちとコラボレートするっていう感じでもなく、自分のフィールドの中で一緒にやる作品というものを4曲使って表現するという、そういう実験と言いますか、チャレンジというものをやってみたいな。面白そう、ワクワクするわということでやりました。で、その中ならカバー曲をやっていいんじゃねえの? という。しかも、「House ver.」でやるっていうことがなんかすごく楽しそうだなというのもあったんで、やりました。

で、この曲はもともとがものすごく明るくて楽しい歌なんですけども。なんとなく、子守唄みたいなイメージで歌えたらいいなと思って録音しました。それではひとまず聞いてもらいましょう。星野源で『ドラえもんのうた(House ver.)』。

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星野源『ドラえもんのうた(House ver.)』



お送りしたのは星野源の11枚目のシングル『ドラえもん』の4曲目に入っております『ドラえもんのうた(House ver.)』でした。こんな感じでございます。そうなんですよ。「House ver.」は家でね、だいたい一晩から二晩で録ることを自分に課していて。なので編曲からレコーディング終わりまで、だいたい一晩から二晩という感じなんですけども。夜中の作業とかになったりするんだけど、夜に録音していたらドラえもんが遊びに来てくれまして。「うまくやってる? レコーディングはどうですか?」という風に来てくれてですね。どら焼きを持ってくれたの持ってきてくれたので、「ちょっと参加して」っていうお話をしてですね、ドラちゃんが参加してくれました。なので、この声は本物のドラちゃんでございます。

16才の方。「『ドラえもんのうた』の宅録、よく休日に日向ぼっこしながら聞いて癒されています。スタジオ収録との微妙な音質の違いとか、雑音とかが入ってるのがすごく好きです。ドラえもんの合いの手にいつもクスッと微笑んでしまいます」。ありがとうございます。そうですね、家なんでいわゆる普通のスタジオというのは、音が響かないようにとか雑音が鳴らないように、壁に吸音材が貼ってあったりして。変な音がしないようになっているんですけど、家の普通の部屋なんで。たとえば、外の救急車の音とか車の音とか換気扇の音とか、それが普通に入ってます。

時計の音がかすかに鳴っている

ちなみに誰も気づかないなと思って。そりゃあ気づかないよなと思うんだけど、アウトロのいちばん最後のギターをワーッて打ち放した後に、すごいちっちゃい音で「チチチチチ……」って時計の音が鳴っています(笑)。それを今度ぜひ、聞いてみてください。なんかね、時間っていうものを表現してみたかったんですよね。ドラえもんが僕の部屋にいて、そこで一緒に歌っているっていうところがなんか、いろんな時空を飛び越えてきている感じがして。そういうものを表すなにか音を入れたいなと思って。いちばん後ろだけちょっと聞こえるんですけども。チェックしてみてください。

大阪府の方。「源さんの優しい歌声とドラえもんさんの柔らかい声がとても素晴らしいハーモニーで、「House ver.」ならではの音が多々入っていて、幸せな気持ちになりました」。ありがとう! 神奈川県の方。「いま、真っ暗な部屋で布団にくるまりながら聞いています。本当に子守唄のようで心地よいです。ところどころで挟まれるピアノの優しい音色がとても癒やされます。大好きです」。ありがとうございます。(メールを読む)「『ドラえもん』の4曲目、『ドラえもんのうた』。CDを買ってから何度も何度も聞いています。大杉久美子さんの歌っているオリジナル・バージョンは子供の頃に聞いていたのでとても懐かしかったです。

そして今回、源さんの優しい子守唄のようなアレンジで聞いていると、なんだか歌詞がスッと入ってきて不思議と新鮮な気持ちにもなりました。大人になってから改めて聞くと、『空を自由に飛びたいな』という純粋な気持ちや、『宿題、当番。試験にお使いが大変だ』という子供らしい悩みにクスッと笑えてきて、なんだか心があったかくなりました。また、そのいろいろな思いや考えを全て想像の中で実現したり解決したりしていたなと、子供の頃を思い出し、私の中には本当にドラえもんがいたよなと、昔に思いを馳せたりもしました。小さい頃に聞いていた歌を大人になってから聞き直すとこんなにも印象が変わるのかと驚き、他の歌も聞き直したいなと思いました。そして、いまの子供たちにも歌い継ぎたい歌だなと改めて感じました。今日も聞きながら寝ます」ということで。ありがとうございます。

そうですね。やっぱりアレンジを変えて、コードとかも変えて、歌の雰囲気も変わると歌詞がまた全然違って聞こえたりしますよね。なんで、「こんなこといいな」とか歌っている時に、なんか本当に切ないというか、非常に人間味のある……『スーダラ節』もそうなんですけども。「人間だな!」っていう、本当にユーモア……「Humor」と書いて「ユーモア」が非常にある歌詞、そしてメロディーだなと思います。そんな感じでお送りしましたのは星野源のシングル4曲目でございます。『ドラえもんのうた(House ver.)』でした。これで今回のシングルを全部かけて、一通りお話しましたので。ぜひまだ手にとっていないという人はもうね……(ブレス多めで)発売中です。

ちょっとね、空気がいっぱい出てしまいました。でもぜひ、手にとってください。手にとっていただいたり、配信もありますから、ポチッとしていただいたり、ダウンロードしていただいたりしてぜひ聞いていただきたいと思っております。ありがとうございました。星野源『ドラえもん』シリーズでした。

<書き起こしおわり>

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